値引き作品コーナー 名門水野家の復活―御曹... 値引き 569円(税込) カート 将軍と側近―室鳩巣の手... 値引き 462円(税込) カート 将軍側近 柳沢吉保―いか... 値引き 462円(税込) カート 値引き作品一覧へ
作品一覧 2020/04/08更新 将軍側近 柳沢吉保―いかにして悪名は作られたか― 値引きあり 試し読み フォロー 将軍と側近―室鳩巣の手紙を読む― 値引きあり 試し読み フォロー 名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘 試し読み フォロー 名門水野家の復活―御曹司と婿養子が紡いだ100年―(新潮新書) 値引きあり 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 福留真紀の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 将軍と側近―室鳩巣の手紙を読む― 福留真紀 徳川吉宗に仕えた室鳩巣の目を通して、周辺の幕府官僚の様子を描いている。 室鳩巣が弟子との私信を、弟子がのちのちに「兼山秘策」に纏めており、その私信を読み解くことで人間模様が浮かび上がってきます。 間部詮勝や新井白石の苦悩振りや、老中たちのピンキリ振りも分かりやすい現代語訳で、とても読み易い。 ...続きを読む現代でも十分に通じることも多く、面白い一冊です。 Posted by ブクログ 名門水野家の復活―御曹司と婿養子が紡いだ100年―(新潮新書) 福留真紀 資料が少ない中、よくここまで書き上げたと思う。 出世するかどうかは、江戸時代も現代も、大して変わらないようだ。 Posted by ブクログ 名門水野家の復活―御曹司と婿養子が紡いだ100年―(新潮新書) 福留真紀 譜代の大名の家の再興と、出世について述べた本。 折々に、資料の原文を記しながら、平易に記述していくスタイルは、故・山本博文東大教授と同じもので、私は心地よく感じた。この著者が扱う時代も山本氏と同じ江戸時代だし、山本教授の書いた書籍が好きだった私としては、よい著者を見つけたという、嬉しい発見だった。 Posted by ブクログ 将軍と側近―室鳩巣の手紙を読む― 福留真紀 権力は誰のものか。一人の儒学者の目を通すことで、江戸の政治が生き生きとよみがえる。本書の目的は、幕府の儒学者という比較的将軍に近い位置で幕府政治を見つめてきた「室鳩巣」という一人の人物の目を通して、政治家たちの人間模様を見ていくことにある。(2014年刊) ・プロローグ ・第一部 徳川家宣・家継の巻...続きを読む 第一章 理想論者・徳川家宣 第二章 幼少将軍徳川家継 第三章 儒者たちの闘いー新井白石と林信篤 第四章 老中と間部詮房 ・第二部 徳川吉宗の巻 第一章 「八代将軍吉宗」の誕生 第二章 前代からの老中と吉宗側近 第三章 吉宗が信頼した家臣・吉宗が疎んだ家臣 第四章 吉宗が目指した幕府財政立て直し ・あとがき 面白い本である。室鳩巣の弟子が残した史料「兼山秘策」をもとに、幕府の権力構造に迫っている。新書ながら充実しているとも言えるし、新書の限界を露呈しているとも言えるが、読みやすく、取っ付き易い内容である。 室鳩巣の名前は知っていたものの、どういう人かは知らなかったが、新井白石とも親交があり、吉宗のブレーンとなった儒者であるという。「兼山秘策」には室鳩巣からの手紙なども収録されており、それにより、プレーンとしての活躍の一端が窺えるという。 徳川家宣・家継と徳川吉宗。それぞれに政治手法は異なるが、どの様な政治を行おうとしたのか、興味深く読むことが出来た。もっと掘り下げて欲しい内容である。 Posted by ブクログ 将軍側近 柳沢吉保―いかにして悪名は作られたか― 福留真紀 いかにして悪名は作られたか。奸臣か忠臣か、資料を駆使してその実像に迫る。 側用人柳沢吉保のイメージは決して良いものではない。むしろダーティなイメージが強い。本書は、史料を駆使し、実像に迫ろうとした、新進気鋭の学者による意欲作である。 慎み深く「自らの出世のために、主人に媚びへつらい、良くないこ...続きを読むとを勧める者が多い」と語っていたというが、後世、自らがその様な悪名をつけられたのは皮肉な事である。 田沼意次もそうであるが、誤解に基づく批判が少なくない。また、一旦定着したイメージを払拭する事がいかに困難かが分かる。 Posted by ブクログ 福留真紀のレビューをもっと見る