【感想・ネタバレ】名門水野家の復活―御曹司と婿養子が紡いだ100年―(新潮新書)のレビュー

あらすじ

家康生母・於大の方に連なる名門水野家は、当主の乱心による江戸城松之廊下での刃傷事件で、譜代大名から旗本へ転落する。その立て直しに生涯を捧げることになった二人。没落した「せつなさ」に耐えながら一心に勤め上げ大名復帰を果たした御曹司忠友と、旗本から婿養子に入り「したたかさ」を武器に将軍側近かつ老中として権勢を誇るまでに家格を上げた忠成。二代にわたる水野家復活の道程を、史料を基に活写する。

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Posted by ブクログ

資料が少ない中、よくここまで書き上げたと思う。
出世するかどうかは、江戸時代も現代も、大して変わらないようだ。

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2023年06月20日

Posted by ブクログ

譜代の大名の家の再興と、出世について述べた本。
折々に、資料の原文を記しながら、平易に記述していくスタイルは、故・山本博文東大教授と同じもので、私は心地よく感じた。この著者が扱う時代も山本氏と同じ江戸時代だし、山本教授の書いた書籍が好きだった私としては、よい著者を見つけたという、嬉しい発見だった。

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2022年04月01日

Posted by ブクログ

水野家は私が住んでいる地域とも関わりが強く興味があったため本を手に取りました。
わが町、東浦町は春に於大祭りが開催されています。ぜひ、一読されるといいですよ。

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2018年04月25日

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