戦場に舞ったビラ 伝単で読み直す太平洋戦争

一ノ瀬俊也

｢君達の指導者は嘘つきだ!｣｢馬鹿共眼ヲ醒マセ｣。兵たちの太平洋戦争。｢死戦を越えて誤戦となり｣、｢日海空軍は何処へ行つたのだらうか｣、｢日本降伏せり｣――。太平洋戦争で撒かれた無数の伝単=宣伝ビラ。ビルマで、フィリピンで、沖縄で兵士は伝単に何を思ったか? 日米｢情報戦｣の実態を分析しつつ、兵それぞれにとっての｢戦争｣を明らかにする。(講談社選書メチエ)

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 教育
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社選書メチエ
• 電子版発売日: 2015年07月31日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 64MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

太平洋戦争時に日米両国が互いを欺く為にビラをばら蒔きあった。ビラを以って、両国は戦士に何を伝えたかったのか、何処まで理解出来るかは判らないが読み進めてみようと思う。