皇軍兵士の日常生活

皇軍兵士の日常生活

1,045円 (税込)

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戦争は本当に日本社会を公平化したのか? 昇進につきまとう学歴という壁。食糧をめぐる将校と兵の違い。兵士への応召手当をめぐる格差――。戦時下、不公平を強いられた「皇軍」兵士と家族の群像を描く。 第1章 「皇軍」兵士はこうして作られる / 第2章 軍隊での生き方 / 第3章 兵士と家族――戦争の「不公平」 / 第4章 「戦死の伝えられ方」をめぐって

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皇軍兵士の日常生活 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    特定の思想の人々に美化されがちな「皇軍」の実態はどうだったのか、資料を元に検証したもの。現実は学歴差別もあるし、位が低いとメシも食えないし、教育と称してぶん殴られるし、戦地へ行けば偉いやつだけいいもの食って、死んだって遺骨もまともに扱ってもらえないのである。

    0
    2016年06月19日

    Posted by ブクログ

    戦前、まだ階級差の有る時代に、当時の人には軍に入れば平等に扱ってくれるという感覚が有った。そんな旧日本軍の中の平等と不平等を一つのテーマとして資料を元に組織の中での扱われ方を紹介している。

    0
    2014年03月06日

    Posted by ブクログ

    淡々と積み上げられたデータを使って皇軍兵士の日常を提示して、戦争で徴兵制度により社会がリセットされるこう思考(あるいは嗜好)を丁寧にひっくり返してくれる。社会の構造って戦前から変わってないorz

    0
    2012年02月10日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    軍隊という格差社会をどう生きたのか?
    徴兵・手当・食事から死亡通知まで。

    [ 目次 ]
    第1章 「皇軍」兵士はこうして作られる(皇軍兵士となるまで 兵士が入隊するとき)
    第2章 軍隊での生き方(平時の軍隊生活 戦時下の兵士 少年兵たちの軍隊)
    第3章 兵士と家族―戦争の「不公平」(「

    0
    2010年11月23日

    Posted by ブクログ

    兵士の生き様を緻密な考証と豊富なデータを元に論じられている。史学系統には余り興味を持たないが、非常に興味深い内容であったと思う。

    0
    2010年01月02日

    Posted by ブクログ

    筆者はまだ若いのによく日本軍につき調べ、まとめた。
    筆者のまとめによれば、日本軍はメチャクチャで、特に「メシ」が酷い。
    将校と兵は「メシ」の量、質が違ったという。
    将校は「指揮する」から「違って」当然といったそうだが、
    もし、そうなら、兵の士気に当然影響する。
    「メレヨン島」で「某中尉は羊羹200個

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    兵隊さんはどんな事を思いながら日々を送ってたんだべ?と言うのは確かに興味がある。本著は上手い所に焦点を当てていると思う。
    ただ出てくる例がチョット極端で、沖縄や、ガタルカナル、ベリリュー等超激戦区ばかりで「そらあそこに送られたら死ぬなよな」といった感じな戦場が多く、台湾や、ラバウル、内地などあんまり

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    徴兵制が話題となる昨今。嘗ての日本帝国軍隊の兵士がどういう扱いを受けていたか、どういう資質の兵士だったか。そして、彼らは時代によってどう変わっていたのか。

    0
    2012年12月05日

    Posted by ブクログ

    本書は入営から戦死まで軍隊という社会がどのようなものであったのかが書かれている。著者は軍隊は平等社会ではなく、学歴(学力)、貧富の差、階級の差などによる不公平があったという。
    本書を読んで初めて知った事がある。著者は不公平の一つに挙げているが大企業では応召者に対し、手当を出して月給を保証していたそ

    0
    2012年01月03日

    Posted by ブクログ

    「日常生活」とタイトルから、もっと、兵士自身の24時間の話かと思ってた。応召手当てとか死亡通知とか留守宅の話しの部分が多くて、そういう意味じゃタイトルから想像するものと内容が違ったな、と。不公平という観点で面白くはあったけど。

    0
    2010年06月26日

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