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Posted by ブクログ 2023年06月12日
米軍の対日心理戦研究
ご先祖様たちのご苦労を知り、米軍報告書の研究の指摘はそのまま今の日本人や私自身にもあまりにも当てはまるので受け止めなくてはいけないと思います。
「日本人の特徴」「日本人の人種的起源」について
「彼らが信じている人種的純血性とは異なり、実際は少なくとも4つの基本的人種の混血で...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月03日
合理的な選択とは、誰にとっての合理的な選択だったのか。
日本軍という存在を知るのに、身内の資料だけでなく「戦った相手側からの分析された情報」をも資料にする。
戦後この研究に一般人(私)が触れるまでに、時間かかりすぎたのではないか。
ようやく歴史になりつつあるあの時代を知るのに良い書籍です。
ホ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月25日
日本軍は精神論ばかりで玉砕してばかりという一般的なイメージに対して、アメリカ側の分析を通して実際の日本軍に迫るという建付けの本である。
結論としては日本軍は自軍の環境下においては合理的であるというのが本書の結論だ。戦車無い状態で相手に勝つにはそら爆弾持って突撃するしかないだろう。
しかし、やっぱり読...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月26日
日本軍といえば玉砕の軍隊、精神論を振りかざし意味の無い攻撃ばかり繰り返した軍隊という印象が強く刷り込まれているが、それだけではない日本軍の姿、しかも日本軍側からではない米軍側から見た姿が分かる。しかし、メインに扱われている資料は戦中に米軍が兵士の向けに作っていた(言ってしまえばプロパガンダ)雑誌をま...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月23日
現代では戦時中の日本軍を「狂信的に天皇に忠誠を誓い命を投げ捨ててる得体の知れないもの」として捉えがちだ。
しかしアメリカの資料からは戦争を嫌い、死を嫌い、上司の愚痴を言い、捕虜になって良くされたら機密情報も簡単に漏らしてしまう極めて人間的な一面が見えてくる。
そしてそこからは現代日本に通ずる面も見え...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月27日
日本兵が捕虜になろうとしなかったのは末期のことで、初期には捕虜になった者も多いこと。投降を躊躇ったのは上官からの指示によってではなく、出身地での自分および家族の立場を恐れてのことというのが、印象的。
捕虜となった時に、助命されたことに恩義を感じ礼が必要だと感じる習性を見抜かれ、それを利用して情報提供...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月25日
アメリカの軍広報誌「Information Bulletin」から見た日本兵の実像。ともすると美化されがちな日本兵について、まさに地に足が着いた情報である。
以下のような今まで知らなかった情報が盛りだくさんで興味深かった。
・実際に戦う前はアメリカは日本兵をsupermanとして怖れていた
・日本兵...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月02日
第二次大戦中の米陸軍情報部が陸軍兵士向けに発行していた情報誌における、敵国・日本陸軍および日本兵の研究記録。一般的にいわれているほどに日本陸軍が玉砕・バンザイ突撃を繰り返していたわけではなく、貧弱な兵站にもかかわらず工夫してジャングルでの戦いをしていた姿が浮かぶ。
日本軍については、
・決められた...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月02日
米軍軍事雜誌から、日本軍の様子を分析する、という視点がおもしろい。こんなに冷静な分析書が広く展開されていたとは知らなかった。日本軍側の伝達の悪さを考えると、そもそも戦闘そのものになってなかったかとも思える。
その米軍分析中にも、米軍も日本軍同様の意思の疎通の悪さや、無作戦攻撃になりがちとの指摘が...続きを読む
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