あらすじ
「君達の指導者は嘘つきだ!」「馬鹿共眼ヲ醒マセ」。兵たちの太平洋戦争。「死戦を越えて誤戦となり」、「日海空軍は何処へ行つたのだらうか」、「日本降伏せり」――。太平洋戦争で撒かれた無数の伝単=宣伝ビラ。ビルマで、フィリピンで、沖縄で兵士は伝単に何を思ったか? 日米「情報戦」の実態を分析しつつ、兵それぞれにとっての「戦争」を明らかにする。(講談社選書メチエ)
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Posted by ブクログ
著者(楽天ブックスより)
一ノ瀬俊也(イチノセトシヤ)
1971年、福岡県生まれ。九州大学文学部卒業、同大学大学院比較社会文化研究科博士課程中退。博士(比較社会文化)。現在、国立歴史民俗博物館助手(2007年4月より助教)。専攻は日本近現代史。
・本書について(楽天ブックスより)
「死戦を越えて誤戦となり」、「日海空軍は何処へ行つたのだらうか」、「日本降伏せり」―。太平洋戦争で撒かれた無数の伝単=宣伝ビラ。ビルマで、フィリピンで、沖縄で兵士は伝単に何を思ったか?日米「情報戦」の実態を分析しつつ、兵それぞれにとっての「戦争」を明らかにする。
・お薦め度
☆☆☆
太平洋戦争中に、米軍などからまかれたビラ。日本兵の戦意を喪失させ、自軍を勝利に導く心理作戦が各所で繰り広げられていた。
本書は、そのビラ(伝単)から読み解く太平洋戦争の一面を描く。
もちろん日本もビラは作っていた。その作成に江戸川乱歩が関与していた事実も興味深い。