ひとは生命をどのように理解してきたか

ひとは生命をどのように理解してきたか

1,705円 (税込)

8pt

3.5

科学は、何を生命として捉え、分析してきたか? 現代生物学が拠って立つ論理と成立構造とは? 「遺伝子」概念が孕む揺らぎとは? ダーウィン以前から、分子生物学や遺伝科学が急速発展するポスト・ゲノムの現代まで「生物学」の成立過程を辿り、「科学の見方」を哲学の視点から問い直す、生命のエピステモロジー。(講談社選書メチエ)

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ひとは生命をどのように理解してきたか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年10月29日

    はじめのうちは単なる科学読み物っぽいけど、途中から急に哲学度が上がって難解になる。

    ただ、理解できた範囲内でもかなりいい感じ。

    生命に対する理解の歴史を追いながら、「理解する」とはなにか、というところまで持っていく。そして機械を理解することと、生命を理解することの、行為としての本質的な差異を描き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月12日

    遺伝子科学をエピステモロジー(科学基礎論)から批判した本である。骨子は遺伝子研究が行う「〜という症状を生む遺伝子」といった研究は人間の都合から遺伝子を理解するのみであり、さらに言えば「字が読めない遺伝子」があったとしても無文字社会では都合が悪いことはないように。人間という生物のさらに現代生活の都合か...続きを読む

    0

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