歴史・時代小説の検索結果

  • 按針【あんじん】

    按針【あんじん】

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    新航路発見の野心に燃える英国の航海士ウィリアム・アダムスは、荒れ狂う海原に呑まれた。 船は日本国の豊後に漂着。やがて徳川家康への接見を契機に、関ヶ原の合戦に駆り出される。 死地を生き延びたアダムスは、家康から日本名・三浦按針を授けられる。 それは祖国と決別し、妻子を捨てて日本につくせという命令であった。按針がくだした決断とは?  日本を愛し、平和のために家康を支えた、「青い目の侍」の冒険浪漫。
  • 嵯峨野花譜

    嵯峨野花譜

    小説・文芸
    4.0
    1巻730円 (税込)
    花を生ける、人を生かす。 まだ悲しみも喜びも知らぬ少年僧の、四季折々の花に彩られた成長物語。 物語の舞台は文政13(1830)年の京都。 年若くして活花の名手と評判の高い少年僧・胤舜(いんしゅん)は、ある理由から父母と別れ、大覚寺で修行に励む。 「昔を忘れる花を活けてほしい」 「亡くなった弟のような花を」 「闇の中で花を活けよ」 次から次へと出される難題に、胤舜は、少年のまっすぐな心で挑んでいく。 繊細な感受性を持つ少年僧が、母を想い、父と対決していくうちに成長をとげていく、美しい物語。 解説・澤田瞳子 ※この電子書籍は2017年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 姉上は麗しの名医

    姉上は麗しの名医

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    イケメン侍のコンビが難事件を見事に解決! 剣術道場の若先生こと、瓜生清太郎は二十三歳。鍼治療で不在がちの老師範代わりに、毎日洟ったれの少年たちを指南している。 今日もみっちり稽古をつけてやると、清太郎の技を見て、「強い男と見込んだ」という、小間物問屋の息子・直二から相談を持ちかけられた。 話によれば、「最近、家の近くで野良犬がたくさん死んでいる。死に方からすると、たぶん毒を食べさせられた」らしい。 つまりは、憎っくき犯人を懲らしめてほしいようだ。 一方、町奉行所の定廻り同心・藤代彦馬は、二十五歳。 三年前に家督を継いで、十手を預かる身となり、休みもなく働き通し。 いま携わっているのは、医者が誤って毒を飲み、死んでしまった事件だ。 不審な点がいくつもあるが、奉行所は理由もなしに、探索を打ち切ってしまったという。 納得のいかない彦馬は、腕の立つ女医者の真澄に知恵を借りようと、清太郎の家にやって来た。 真澄は、清太郎が自慢する姉なのだ。 事件の経緯を聞き、訝しさを感じた真澄は、清太郎と彦馬が止めたのにもかかわらず、独自に探索に乗り出す。 が、真澄は行方不明に……。
  • 燃えよ剣

    燃えよ剣

    小説・文芸
    4.6
    1巻1,400円 (税込)
    司馬遼太郎による国民的ベストセラー、映像化に合わせて待望の新装版刊行。 俺は今日から武士になる――。 佐幕派と倒幕派が対立する幕末の激動期。 武州多摩のバラガキだった土方歳三は、近藤勇、沖田総司らとともに、 幕府徴募の浪士組にまじって、京へ向かう。 京都守護職御預の名のもと、「新選組」を結成。 副長・土方は厳しい局中法度を定め、類のない苛烈な軍事集団を創り上げ、 池田屋事件などで、世にその名を轟かせていく――。 しかし、薩長同盟成立で、時流は一気に倒幕へ。 土方は最後まで激しく抵抗、夢と信念を貫き、江戸、会津、箱館へ向かう。 稀代の男の生涯を巧みな物語展開で描いた、傑作長編。 〈名著が一冊で読める、大変お得な決定版!〉 司馬さんによる「あとがき」、原田眞人監督による特別寄稿「そびえ立つ歴史的遺産『燃えよ剣』を映画化して」を収録。 ※本書は、一九九八年九月に刊行されたノベルス判の新装版です。
  • 小説 蜂須賀重喜 阿波藩財政改革
    値引きあり

    小説 蜂須賀重喜 阿波藩財政改革

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    江戸時代は宝暦年間、9代将軍・家重の世。阿波藩の峰須賀家に入った重喜は、火の車であった藩財政の改革に着手し、画期的な提案を行う。ところが、ことごとく陋習に縛られた重臣たちの反対にあう。さらに、江戸幕府・田沼意次の陰謀も進み、平島公方の騒動も無視できない。阿波藩の経営改革を追う、長篇歴史小説。
  • 御仕出し立花屋 狐の嫁入り

    御仕出し立花屋 狐の嫁入り

    小説・文芸
    -
    1巻689円 (税込)
    人情の機微をさまざまな形で作品に仕上げてきた著者が、はじめて舞台を江戸に移して描く長編時代ミステリー。主人公は、深川で仕出し専門の料理屋・立花屋を営む与七。三人の弟子を使って、四季折々の自慢の料理を供している。ある日、青物市場に買い出しに出かけた与七は、途中、元吉という少年と知り合う。少年は、付け火事件で親兄弟をすべて失った孤児だった。ちょうど下働きがほしいと思っていた与七は、元吉を連れて帰ることに。それから一月が経ち、与七について久しぶりに青物市場を訪れた元吉は、そこで付け火事件の犯人と思しき人物を見かけた。与七はさっそく、岡っ引きの正蔵親分に頼んで犯人捜しを始めるが、事件は武家を巻き込んで意外な方向へと展開してゆく……。ミステリーで味付けされたストーリーに、下町人情の隠し味が冴え、さらに江戸料理が彩りを添える。新境地を開いたエンタテインメントの佳編である。
  • 上杉鷹山 財政危機を打開した名君の生涯

    上杉鷹山 財政危機を打開した名君の生涯

    小説・文芸
    3.5
    1巻709円 (税込)
    江戸期のもっとも優れた改革者・上杉鷹山の仕法と生き方を描いた、書き下ろし長編小説である。江戸開幕から百数十年、米沢藩十五万石は、幕府への領地返上も考えざるを得ないほど、財政窮乏の極みにあった。そんな状況のもとで、日向高鍋藩から養子に入った治憲(鷹山)は、十七歳で上杉家の家督を継ぎ、さっそく藩政改革に着手する。名門であるがゆえに家臣の抵抗は強く、まず自らが襟を正すとともに、思い切った人材の登用で、藩士の意識改革に努める。その上で、倹約の奨励、漆・桑・楮の植立てや縮布製造など殖産興業を推進し、財政基盤を整えていくのである。本書では、改革に取り組む治憲を、剣の奥義を極めることを目指す若き武芸者の生きざまと対比しながら描くことにより、治憲のこころの内を見事に引き出していく。作家と会社社長の二足のわらじをはく著者だけに、ひと味違った新鮮な味付けがなされた鷹山像が描かれている。
  • 艶お庭番 尾張の蜜謀

    艶お庭番

    小説・文芸
    5.0
    1~3巻715円 (税込)
    徳川吉宗治世の江戸、市中では火事が頻発していた。しかもそれは、ほとんどが火付によるものと思われた。そんな折、町火消の梅次は炎の中に裸で飛び込み、逃げ遅れた幼女を助けだした謎の女と出会う。女は幕府の御庭番・凜。吉宗の密命を受け、火付の首謀者を探っていたのだ。凜は梅次とともに火事の現場にいた怪しい浪人を尾け、ついに尾張藩邸に繋がりがあることをつかむ。事件の背景にいるのは吉宗の政道に批判的な尾張藩主・徳川宗春。敵に迫る凜と梅次だが、その矢先、宗春配下の隠密集団・土居下衆によって、彼らはとらわれの身に……。はたして吉宗は、宗春の陰謀を暴くことができるのか。書下ろし長編時代エンターテインメント。
  • 御蔵入改事件帳

    御蔵入改事件帳

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    長崎奉行の任を解かれ小普請入りした荻生但馬は、船宿の二階で三味線三昧の気ままな日々を送っていた。しかし、公平で人情味溢れる仕事ぶりが長崎でも評判だった男を幕閣も放っておかず、新役の御蔵入改方頭取に任命する。南北町奉行所や火付盗賊改が取り上げない訴えや未解決事件を探索する御蔵入改方は、但馬を入れてもたったの五人。頭取自身が「一癖も、二癖もある面白い奴ら」と評するはみ出し者たちが、各々の特技を活かし、難事件に挑む! 【目次】 第一話 消えた花嫁 第二話 吝嗇の夢 第三話 木乃伊取り 第四話 名門の穢れ
  • 大井川連環の譜 近代日本茶物語

    大井川連環の譜 近代日本茶物語

    小説・文芸
    -
    1巻1,056円 (税込)
    幕末~明治初期。煎茶の国際化に奔走した 静岡の茶農家と元幕臣たちの奮闘を描く。 1854(安政元)年、開国とともに日本の高品質な生糸と煎茶が外国商に見いだされた。 特に茶は、横浜港開港時より明治初期において第一位の輸出品となる。 この物語は、欧米から先進技術を導入することなく、独自の製法と生産供給網を作り上げて国際流通に参画した駿河志太地方の茶農家たちの取り組みと、支援した元幕臣たちの奮闘を史実をもとに丁寧に描いた歴史小説である。

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  • 愚か者の城

    愚か者の城

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    木下藤吉郎は、実現不可能と目されていた墨俣城築城を成し遂げ、織田家中でも一目置かれる存在となっていた。だが、藤吉郎の前に足利義昭の使者として、明智光秀が現れた。信長は、光秀を重用するようになるが……。
  • 中大兄皇子伝 上

    中大兄皇子伝

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻715円 (税込)
    若き皇子、革命に燃ゆ。ほとばしる情熱と欲望を見よ! ――吾(われ)の裡(うち)には、鬼が棲みついている! 新しい律令国家を建設するために必要なことは「革命」。それを邪魔する者は、心を鬼にして殺さなければならない、と、若き皇子は、蘇我入鹿の首に刀を突き刺した……。数々の禁忌を打ち破り、大化の改新の立役者となった中大兄皇子。その常人離れした野望を描いた歴史大作。<上下巻>
  • 江戸城の宮廷政治 熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状

    江戸城の宮廷政治 熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状

    小説・文芸
    4.5
    1巻770円 (税込)
    幕藩体制が整う寛永時代までは、江戸城大広間は、大名みずからが命運をかけてたたかう戦場でもあった。現代日本の政治風土をつくった江戸時代初期の権力抗争を、熊本藩の細川忠興・忠利父子の残した膨大な往復書簡から解読する、歴史ノンフィクション。『江戸お留守居役の日記』の気鋭の歴史学者が放つ傑作。室町時代から現代まで、細川家繁栄の謎にせまる!
  • 天風の彩王(上)藤原不比等

    天風の彩王

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻825円 (税込)
    不遇から甦った男の知謀と野望! 天皇に疎(うと)まれながらも不屈に生きる、中臣鎌足の子・不比等の凄烈な生涯――天智天皇と中臣鎌足(なかとみのかまたり)が築いた近江朝は、壬申の乱により大海人皇子(おおあまのみこ、後の天武天皇)に倒される。鎌足の子・不比等(ふひと)は山科で戦乱を逃れたが、中臣氏を疎む天武天皇は、不比等に出世の機会を与えなかった。だが彼は、知謀と強運を武器に昇進をとげ、律令国家の基礎を作っていく。古代史小説の第一人者が描く、凄烈な男の実像。<上下巻>
  • 三国志 英雄ここにあり(上)

    三国志英雄ここにあり

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻880~935円 (税込)
    後漢・霊帝の皇基衰えて天下は乱れ、劉備玄徳は、関羽、張飛と義を結んで、黄巾賊討滅に起き上がった。都の洛陽で大将軍何進の後を襲うは、曹操か、袁紹か? 河南では大軍を擁する菫卓が、はるか洛陽の空を望んでいた。治乱興亡――国造りの戦国絵巻を雄大なスケールで描く、興趣横溢の長編小説。吉川英治文学賞受賞作品。<全3巻>
  • 周五郎少年文庫 臆病一番首―時代小説集―(新潮文庫)

    周五郎少年文庫 臆病一番首―時代小説集―(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.0
    1巻979円 (税込)
    武田家再興の鍵を握る秘巻を巡って四人の少年武者の艱難辛苦を描く「悪龍窟秘譚」。智恵が足りぬと蔑まれていた弟が悪徳の商売敵をやりこめる「鹿島灘乗切り」。父娘の命を賭けた伊達政宗への諫言を描く「誉の競矢」。剛勇無双の本多平八郎と同名の臆病侍が心機一転、強敵に挑む表題作。新発見二編を含む快作二十一編収録。(解説・末國善己)
  • おとっつあん 八丁堀赤鬼忠孝譚

    八丁堀赤鬼忠孝譚

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻704~748円 (税込)
    因縁をつけられて父親を無為に殺された高井伊八郎は、加護藩からひとり、江戸に仇討ちに出てきていた。憎き仇の名は、竜崎又右衛門。長らく仇を見つけられぬまま、行き倒れた伊八郎が助けられ意識を取り戻すと、そこは多くの恵まれない生い立ちの子どもを引き取って育てている、忠孝園という施設だった。そして、忠孝園を運営する有徳の士・祐源は、話に聞いていた父の敵、又右衛門と面影がそっくりだった――果たして、祐源の正体は善人の面をかぶった極悪人なのか? 自分が祐源を斬ったら、遺された子どもたちはどうなる??様々な黒い噂も耳に入り、伊八郎は真実を突き止めるべく、祐源に近づこうとするのだが―― さまざまな人生模様が交差する人情時代ミステリ!
  • 左近 浪華の事件帳 : 1 遠き祈り〈新装版〉

    左近 浪華の事件帳

    小説・文芸
    4.5
    1~4巻561~671円 (税込)
    千年の時を超え、古の帝からの密命を守り続けてきた〈在天別流〉。その闇の組織に属し、大坂の町と人を守るその使命に命を賭ける、若き美剣士・東儀左近の活躍を描く、書き下ろし長編時代小説の新シリーズ。舞台は、NHKの土曜連続ドラマで放送され好評を博した「浪花の華 緒方洪庵事件帳」の二年前となる。
  • 五弁の秋花―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)

    五弁の秋花―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.6
    1巻649円 (税込)
    看板娘のお瑛と兄の長太郎が切り盛りする雑貨屋『みとや』。一律三十八文が売りの小さな店だが、のんきな兄が鼻高々で仕入れてくるのは、おかしな品ばかり。大量の黄表紙、煙臭い市松人形、小花の簪、山ほどの下駄。訳あり品に秘められた下町人情、意外な縁、嫉妬の罠とは……。時代小説の名手が、背負った過去にも負けずに生きる人びとの姿を、しみじみと描き出す。好評シリーズ第二弾。(解説・中江有里)
  • 信長嫌い(新潮文庫)

    信長嫌い(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻649円 (税込)
    織田信長さえ、いなければ――。天下を獲れたはずの男・今川義元。戦に賭けた男・真柄直隆。逃げ続けた男・六角承禎。将軍殺しの悪名と生きた男・三好義継。戦より茶を愛した男・佐久間信栄。老躯をおして仇を狙う伊賀上忍の男・百地丹波。祖父の影を追い続けた男・織田秀信。乱世の主役、信長に翻弄された時代の“脇役”たちもまた、己が人生を必死にもがき生き抜いた。敗者たちの戦国列伝。(解説・清水克行)
  • カズサビーチ(新潮文庫)

    カズサビーチ(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.8
    1巻693円 (税込)
    1845年3月、クーパー船長率いる米国捕鯨船は日本海を目指す途中、無人島に漂着していた日本人11名、翌日にも沈没しかかった日本船の乗組員11名、計22名を救助した。22名分の水と食料の消費は激しく、送りとどけるにも日本は鎖国中で、沿岸部に近づけば被弾する恐れもある。船長の決断は早かった……。ペリー浦賀来航の8年前にあった日米交流の史実を題材に、船乗りたちの交誼を描く圧倒的感動巨編。(解説・縄田一男)
  • うき世櫛

    うき世櫛

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    十五にして両親を失った結は、長屋で首を括ろうとしたところを元芸者の女髪結い・お夕に救われた。ほかに生きる道のない結は、自分の不器用さを恨みながら、お夕のもとで修業に励む。だが、贅沢を戒めるお上は、女髪結いの取り締まりを厳しくするばかり。はたして師弟は江戸の女の幸せを守りぬけるのか!? 気鋭が描く傑作時代小説!
  • 駒姫―三条河原異聞―(新潮文庫)

    駒姫―三条河原異聞―(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.5
    1巻869円 (税込)
    山形十九万石を治める最上義光の愛娘で東国一の美少女と称される駒姫は、弱冠十五歳にして関白秀次のもとへ嫁ぐこととなった。が、秀次は太閤秀吉に謀反を疑われて自死。遺された妻子には非情極まる「三十九人全員斬殺」が宣告された。危機迫る中でも己を律し義を失わない駒姫と、幼き姫に寄り添う侍女おこちゃ。最上の男衆は狂気の天下人から愛する者を奪還できるか。手に汗握る歴史小説!(解説・縄田一男)
  • 風の歌よ、大地の慈しみよ

    風の歌よ、大地の慈しみよ

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    舞台は17世紀初頭のアメリカ。ポカホンタスはインディアンのポウハタン族の娘。旺盛な好奇心と豊かな知性に恵まれ、自然を愛し森の木々や妖精とも会話の出来る彼女は、豊かな大自然の中を自由に駆け回って暮らしていた。 ある日、彼女の前にイギリスから新大陸開拓の為に海を越えて来た男、ジョン・スミスが現れる。通じる筈のない言葉を心で理解し、互いの名を告げ、運命の出逢いに一瞬にして恋に落ちた。 しかし、二人の前には幾多の試練が待ち受ける……。異なる人種の壁に阻まれながらも抗い続けるポカホンタスとスミスの行く末は!? 大自然の中で紡がれる伝説の物語、ここに開幕!
  • 裏切り涼山

    裏切り涼山

    小説・文芸
    3.0
    1巻814円 (税込)
    信長より、中国攻めを命じられた羽柴秀吉は、敵対する播磨の別所氏の居城を包囲した。無益な血を流すこと嫌う秀吉は、竹中半兵衛の献策で、ひとりの男を敵城内へ送り込むことにする。主家を裏切って滅亡させ、妻子も失い、出家した男・涼山。半兵衛の要請を拒む彼だったが、死んだはずの娘が城内にいると聞かされ、敵城へ向かう――。
  • 武商諜人

    武商諜人

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    明智光秀、本能寺にて織田信長を討つ! 明智軍に追われ、絶体絶命の徳川家康を無事、領国へ脱出させ、後の飛躍へと導いた商人・茶屋四郎次郎。その生涯を爽やかに描いた表題作「武商諜人」を始め、特別書き下ろし「幽鬼御所」など、珠玉の十作品を収録。歴史時代伝奇小説の第一人者による、ファン待望の文庫オリジナル作品集。
  • 比ぶ者なき

    比ぶ者なき

    小説・文芸
    4.5
    1巻946円 (税込)
    彼の名は藤原不比等。自らの野望のために一三〇〇年の間、日本人を欺き続けた男――。ノワール小説の旗手が放つ、衝撃の古代歴史巨編 万世一系、天孫降臨、聖徳太子――すべてはこの男がつくり出した。藤原史(のちの不比等)が胸に秘めた野望、それは「日本書紀」という名の神話を創り上げ、天皇を神にすること。そして自らも神の一族となることで、永遠の繁栄を手にすることであった。古代史に隠された闇を抉り出す会心作。
  • 聖人 孔子の生涯

    聖人 孔子の生涯

    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
     著者の言から-  モダニズムを追求する年代にあって,孔子の物語を書くことは,時宜に合っていないことかもしれない。なぜ孔子を書かねばならないのかと  問われるかも知れない? 答えは,孔子が私を感動させたことにある。司馬遷の『孔子世家』を読んだ時に,彼が数々の失敗を体験しても,  なお諦めようとはしないことを見て,彼は一体何を頑張り抜こうとしたのかは殆ど気にかけないで,心中一種説明しがたい感動があった。 私もいまや若くはないし,自分でもまだ孔子を尊敬しようとする年齢にも達していないとは思うけれども,少しばかり閲読しただけではあるが,  聖人となるには容易ではないことを深く知り,同時にまた,頑張り抜ければ人は皆聖人となることができることが分かった。 孔子が聖人になることができたのは,私から見れば,彼が終生一種の信念を貫き通したところにある。人類は歴史の長い夜に,信念がなけ  れば,必ずや消えてしまったはずであり,信念そのものは,松明か或いは燈火のように儚いけれども,それ自体の光は,茫々たる闇夜と比べ  ると,実際は微かで言うに足りないものである。しかし私が本当に信じていることは,我々人類はたまたま信念があったために,――陸上  生活をしてみたい或いは直立して歩いてみたいと思ったために――その生命はそこで初めて遺伝子が突然変異を起こし,人類となって, 少しずつ進化したのではないかということである。

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  • 有楽斎の戦
    値引きあり

    有楽斎の戦

    小説・文芸
    4.0
    1巻363円 (税込)
    茶の湯を後世に残す。それが私の復讐だ! 戦国時代、数多の武将を狂わせた茶の湯。その大成者・千利休の志を受け継いだ男は、なんとあの織田信長の弟だった! 戦が苦手でも、出世ができなくても――。兄・信長を恐れ、戦いから逃げてばかりいた男・織田有楽斎が、戦国の世を生き延び、やがて茶の湯を大成して後世に残すまでを描いた傑作連作短篇集。〈解説〉田口幹人 本能寺の変 源五郎の道 本能寺の変 宗室の器 関ヶ原の戦い 有楽斎の城 関ヶ原の戦い 秀秋の戯 大坂の陣 忠直の檻 大坂の陣 有楽斎の戦
  • 日本橋本石町やさぐれ長屋

    日本橋本石町やさぐれ長屋

    小説・文芸
    4.8
    1巻704円 (税込)
    日本橋本石町にある弥三郎店の住人は事情をかかえた人たちばかりだ。気になる相手ができたと思えば出戻りだったり、旦那が勤め先から帰ってこなかったり、あげくの果てには店立ての噂が持ち上がる! 日本橋本石町に弥三郎店と呼ばれる長屋があった。事情を抱えた住人ばかりが住んでいて――。 心温まる江戸人情を描いた連作集。 「時の鐘」 真面目一徹、そろそろ嫁をと周囲から勧められる鉄五郎。そんな鉄五郎に気になる相手が現れたのだが、若くして出戻ったおやすという莨屋の女だった。 「みそはぎ」 おすぎは、老いた母親の面倒をみている。ある日、勤め先の井筒屋に見慣れぬ男が来るようになった。 「青物茹でて、お魚焼いて」 おときの旦那は錺職人。次第に泊まり込みの日数が長くなり、しまいにはひと月にもなった。 「嫁が君」 おやすはずっと旦那が家にいるおひさのことが羨ましい。ある日、この旦那が寄せ場からきた人物だと噂になる。 「葺屋町の旦那」 おすがのかつての奉公先の倅が、弥三郎店にやってきた。どうやらこの倅、わけありのようで。 「店立て騒動」 弥三郎店が店立てに?! 住人は緊急事態にてんやわんやの大騒ぎ。どうにかこの事態をとめられないか。長屋の住人が一致団結して行ったことは。
  • 叛骨〈上〉 陸奥宗光の生涯

    叛骨

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻929円 (税込)
    外交のカリスマ、いざ政争へ 盟友・龍馬の死と不遇の青年時代を乗り越え、近代日本を創った男の怒涛の前半生を描く! 陸奥宗光の生涯を通じての行動は、前途を塞ぐ不正な権力を打破することであった。 宗光は、父・宗広から受け継いだ非凡な知能と先見性を武器に、政争に敗れた父の仇を討つべく、勉学に励みながらも尊王攘夷運動に没頭し、やがて海軍熟で学ぶと、その後は海援隊で活躍する。 しかし、坂本龍馬の暗殺によって唯一の後ろ盾を失ってしまい、窮地に陥るが……。
  • まろほし銀次捕物帳 怒り一閃<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 怒り一閃

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    子どもの涙は見捨てておけぬ。おとっつあんの無実は晴らすぜ。幸せ壊した悪党は許せねえ。 「おとっつぁんを返せ」敵意を剥きだしに、幼い伊助は叫んだ。どうやら父親の岩吉が、盗人の汚名を着せられ、無実の罪で何者かに死に追いやられたらしい。本当の下手人を捕まえていない「まぬけな岡っ引き」と銀次を罵る伊助だったが、涙を流していた。心をつき動かされた銀次の、仇討ちに向けた秘策とは―。おめえの優しいおとっつぁんを陥れた悪党は、おれが捕まえてやるからな。 ※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 怒り一閃」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 凶盗<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 凶盗

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    大泥棒一味に必殺剣を遣う武士が・・・。貧しいならば奪ってよいのか? 太物問屋の小泉屋に押し込みが入った。番頭と手代は、どす黒い血に染まっていた。岡っ引き銀次と昵懇の剣客・向井藤三郎は、刀傷から、必殺剣の脇霞を遣う古賀弥九郎が下手人と睨んだ。古賀は妻のゆきを斬り殺したという噂がある男だけに臭う。だが、何ゆえ貧しい暮らしを支えた若い妻を殺したのか?逆袈裟から袈裟へ、その連続技が凄まじく迅い古賀に、銀次のまろほしは一閃するのか。 ※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 凶盗」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 愛弟子<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 愛弟子

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    鳥羽亮の“岡っ引き”が読めるのは、このシリーズだけ! 刹那、煌めく 五日の間に同じ手口で、二件の辻斬りが起こった。岡っ引き銀次と昵懇の剣客向井は、死骸に珍しい太刀筋の傷痕があったと耳にし、愛弟子だった河合を思い出した。河合は、初太刀で袈裟に斬り落とし、二の太刀で刃を返しざま胴を薙ぎ払うという荒技を得意としていたのだ。向井は真相を確かめるべく、夜毎に身を潜めて辻斬りを待つが、下っ引きたちから下手人と疑われ・・・・・。(文庫オリジナル)。 ※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 愛弟子」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 老剣客<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 老剣客

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    勘の閃き 秘武器の煌めき。ひでぇ野郎どもは軒並み退治。 岡っ引きの銀次と親しい向井藤三郎が構える神道無念流道場の門弟松浦が撃ち殺された。鬢には白髪、顔には皺が見てとれる一刀流を遣う老齢の剣士に、木刀で立ち合いを挑まれたすえのことだった。何か遺恨があってのことと読む銀次のすぐそばで、太物問屋千島屋の娘が死骸に取りすがり、泣き声を上げていた…。娘は松浦とかかわりがあるのか。 ※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 老剣客」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 火怨<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 火怨

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    冴える勘、流れる涙、光る武器。大人気作家、絶好調シリーズ。おれが逃さぬ、その悪行! 足抜きしようと夜道を必死に走る若い男と女。が、無情にも追っ手に捕まり殺された。しかも、相対死に見せかけられて…。明くる朝、車坂町の稲荷に向かった銀次が目にしたのは、下駄屋の智助と八百屋のおしま、ふたりの死骸だった。料理茶屋信津屋の若い衆によれば、おしまは女中として働いていたが、昨晩から姿を消したという……。人気時代作家が贈る、大好評シリーズ特別書下し長編!! ※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 火怨」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 与三郎の恋<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 与三郎の恋

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    悪に一撃、まろほしの閃光! たまさか救った娘と殺しとのかかわりは? 男ふたりに痛めつけられていた母子を助けた与三郎。母子は、与三郎が岡っ引き銀次の手先となる前に住んでいた町で瀬戸物問屋を開いていた御内儀と娘だった。その二日後、明神下の空き地で、刺し殺された店者が見つかった。どうやら下駄屋の主人らしい。銀次とともに探索にあたった与三郎は、殺しと母子には、何らかのかかわりがあると睨む。 ※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 与三郎の恋」を加筆修正した新装版です。
  • 銀の猫

    銀の猫

    小説・文芸
    4.4
    1巻790円 (税込)
    出戻り介抱人・お咲は今日も寝不足! 江戸の介護を通して描かれる絶品小説。 嫁ぎ先を離縁され、「介抱人」として稼ぐお咲。 百人百様のしたたかな年寄りたちに日々、人生の多くを教えられる。 一方、妾奉公を繰り返し身勝手に生きてきた自分の母親を許すことができない。 そんな時「誰もが楽になれる介抱指南書」作りに協力を求められ――。 長寿の町・江戸に生きる人間を描ききる傑作小説。 解説・秋山香乃 ※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • なんてやつだ よろず相談屋繁盛記

    よろず相談屋繁盛記

    小説・文芸
    3.9
    1~5巻594~660円 (税込)
    江戸の文化が花開く下町の老舗料理屋「宮戸屋」の跡取り息子は、なんとも妙な若者だ。鎖双棍とかいう武器をしのばせ、いざとなれば浪人とも渡り合う。将棋を指せば腕自慢のご隠居もひとひねり。動物と話しているのを見た、なんて噂も。そんな信吾が、店を弟に継がせて、自分は「よろず相談屋」を開くなんて言い出した…。不思議な魅力をもつ青年と、そこから広がる人の輪を描いた軽妙な時代小説。
  • 平成のさぶらい

    平成のさぶらい

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    若様侍・奥山右京之介、登場! 青羽二重(はぶたえ)の袖を翻し、江戸の町で始めたよろず用心棒、悪党払いの裏稼業。弱い奴には滅法強く、強い敵にはなりふり構わず策略を練る。平成の世の記憶を瞳に浮かべ、奇策を弄して悪を絶つ、痛快無比の時代活劇。永年の想いをこめて、著者が初めて描く、時代小説のニューヒーロー。
  • 北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参

    北前船用心棒 赤穂ノ湊 犬侍見参

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    塩の浜を血に染めた犬侍の凄絶な立ち合い! 元禄14年春、播州赤穂に向け、摂津を出港する千石船があった。船の名は蓬莱丸、乗組員は素性の知れない面々ばかりで、白い柴犬を連れた千日前伊十郎と名乗る犬侍まで乗り込んでいる。生類憐みの令のもと、お犬様を手にかければ首が飛ぶ。打擲できない犬を従えた犬侍は最強の用心棒だった。 息が詰まるようなご時世に、将軍交代を望む声が出始める。候補は二人、紀伊國屋文左衛門が推す紀伊藩主綱教と大坂の豪商・三代目鴻池善右衛門がよしとする甲府藩主綱重だ。一方、伊十郎と二人、赤穂に先乗りした蓬莱丸の炊・権左は、次席家老・大野九郎兵衛に体よくあしらわれていたが、伊十郎の人柄に魅了された筆頭家老・大石内蔵助の妻りくのとりなしで、ようやく二家老の信頼を取り付ける。 胸襟を開いた大石によれば、松の廊下の刃傷事件の背後で糸を引いていたのは犬侍だという。塩受け取りの当日、潮が満ち始めた塩田の浜に甲斐犬を従えた犬侍・黒虎毛が立ち塞がる。身構える柴犬シロ。得意の石つぶてを握りしめる権左。ついに、伊十郎の龍王剣音無しの秘太刀が虚空に舞った。
  • 陽だまり翔馬平学記 姫の守り人

    陽だまり翔馬平学記

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻770円 (税込)
    巨悪の老中に狙われた軍学者と姫の運命は?  軍学者の沢村翔馬は、公家の姫・由布の護衛として、江戸の一軒家で暮らしている。口うるさい老侍女のお滝も一緒だ。翔馬が開く私塾は、飢え死にしそうな若い浪人が弟子入りしたり、やくざの親分が講義の邪魔をしたりで、毎日なにかと忙しい。そんなある日、翔馬とお滝は一瞬の隙をつかれ、由布を何者かに誘拐されてしまう。最近、明国復興を目指し、徳川幕府に援軍を要請しているという鄭成功からの使者が江戸市中を荒らしているらしいが、なにか関わりがあるのか。過去に起こった騒動で、翔馬に深い恨みを抱く老中の松平信綱が、腹心の朽木誠一郎へ密命を下したのか?巨悪の権謀術数に伝家の宝刀を一閃、絶体絶命の危機を乗り越えろ! 沢村翔馬……元摂津国伊丹藩士で、林羅山の弟子。宝刀「鬼丸」を持つ。 由布……書道と和歌、お菓子作りが得意な姫。 お滝……京都びいきで、江戸の悪口を言う。野郎歌舞伎を観るのが趣味。 朽木誠一郎……林羅山の弟子で、翔馬に敵愾心を抱く。 松平信綱……老中次座。「知恵伊豆」と呼ばれる。保科正之の失脚を企む。 保科正之……陸奥国会津藩藩主。徳川幕府最高実力者。 高館孝直……伊丹藩藩主高館孝元の嫡男。蛮勇を振るう。
  • 騙し花 草同心江戸鏡

    騙し花 草同心江戸鏡

    行方知れずの娘を救い出せ! 免許皆伝の隠密草同心が下町の闇を斬る! 痛快! 一気読み!! 新・時代人情サスペンス 娘たちが江戸から消えた! 草同心を翻弄する悪党とは!? 浅草・浅草寺に近い蛇骨長屋に住む秋月半九郎は素浪人姿だが、実は街中に潜む悪を奉行所に報告する役目の草同心だ。同じ長屋の末吉と同郷の娘が、下谷の旗本屋敷に奉公に出た後、行方がわからなくなっているという。相次ぐ娘の失踪に悪行の匂いを感じとる半九郎は、娘たちの奉公先で門前払いを受けて…人情熱き草同心が江戸の闇に戦いを挑む!
  • 嫁の家出

    嫁の家出

    江戸八丁堀の与力・間壁三左衛門の妻、品(しな)は憂鬱だった。嫁いで三十年、五十歳を迎え、子育ても一段落。夫婦水入らずの旅を、と願うが、仕事人間の夫は取り合わない。そのくせ、体はしきりに求めてくる。 女友達の勧めで、品は夫に“妾(めかけ)”をあてがい、夜の相手から逃れようと企てるが、夫婦関係はこじれる一方。我慢の限界を超えた品は、江戸から江の島へ「家出」を決行する----。 人生の〈思秋期〉を迎えた夫婦の、心と体の“すれちがい”と、妻の“大胆な決断”をありのままに描いた、新感覚人情時代小説!
  • 書院番殺法帖(1)

    書院番殺法帖

    小説・文芸
    -
    1~3巻495円 (税込)
    将軍の警護を任とする書院番。その書院番の中でも最高峰の役目を果たすのが、書院番同心である。将軍の有事に際しては先駆けの役を果たし、斬り捨て御免で剣を揮う。時は天保15年(1844)。老中水野忠邦ら幕閣達によって、経費削減のため役人が大幅減員された。職を失い幕府を恨む元役人達。そして不満が頂点に達した時、奸臣に操られた暗殺集団が幕府に牙を剥く。火に包まれる江戸城本丸……暴徒を扇動した凶漢が将軍の命を狙う、その時、書院番同心加納左馬ノ助の剛剣・直心影流が唸る!  傑作長篇時代小説・書院番殺法帖シリーズ、第1弾。 ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
  • 戦国もぐら組

    戦国もぐら組

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    土の龍と書いても所詮はもぐら。だがいつの日か、雲を呼び風を起こして真の龍とならん。武士の世を終わらせ、技能者の世に……。信玄の遺志を継ぎ、土龍組の旗印に結集した金掘り衆が、雇われて城を陥してゆく。  軍師・竹中半兵衛に招聘されて羽柴秀吉の許へ参じた謎の集団・もぐら組、その活躍を描いた長篇時代小説。 ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
  • あばれ奉行 安藤源次郎殺生方控

    あばれ奉行 安藤源次郎殺生方控

    小説・文芸
    4.0
    1巻495円 (税込)
    殺生方は斬り捨て御免の殺生勝手。いつ、いかなる時、何を斬ろうとお咎めなし……。時は享保。殺生奉行の筒井隼人と同役織部忠行は、新将軍吉宗に呼び出され、旧来どおり狩りの全権を委ねられた。一方、筒井の庶子・源次郎は女好きに喧嘩好き。手がつけられぬ“わやく者(乱暴者)”ぶりを発揮し、吉原通いを続けていたが……。殺生方控に隠された将軍家の秘密をめぐり、豪剣、秘剣、忍剣が閃く。  傑作長篇時代小説・殺生方控シリーズ、第3弾。 ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
  • ほうけ奉行 若宮隼人殺生方控

    ほうけ奉行 若宮隼人殺生方控

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    殺生方は斬り捨て御免の殺生勝手。いつ、いかなる時、何を斬ろうとお咎めなし……。時は元禄、人々は五代将軍綱吉が下知した生類憐れみの令に困惑していた。将軍家の狩猟全般を取り仕切ってきた殺生方のお役目も、犬や猫などを殺生した者の取締りへと変節を余儀なくされた。父の跡を継ぎ、殺生方与力になった若宮隼人。その行く手に殺生方ゆえの苦難が待ち受けていようとは、心踊る隼人には思いもよらぬ話であった。  傑作長篇時代小説・殺生方控シリーズ、第2弾。 ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
  • かぶき奉行 織部多聞殺生方控

    かぶき奉行 織部多聞殺生方控

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    いつ、いかなる時、何を殺生しようがお咎めを受けるいわれはござらぬ……。殺生お構いなし斬り捨て勝手の殺生方に、新たな奉行がお目見えした。織部多聞、人呼んで“かぶきの多聞”。徳川の世も三代目にあたり盤石に見えたが、現世を憂える軍学者・由比正雪一党の企みによって、不穏な事件が相次いでいた。多聞もいつしか事件に巻き込まれていく。反骨のかぶき奉行が揮う剛剣……柳生流兜割りが悪を断つ!  傑作長篇時代小説・殺生方控シリーズ、第1弾。 ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年、熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年に「中風越後」で小説CLUB新人賞佳作入選。1990年、『蛍丸伝奇』を発表、作家生活に入る。『奥義・殺人剣』(光文社)、『裏小路しぐれ傘』(学研)、『用心棒・新免小次郎』シリーズなど著書多数。
  • ようこそ夢屋へ~南蛮おたね夢料理~

    南蛮おたね夢料理

    小説・文芸
    3.5
    1~10巻638~726円 (税込)
    安政の大地震からふた月。芝の伊皿子坂に新たなのれんを掛けた見世があった。名前は夢屋。おかみのおたねには、震災で悲しい思いをした人たちを料理で元気づけたい願いがあった。見世の看板は、新鮮な玉子をつかった数々の料理。そして、蘭学者でもあるおたねの夫が仕入れてくる南蛮わたりの食材だ。人々の人情と料理のぬくもりに心いやされる新シリーズ誕生。
  • 黄金観音~人情同心 神鳴り源蔵~

    人情同心 神鳴り源蔵

    小説・文芸
    4.0
    1~11巻649~682円 (税込)
    参拝客で賑わう浅草寺。群衆にまぎれ竜吉は、密かにご本尊を奪うことを考えていた。それも、いま開帳されている前立本尊ではなく、絶対秘仏とされる黄金の観音像を。その企みを見透かした大物盗人の銀蔵が、竜吉に先んじて本堂に忍び込む。だが、翌日銀蔵は何者かに斬られてしまう。黄金観音の行方は!? 切れ者の同心・尾上源蔵が辣腕を振るって、謎を解き明かす。
  • 茶聖【電子特典付】
    値引きあり

    茶聖【電子特典付】

    小説・文芸
    3.8
    1巻995円 (税込)
    利休と秀吉、真の勝者はどちらだったのか 「茶の湯」という安土桃山時代を代表する一大文化を完成させ、天下人・豊臣秀吉の側近くに仕えた千利休。 茶の湯が、能、連歌、書画、奏楽といった競合する文化を圧倒し、戦国動乱期の武将たちを魅了した理由はどこにあったのか。 利休は何を目指し、何を企んでいたのか。秀吉とはいかなる関係で、いかなる確執が生まれていったのか。 戦場は二畳の茶室、そこで繰り広げられる天下をも左右する緊迫の心理戦 信長、秀吉、家康……死と隣り合わせで生きる者たちとの熱き人間ドラマ 利休の正体は、真の芸術家か、戦国期最大のフィクサーか                        <電子書籍特典>  茶人 木村宗慎さん・伊東潤対談
  • 三國志人物事典(上)
    値引きあり

    三國志人物事典

    小説・文芸
    -
    1~3巻357~440円 (税込)
    友を信じ、明日を誓う、劉備・曹操・孔明・周瑜……2世紀末、中国後漢末期、政治は腐敗し、黄色い頭巾を巻いた黄巾賊が、各地で反乱を起こし、民衆は貧困に喘いでいた。世を救うため、青年・劉備は仲間とともに立ち上がる。英雄、智将、猛将、1800年の時を超えてなお、愛され続ける三國志の登場人物たち。そのすべての生涯を50音順にまとめた「読む人物事典」。<上中下・全3巻>
  • 天駆け地徂く 服部三蔵と本多正純
    値引きあり

    天駆け地徂く 服部三蔵と本多正純

    小説・文芸
    4.0
    1巻385円 (税込)
    忍者の誇りと信念を貫くとき……戦国の世を切り結ぶ二人の男の友情と別離を爽快に描いた力作! ――徳川家康をめぐり相反する、二人の男の信念とは? 孤高の忍者・服部三蔵は、自在に繰りだす剣と忍術をもって、単身、家康の打倒をめざす。一方、家康の懐刀(ふところがたな)の本多正純は、主君の胸中を自明のこととして読み、己の信念に従い、迎え撃つ。波乱万丈の戦国の世を切り結ぶ、男の友情と別離を活写した忍者小説。
  • 手蹟指南所「薫風堂」

    手蹟指南所「薫風堂」

    小説・文芸
    3.9
    1~5巻660~858円 (税込)
    よく遊び、よく学べ――。人助けをしたことから手蹟指南所の若師匠を引き受けた雁野直春。だが彼には複雑な家庭の事情があった……。「軍鶏侍」「ご隠居さん」シリーズで人気急上昇中の著者、待望の新シリーズ!
  • 鳳凰の船

    鳳凰の船

    小説・文芸
    4.7
    1巻704円 (税込)
    明治初期の函館。洋船造りの名匠と謳われたものの、いまや仏壇師としてひっそり暮らす続豊治。だが若き船大工との邂逅により、再び奮い立つ/表題作。初代北海道庁長官・岩村通俊、イギリス人貿易商・ブラキストンなど、北海道開拓期に名を刻んだ者たちの逡巡や悔恨、決意を叙情豊かに描きあげた五編。第7回歴史時代作家クラブ賞受賞作。
  • 敵の名は、宮本武蔵

    敵の名は、宮本武蔵

    小説・文芸
    4.3
    1巻748円 (税込)
    数々の剣客を斃し、二刀流を究めた宮本武蔵。 かの剣豪は、敵との戦いの末、なにを見たのか。 木下昌輝が武蔵の敵側からの視点で描き出した、 かつてない武蔵像がここに誕生する。
  • 新・入り婿侍商い帖

    新・入り婿侍商い帖

    小説・文芸
    3.3
    1~3巻748円 (税込)
    十月。切米の季節で、蔵前は行きかう人でにぎわっている。しかし、羽黒屋の切米が何者かによって奪われてしまった!五月女家の家督を継いだ善太郎は、羽前屋のお稲の妊娠を知る。二人が選んだ結末は……。
  • 天下奪回 黒田長政と結城秀康の策謀

    天下奪回 黒田長政と結城秀康の策謀

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    関ヶ原の戦い後、黒田長政と結城秀康が手を組み、天下獲りを狙う戦国歴史ロマン。50万部を超えたベストセラー<合戦屋シリーズ>の著者による最後の時代小説!
  • 蘭と狗 長英破牢

    蘭と狗 長英破牢

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    蘭学者・高野長英が、火を放ち牢を破って、逃亡した! 岡っ引の瓢六は、「地獄まで追ってやる」と獰猛に吼えた。密偵役の女房が、巻き添えをくって焼死したからだ。世直しの信念に燃える長英は、瓢六の執念の深さが掴めぬまま、必死に逃亡する。逃げる長英、追う瓢六。サスペンス溢れる12年の闘いを描く、時代小説大賞受賞作。
  • 真田疾風録 信之と幸村

    真田疾風録 信之と幸村

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    家を守るか? 武名をあげるか?――関ヶ原合戦で、真田家の兄弟はそれぞれの道を選んだ。兄・信之は父・昌幸と袂を分かって東軍に属し、徳川幕府の下で家の存続と発展に腕を振るう。父とともに西軍について敗者となった弟・幸村は、雌伏のときを経て大坂の陣に参加、天下人・家康に挑む。戦国乱世から天下泰平へと移りゆく時代に、己の使命を背負って戦う兄と弟を描いた力作長篇小説。
  • 楠木正成と足利尊氏

    楠木正成と足利尊氏

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    鎌倉幕府滅亡から南北朝の動乱へ! 千早城に籠もって、幕府の大軍を翻弄した神算鬼謀の名将・楠木正成。名門の家に生まれ、武家の棟梁としての信望を集める足利尊氏。後醍醐天皇の倒幕運動に身を投じた二人の英傑は、互いに惹かれるものを感じながらも、建武の新政において敵と味方に。そして、湊川の決戦へ……。新しい時代に向かって、己の道を進んだ男の姿を描く力作長篇小説。
  • 信長は西へ行く

    信長は西へ行く

    小説・文芸
    -
    1巻1,699円 (税込)
    美濃の国を手に入れたことで、信長の天下統一の野望は膨らむ。そして西へ行くのである。京都へ向かうだけではなかったのが、時代の寵児、奇才といわれた所以である。南蛮文化を学び、取り入れ、西洋の為政者たちの例に新しい治世を夢見ていたのかもしれない。ローマの皇帝シーザー、暴君ネロの声を聴き、さらにキリストの磔刑像も。信長は彼らを「南蛮人」と揶揄するのではなく、日本の堕落した仏教徒の姿と比較にならない高邁な志を、宣教師たちとの交流に感じ取っていた。信長の夢は世界を駆け巡り、際限なく拡がって行く。西洋と信長という新たな視点で描く歴史物語。 ●第一章:信長元服す ●第二章:信秀、美濃との戦い ●第三章:一族の相剋と桶狭間合戦 ●第四章:天下布武への野望 ●第五章:ルイス・フロイスとの邂逅 ●第六章:殉教と一揆 ●第七章:形勢は目まぐるしく ●第八章:安土城築城の夢 ●第九章:風雲急を告げる 「天下布武への野望」……美濃から京へと西へ向かった信長は、その先に南蛮を見る。西洋と信長という新たな視点で描く歴史物語。岐阜築城450年記念出版された本の電子版。
  • 走狗<文庫版>
    値引きあり

    走狗<文庫版>

    小説・文芸
    4.2
    1巻448円 (税込)
    薩摩藩の下級武士ながらも、西郷隆盛と大久保利通に出会い、幕末の表舞台に躍り出た・川路利良。激動の時代を這い上がり、日本の警察組織を作り上げた川路。「西郷を殺した男」と同郷人に憎まれつつも、組織と日本という新しい国家に殉じた男の光と影、そして波乱に満ちた生涯を描く歴史巨篇。 〈解説〉榎木孝明
  • 公子風狂 三国志外伝 曹操をめぐる六つの短篇
    値引きあり

    公子風狂 三国志外伝 曹操をめぐる六つの短篇

    小説・文芸
    3.6
    1巻385円 (税込)
    もうひとつの三国志。曹操はこんな男だ! ──希代の姦雄、魏の曹操。その凄まじいエネルギーは、周囲の男女の人生をいやおうなしに巻きこんだ。父の身代わりとなって悲運の死をとげる長男・曹昂(そうこう)や、夫にけっして心を許さなかった丁夫人、そして父になりかわって漢王朝から帝位を奪った曹丕(そうひ)の心の闇など、英雄に接したがゆえの悲劇をえがく傑作6篇!
  • 浮世奉行と三悪人

    浮世奉行と三悪人

    小説・文芸
    3.6
    1~6巻638~836円 (税込)
    武士を捨てて竹光作りを生業とする雀丸。ある日、三人の武士にボッコボコにされている老人を救い出す。庶民の揉めごとを裁く横町奉行だというこの老人は、あろうことか雀丸に跡を継いでくれと言い出した。危険な目に遭っても「三すくみ」という助っ人が馳せ参じるから大丈夫とも。ところが現れたのは悪徳商人に女ヤクザ、破戒僧という面々で――江戸期の大坂を舞台に描く、抱腹絶倒の時代小説。
  • 雨あがる 映画化作品集

    雨あがる 映画化作品集

    小説・文芸
    4.3
    1巻715円 (税込)
    黒澤明、小林正樹、小泉堯史――。 世界に名だたる映画監督たちが惹かれてやまない、山本周五郎の世界。 ときに親身に、ときに邪険に。 山本周五郎の描く人間は様々な面を持ち、おそろしいほどに今を生きる人々と重なる。 本作では、黒澤明によって『赤ひげ診療譚』として映画化された「狂女の話」を初め、「深川安楽亭」「雨あがる」など名作六篇を収録。 名監督も惹かれた世界をご堪能あれ。
  • 咲かずの梅 風烈廻り与力・青柳剣一郎[48] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    咲かずの梅 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.3
    1巻759円 (税込)
    居合の殺人剣が牙を剥く! 加賀百万石を蝕む悪党の狙いとは? 加賀藩主と重臣が対立、前田家を取り巻く闇は深さを増しつつあった。金沢から藩の内情を知らせるため、江戸に向かっていた御庭番は、喉を裂かれ京橋川に浮かんだ。さらに風烈廻り与力青柳剣一郎は、謎の旅僧から藩主側に立つ近習衆・増川省吾に刺客が放たれたと聞かされる。百万石の御家騒動と幕閣が絡む暗い蠢動。殺された者たちの無念を想い、剣一郎は立ち上がった! 衰えを知らぬ長大シリーズ、円熟の第48弾!
  • 三国志 全巻セット

    三国志 全巻セット

    小説・文芸
    -
    1巻2,200円 (税込)
    吉川英治の代表作。全巻セットで一気に読める。中国後漢の頃。三国志演義を元に日本人向けに書き直され、その後の三国志ブームの礎となる作品。劉備玄徳、関羽、張飛、曹操、諸葛孔明などが活躍。百年の治乱興亡に展開する壮大な物語。篇外余禄付き※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • まろほし銀次捕物帳 豆太鼓<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 豆太鼓

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    銀次のまろほしと向井の剣の冴えを楽しんで下さい、鳥羽亮 岡っ引き銀次の耳に入ってきた、人さらいの知らせ。薬種問屋のひとり娘で五つになるお房が、三日ほど前に母と浅草寺へお参りにいったときから姿を消したままだという。が、妙なことに、親も奉公人もお房を急に深さなくなったらしい…。※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 豆太鼓」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 夜鷹殺し<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 夜鷹殺し

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    斬られたのは哀しき夜鷹 下谷の泥溝板横丁で夜鷹が殺された。十日前に料理屋の女中が斬り殺された時と同じ手口だった。金目の物を身に着けていないことから、物盗りや辻斬りの仕業ではないとみた岡っ引きの銀次は、神道無念流の達人向井らと探索をはじめるが……。 ※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 夜鷹殺し」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 滝夜叉おこん<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 滝夜叉おこん

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    銀次が救った軽業師の若い娘に一体なにが? 数年前に巷を騒がせた盗人、土蜘蛛一味が再び姿を現したという噂を銀次が耳にして間もなく、米問屋が押し込みに遭った。奉公人を殺害した畜生働きなのだが、義賊と呼ばれた土蜘蛛一味と盗みの手口が同じなのが銀次は気にかかり……。(書下し長篇)※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 滝夜叉おこん」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 死狐の怨霊<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 死狐の怨霊

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    秘武器まろほしと神道無念流の剣が交錯する⁈ 薬種問屋の娘が行方知れずになった。「二百両を出せば勾引した連中と話をつけてやる」と売り込んできた、元御用聞きの常蔵を怪しいと睨んだ銀次。手下の松吉と探索を続けていると、なぜか昵懇である神道無念流の達人、向井に突き当たり……。(大人気書下し時代長篇)※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 死狐の怨霊」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 閻魔堂の女<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 閻魔堂の女

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    電光の如く奔る秘武器“まろほし”! 神田の呉服屋が襲われた。五百両のほかに、反物がごっそり持ち去られ、手代の姿が消えたのだ。奉公人を仲間に引き入れるという盗みの手口から、岡っ引きの銀次らは上州党と目星をつけるが、三年前に江戸から行方を晦ましたままだった…。※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 閻魔堂の女」を加筆修正した新装版です。
  • まろほし銀次捕物帳 丑の刻参り<新装版>

    まろほし銀次捕物帳 丑の刻参り

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    閃く“まろほし”! 斃れる下手人! 駕篭かきの仲間うちで、“稲荷明神のご神木に、徳兵衛と筆された藁人形が打ち付けられている”という噂が広まりはじめた頃の朝、「大変だ!丸松屋が押し込みにやられた」魚屋の彦吉が上げた一声で、車坂町にある両替屋へ向けて、岡っ引きの銀次は駆け出した。番頭の話では、殺されたのは主人の徳兵衛と内儀のお繁だという…。噂の“丑の刻参り”と繋がりはあるのか?銀次の“まろほし”が閃く。斃れる下手人! ※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 丑の刻参り」を加筆修正した新装版です。
  • 剣豪たちの関ヶ原〈新装版〉

    剣豪たちの関ヶ原

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    柳生新陰流の柳生但馬守宗矩 小野派一刀流の小野次郎右衛門忠明 二天一流の宮本武蔵政名 天下分け目の戦い・関ヶ原を岐路として、剣豪たちの生き方はどう変わったか。 ひとつの戦さに同時に参戦していた剣豪たちの接点をさぐりながら、 戦さから剣豪たちが何を学び何を悟ったかを描く。 ※本作品は、「剣豪たちの関ヶ原」を加筆修正した新装版です。
  • 沖田総司 壬生狼〈新装版〉

    沖田総司 壬生狼

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    幕末に京都を震え上がらせた新選組の隊士・沖田総司は、子どもと鬼ごっこをしていた。 殺戮の場で、牙を剥いた悲愴な狼が、幼子のように無垢だった。 人を斬った翌日は、血の臭いを振り払うために戯れるのだ。 そこへ美しい娘が現れ、総司は魅入ってしまう。 天然理心流の剣が何より大事であったが、胸は高鳴るばかり。 が、労咳に冒された総司は、ただ、娘の額に口づけしかできなかった…。 ※本作品は、「沖田総司 壬生狼」を加筆修正した新装版です。
  • 幕末浪漫剣〈新装版〉

    幕末浪漫剣

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    勝海舟の父にして、直心影流免許取りの暴れん坊小吉。 北辰一刀流玄武館千葉周作門下で、「お玉ケ池の鬼柘植」と呼ばれるほどの逸材恭之介― 喧嘩の助太刀がきっかけで親交を結んだ血気盛んなふたりは、道場を開くことを夢見て、 一気に資金を稼ごうと、伊勢尾島藩のお家騒動に飛び込んだ。 が、神道無念流撃剣館で当代随一の腕と恐れられる、 無敵の剣客秋山要助が行く手に立ちはだかる。 ※本作品は、「幕末浪漫剣」を加筆修正した新装版です。
  • 鬼を斬る 山田浅右衛門涅槃斬り〈新装版〉

    鬼を斬る 山田浅右衛門涅槃斬り

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    備中国新見藩の後藤五三郎は、徳川家御佩刀御試御用役の山田家へ婿養子に入り、 吉利として山田流試刀術を継ぐこととなった。 しかし、義父吉昌に比べ、斬れば斬るほど己の拙い腕に不甲斐なさを覚え……。 真の七代目浅右衛門となるまでを描く。 ※本作品は、「鬼を斬る 山田浅右衛門涅槃斬り」を加筆修正した新装版です。
  • 流離の譜
    値引きあり

    流離の譜

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    皮肉な運命に翻弄された最後の老中を描破! 本当は勤王の志を抱きながら、幕府の要職につかされたために朝敵となり、会津、函館に逃げ、数奇な生涯を送った、最後の老中・小笠原長行――徳川幕府の弱体化がすすんだ幕末、唐津藩主の座に、心ならずも就いた小笠原長行は、すでに36歳だった。藩中の反対勢力を制し、江戸城に伺候した長行は、時代改革の必要を次々と具申、若年寄をへて老中職を仰せつかる。しかし時勢は、あまりにも急旋回しようとしていた。長行の数奇な運命とは? 最後の老中の生涯を精緻に描いた出色長編小説。
  • 蒙古襲来 海から見た歴史
    値引きあり

    蒙古襲来 海から見た歴史

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    13世紀の日本に迫る世界帝国の嵐――元の大軍勢はなぜ敗れ去ったのか?  海洋歴史小説の第一人者にして、戦いの舞台・福岡在住の著者が、クビライの海洋帝国構想、玄界灘の北西季節風の影響、軍船の構造と建造日程など、海からの視点と大胆な推論で、「蒙古襲来」の真相を解明する。13世紀の「日本」と「世界」の激突を、臨場感豊かに描く、歴史読物。
  • 戦国を斬る
    値引きあり

    戦国を斬る

    小説・文芸
    4.5
    1巻330円 (税込)
    多々良一学は、慶長・元和の戦国豪傑の気風を残す、武辺者だった。しかし、戦国の気風が色あせた寛永の今、この男は、周囲に、はなはだ迷惑な男であった。強姦同然で妻とされたおくにの苦労も、人一倍。そんな一学が、今度は主君のあとを追って、切腹! 「武士道友情」の悲哀と奇妙さを描き出す、絶品の表題作ほか、7編の秀作を収録。
  • 小説 海舟独言
    値引きあり

    小説 海舟独言

    小説・文芸
    3.0
    1巻330円 (税込)
    迫る官軍、備える幕府。明日にも江戸突入かという騒然たる中、相対する勝海舟と西郷隆盛。江戸焦土作戦との取引説もある、江戸城無血明け渡し。これは海舟の最大の功績とも言われる。反面、幕府を売った――とも。海舟はなぜ江戸城を無血で明け渡したのか? この真相を解現代日本のポスト・リストラの道筋を明らかにする長編小説。
  • 王昭君
    値引きあり

    王昭君

    小説・文芸
    4.0
    1巻357円 (税込)
    長城の向こうに広がる愛。匈奴(きょうど)の王に嫁した伝説の美女が、苛酷な運命に挑んだ生涯を描く傑作。数奇な美女の運命は? ――長城の向こうには、どんな世界がひらけているのだろう? 前漢の末、たった1枚の似顔絵ゆえに、匈奴の王へと嫁した王昭君。薄幸の佳人として描かれてきた人物は、数奇な運命に立ちむかった女性だった。遊牧民と農耕民の架け橋となり、西域の地に愛と夢を育んだ一生を、清新な解釈で描きだした中国歴史ロマン。
  • 銭の城
    値引きあり

    銭の城

    小説・文芸
    3.0
    1巻385円 (税込)
    大内家の支配が崩れた永禄年間の博多は、戦乱・混乱の中にあった。壱岐から島抜けをして博多にきた右近は、浮浪児の集団に入ったが、やがて才覚を示して頭領になる。商才と知略と度胸を武器に、多くの配下を巧みに利用した右近は、豪商や大名に接近しつつ、成り上がってゆく。痛快な銭もうけをした風雲児を描く、異色の歴史長編。ほかに「さいころ武士道」を併録。
  • 項羽を殺した男
    値引きあり

    項羽を殺した男

    小説・文芸
    -
    1巻385円 (税込)
    中国史上屈指の英雄の鮮やかな肖像――帝王ならざるも、司馬遷をして本紀の一に入らしめた一代の英雄である、楚の項羽。秦末漢初を彗星の如く駆け抜けたこの覇王に魅きつけられ、愛し、憎んだ、男と女がいた。鴻門の会、垓下の戦いなど、中国史屈指の名場面を彩る、劉邦、范増、虞美人らと織りなす人間ドラマから、運命に敢然と抗した男の顔が浮かびあがる。
  • 鈴姫異変

    鈴姫異変

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    澄みきった秋空のお鷹野、将軍・家光にピタリと照準があてられた……。父の無念をはらさんとする、美しい鈴姫の危機一髪をみたび救う、眉目秀麗、着流しの浪人者。はたして、鈴姫の冒険の結末はいかに? という表題作のほかに、「初冬物語」「抜打ち侍」「金四郎日和」「鼠小僧次郎吉」を収録。とりわけ心躍る、傑作痛快時代小説集。
  • 毒婦四千年

    毒婦四千年

    小説・文芸
    4.0
    1巻660円 (税込)
    末喜(ばっき)、妲己(だっき)、褒ジ(ほうじ)、驪姫(りき)……。絶世の艶容、その性(さが)、残忍にして陰険。ケタはずれの中国後宮の毒婦、とりわけ武后――疑心暗鬼のままに幾千人を殺し、なお清々しい眸子と水々しさを保つ武后を、その眉をつくり化粧を施し続けた男の目を通して描く「皇后狂笑」。ほかに、西太后などを描いた7編を収録。ケタ外れのおもしろさ! 柴錬得意の中国物の世界。
  • 水戸黄門異聞

    水戸黄門異聞

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    徳川光圀は、海水魚の鯛を真水で飼わせ、みずからラーメンをつくった。初恋と失恋、若き日の放埒な生活、寵臣を手討ち……。ある時は非常に、ある時は寛容に。多くの逸話の裏に、組織と人間のあり方を見事に活写した1冊。<『新・水戸黄門異聞』改題作品>
  • 首斬り浅右衛門 あるいは憑かれた人々の物語

    首斬り浅右衛門 あるいは憑かれた人々の物語

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    身悶えし命乞いをする女を、美しいと思った。初めて己れの生業を、嫌悪した。泰平の世に人を斬る業を、極め続けなければならない、山田浅右衛門。その家系も、6代目に至り、烈しい気象が息んだ。ただ一首、斬り損じた女の怨霊に翻弄される、浅右衛門の最後を描く、という表題作。ほかに「殺生関白」「座頭国市」など、エロティシズム溢れる、異形の8編。
  • 柴錬 大岡政談

    柴錬 大岡政談

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    八代将軍・吉宗の治世、陰陽易占が隆盛をきわめ、妖怪変化が跳梁するという江戸市中、さらに胆を潰す面妖な事件が、次々と起こる。天狗か怪盗・闇法師の仕業か? 大岡忠相の懐刀、八の字眉に眇眼、おまけに獅子鼻の与力・石子伴作と、白面の素浪人・蝋燭ざむらいの推理合戦!! 奇想天外、一味も二味も違う大岡政談。
  • 信長の笑み、光秀の涙

    信長の笑み、光秀の涙

    小説・文芸
    -
    1巻726円 (税込)
    天正十年六月二日、本能寺にて起きた謀叛劇。自害して果てる寸前「是非に及ばず」と洩らし笑みを浮かべたという織田信長の真意とは? そして、事件から十五年以上が経った頃、変の首謀者・明智光秀をめぐり武将たちの策謀がはじまる――。「本能寺の変」の常識を覆す傑作歴史小説。
  • 問答無用 〈新装版〉

    問答無用 〈新装版〉

    小説・文芸
    5.0
    1~8巻737~748円 (税込)
    御徒衆の佐久間音次郎は、妻と子を惨殺され、下手人と思われる同僚を襲撃した。見事敵討ちを果たしたはずが、その同僚は無実だった。獄に繋がれた音次郎は死罪が執り行われるその日、囚獄・石出帯刀のもとへ引き立てられ、驚くべきことを申し渡された。「これより一度死んでしまったと思い、この帯刀に仕えよ」。下された密命とは、極悪非道の輩(やから)の成敗だった。音次郎の修羅の日々が始まった。
  • 見参、諸国廻り 天狗の鼻を討て

    見参、諸国廻り 天狗の鼻を討て

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    大坂の廻船問屋「浪花屋」の船が、 瀬戸内海で天狗の面を被った海賊に襲われた。 諸国悪党取締出役の飛川角之進は、 将軍家斉から命を受け、真相を探るため、 補佐役の春日野左近とともに海路で備後福山藩へ。 柳生新陰流の遣い手で、将棋の腕前は敵無しの角之進。 旗本の三男坊として育ったため、市井で生きようと 料理を習い、見世を構えていたが、 出自ゆえに大名になったこともある。 少々風変わりな経歴を持つ、快男児が悪事を成敗する。 第一章 結ばれた縁 第二章 出航 第三章 鞆の浦にて 第四章 天狗の棲み処 第五章 黒旗の海賊 第六章 死闘 第七章 帰船 第八章 蟹雑炊とふぐ雑炊 第九章 あまから屋となには屋 第十章 江戸の土 終章  大川の水
  • 柴錬剣豪譚 剣鬼 宮本無三四

    柴錬剣豪譚 剣鬼 宮本無三四

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    贋(にせ)むさし、武蔵の奇計に敗れる! ――名を捨て、師も中条流も愛も捨てる。世界は、武蔵と二人。俺は、宮本無三四だ。剣鬼となって、武蔵を斃(たお)すことを悲願とした天性の兵法者、その贋むさしが、本物の老練な奇計に敗れるまでを描く表題作ほか、平手造酒(みき)、塚原彦六など、剣に天稟(てんぴん)を持ちながら、その技ゆえに名もなく散った、異能の剣客たちの、凄絶な気骨溢れる連作6編。
  • 上杉三代記 為景・謙信・景勝、北国の覇者の系譜

    上杉三代記 為景・謙信・景勝、北国の覇者の系譜

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    永正四年(一五〇七)、十九歳の越後国守護代・長尾為景は守護・上杉房能を討ち、下剋上の激流に身を投じた。越後一国支配を目指す戦いは軌道に乗るかに見えたが、自らが据えた守護・上杉定実や国人・土豪の叛乱によって一進一退の状況に陥り、為景は志半ばで没する。しかし、兄の晴景から長尾家を譲り受けた景虎(謙信)が、「軍神」とも称される卓越した戦を展開して越後の掌握を成し遂げる。さらには、武田信玄、北条氏康に追われた信濃や関東の諸将を助けて出兵を繰り返すと共に、関東管領・上杉家を相続して「天下のための戦い」に邁進した。後継者を決めずに急死した謙信の跡目争い(御館の乱)に勝った景勝は、織田信長の攻勢を受けて滅亡寸前まで追い込まれたが、本能寺の変で窮地を脱する。その後、関白・豊臣秀吉に臣従し、秀吉が死ぬと、天下取りに動き出した徳川家康に迎合せず、「義」の戦いに臨む……。越後が生んだ名将三代を描いた力作長編小説。
  • 石舟斎・宗矩・十兵衛 柳生三代記

    石舟斎・宗矩・十兵衛 柳生三代記

    小説・文芸
    3.0
    1巻880円 (税込)
    「徳川将軍家の剣術」として、天下に広く知られた柳生新陰流。しかし、そこに至る道筋は決して平坦なものではなかった! 大和の一土豪の家に生まれ、剣聖・上泉伊勢守秀綱の門弟となり、柳生新陰流を打ち立てた石舟斎(宗厳)。彼の人生は、筒井順昭・順慶父子や松永久秀に属して戦塵にまみれる、波乱に満ちたものであった。そして、その柳生新陰流をもって徳川家康に仕え、将軍家兵法師範となる息子の宗矩。豊臣政権によって領地を没収された柳生家の再興を成し遂げた彼は、治世に生かす剣の道を模索していく。さらに宗矩の嫡男に生まれ、祖父・石舟斎のごとく傑出した才能に恵まれた十兵衛三厳。父に反発しながら純粋一途に剣の道を追求していく彼は、新たな境地へと足を踏み入れる……。戦国争乱から江戸時代の泰平へと世の流れが移り変わる時期、それぞれに「剣」を極めるべく歩み続けた柳生家の三代、石舟斎・宗矩・十兵衛の人生を描いた力作長編小説。
  • 小説 松平三代記 清康・広忠・家康、三河から天下へ

    小説 松平三代記 清康・広忠・家康、三河から天下へ

    小説・文芸
    3.0
    1巻880円 (税込)
    戦国乱世を完全に終わらせ、天下泰平の時代を切り開いた徳川家康。その偉業の陰には、祖父・松平清康、父・松平広忠の二代にわたって続いた悲劇の歴史があった。松平清康はわずか十三歳で宗家の家督を継ぐと、疾風のごとく大地を駆け巡り、三河全域の統一をなしとげた英傑だった。しかし、戦陣で家来に襲われて思いがけない最期を遂げ、三十五歳にして天下を目指す覇業は挫折してしまった。清康の突然の死は嫡男・広忠に命の危険と苦難の人生をもたらした。その不遇に耐え、自立を模索して苦闘した広忠もまた家来の手にかかって若い命を落とした。人質の境遇から戦国の世に人生の第一歩を踏み出した家康は、二代続いた負の連鎖を断ち切り、戦国大名として飛翔する。そして、祖父、父が示した二つの生き方を我が身のうちで一つにまとめあげ、「戦のない時代」の礎を築いた。乱世の波に翻弄されながら、戦い続けた松平三代の男たちを描き出した力作長編小説。
  • 江戸の闇風 黒桔梗 裏草紙

    江戸の闇風

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻679円 (税込)
    美人常磐津師匠・お沙夜の裏稼業は、大泥棒。ある時お沙夜は借金に苦しむ兄妹を助けるが、直後にその兄が何者かに殺されてしまう。きな臭さを感じ、相棒の彦次郎らと真相を探るうちに、八千両という大金の怪しい動きに気づく。あわよくばと大金を狙うお沙夜一味を待ち受けていたのは、江戸を揺るがす大悪党だった――。手に汗握る痛快時代小説。
  • 真っ向勝負 火盗改しノ字組(一)

    火盗改しノ字組

    小説・文芸
    -
    1~4巻750~764円 (税込)
    「鬼役」の坂岡真、渾身の新シリーズ発進! 火盗改の駆け出し侍が、個性豊かでアクの強い仲間たちと江戸の巨悪に敢然と立ち向かう。 九代将軍徳川家重の治世。越後新発田藩の浪人の息子・伊刈運四郎は、直参旗本・坂巻讃岐守に中小姓として召かかえられるが、出仕初日から御先手筒(鉄砲)組二十四番の手伝いを命じられる。 筒組二十四番は火付盗賊改の助役代理を命じられていて、運四郎も火盗改の見習いになってしまったのだった。 初仕事は、口から鯖の尾鰭が飛び出した血腥い屍骸の検分――。 火盗改本役の弓組二番は優秀な人材が集められたエリート集団。 かたや、筒組二十四番は出世とは無縁な外れ者ばかり。 博打にのめり込んでいる者、金勘定にやたら細かい者、記憶力だけは抜群に良い者、変装に長けた者などなど、個性的でアクの強い連中がいがみ合うが、顔に大きな刀傷がある供頭・杉腰小平太がまとめ上げて、難事件に立ち向かう。

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