有楽斎の戦

有楽斎の戦

726円 (税込)

3pt

4.0

茶の湯を後世に残す。それが私の復讐だ!

戦国時代、数多の武将を狂わせた茶の湯。その大成者・千利休の志を受け継いだ男は、なんとあの織田信長の弟だった! 戦が苦手でも、出世ができなくても――。兄・信長を恐れ、戦いから逃げてばかりいた男・織田有楽斎が、戦国の世を生き延び、やがて茶の湯を大成して後世に残すまでを描いた傑作連作短篇集。〈解説〉田口幹人

本能寺の変 源五郎の道
本能寺の変 宗室の器
関ヶ原の戦い 有楽斎の城
関ヶ原の戦い 秀秋の戯
大坂の陣 忠直の檻
大坂の陣 有楽斎の戦

...続きを読む

有楽斎の戦 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月09日

    織田有楽斎(織田長益)を中心に本能寺の変、関ヶ原の戦い、大坂の陣を描く歴史小説。NHK大河ドラマ『どうする家康』の復習になる。「有楽斎の城」では関ヶ原の戦い当時の徳川家康の官職・内大臣の唐名の内府に「だいふ」のフリガナを振っている。これは『どうする家康』と重なる。

    本能寺の変で有楽斎は逃げた。長益...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月26日

    織田信長の弟・有楽斎が見た本能寺の変、関ヶ原の戦い、大坂の陣。

    信長の弟でも、戦が苦手で茶の湯大好きでも良いじゃないか、人間だもの。って感じ。

    実際のところはどうかは分からない。もしかしたら信長同様、好戦的な人物だったかも知れない。
    ただこの作品で描かれるように、戦場ではヘタレで何度も窮地に陥っ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月31日

    本能寺、関ヶ原、大坂の陣を有楽斎+αで描く。
    いつの世にも、産まれる時代を間違ってしまった人はいる。彼も間違い無くその1人だ。

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月20日

    決戦シリーズの4作品と書き下ろしの2作品。
    そういう中身とは知らず、織田有楽斎の生涯を描いたものと思って購入したので、違和感。有楽斎の生涯を読める、と期待してしまった分、読み進めるのが難しくなってしまいました。切り替えでいないのは、自分よくない。

    有楽斎、島井宗室、小早川秀秋、松平忠直を主人公にし...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年04月07日

    これは本能寺の変を生き延びた織田信長の弟の物語。

    誰々の弟だから、とか嫌でたまらない有楽斎の気持ち、分かるなぁ。

    しかも身内は面倒くさいのばかり、茶の湯に逃避する気持ちは痛いほどにわかる(^◇^;)

    現代にもいるよぬ、こーいう人……。

    別な視点から見ると歴史は変わる。
    今回もお見事です、天野...続きを読む

    0

有楽斎の戦 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

天野純希 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す