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母の切なる祈りよ、届け……。辛苦をともにした一人娘を攫(さら)われた女将(おかみ)。その哀しみを胸に、平七郎が江戸を疾駆する!……竜閑橋の袂(たもと)で、美人女将の愛嬌と絶品茶漬で繁盛する『紅葉屋』の娘が攫われた。橋の管理を頼みに来ていた橋廻り同心・立花平七郎は探索に乗り出す。やがて、拐(かどわ)かし犯が房次郎という名の浪人を捜していたことが発覚すると、女将は狼狽する・・・(「冬の野」)。人気シリーズ、哀切の第12弾!
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより) 竜閑橋袂で、美人女将の愛嬌と絶品茶漬で繁盛する『紅葉屋』の娘が攫われた。橋の管理を頼みに来ていた橋廻り立花平七郎は探索に乗り出す。凄腕の定町廻りだった平七郎は、閑職と揶揄されつつも数々の難事件を解決、町人の信頼を得ていたのだ。やがて拐かし犯が房次郎という浪人を捜...続きを読むしていたと発覚すると、女将は狼狽する。房次郎は大和の国で別れた夫だった…。 令和元年7月14日~16日
シリーズ第12弾。 久しぶりすぎる新作。 何だか与力の一色さんが、やたら可愛い感じでした(炒り担当・・)。 ダメ同心だった工藤と亀井も、後半は真面目だったので、これを機会に心を入れ替えてほしいほしいと思う次第。
11巻から約3年半振り。そろそろけりが付くのかと思ったら、そんなことはなかった。このシリーズ、もう10年以上読んでるんやなあ~
橋廻り同心・平七郎控 シリーズ12 立花平七郎は、黒鷹と呼ばれる程の凄腕の定廻り同心であったが、ある事件で、上司の一色弥一郎の落ち度でありながら、責任を取らされ、閑職と言われる橋廻り同心となった。 相棒の平塚秀太と共に、十手の代わりに、木槌を携帯し、橋の傷を点検して回っている。 しかし、腕を買われ...続きを読むて、北町奉行・榊原主計頭忠之から「歩く目安箱」として、密命を受け、密かに、事件を解決している。 《冬の野》 竜閑橋袂で、美人と愛嬌と絶品茶漬けで繁盛する「紅葉屋」の娘が、攫われた。 犯人が、房次郎という浪人を捜していることが、判明したが、その房次郎は「紅葉屋」女将の別れた夫であった。 《名残の雪》 木綿問屋「丸太屋」の外腹の子・佐太郎は、父親が重い病で、佐太郎に会いたがっているとの文を貰い、慌てて、江戸まで出てきたが、父親を慕う気持ちの反面、家族に疎んじられていると思い、なかなか、会いに行けない。 身分違いの旗本八木忠左衛門の娘・奈津と平七郎の仲を進めたく母親は、苦心する。 平七郎の心は、読売屋のおこうに有るが・・。 焦ったい。
第十二弾 美人女将の娘が誘拐、背後には別れた夫が、面倒をかけられ続けた同心が斬られた、これも背後に悪徳旗本の関りが 中編二話構成の背景には旗本の娘、瓦版屋の娘との仲は、調子のいい元上司、全く役に立たない定町廻り同心と変わりはないが、少しずつ変わっては来ているのか
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