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残り5パーセントのファシズム
夢を操る国家と、従わない人々。 自由な心は誰にも操れない。 95パーセントを支配する社会で、残り5パーセントが目を覚ます──。国民から圧倒的な支持を集める人気政治家。その裏で、人間の夢と無意識を操作し、国家に従順な人間をつくり出す研究が進められていた。成績によって生徒を階級化する学校、政党へ送り込まれる優秀な卒業生、そして意識を統制する研究所──。それぞれのつながりに気づいた雑誌編集長と助手の“姐ちゃん”は、国家を覆い始めた巨大な陰謀を追う。一方、国家から危険視された者が集う最下層クラスで出会った少年と少女も、封じられた過去と自らの正体に迫ってゆく。たとえ人間の95パーセントを支配できても、残る5パーセントまでは操れない。傷ついた者たちが愛と記憶によって結ばれ、自由な心と自分らしい生き方を守るために立ち上がる近未来群像劇。 -
『静かな夜のあとに』─ 大人の再生を描く愛の物語 ─
仲の良い夫婦だった『あさみと裕輔』ふたりの間に倦怠期が訪れ、徐々に 亀裂ができてゆく。 そのような中で、互いに自分の深層と向き合うようになる。 お互いに相手を必要としているのに、ちぐはぐな状況になっていく中で、 お互いが別の愛に出会う。 それぞれの別の愛の行方はどのようになっていくのか? 別の誰かと愛を育む夫は、最後には妻の元へ帰るつもりなのか? そして、苦悩の夜を乗り越え新しい愛に出会った妻は、どのような 選択をするのか? ◇ ◇ ◇ ◇ ── 嵐のような過去を静かに受け入れて、その先にある光を見つめる。 静寂の夜を越えて、彼女はもう一度、愛を信じた ―― ※本作は杏野真央の個人誌作品の電子書籍版となります。 -
スーパー!ウルトラ!デラックス!
弁護士、ジムトレーナー、モデルの三姉妹が探偵として活躍。だか、何故かそれはいつも大きな事件と繋がってしまう。 これは、漫画原作予定だった作品。誰か漫画にしてくれる人、募集中です! 父親が亡くなり、それぞれ事情がある娘の三姉妹は、父親の「白金探偵事務所」を継ぐことに。そして自称「スーパー!ウルトラ!デラックス!」として活躍をし始める。そのシリーズ第1話。訳ありの三姉妹。父親が亡くなり葬儀の後に集まった三人は実家で生活することに。そこに探偵事務所をしていた父親に依頼人が訪ねて来る。事情を聞き、三人はその依頼を引き継ぐことに。ここから、三姉妹探偵事務所が始まった。 【目次】 表紙 スーパー!ウルトラ!デラックス!第1話 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。 -
60才。男が泣ける。
70年代、80年代。その当時に青春だった男たちの記憶。 今の60才代の若き青春時代。 当時に流行った音楽をモチーフとして、それぞれの個人の記憶として小説にまとめた。 『60才。男が泣ける。』シリーズ1作目。 「特急あさかぜ」 中学生の主人公が、寝台特急の一室で同席した年上の女性と一夜を過ごす物語。 背伸びする主人公の切ない想いと、その後の不思議な運命。 博多駅から東京駅まで。寝台列車のなかでの16時間のストーリー。 62才になった主人公が、最後に思うこととは。 【目次】 表紙 「特急あさかぜ」 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。 -
ジュリアン・バトラーの真実の生涯
各メディアで話題騒然。もうひとつの20世紀アメリカ文学史を大胆不敵に描く、壮大なデビュー作にして、第73回読売文学賞(小説賞)受賞作が待望の文庫化! 【内容紹介(詳細)】 デビュー小説で読売文学賞(小説賞)を受賞し、各メディア絶賛の超話題作が、宇野亞喜良の装画で待望の文庫化! 作風は優雅にして猥雑、生涯は華麗にしてスキャンダラス。トルーマン・カポーティ、ゴア・ヴィダル、ノーマン・メイラーと並び称された、アメリカ文学史上に燦然と輝く伝説の小説家ジュリアン・バトラー。その生涯は長きにわたって謎に包まれていた。 しかし、2017年、覆面作家アンソニー・アンダーソンによる回想録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる――。 第73回読売文学賞(小説賞)、第9回鮭児文学賞、第2回みんなのつぶやき文学賞国内篇第1位受賞。あまりにも壮大なデビュー長編小説。 ◎解説=若島正 -
現代ユウモア全集 22巻 『ヴェランダの椅子』 牧逸馬
多筆名作家で、[文壇のモンスター]と呼ばれた破格の作家の第2弾。〈めりけん・じやつぷ〉物を中心に全18篇を収録。 牧逸馬(長谷川海太郎)は複数の筆名を使い、海外ルポ、翻訳、探偵・怪奇・恋愛・歴史・捕物小説など多彩なジャンルで人気を博し、「文壇のモンスター」と呼ばれた作家。 今巻は、そんな彼の第12巻に続いて2巻めで、「こん・げいむ」「感傷の靴」「喧嘩師ジミイ」「サム・カゴシマ」「國のない人々の國」など1925-27年に雑誌掲載された18作品を収録。今巻の初出は、巻頭「紋十と牛之介」と巻末「海へ歸る女」の林不忘名義以外は、すべて谷譲次名義作品。しかもアメリカ在住の日本人や日系人を主人公とした[めりけん・じやつぷ]物が中心。さらに[めりけん・じやつぷ]物の中でも、彼らの生活描写を端緒として、多民族国家アメリカの都市風俗を皮肉交じりに紹介する作品が多い。具体的には、奇想天外な手管を駆使した詐欺師やマイノリティの生き様、アイデンティティの揺らぎをテーマに、資本主義社会の欺瞞や、自己欺瞞を描いている。多民族国家アメリカを単身放浪した牧自身が、目に見えない線で人間を区切ることの無意味を噛みしめながら、同時に現実の人種差別の圧倒的強度を思い知った実体験が作品の根底にあるのだろう。 発刊当時の旧字体総ルビに加えて、より読みやすくした新字体バージョンも新たに追加収録している。解説文は日本のユーモア文学研究者で追手門学院大学准教授・佐藤貴之。付録には、表紙や裏表紙など、当時の貴重な資料も収録する。 (電子版 2026年8月28日配信開始) -
文豪は鬼子と綴る 参 島原編
舞台は博多から長崎・雲仙、いざ地獄のリゾートへ さる血筋の末裔として生きる小説家・香月蓮と 金髪の鬼子助手・瀬戸春彦。 出自の呪いを背負った運命のバディが、消える死体の謎を追う! 〈あらすじ〉 大正十年、夏。 出自に秘密を抱える小説家・香月蓮と中学生助手の春彦は、米国人記者から届いた怪しげな手紙に誘われ、外国人の避暑地・長崎は雲仙へと向かう。 道中で出会ったのは美しき英国人女性・アリスと、かつて日本で天主堂の建設に携わったという仏蘭西人宣教師・ロメオ翁。 異国情緒漂う美しいリゾート地で一行を待ち受けていたのは、「地獄の湯煙から大勢の悲鳴が響き渡り、死体が忽然と消える」という不気味な怪奇現象だった。 華やかな避暑地に隠された歴史と黒い思惑。 香月と春彦は、旅の仲間たちとともに、地獄に眠る哀しき謎に迫る――! 『香月先生の好奇心を刺激する事件が、今ここで起きています』 * 不意に、とある言葉が浮かび上がった。 「――『事実は小説よりも奇なり』」 小さく何度も香月が首を縦に振る。 確かにこの言葉ほど、この男に似合う言葉はないかもしれない。 「そうだ。私はこの言葉を最も好む。人の手によって紡がれる小説などよりも、 この世界の方がよほど奇妙だとは思わないか?」 「それは確かに」 認めざるを得ない。 「今回の旅もきっと不可思議なことが私たちを待っている。そんな予感がある」 ――(本文より) -
あなただけに許す距離
満たされない恋と人生。珠玉の恋愛短篇集。 「きょう、いま、わたしは愛する人にやさしくされたいのだ」 満たされない恋とままならぬ人生を情感豊かに綴った、珠玉の恋愛短篇集。 はじめはただの推しだった。ファストフード店の飄々とした店員。非常識だけれど情緒はある男に、振り回されながらも、わたしは恋を愉しんでいる。愛されているかどうかってそんなに重要なんだろうか。自分が相手を好きかどうかよりも?(「パーソナルスペース-9.8cm」) 日菜は24年生きてきてはじめて知った。空白ができると好きと言いたくなること。セックス後の彼氏はセックス前の彼氏より百倍恰好よく見えること。なのに彼氏は言う。「俺の優先順位を、もう少し下げてくれない?」。なぜそんなことを言われなければならないのか。(「恋と厚顔」) あのとき彼と結婚していたら、もっと違う現在があったのだろうか。「そんな結婚、変」。5年前はそうとしか思えなかった。ふっと、彼の香りが蘇る。あの不思議な二人はいま、幸せに暮らしているだろうか。(「卵とキウイ、あるいは跨線橋」) -
レディ・ムラサキのラブレター 「源氏物語」女たちの和歌と人生
哀しみも喜びも、すべて和歌(うた)に込められていた―― 「源氏物語」の作中歌795首からたどる、女性たち14人の生涯。運命に翻弄されながら自分の人生をつかんでいく彼女たちの姿は、時を超えて今と響きあう。『源氏物語 A・ウェイリー版』の訳者二人が描く魅力の和歌エッセイ! 愛と立場に翻弄され、懸命に生きてゆく女君14人の人生の物語。 桐壺更衣 「心の闇」に放つ別れの絶唱 葵の上 うた詠まぬ姫君 六条御息所 空に乱るるわがたましい 空蝉 逃げ去る女、デズデモーナ 朧月夜 宴の夜のうたと恋 夕顔 荒れ館に散る白い花 藤壺 月へと帰る輝く妃の宮 紫の上 鏡に閉じ込められし愛 花散里 はつ夏のオレンジの香り 明石の君 運命の輪を回す海神の娘 玉鬘 物語をわたる瑠璃姫 朝顔 露にしおれるウェスタの巫女 女三宮 はかなく絶える淡雪 末摘花 眠れる森の唐衣 -
浜村渚の計算ノートシリーズ1~4さつめ 全5冊合本版
四色問題、フィボナッチ数列、円周率――。対「数学テロ」。警視庁の最終兵器は、天才数学少女! 浜村渚の計算ノートシリーズ、1~4さつめ 全5冊合本 『浜村渚の計算ノート』『浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト』『浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学』『浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理』『浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声にのって』全5冊収録 「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日本人は予備催眠を受けており、命令次第で殺人の加害者にも被害者にもなりうるのだ。テロに対抗し警視庁が探し出したのは一人の女子中学生だった!(『浜村渚の計算ノート』) 新時代数学ミステリー!! -
浜村渚の計算ノートシリーズ5~8と1/2さつめ 全5冊合本版
浜村渚の計算ノートシリーズ 5さつめ~8と1/2さつめ 全5冊合本版 『浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上』『浜村渚の計算ノート 6さつめ パピルスよ、永遠に』『浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ』『浜村渚の計算ノート 8さつめ 虚数じかけの夏みかん』『浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族』全5冊収録 浜村渚が修学旅行で大冒険! 京都で謎の連続殺人事件が発生。現場には、なぜか京野菜が撒かれていたのだ。テロ組織『黒い三角定規』の不気味な影がちらつく中、渚&親友のセチが真相を見抜く! 魔方陣を使った謎解き合戦、鳩の巣原理を操るテロリストとの対決なども加えた、傑作4篇を収録(『浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上』)。 -
『このミステリーがすごい!』 中山七里「殺人鬼探偵」
刑事渡瀬・古手川コンビ新連載開始! 古手川に後輩誕生! 埼玉県越谷を流れる中川。橋の袂から女性の死体が発見された。捜査一課の佐生実南(さしょうみなみ)は先輩の古手川和也(こてがわかずや)とともに現場に向かうと、死体の両腕は切断されていた。警察は捜査を進め、遺族、関係者にも話を聞くが、聞くほどに被害者は没個性だった。それでいて死体は邪魔でもない腕が切り落とされるという強い個性を出していることから、渡瀬は「カエル男」以来の、猟奇&無差別殺人の可能性を示唆する――。 電子連載特別エッセイは〈AIには愛がない〉。 (次回vol.2の発売は2026年11月を予定しています) -
後宮の呪術女官
呪術師には向いていないはずだったのに――。 皇室で相次ぐ病を呪いのせいとし、凡帝国の皇太后は南方の山岳地帯に住む呪術師を捕らえるよう青年将軍・泰峻に命じる。そうして後宮に連行されたのは呪術師見習いの少女・珂玲。お人よしがすぎて呪術に一度も成功したことがない彼女は、あろうことか処刑免除の代わりに呪いを封じる儀式を課せられる。そこで泰峻が目撃したのは、呪いが巻き起こす怪異と、珂玲の「本当の姿」だった――。 後宮にはびこる呪いの謎を解き明かす、中華後宮呪術ミステリ。 -
君の名は。 Another Side:Earthbound【角川文庫版】
東京に暮らす男子高校生・立花瀧は、夢を見ることをきっかけに田舎町の女子高生・宮水三葉と入れ替わるようになる。 慣れない女子の身体、未知の田舎暮らしに戸惑いつつ、徐々に馴染んでいく瀧。 身体の持ち主である三葉のことをもっと知りたいと瀧が思い始めたころ、普段と違う三葉を疑問に思った周りの人たちも彼女のことを考え出して――。 三葉と身体が入れ替わってしまった瀧、三葉の同級生である勅使河原克彦、不審な様子の姉に違和感を覚える妹の四葉、そして母の死後家を出てしまった父の俊樹。 新海誠監督長編アニメーション『君の名は。』の四人の視点から掘り下げる、ファン必読の外伝小説が角川文庫に登場! -
もう二度と助けを求めないでください
リンネアは公爵令嬢でありながら、王太子の命でわがまま王女の尻拭いばかりの日々。そしてついには、婚約先の帝国から逃亡した王女の身代わりとして、嫁がされることに。 帝国は五つの国を従える強大な宗主国で、相手は「冷徹皇太子」と名高いマティアスだった。国の命運を背負い、処刑も覚悟で向かったリンネアだが、対面した彼は優しく迎え入れてくれて……。 そして始まった帝国での生活。新たな波乱も起こるなか、彼の本当の姿と、この婚約の真相を知ったリンネアは――。 -
隆家北方食目録
江(こう)国で長い歴史を誇る高級老舗酒楼・天上雲夢を若くして取り仕切る慶月(けいげつ)は、隆(りゅう)家の御曹司にして眉目秀麗、さらに頭脳明晰と非の打ち所のない青年だ。 ただし、「食」への強い興味関心を持ち、いわゆる奇食でも何でもためらわず口にするので、店の者たちからはある種の変わり者とも思われていた。 ある日、庶民たちが住まう外城の店に訪れた慶月は、酒樽の盗難疑惑をかけられ、店をクビにされて困り果てている料理人の青年と出逢う。 身分は低いが料理の才がありそうだと考えた慶月は、持ち前の頭脳で冤罪を晴らし、ある事情で元の名前を使えなくなってしまった青年に玉陽(ぎょくよう)という名を与える。 さらに、自分の店で雇ってやる代わりに、この国では禁忌となっている〈北方料理〉を共に作るよう命じて――!? 事が露見すれば互いの命が危うい事態に玉陽は怯えながらも、貧乏で苦しい生活から抜け出すために、慶月の交換条件を呑むことになり……? 食い道楽の御曹司と、名を失った料理人。 身分も性格も真逆の二人が出遭う事件の数々とは。 そして彼らの奇妙な〈共犯関係〉は、やがて新たな出逢いと国を揺るがす大事件を呼び込んで……!? 選考委員満場一致での受賞が決定した、第11回 角川文庫キャラクター小説大賞〈大賞〉受賞作!! -
幽霊屋敷の祓い屋医師
双子の兄と一緒に遭った交通事故をきっかけに、幽霊が見えるようになってしまった医大生の小夜。学業もままならず休学した彼女に、祖母は自身が所有する屋敷の管理を依頼する。そこで出会ったのは、昼夜逆転生活を送る謎めいた美貌の青年・深影。彼はこの世に留まる幽霊たちを治療し、最期の苦しみを取り除いてあの世へと送り出す「幽霊専門の医師」だった。事故で亡くなってからずっと小夜に取り憑いている兄・景を悪霊にしないためにも、小夜は深影を手伝うことになり――。 【登場人物紹介】 ・望月小夜(もちづきさよ) 幽霊が見えるようになってしまった医大生。双子の兄である景を交通事故で失い、その日以来、景の幽霊が常にそばに佇んでいる。 ・深影柾(みかげまさき) 屋敷に住み、幽霊たちを治療して隠世へ送り出す「医師」。ほぼ引きこもりのような生活をしており、死神のような美貌の青年。金平糖を常食。 -
鬼門に捧ぐ花嫁
【電子版巻末にはmokoppe先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 明響(めいきょう)の世。名家に生まれながら義母に虐げられてきた綾(あや)は、「呪い」が糸となって見える特異な力を利用されていた。 やがて不吉とされる鬼門へ贄の花嫁として捨てられた綾は、鬼の血を継ぐ青年・良寿(よしひさ)に救われる。 良寿の身には無数の呪いの糸が絡みつき、彼を救うため糸を解く方法がないか探る綾だが、鬼門が開く時、良寿の内に眠る“鬼”が暴れだそうとする――。 不遇な少女と鬼を宿す青年。孤独なふたりが出会い、呪いがやがて運命へと変わる和風シンデレラストーリー。 -
質屋からすのワケアリ帳簿~鍵のない鳥籠~
人気のダークミステリー、ついに完結! 他人の不幸や欲望にまみれたワケアリ品ばかりを好む『質屋からす』の店主・烏島廉士は、 目黒千里のある特殊能力を買って店に雇い入れた。 ある日、男が「呪いの櫛」を持ってきて――。 人気のダークミステリーシリーズ、堂々の完結。 ●目次 呪いは盲目 悪事千里を走る 七杜という名の呪い 血を注ぐ器 オカルトの香具師 地獄逝き 鴨と山師 生贄の血筋 悪魔の証明 闇に息づく昔ばなし 祝宴と宿縁 三世の契り 七人の生贄 竜の血 逆鱗に触れる 宝箱と鍵 やさしい監禁 眠り姫 女の命 私を疵つけられる人 足元から鳥が立つ あなただけの人形 私の鳥籠 ●著者 南潔(みなみ・きよし) 小説とイラストで活動中。2013年には書籍『恋獄トライアングル』(新潮社刊)、2014年には『恋愛教室』シリーズ(徳間書店刊)、2016年『質屋からすのワケアリ帳簿』上下巻や『黄昏古書店の家政婦さん』(いずれも小社刊)を出版し、大好評を博した。その他、電子書籍も多数刊行。 著者公式サイト「nisemono cigarette」 -
『苦しめてごめん・・』―消せない過ちを悔いる日々―
神尾皇紀と三嶋友里は、互いを深く愛し合う恋人同士だった。 しかし皇紀の転勤をきっかけに、ふたりは遠距離恋愛を余儀なくされる。 慣れない環境で精神的に不安定になった皇紀に近づいたのは、同僚の根米菜々緒だった。 巧みに距離を縮める菜々緒に翻弄される皇紀。 そして友里との間にも少しずつ亀裂が生まれていく。 愛か執着か──。 遠距離恋愛の果てに待つのは、別れか、それとも……。 ※本作は杏野真央の個人誌作品の電子書籍版となります。 -
金牛宮
狭い店の中にスチールの棚が三列ある。カウンターの中のキャビネットには風邪薬が並べられている。椅子は焦げ茶色の皮製の年代物でミカはいつもこれに座っている。 妹の友達である青山ミカと恋愛関係になるが妹がストーカーに殺害されて関係が揺らぐ。そこに友人が割り込んでくる。 ※本作は善文杏南の個人誌作品の電子書籍版となります。【299ページ】 -
女のイイ顔
――あの人、ええ顔になってる。うまいトシのとりかたをしてる……いいなあ。いい顔になったなあ。 過ぎゆく青春の余韻を楽しみ、「キラキラ」ではなく「グツグツ」生き、真剣に「ヨタ」り、老いてこそ好奇心旺盛に、人を楽しませ自分も楽しむ――。 「こう考えたほうが世の中生きやすいということを、小説に書いてきたつもり」という著者が、折々に綴った女性の生き方をめぐる随筆を精選。 肩の力をぬいて、みんながイイ顔になりますように! 〈巻末エッセイ〉佐藤愛子「お聖さんの幸福」 〈解説〉原田ひ香 【目次】 Ⅰ 女のイイ顔 とりあえずお昼/キラキラ生きる?/バラ色の人生/可愛い女からいい女へ/女のイイ顔/マンガになる顔/神戸の女性たち/幸福について―かるく一杯/私、これが好き―かるく一杯/女の自然 Ⅱ 結婚は楽し 恋愛の性・結婚の性/別れも楽し/おすすめ三十代結婚/「へーえ」の銀婚/ Ⅲ 老いてなおバラ色 老いる/オバンの夢/熟年と出家/「とんだりはねたり」と老いの花/「ヨタ」に生きる/乗り換えの多い旅/老いの現場報告/そのときはそのとき/九十年ひとむかし/万夫みな可憐―わが〈おっちゃん〉を見送るの記 Ⅳ 独りも楽し また、可/……(テンテン)/日本の後家/独楽/彼の口癖 Ⅴ 我が頭なでてやる 書くことに捧げた私の「夢見子」人生/人生の贈りもの/我が頭なでてやる―幸せのヒント -
さとこはいつも【特別掌編付】
【電子書籍版は、特別掌編「さとしはいつも」収録!】 監督デビュー20周年!本格書き下ろし小説 「誰でも一冊なら、自分の本が書けるんだって」 中井聡子、中学2年生。じりじりと迫りくる高校受験を薄目で見ながら、昼休みには屋上で友人たちと恋バナに花を咲かせ、放課後になれば、渋々入ったソフトボール部で嫌々ライトを守る(※ボールが飛んでくると逃げる)日々だ。 西田沙都子、35歳。韓国カルチャーと姪っ子をこよなく愛し、映画配給会社でしゃにむに働く。隠れた名作を世に広めたい! という初心はどこへやら、山積みの仕事に忙殺され、現実を知るうち、無難でより広くウケそうなコピーばかりひねり出すようになってしまった。 飯島里子、55歳。毎朝3人の息子のお弁当作りに精を出し、あっという間に20年が経った。三男の最後のお弁当の日、家族は誰もそのことに気が付かない。ふと顔を上げれば、読書好きだった学生時代に抱いていた小説家の夢もはるか遠くに。 塩辛への愛に初恋、不倫、家族。 彼女たちには、書かずにはいられない物語があった――。 ☆ ☆ ☆ 『南極料理人』『横道世之介』『子供はわかってあげない』など数々の名作を生み出してきた沖田修一監督がデビュー20周年の節目に贈る、初の本格書き下ろし小説! 忘れてしまった瑞々しい日々や葛藤、切なさ……。 すべてがここに詰まっています。 ☆ ☆ ☆ 映画『さとこはいつも』2026年9月18日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開 有村架純 石田ひかり 姫野花春 黒田大輔 青木柚 細田佳央太 吉田羊 オダギリジョー 筒井道隆 監督・脚本 沖田修一 音楽 柴田聡子 主題歌 折坂悠太 「シミレ(feat.柴田聡子)」 製作幹事 アミューズクリエイティブスタジオ 配給 ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション オフィス・シロウズ (C)2026「さとこはいつも」製作委員会 -
漫画でイけ
人気漫画家・鳥トマトの初小説集 「私には何もない。でも、漫画がある」 「絶対に埋められない穴を持った人にしか描けない漫画があるんだよ」 漫画家・鳥トマトによる小説×漫画ハイブリッド文学爆誕! 神様、僕は漫画に人生を捧げます。 お金もそんなにいりません。男も女も、大嫌いだから一生誰とも付き合えなくていいです。心が死んでるから幸せにもどうせなれないし、ならなくていいです。なので、僕が十年後も百年後も千年後も誰かに読まれる漫画が描けるようにしてください。僕の思う真実を漫画に閉じ込めて「永遠」にする力をください。 「漫画でイけ」 売れない漫画家のツグミは、人気作家・蛇川の紹介で「売れる漫画のロジック」を語る編集者・野分と出会う。彼に導かれ、漫画家として再起を賭けていくが…… 「僕の血」 出版社のライツ部に勤めながら、漫画を描いている主人公・鳩山。原作者の凄まじい執念に翻弄される一方、編集者・半本との出会いによって創作人生が大きく揺さぶられていく。 -
ジンタルス RED AMBER
19世紀、弾圧的な帝政下のロシアで画業と詩作を志す農奴ミーシャ。13世紀、北方十字軍に故郷と家族を奪われ復讐を誓うジンタルス。自由とは、表現とは、生とは。時代と国を超えて描く圧巻の歴史長篇! 皆川博子でしか描き得ない世界がここにある。 希望と物語の歓びに満ちた傑作長篇、堂々刊行! 19世紀ロシア。伯爵に仕えながら絵画を学ぶ農奴のミーシャ。館で「亡霊(プリーズラク)」と呼ばれている青年ステンカとの出会いから、ペテルブルクで画才と文才を磨く道が開けるが―― 13世紀バルト。北方十字軍に故郷リヴォニアを侵略され、家族を失った少年ジンタルス。貴族の息子マクシミリアンの従者として遍歴の旅に出るが、復讐の念は彼を修羅の道へと導く。 圧政と戦乱――二人の青年が辿り着いた、自由とは、表現とは、生きるとは。 ミーシャの物語と、ミーシャが記したジンタルスの物語。 二つの物語を交錯させ、時代も国も越えて贈る、最新長篇にして最高傑作! -
P+D BOOKS 二百年
6代にわたる一族の物語を詩歌とともに綴る。 妻子を置いて出奔し、港湾労働者として働きながらアメリカに渡ろうとするが果たせず、家族のもとに連れ戻されたものの、好奇心の赴くままにさまざまなことに手を出した幕末生まれの直治。家の資産をほとんど使い果たしてしまった直治は、しかし娘婿に西洋医学を学ばせ、孫の梅子には津田英学塾で学ばせる。 梅子の子・檀(まゆみ)は夫の仕事の都合で海外赴任を経験し、その子・桂は外国人と結婚し海外で暮らしているが、娘を連れて日本に帰ることもある。 そんな6代200年にわたる一族の物語が、同時代の出来事や登場人物たちが愛した詩歌などとともに綴られる、穏やかな作品。 -
P+D BOOKS 西洋色豪伝
世界史の有名人の真実をユニークな文体で。 「ああ彼カサノヴァ――老若美醜、貴賤貧富、南婦北嬢、かりにも女の形をした女であるならば、当るを幸いナギたおし……それは実に無数という外なき情事で、根気のいい人があったら、彼の尨大なる回想録を読んで、一人二人と順々に出てくる女の数を勘定して行ったら、面白い数字が出てくると思われる。」 カサノヴァ、サアド(サド)、ナポレオン……色豪、性豪として名を轟かせる6人について、脚色されたお話ではなく記録をもとにして練り上げた表題作のほか、ローマ帝国第5代皇帝ネロやクレオパトラの真実を講談調で明かす「暴君ネロ伝」「女王クレオパトラ物語」など、名調子で綴られる短篇集。 -
鈴掛紬の針しごと 日暮里ミシンカフェ営業中
心のキズを、切ったり貼ったり、縫い合わせたり――東京下町のミシンカフェは、笑いあり、涙ありで営業中! 婚約者に失踪され、東京・日暮里に引っ越した真衣が見つけたちょっと不思議なお店「ちくちくするカフェ・ミシンとボビン」。そこはハンドメイドや裁縫をするためのミシンカフェで? 店主の鈴掛紬は無愛想、でもお客さんからの信頼は抜群。可愛い雑貨の内装と、とびきり美味しいランチに惹かれた真衣は足しげく通うのだが、実は真衣にはたち切りたい過去があり・・・・・・。ままならない人生だからこそ、“裁縫”という解決策があっていい。訳ありの過去や、修復したいキズ、縫い合わせたい心があれば、どうぞ「ちくちくするカフェ・ミシンとボビン」へ! -
横須賀ヘアカット・ダイアリー ―奇跡の美容院でさよならを―
【3つの条件がそろった時、その美容院には大切な“あの人”が訪れる――。】表参道の一流サロンで落ちこぼれ、実家・横須賀の美容院『ビューティーオギ』に戻ってきた荻山桃治。想いを寄せる幼馴染のネイリスト・響とともに店の立て直しに奮闘する桃治だったが、実はこの美容院には「“3つの条件”がそろうと、亡くなった人ともう一度だけ会える」という秘密の力があることが分かる。その力にはどうやら、はるか昔に運命を引き裂かれた男女の恋が関わっているようで・・・!? 「あたしが幸せだったって、ちゃんと覚えていて――。」 舞台は横須賀。奇跡の再会に涙する、あったか再生物語! -
毎天町中華 谷中暮らしの二人
心身を壊し勤めていた会社を辞めた青年・千秋は、祖父がかつて谷中で営んでいた中華料理屋「春夏冬軒」跡を間借りし移り住んだものの、生きる気力が湧かず、食べ物を義務的に口に押し込むだけの日々が続いていた。ある雨の夜、傷だらけの怪しい男・小虎が現れ、料理をするかわりに泊めて欲しいと頼み込んでくる。彼が作る炒飯は、千秋が幼い頃に「春夏冬軒」で食べた思い出の味そのものだった。「おいしい」という感情を取り戻した千秋は、小虎を雇い入れ、ふたりでかつての「春夏冬軒」のような町中華を始めるべく奮闘するが!? 居場所探しも生きる意味も、まずはお腹いっぱいになってから。巨大食品会社の子息×野良中華料理人青年が東京下町で繰り広げる、おいしくてちょっとほろ苦い口福人情譚。 -
あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。【新装版】
日本公開決定 邦題『あなたが母親の手料理を食べられる回数は、あとどれくらい残ってますか?』公開を記念して原作小説が新装版となって登場! 【上野そら書き下ろしのアフターエピソード付き】母の手料理を食べることができなかったある青年の後日談収録。(あらすじ)――この数字がゼロになったら、どうなるんだ? 十歳の誕生日、僕に突然見えるようになった不思議な数字。それ以来、母親の料理を食べるごとに数字がひとつずつ減っていった。もしかして……数字が0になった時、母は死ぬ? だから僕は、母の手料理を一切食べなくなった。避けるように一人暮らしもはじめた。これで母は健康でいられる、長生きできる。そう信じていたのに。僕は最後に、思いもよらない真実に気づいてしまう――。表題作ほか全8篇。限定回数をもとに描かれるオムニバスストーリー。 -
秘密のスイーツ
「雪子ちゃんがいちばん食べたいものって何?」食いしん坊の理沙は雪子にこんな質問をします。戦争中を生きる同世代の雪子から返ってきた答えは森永のキャラメルでした。現代を生きる理沙はそんな雪子のために、友達と一緒に手作りのお菓子を送る決心をするのです。 -
失くしても、また
大人にだって、きゅん!も、ぐっ……もある。 愛猫を失った夫婦、学校図書館で子どもたちに向き合う司書、久しぶりに集う高校の同級生たち、夢を忘れかけた会社員――。 ひとりでも、ふたりでも、みんなでも。 自分にちょうどの形を見つけて、そうして今日も、生きていく。 第1話 いくつになっても 第2話 さみしくてやさしくてかわいい 第3話 いとおしい大人たちへ 第4話 眠りに落ちるその前に 第5話 ぜんぶ自分のことだから 第6話 愛することと許すこと 第7話 大きく息を吸って 第8話 これはため息じゃない 第9話 忘れても、忘れなくても 第10話 あなたはここにいる -
海月の骨
小説現代長編新人賞から鮮烈デビュー 注目の新鋭・待望の第二作! 損壊遺体を直す納棺師を描いた『アフターブルー』で読書界隈騒然 次なる舞台は「特殊遺品整理課」 看取られなかった人生に、最後に寄り添う人がいる――。 特殊清掃の最前線。 二人の遺品整理士は部屋を片づけ、「生きた証」を見届ける。 「部屋には、そこで生きた人の人生が詰まってる」 異臭を放つ孤独死の現場を清掃し、遺された物を処分する【特殊遺品整理課】。 床を覆う無数のゴミ、家族との写真、子どもの工作品、謝罪を綴ったノート、お揃いの食器――。 清掃が終われば、そこで生きた人の痕跡は一つ残らず消えてしまう。 現場を担う水生と鳴海は、遺された部屋を手掛かりに、誰にも看取られず逝った見知らぬ他人の人生を想像する。 なぜ孤独な最期を迎えたのか。 遺された品々は何を語るのか。 故人の生きた証と向き合う日々はやがて、傷を抱えた孤独な二人の「今」をも変えていく。 -
続・三つの恋の物語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初恋のときめきと別れを経て、大人になった彼らの前に訪れるのは、愛だけでは乗り越えられない現実でした。本作は「翔一の決断」「綾香の悲恋」「康介の責任」という三つの物語を通して、喪失や罪悪感、許し、そして人生の選択を丁寧に描き出します。突然の悲劇によって深く傷ついた夫婦。想い合いながらもすれ違う男女。そして、愛する人を守るために背負う責任。それぞれの立場で揺れ動く心の軌跡は、人生のなかで誰もが経験する葛藤や後悔と重なり、読む者の胸を静かに揺さぶるでしょう。恋に憧れた青春の日々を越え、それでも誰かを愛し続けようとする人々の姿を描いた、切なくも希望に満ちた大人の恋愛小説です。 -
元カレの名前なんて忘れた
“思い出”を置いて、私たちは進む――四人の人気作家が描く、苦くて甘い「元カレ」の物語 ●「姉ちゃん」(青山美智子) 出演したドラマが話題となり、俳優として注目され始めた姉ちゃん。「有名になると親戚が増えるっていうけど、元カレも増えた」と愚痴をこぼし……。 ●「三月なんて前世」(一木けい) 小麦アレルギーの脚本家、琴は元カレが米粉パン職人として成功していると知る。彼との出会いから別れまでが思い起こされ……。 ●「すべてはカーテンの中」(町田そのこ) 別れ話に納得できず、「セフレでもいい」と縋ってしまった美加は、同級生だった彩智と偶然再会する。彩智は高校卒業後にある事件を起こしていて……。 ●「二つ年上」(山内マリコ) 〈未経験者歓迎〉の着物ショップで働くことになった沙良。慣れない仕事に忙しくしながら、思い出すのは別れた恋人のことだった。 -
静かなよろこびのある暮らし ―100年ライフを輝かせる定年後の生き方―
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生100年時代を迎えた今、私たちは「長く生きること」と「幸せに生きること」の違いに向き合う必要があります。本書は、定年後の人生をより豊かに、より自分らしく生きるための指針を示した一冊です。 健康、孤独、人とのつながり、自己表現、読書、学び――。人生後半に訪れるさまざまな課題と可能性を見つめながら、心が本当に喜ぶ生き方を探求します。著者自身の経験や仏教的な人生観も交え、「生きる目的とは何か」「本当の幸福とは何か」をやさしく問いかけます。 定年後を人生の終着点ではなく、新たな成長と発見の始まりとして捉えたい方へ。静かなよろこびに満ちた人生を歩むためのヒントが詰まっています。 -
物語の種
読めば心が躍り出す! どこから読んでも面白い、ほっこり&胸キュンの物語たちが生まれました!! 読者からの投稿=蒔かれた種を元に、著者が芽吹かせた十篇の小説! 解説・帯は、元宝塚歌劇団の俳優・七海ひろきさん! 「好きなところから読んでいい。でも途中ではやめられない! 10粒の種は、有川先生の水やりで芽吹き花開く。本当に面白い!」 第一話 SNSの猫 SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。 第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……? 第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え 静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う? 第四話 我らを救い給いしもの 中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。 第五話 ぷっくりおてて 小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。 第六話 Mr.ブルー ある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。 第七話 百万本の赤い薔薇 ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。 第八話 清く正しく美しく エステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。 第九話 ゴールデンパイナップル 祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。 第十話 恥ずかしくて見れない ある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。 -
新しい恋愛
ドキリ、共感。 芥川賞受賞のロングセラー『おいしいごはんが食べられますように』著者 短編の天才が見透すあなたの本音! 言えなかった心のもやつきに気づく恋愛小説。 ★宇垣美里 大人になった私たちは 好きなだけでは愛せない 正しい恋だけしてられない ★朝井リョウ(「群像」2024 年 10 月号掲載の対談より) 好きと思う気持ちの中にある、その人そのものに向いた部分、その人が置かれている状況や条件に向いた 部分、それ以外の部分。そういう、感情を分解されるような感覚 ★大森時生 この小説を読んで、恋愛がしたくなった。恋愛はグロテスクで嫌悪の対象だ。だからいい。だからし たい。 ★麻布競馬場(解説より) リアルであること。僕がサラリーマン作家、あるいはいち読者として著者を心の底から信頼している のは、まさにその点にある。 ロマンチックから逃げる二十五歳のわたしと「今の」恋愛を語る中学生の姪(新しい恋愛)。内緒で付き合っていた先輩社員の別な一面に心が揺らぐ(花束の夜)。身に覚えのあるごくあたりまえの好意と悪意。好きって一体なんだっけ……。見逃していた生感情にドキリとさせられ、共感にもだえる五つの短編。 「花束の夜」 ひそかにつきあっていた先輩社員が退職、その送別会の夜に……。 「お返し」 バレンタインデーに渡されたのは、チョコレートだけではないのかもしれない。 「新しい恋愛」 プロポーズされたくない25歳の私と、まっすぐに恋愛を語る中学生の姪の2日間の物語。 「あしたの待ち合わせ」 狛村くんはずっと私が好きだ。私は好きではなけれども、手放したくはない。 「いくつも数える」 50歳課長の「年の差婚」をきっかけに社内に広がるモヤモヤと思いがけない波紋。 -
かくりよ領事館の料理番
父を失い天涯孤独になった咲良は、ひょんなことからあやかしの世界・かくりよに迷い込んでしまう。辿り着いたのは人とあやかしの世界の境を守る領事館。帰るには関守の黒狼様・昴の力が必要だが、彼は重度の人間嫌いらしく、咲良は正体を隠して領事館の厨房で働くことに! ガレット、ムニエル、ローストビーフ。咲良の真心こめた絶品洋食でのおもてなしは、頑なな妖たちの心を解きほぐし様々な問題を解決へと導く。そんな咲良の献身に、昴も徐々に心惹かれていき……。 美味しいワインと洋食で心も体も満たされる、和風溺愛ロマン開幕! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 上條咲良(かみじょう・さくら) かくりよに迷い込んだ人間。都会のレストラン勤務の経験を活かし、洋食とワインの知識で神々やあやかしたちをもてなす。 昴(すばる) 人とあやかしの世界の境を守る関守の黒狼。上條家が祀る大口真神社の神でもある。過去の因縁から人間嫌いと有名。 -
青と金
桜沙は美大に通っている。実家を出て一人暮らしをしている。 毎日憂鬱で不安になって姉を頼って同居することになったのだけど姉は恋人と同棲していた。駄目な男だとわかっているのに好きになってしまいそれが姉にばれて喧嘩をしてしまう。 追い出されて諦めるつもりだったのに偶然再会した時その男は桜沙に好意的で振り回される。 ※本作は善文杏南の個人誌作品の電子書籍版となります。【138ページ】
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