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シングルマザーで働き詰めの母に代わって車椅子の弟の面倒を見てきた岡崎成道は、看護師を目指して大学に進学する。40人のクラスに男子はたった5人。覚悟はしていたものの看護業界は女性中心で、講義も実習もトラブル続きだ。自分は必要とされていないのではないか。思い悩む成道は、ある患者の担当になり――。
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Posted by ブクログ
いつも感動をくれる藤岡さんの新作 やっと読めました こちらもよかったです(゚´Д`゚)゚。 看護師を目指し大学に進学する岡崎成道。 交通事故で父親を亡くし、働き詰めの母親の代わりに車椅子の弟の面倒も見ています。 看護師の世界は女性中心。 大学のクラスの男性は5人で、ほか全て女性。...続きを読む 男の看護学生というだけで敬遠され、担当拒否されたりします。 ただでさえ厳しい道のりに加え、弟の面倒も見なければならず、成道はいっぱいいっぱいです。 もうこれ以上無理と挫けそうになりますが 同じクラスの仲間との関わりや 実習での患者さんとの触れ合いの中で いろんなことに気づき成長していきます。 成道は俗に行くヤングケアラーでありながらも 自分の道を諦めずに進んでいきます。 あまりにも成道が出来すぎな気もするんですが それでもやっぱり若者が頑張ってる姿は胸を打ちますね その分母親にイライラしてしまいます、、、。 やっぱり藤岡さんの作品は泣いてしまいます(т-т) また他の作品も読みたくなっちゃっいました この作品で初めて知ったのですが 日本の法律で男性は助産師さんにはなれないんですね。 確かに見かけないと思いました。 男性の助産師さんだと子宮口診てもらったり、母乳外来とかも抵抗があるかもしれないですね でも男性医師が内診したりもするよなとも思うんですが、、、 産婦人科でも女医を希望する妊婦さんも結構いると聞きますし、もしなれるようになってもこれまた厳しい道のりがまっているかもしれないですね
看護師を目指す、男子学生の成長物語。 本著者の作品は初読みですが、現役ナースの方ということで、医療現場のリアルや看護師になるまでの過酷さの解像度がとても高い。 看護師全体における男性の割合は1割以下という環境の中、男性というだけで看護させてもらえないケースもあることを知りました。 また、「頑張...続きを読むらなくてもいいって言葉を慰めに使う人は、本気で相手のことを考えていない」という言葉が印象深い。 自分の人生に責任を取るのは他の誰でもない自分自身であり、小さな目標でもすぐに諦めがちな自分を省みるきっかけにもなりました。 そして、自分の子やこれから社会に出る学生さん達にも是非読んでほしいと感じた良作。おすすめです。
看護師だった父を早くに事故で亡くした成道は、懸命に働く母を助けて、車椅子の弟の世話をしながら、自分も看護師になろうと大学に進学する。ほとんど女子の看護学部には、クラスに男子は5人だけ。男子ならではの苦労もあり、弟の世話やバイトとも両立しながら、懸命に頑張る成道の姿に感動した。5人の仲間もそれぞれに事...続きを読む情や悩みを抱えながら、講義や実習をこなしていく。「あなたたち男子学生はただでさえ目立つんです。白ウサギの中に黒ウサギが混じっているようなものでどうしても目立つんです。」という教官の言葉は、インパクトが強かった。医療現場という特殊な環境では、男子であることは思いの外ハードルがある。でも卒業の時には、一人一人をよく知ったことで、男女という区別はあまり意識されないという成道の感覚に説得力を感じた。看護師になるための学びの過程の厳しさも知ることもできて、とても感動した。
大好きな作家さん。甘い言葉ではなく、きちんと頑張る、努力する人の強さを讃える言葉に励まされる。背筋が伸びる一冊。
「青のナースシューズ」にたどり着いた時 人生捨てたもんじゃないなと 泣きそうになりました。 成道は優しいし、晴道も一生懸命前を向いて歩み出す。 目指す職種に向けて頑張る姿を優しい気持ちで応援できる本だとおもいました。
誰かの役に立てる人になりたい。 それは、自分も誰かに支えて貰っているから。 そう気付かされる。 最後は、爽やか。空に向かってジャンプ。 登場人物たちの、それからが知りたくなる終わり方だったなー。 続編があること、期待します。
岡崎成道は小6で事故に遭い、同乗していた小1の弟は下半身に大怪我をし父は亡くなった。弟は途中で不登校になり、リハビリも止めていて、車椅子の生活。不運なことに相手が悪く、保障がなかった。成道は家庭の中でヤングケアラーとして弟と、家事を請け負っていた。父は当時珍しかった男性看護師であり、成道は家庭の事情...続きを読むもあり高卒で就職するつもりだったが、特待生の学費免除を知り、家から自転車で通える看護大学に進む決意をする。 とまあ、感動する要素満載で、ご馳走さまって感じなのかな~と思いながら読んだのですが、さすが藤岡陽子さん、素晴らしかったです。苦難、努力、不運…。そしてつかむ未来への道。考えさせながら、追体験させられながら、染み入るように読めました。後半は涙腺に来る話満載なので、涙もろい人は家で読みましょう。産婦人科病棟あたりから、母は特にもろくなりやすいかも。あっ、でも成道の母はちょっとあり得ないくらい、ダメ母でした。もちろん、不運に負けず頑張ってるんだけどね…。そこは嫌にならない程度の描写で話進みますのでご安心を。 ルビなどないですが、読みたがれば小学生でも大丈夫。まだ、少し難しいと思います。基本は中学校以上。
藤岡陽子先生の小説は私の処方箋です。 悩んでいる時に読んでもいいのですが、 私のお勧めは悩んでない時に読んで欲しい。 「青のナースシューズ」という爽やかなタイトルと同じように、内容も晴々しく心も澄んだ青色になります。文章に沢山の色が登場し、色がテーマになっているようです。 藤岡陽子先生の小説を読むと...続きを読む必ずまた頑張ろうと思う事ができます。こんな人生でいいのだろうか、人間関係が上手くいかない、家庭環境で悩んでいる等、誰かの心に勇気を貰う内容です。人生はフル充電ではなくスマホと同じで80%がちょうどいい。100%で動き続けたら人は壊れてしまう。 人は頑張った分だけ強くなる!よくある言葉だけど、一周回って本当にそうだし、必ず誰かが見てくれています。けど大事なのは、努力を見てもらう為に頑張るのではなく、誰かの努力を認めてあげる事が大事だなと思いました。 言い訳を考えたり、他人のせいにするのは簡単だけど、小説に出てくる人達はみんな自分と戦っています。著者の藤岡先生の人柄なんだなと思いました。いつも素晴らしい小説ありがとうございます。
ストーリーに引き込まれ、一気にに読み上げた。 いたるところに気づきがあり、目頭が熱くなるフレーズが随所に! 主人公の駆け引きのない、まっすぐなところに共感もおぼえた。 何故このタイトルなのか初めは分からなかったが、深い意味があったことが分かった。 初めて読む作家さんだが、また読んでみたい。
「リラの花咲くけものみち」で獣医師を志す少女の姿に胸打たれましたが、今度は看護士を志す少年が主人公。 読み終えるまでに、一体どれほど感情を揺さぶられたか……! 看護師学校が舞台の「医療×青春小説」。看護師になるための勉強に、家庭でも弟の身の回りのお世話のために日々忙しくしている成道。母のために、弟...続きを読むのために……成道の歩む看護師への道のりは肉体的にも精神的にも過酷で、でも、どこまでも彼は優しくて、娘を持つ母として胸が痛くなりました。 しんどいとき、心が折れそうなとき、誰かの存在や言葉が励みになり、未来に繋がる「今」に繋ぎ止めてくれることがある。 成道が実習を通して患者さんと共に過ごした時間やご縁は、きっとその後の看護師人生を励まし、温め続けてくれるものになるはず。 いつも優しく、ひたむきに前を向いて頑張り続けた彼に、大きな拍手を贈りたい! 成道と晴道兄弟。二人は本当に似ていて、どっちもすごく頑張り屋。成道の積み重ねてきた日々に思いをめぐらせました。心の中でエールを送りながら、それが自分への励みにもなっています。 心に染みわたるストーリー。清々しく、温かな感情に満たされました。 また大好きな作品が増えました。 これは是非兄弟のその後を描いた作品も読みたい!! 『いつかこの目で見たい理想の風景を心に持つことは、生きる力になる。』 『でもさ、努力って消えないんだ。頑張ったことは一生自分の中に残る。生きる力になってるんだ』 『外の世界に触れたことで自分は希望を持った。希望を持つと人は努力ができる。努力をすれば未来が拓ける。』
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