空にピース

空にピース

小説・文芸
867円 (税込)

4pt

東京郊外の公立小学校に新しく赴任したひかりは衝撃を受ける。ウサギをいじめて楽しそうなマーク、ボロボロの身なりで給食の時間だけ現れる大河、日本語が読めないグエン。これまでの経験がまるで役に立たない現場で一人一人と向き合ううち、いつしかひかりは子どもたちの真の輝きを見つけていく……。新米教師の奮闘と成長に心震える感動作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    空にピース
  • タイトルID
    :
    1504495
  • 電子版発売日
    :
    2024年01月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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空にピース のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地域によって生活している人たちのカラーが違う。理解はしていても、実感は少ない。また教師とは縁のない職業に就いている自分には想像できない世界感の小説。先生1人をとってもどんな教師と出会えるか子どもは選べない。選べないからこそ、選べる大人一人一人が、どう考え職業選択をするか、自分の影響がどのような社会貢献をもたらすかを熟慮すべきだと思った。

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    すっごく話が重くて辛いなと思いながら読みました。
    でも希望がみえる終わり方で本当に良かった。
    絶対にもう二度と読むことはないけど、とても素敵な話を読み切れてよかった!

    0
    2025年12月29日

    Posted by ブクログ

    ペンは剣より強い。
    私が読後、真っ先に思い浮かんだのがこのフレーズ。
    著者の知り合いの教員から聞いた話を元に、構成されたストーリーなのだと言う。誰かが書かないと、という著者の正義感なんだろうなぁ。私はそういうの嫌いじゃない。

    虐待されていたり、ネグレクトだったり、移民だったりで、小学校に通えないとか、どうにか通っても馴染めない子どもたちと、それをなんとか救おうとする若い教師。
    フィクションではあるけど、こういう家庭は確実にあるし、社会的に守られていない弱者がいるのだと知ることはとても重要だと思った。
    作中に出てくる児童の中で、印象に残っているのは文香だ。私の子どもの頃と重なる。

    子どもを育てていると、本を読んでいると、心の中にしまっていたどす黒い箱が開く時がある。
    その箱があること自体、忘れていたのに。

    私が藤岡作品を読むのは3作目。
    この本は、『きのうのオレンジ』を読み終えたタイミングで知って、娘が小学生になる前に読みたいと思っていた。
    何より、主人公の名前に吸い寄せられた。

    娘が保育園の担任に注意されることが多く、私自身がダメ出しばかりされているように思っている。
    先日ついに「こういう、生きていく上で大事なことって、やっぱりご家庭でちゃんとお子さんとお話して欲しいんですよ」と言われてしまった。

    保育園の先生は子どものプロだから。
    私などが、解決策を導けるはずもない。
    何でも教えてやってください。よろしくお願いします。
    そんな風に、子どもたちを保育園に預けてきた。
    ここまで、赤ちゃんのときからずっと。

    先生たちに教えてもらったことは、本当にたくさんある。
    というか、娘たちは、大事なことや必要なことを全部保育園で教えてもらった。
    私は、つくづくダメな母だと思う。

    作中で、大河の母のセリフに泣いた。
    私は彼女とは真逆に高齢出産なのだけど、それはそれで「アナタ、何年生きてきたんですか?」「これだけ生きてるんだから当然できますよね?」という圧をいたるところで感じる。
    何歳で産んでも初めてのことはわからんし、向いてないものは向いてない。
    まぁでも…開き直ってばかりはいられない…。
    これを読み終わって、自分の子どもたちへの関わり方を考えざるを得ないな…と思っている。

    夫は、保育園の先生からの指摘を「先生自身の支配欲を満たしたいだけ」「担任との相性が悪いだけ」と全く聞かない。先生との相性が悪い…それは…アンタや。
    先方もそれを感じているから、先生から子どものトラブルを聞かされるのは、いつでも私の役目だ。

    「よく見てくださって、ありがとうございます」
    「様子をお知らせいただき、ありがとうございます」
    私の、先生へのセリフ集である。
    これを、泣かずに、喧嘩せずに、言えるようになったのは年を重ねた成果かもしれない。

    藤岡作品は、温かい。
    「誰か一人、がいるかどうか」
    水野先生のこのセリフも、私は泣いた。

    お友達とのコミュニケーションでトラブルを起こす娘に、私は言ってしまう。
    おうち帰ったら、たくさん好きな絵本読もうか、と。
    甘やかしているだけなのかもしれないけど。

    その一人を見つけられるか。出会えるか。
    今は出会えなくても、いつか出会えるよ。
    今、ひとりぼっちなら、たくさん本が読めるよ。
    ひとりぼっちでも、たくさん本は読めるよ。
    私の中のちいさい人に、そう声をかけた。

    藤岡さんは、すっかり私のお気に入りの作家さんの一人だ。たくさん読めば、いろんなことと繋がれる。
    だから読書はやめられない。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    小学生を育てる親として、さまざまな想いを巡らすことになる良本だと思った。
    決して誇張した表現ではなく、リアルにあり得るテーマなのではないだろうか。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    様々な問題を抱えた子供が集結した6年2組。
    そのクラス担任になったひかり先生と生徒のお話。

    そこに元校長が亡くなったという事件も絡んできて、ミステリー要素も含まれた内容で、予測ができない展開も面白かった。

    先生が真っ直ぐで子供達の未来を常に考えてくれていて、その優しさに心温まる。
    また荒れたクラスであっても、子供達の純粋で無邪気な様子や、先生の頑張りに応えようとする様子はとても可愛らしい。

    個人的には授業中や行事の様子で、自分の小学生の頃の思い出と重なるような描写が多く、鮮明に小学生の頃の感情を思い出すきっかけになったりして、懐かしさや切なさを感じ、グッとくるものがあった。

    少し読み進めただけで、クラスの抱える問題が多過ぎて重過ぎて、これはハッピーエンドは無理だろうと感じるレベルだったのに、こんな素敵なエピローグで締め括られるとは驚きだった。

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    今年最後、素晴らしい終わり方でした。
    生徒に全力でぶつかって行く小学校教師の主人公にエールを送りながら読みました。

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    藤岡陽子さん、2冊目の作品です。
    晴れたらいいね を最初に読みとても感動しましたが、この作品も間違いないです。
    感動。涙。先生という職業の難しさも大変さも感じました。主人公は本当に素晴らしい先生です。
    ラストも良かったですね。
    藤岡陽子さんの作品、ほかにも読んでみようと思います。

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    最初の方はとても辛く、読むのをやめようかとも。
    澤木ひかり・・と同じ仕事をしていたのは、私の周りに複数います。
    なので読むのが辛いと思えるところが‥‥

    そしてきっとこの後、その仕事に就くかもしれない大学生がいるかも。
    穏やかな終わり方なので、よかったです。

    0
    2024年12月19日

    Posted by ブクログ

    久々に本で泣いた〜。

    東京郊外の公立小学校に新しく赴任したひかり。
    担当する六年二組の生徒たちは社会の根深い諸問題の犠牲になっているような子たちが多い。
    自分が小学生だった頃を思い返しても、かなりいたよなこういう子たちと思って、子どもの行動には全部理由があるっていうのがすごく刺さった。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    見て見ぬふりをしたり、最初から諦めたりできれば業務の負荷は減るかもしれないけれど、一方で罪悪感に苛まれてしまうかもしれない。
    報道などで教育現場の実態を伝えるものを見聞きし、何となくは分かっているものの、教員はとても大変なお仕事だろうと思います。
    少し暗いトーンで話は進みますが、子供の笑顔やクラスがまとまる様子にほっとします。
    誰か一人でも味方になってくれる人を見つけることができるといいなと思います。
    最後はイキイキした子どもの様子が目に浮かぶような締めくくりで良かったです。

    0
    2025年12月31日

空にピース の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    空にピース
  • タイトルID
    :
    1504495
  • 電子版発売日
    :
    2024年01月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
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