【感想・ネタバレ】青のナースシューズのレビュー

あらすじ

シングルマザーで働き詰めの母に代わって車椅子の弟の面倒を見てきた岡崎成道は、看護師を目指して大学に進学する。40人のクラスに男子はたった5人。覚悟はしていたものの看護業界は女性中心で、講義も実習もトラブル続きだ。自分は必要とされていないのではないか。思い悩む成道は、ある患者の担当になり――。

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Posted by ブクログ

安心して読んで泣いちゃうベタな本。男性看護師を題材に取ったのがユニーク。神様のカルテを少し彷彿とさせる。周囲の登場人物のその後も気になるお話でした

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

┏━━━ 感想 ━━━┓

ひとは頑張ったぶんだけ強くなると思ってる、という子がいました。
私もそう思います。
頑張って、前に進もうとすれば、自ずと道は開かれると思っています。もし、思うように展開していかないのであれば、それは、努力が足りないだけ。

最近、いろいろなビジョンが現れて、それを形にしていく作業に取り組んでいます。前に進んで行こうとする歩みは、とても楽しいです。辛い、苦しいと感じることも多いですが…


「みんな同じだよ
みんなしんどい思いを抱えながら生きてる
楽に生きてる人なんていない
なにかを望めば苦しいこともついてくる」

そんな言葉も、とでも素敵に心に響きました。

「厳しい話を受け止めて自分を変えられた人だけが、いきたい未来を手に入れられるじゃないかって」

この言葉もよかったです。
そうですね、昔もそうだったんでしょうが、今は更に変化していくことがもとめられている気がします。


あとは、「看護師の資質として欠かせないもの。それはイマジネーション、想像力です」という言葉がでてきます。この想像力は、人生において必要なものだと強く感じており、子どもの名前に、想像力を意味する漢字を当てはめたぐらい、大切だと思っています。
あらためて、想像力を意識していかないとダメだなと、感じました。

学生たちの努力する姿と、ところどころで響く言葉が、とても心地よい漢字でした。

これからも、まっすぐ、前を向いて、歩いていきたいと、感じさせる作品となりました。

本のタイトルである程度流れは予測できましたが、それでも涙がでてくる最後でした。


┏━━━ あらすじ ━━━┓

学生ながらにして、家族を守りながら、看護師をめざす成道を中心として物語は進んでいきます。
看護大学の4年間の物語です。
厳しい環境に身を置きながら、最大限の努力を続けていきます。


┏━━ 主な登場人物 ━━┓

岡崎成道  特等性、学年2位
岡崎晴道  障害を負う、車椅子生活

岡崎佐和子 祖母
岡崎幸ニ  祖父
母親とは不仲だが、兄弟は祖父母が好き

種田    高校時担任

@星林看護大学
伊佐勇輝
松原かなみ 学級委員、特等性、学年1位
酒向透真  さこう、ホスト、金髪、チャラい
真島信二郎 33歳
美国優介  トランスジェンダー

@患者
西田登
伊佐泰江 勇輝祖母

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

藤岡陽子さんの作品が好きです。これまで13冊読んでいますが、どの本も読み始めたら止まらない。そして、大概最後は涙。この本も最終章は涙が止まらず、泣きながら読みました。

主人公の岡崎成道は、父のような看護師になることを目指して大学に進学します。7年前、家族で出かけた帰りに交通事故に遭い、看護師だった父を亡くしました。5歳下の弟には歩行障害が残り、引きこもりに。母はシングルマザーとして働きづめで、成道は母に代わって弟の世話や家事も担っています。

そんな状況でも、大学で学び、実習に励む成道。

正直、私は成道の母親や弟に何度も腹が立ちました。「それでも母親か?」「弟、わがまますぎるやろ」と。何もかも成道に背負わせてしまう二人を見て、「成道自身がいつか崩れてしまうのでは」と心配になりました。

それでも成道は、友人や実習先で出会った患者さんたちに支えられながら、看護師になる夢に向かって進んでいきます。

そんな本を読み終えた日に、新聞の「折々のことば」で徳永進さんの言葉に出会いました。
「いのちは遠くから来て、遠くへ逝く」。そして、誰かが「息を引き取る」というのは、別の誰かがそれを「引き継ぐ」ということ。
この言葉が、本書の成道と重なりました。

実習先で出会った西田さんは、成道の実習のために緩和病棟への転棟を延ばし、「看護師になれたら青のナースシューズをプレゼントする」と約束します。また、同級生の祖母との出会いも、成道に大きなものを残します。

人は誰かと出会い、支えられ、そして受け取ったものを次の誰かへ渡しながら生きていく。
それが「引き継ぐ」ということなのかもしれません。
人生の半分以上を生きてきた私。私はこれまで、誰から何を受け取ってきたのだろう。そして、私には誰かに引き継いでいけるものがあるのだろうか。
そんなことを考えました。

人と人との出会いは、本当に不思議で尊いもの。

そして何より、ラストの西田さんの手紙には号泣。
看護師を目指している人には特に、ぜひ読んでほしい一冊です。

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2026年08月28日

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とてもよかった。男子看護学生のお話。描写がリアルだった。主人公の成道くん、いい人だな。晴道くんも事故にあってから引きこもりになっていたのが、外の世界にも目を向けるようになって成長して嬉しかった。でも、いい話ばかりすぎたのが引っ掛かった。看護学生に戻ってやり直したい気持ちになった。
病院にもナースマンがあるけど、あの人かなって想像しながら読んだ。続編あれば読みたい。

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2026年08月23日

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読み進めながら、みんな成道くんのファンになるのではと思った。やさしく、ひたむきに歩む彼の人生に光がさしてよかった。

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2026年08月23日

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なんという素晴らしい本だろう。
改めて医療に携わる方々に感謝と尊敬しかない。
こんなにも「人のため」を惜しまない職業というか、それだけじゃない「その人」の内面の美しさ逞しさ努力に頭が上がらない。

なんて自分自身が甘えの人生を歩んでいるのか恥ずかしいくらいに。

とにかく登場する人物たちに感動しました。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

涙はやはり止まりません。
令和だというのに男女差別が色濃く残る看護師業界。を、男子学生目線で書いた珍しいお話!今や男性看護師はそう珍しくはないと考えるのは一部で、当事者たちは謂れのない中傷が沢山あるのだろう…様々な診療科で激動の実習があり、同級生、家族、先輩、患者とのエピソードはどれも丁寧で、筋はブレないし、勉強になるし、本当に作者はバランス栄養満点に仕上げるのがうまいなーと。
私は美国くんと成道くんの初めての帰り道が好きだったなあ。
微かな疎外感を感じたり、人生史上一番怖い顔つくる成道くん素敵…
ちょっと毒親なお母さんキツかったー。作者はヤングケアラーもよくとりあげますよね。

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2026年08月18日

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ネタバレ

出てくる人物がみんなとても温かくて良かった。主人公の成道が頑張る姿には心が打たれた。
特に美国、伊佐、松原、手塚先生が好き。

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2026年08月17日

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『青のナースシューズ』を読んで、看護師という仕事の大変さだけでなく、人を支えることの意味について考えさせられた。

主人公の成道は、家族を支えながら看護師を目指し、さまざまな悩みや葛藤を抱えながら成長していく。その姿がとても印象に残った。患者を支える看護師も、決して一人で頑張っているわけではなく、周りの人に支えられながら成長していくのだと感じた。

また、頑張ることだけが大切なのではなく、誰かに頼ったり、支えてもらったりすることも大切なのだと思った。医療や看護の話ではあるが、それだけではなく、人との関わり方や仕事についても考えさせられる作品だった。

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2026年08月16日

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序盤は弟の介護と看護学校。母の無理解とかもけっこうきつかったけど。主人公が悩みながらも特待生を続けるために励む様。命に携わることの尊さと難しさが伝わってきて。ちょっとホロリ。

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2026年08月15日

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ネタバレ

​女性ばかりの職場という男性看護師ならではの苦悩や、家族のために家事やケアを背負うヤングケアラーとしての葛藤がリアルに描かれた作品。

​それでも挫けずに看護師への道を歩めたのは、同じように理由があって看護師を目指した同級生の仲間たちがいたからこそだと思う。

​ラストで青のナースシューズを受け取る展開は、送った本人がもうこの世にはいないという悲しさがある。けれど、その想いは間違いなく成道に届いていて、これからの彼を支える大きな糧になるんだと感じられる、胸に響く物語だった。

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2026年08月14日

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えーめっちゃ泣けるんですけど〜泣
今のところ(2026.8月)今年のベストワンかな。
何回も泣けるシーンがあって、
看護学生全員を応援したくなったし闘病と戦う人たちの事も応援してる…!!
ほんとに素敵な本だった。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

とてもまっすぐな物語でした。男性看護師学生さんの涙ぐましい葛藤と学びへの意欲と崩れそうな家族の再生、患者さんたちや同僚の温かい応援、全部まっすぐでした。

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2026年08月13日

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お母さんにはなかなか共感できなくてもどかく、甲斐甲斐しい兄にもヤキモキしたけど、純粋にとにかく泣ける

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

ちょっと油断すると泣いて泣いて嗚咽。
仕事前には読めないし、昼休みにも読めないしで、読む時間を選ぶので要注意。
つまり、超刺さったってこと!!!

成道がとても真っ直ぐで、努力家で、優しくて...
車椅子で生活する弟のお世話をし、家事もして大学も行って実習も頑張っていて...
ここ最近は、「成道も頑張ってるから自分も頑張ろう」って思えた。

「人は頑張ったぶんだけ強くなれる。頑張らなくていいって言葉を慰めに使う人は、本気で相手のことを考えていないんだと思う」という松原かなみの言葉には深く共感した。
頑張りたくて頑張ってる時にそう言われると、ノイズでしかないんだよね。

「岡崎くんは、かけひきをしない人間だ。きみは相手を見て態度を変えたりしない、まっすぐな人間です。だから一緒にいると安心できた」という西田さんの言葉もグッときた。

私も、「あなただからこそ」「あなたのおかげで」と言われて最期を迎えられる人生にしたい。

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2026年08月05日

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よかったー^_^青春だなー
ストーリーはわかっていたけど、わかっていながら最後はよかった^_^ちょっとうるうる^_^

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2026年08月01日

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現役で看護師をされている藤岡陽子さん。
今回は看護師を目指す男子学生の物語。

看護師は男女比でいうと9割以上が女性。年々男性が増加傾向にあるはいえ、圧倒的に女性が多い職業だ。

そんな女性優位な職場で、看護師を目指す主人公の岡崎成道。本作は、その過程を描いた作品だが、看護師という夢を抱いたキッカケに思わず涙してしまう。
ここで涙腺がゆるんだのを皮切りに、もうラストまで何度泣いたことやら…
また、プライベートではヤングケアラーとして自分の事は後回しにして一家を支えている。その途轍もない優しさと、一人で抱えてきた責任の重さに、何度も胸が押し潰されそうになった。

看護という現場での患者との関わり方や、命と向き合う仕事の難しさ、学生から社会に出る若者の奮闘ぶり、同志と切磋琢磨しながら深めあう友情、大事な家族だからこそ向き合うことの大切さなど、見所がたっぷり詰まった本作。

穏やかな展開の中でも見せ場がしっかり作られているので、何度も何度も涙があふれた。読みながら、公私にわたって成道に熱いエールを送りたい気持ちに満たされていた。タイトルにつながるラストもまた、温かな余韻に包まれた。

将来に希望がもてなくなりそうな過酷な現状でも、しっかり悩みながら自分をみつめて夢をつかんだ成道。
特に、これから社会に出ようとする世代に読んでほしい。そして、社会に出ている世代には、涙なしでは読めない感動の一冊になると思う。
多くの方にオススメしたい素晴らしい作品だった。

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2026年07月30日

Posted by ブクログ

すっごい話です。
なんだろう心が動くって言うのかな?
読めてよかったと思える本。
すごく素敵な話なので内容については語彙力のない私が語れないかな。
ぜひ読んでみてほしい。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

1968年に法律で認められて以降も、依然として少数派である男性看護師。その数は看護師全体の一割にも満たないという。

ヤングケアラーでもある成道(なるみち)は、看護師を目指し、看護大学に学費がいらない特待生として入学する。
無保険の車による事故で、父親を失い、弟も障害者になってしまったため、家事や弟の世話にも追われるのだが、仕事で疲れ切っている母親からは感謝の言葉もなく、大学での勉学にも冷たい態度を取られる。

実習でも、患者から心無い言葉をあびせられたりするのだが、それを知って優しい言葉をかけてくれる人もいる。

何度も目頭が熱くなるシーンがあるが、看護師でもある著者の藤岡陽子さんが、実際に取材して書いたことも多いようだ。
私のようなぬるい大学生活を送ってきた者からすると、看護学生、看護師さん、その他医療関係の人々は尊敬に値する。
読み始めると止まらず、一気読みだった。
ぜひ、高校生にも読んでほしい。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

成道は看護師を目指して特待生で大学に進学する。看護業界は女性中心&家族の問題もある中での成長&青春小説です。
私もコメディカルのため、レポートや実習中のことを思い出しながら読みました。あと先生から同じようなこと言われたなーっと…
今向いてないとか無理とか思うんだったらさっさと大学やめなさい。と入学して初期の方に言われた記憶が(笑)
ただただ必死だった学生時代を思い出しました。
SNSの中では結構男性看護師さん多いような気がしていましたがまだ10%切っているんですね。
看護師を目指す理由を読んでいるだけで、涙が。
美国君が看護師を目指すエピソードも良かったです。

大学入学を反対されたり、家族にために自分の時間を犠牲にしている成道。努力を重ねて特待生を4年間継続。本当に頭が下がる。おい母親!!って思ったけれど、夫に先立たれ、色々いっぱいいっぱいだったのかな。読んでいて辛かった。
続編も読んでみたいです!

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

成道がいい子すぎる
話の途中まで母親に腹が立って仕方がなかった
西田さんや泰江さんに救われて本当によかった
これからいっぱい青春を取り戻してほしいな

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

緩和ケアを受けていた患者さんの言葉が胸にささる。
「人の役に立ちたい」
そうだよね。。。

今まで私も家族や友達、学校、職場、地域社会からたくさん助けてもらったし、教えてもらった。
これからは私が世の中に対してお返しする番だよね。

夢に向かって歩み続ける若者の役にたちたいじゃない!

この寿命が尽きるまでは⋯
西田さんや伊佐くんのおばあちゃんのように生きたい。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

男の子が看護師を目指すお話。とにかくすごい家族のためにがんばっている主人公。意思が強くて、まっすぐな青年。彼だけでなく、看護学校の友達、看護の実習などよく描かれていて自分もそのクラスの一員のように感じるくらい一気読みしました。患者さんとの出会い、お父さんの場面は、涙が止まらなかったです。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ


主人公は小6の時に事故で父を亡くし、その事故で弟は足に障害をおった。加害者は保険に入っておらず補償はなし。専業主婦だった母が働きに出て、兄が母と弟を支えてきたが、兄のヤングケアラーについては、ただ耐え凌ぐしかない状況に心が痛かった。
私の好きな藤岡陽子作品ではないのかも...と思っていたが、やはり最後は涙が出て止まらなかった。
晴道を目覚めさせた、緑色の影は、緑の意味に気付いた時には涙が溢れていた。青のナースシューズはそうだろうなと分かっていても涙腺崩壊。

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

幼い頃の交通事故で父を亡くし、弟も車椅子で生活するように。
母がシングルマザーとして働き出したため、主人公の成道がヤングケアラーとして家事や弟の面倒をみる毎日が続く。
そんな中、特待生として看護学校へ進む成道。
そこで出会った仲間や教師、実習先の担当の患者達との触れ合いの中で、悩みもがきながらも看護の意義を学び感じていく物語。

長男の親友が男性看護師として新生児科て働いていて、彼もこんなにたくさんの実習と勉強を積み重ねていたんだなと感無量。
成道みたいに、男性は嫌だと拒否された事もあったのかな。
うちの三男は重度障害児でしょっちゅう入院するけど、基本同性ケアで、それを嫌だと思った事ないなぁ(体が大きくなると、男性看護師さんの力強さが安心できる。排泄ケアも同性だと抵抗がないし)。
女性だからできることもあるし、男性だからできることもあるよね。
それぞれの良さを、病棟で発揮できるとよいな。
全国で8%しかいないという男性看護師。
彼らに続く人が多くなる事を願います。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

看護師を目指す男子学生の成道。
事故で歩けなくなった弟の面倒をみながら、看護大学の実習などに奮闘する。
看護学校のプログラムの大変さを実感する。
実習で巡り会った患者さん達との心の通い合いなど、ぐっとくる場面が多かった。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

涙無しでは読めないので注意です。
人は頑張った分だけ強くなれる、と作中で何度か出てきて、主人公も周りの友人たちもそれぞれ頑張って少しずつ強くなって行くという内容はもちろん理解でき、感動的でした。でも、私はヤングケアラーなど、子供が子供としていられる大切な時期を親によって奪われる話がどうも許せなく、今回は特に親の身勝手さが露骨過ぎてそれが気になりすぎて読後感が悪かった。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

藤岡陽子さんの新刊を楽しみにしていたのだけれど…
ナースの物語というところで躊躇してしまった。

ブク友さん達のレビューを拝見して、どうやら男子ヤングケアラーの学生の話らしいと知りようやく手に。

やはり、自分の現在と過去を思いっきりなぞられる予感は的中。
実習中の様子や、実習をしながら母の闘病を支えていた頃のこと、現在の学生への向き合い方…
すべてが思い出されて、つらかったことや悲しかったこと、今の自分自身の在り方への悩みなど、怒涛のように押し寄せてきて、ずっと泣きながらの読書でした。

成道君ほどの辛さではないものの、自分のつらさを藤岡さんに文章にしていただいたよう。
共感してもらったというか、辛かったのは自分だけじゃないよな…と改めてしみじみと感じられました。

出産入院の時、例に漏れず男性の看護学生をお願いされて、微妙な気持ちだったことも思い出し、反省も。
褥婦さん達が気持ちよく実習を受け入れられるように、男性看護学生達も堂々と爽やかにしてほしいな…という思いは変わらず。
とにかく、男子看護学生諸君、80%でいいから、自信を持ってがんばれ!

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

藤岡陽子さん3作目。あの本、読みました?の番組内で、今作についてご本人が語っておられたのを拝見して。

看護師は、世間的には珍しく、男性であることが不利になることも少なくない職業である。
看護師を志す青年成道。同じクラスの男子学生は計5名。ストレートに看護師を目指した学生が多数であると思われる女子に比べ、彼等はそれぞれに事情を抱えている。なぜ看護師を目指したのかを聞かれてしまいがちな彼等は、順風満帆とは言い難い日々を過ごしながら、数少ない同期生同士、支え合いながら学んでいる。

成道が実習で受け持つ患者は.ターミナル、術前の小児、切迫の妊婦、訪看/循環器。成道はとにかくひたすら真面目に取り組む。

授業料の免除を受けるため、成績1位または2位をキープすることを前提に進学するのはすごい‥けどさすがにそれは‥病院附属の看護学校なら奨学金+一定期間の勤務で返還免除みたいなシステムがありそうなものだけれど。

そもそもそんなことになった原因は成道の家庭にある。成道がきょうだい児でヤングケアラーだから。さほどやむを得ずとも思えない状況にも関わらず、成道の進学も勉強することも否定する母親がひどい。成道は良い子過ぎるのだが、ヤングケアラーのジレンマでもあるのかもしれない。

最初の患者さんの西田さんが、とても良かった。ただタイトルでラストが読めてしまう‥かな。

藤岡陽子さん、私には今一つ合わない作家さんかもと思いつつも、今作ではこれまで感じたような違和感はあまりなかった。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

看護学生の成道が、ヤングケアラーとして大変な日々を送りながらも、夢を叶えるために懸命に頑張る姿に心を打たれた。男社会で奮闘する女性を描いた作品は多いけれど、その逆の立場を描いているのが新鮮だった。特に心に残ったのは、成道の「努力って消えないんだ。頑張ったことは一生自分の中に残る。生きる力になってるんだ」(p178)という言葉。子どもの患者に語りかけながら、成道自身にも言い聞かせていたのだろうと思う。

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2026年07月27日

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