国内小説作品一覧

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  • 篝火姫の身代わり婚 守り神は瑠璃に溺れる
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    山間の鱗の郷で暮らす瀬名は、帝都出身の母を持つ余所者として義母と異母姉・智恵子に虐げられていた。腕に印を持つ智恵子は郷の守り神・漁火様の花嫁として育てられてきたが、婚礼の日に変死。身代わりとして瀬名が花嫁に命じられる。実は瀬名は幼い頃、守り神と密かに出会い、瑠璃色の花を渡した過去があった。思いがけない再会に胸を高鳴らせる一方、自分が本物の花嫁ではない事実を言えないまま婚礼の儀に臨む瀬名だが……?
  • 没落令嬢フェリシアの婚約 ~初恋の皇子様の婚約者になりましたが君だけは嫌だと言われたので絵を描きます~
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    没落した家の生計を支えるため、商会で絵師として働くフェリシア。彼女に舞い込んできたのは、終戦の証として隣国から送り込まれた厄介者・第五皇子のオリバーとの婚約話だった。初の顔合わせで、オリバーが幼いころに国境沿いの森でよく遊んでいた初恋の男の子だったと発覚。再会を喜ぶフェリシアだが、オリバーには「君だけは嫌だった」と言い放たれ――。失われた初恋ともう一度向き合う、切なくも甘い西洋ロマンス!
  • 新装版 ボランティアバスで行こう!
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    4.0
    累計60万部突破「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」シリーズ著者が放つ 感動のどんでん返しミステリー ・本作は末永く読み継がれるべき作品である。全国民必読! ――宇田川拓也(ときわ書房本店) ・「SRの会」第1位! ※SRの会:日本最古のミステリーファンクラブ ※2013年ミステリーベスト10/国内部門 東北で大地震が発生した。多くの支援が行われるなか、大学生の和磨は、バスをチャーターして支援活動に参加する「ボランティアバス」を企画することに。 行方不明の父親の手がかかりを探す姉弟に出会った女子高校生の紗月。あることから逃亡するため、無理やりバスに乗り込んだ陣内など、さまざまな人が各々の思惑を抱えてバスに乗り合わせるが……。驚きのラストが感動に変わる!
  • その後宮妃、女装した弟につき 蒋灯国とりかえばや物語
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    蒋灯国の女嫌いの新帝が迎えた妃・胡妃は、上級官吏・胡家の娘・春蛍の弟・秀英だった。本物の春蛍の存在を隠すため、春蛍も男装して文官として後宮入りし、皇帝の真意を探ることに。悪名高き先代の妃・紫艶の影を追う中、他殺体の発見や、死神の人探し、廃宮に消える鬼など怪異が頻発。姉弟皇帝と共に後宮の闇に迫り、やがて恐るべき秘密へと辿り着く――。正体を隠した姉弟とミステリアスな皇帝が挑む、中華怪異ファンタジー!
  • マイ・リトル・ヒーロー
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    1巻1,200円 (税込)
    感涙必至、お人好し父と息子の成長物語 息子が事故で意識不明に。頼みの綱はオンラインゲーム? 奇跡を信じ、父は元妻やライバルを巻き込み、決死の覚悟で世界大会へ。 単行本 2023年3月 文藝春秋刊 文庫版 2026年2月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • サチコ
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    2.0
    褒められもせず、苦にもされず――。 そういう人で55年生きてきたサチコ。 「食堂キング」でアルバイトを始めて、 その人生にささやかだけど鮮やかな変化が訪れた。 両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らし。内向きで、控えめで、読書さえしてれば幸せ。「褒められもせず、苦にもされず」が生きるモットー。そんなサチコが55歳で長年勤めた職場を早期退職し、自宅から徒歩3分の「食堂キング」でアルバイトを始めた。初めての接客が不安なサチコだったが、気のいい店主夫婦やユニークなお客さんたちに囲まれ、遅ればせながら人生の色々を学んでいく。けれど、店主の腰痛が長引いて、キング閉店の危機が……!? ときにじんわり、ときにほろ苦く、どこか滑稽で――。ささやかな人生の豊かさを味わえる長編小説。
  • 犯人はキミが好きなひと
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    3.5
    1巻1,870円 (税込)
    「お前が謎を解くと、決まって俺は相手と引き裂かれる。 お前は俺にとって、失恋の悪魔─いや、失恋名探偵だ!」 名探偵にあこがれる女子高校生・瀧花林。 彼女の幼馴染である幣原隆一郎には、ある「特異体質」がある。それは、隆一郎が好きになった女性は、必ず何らかの犯罪に関与していることである。 悪女にどうしようなく惹かれる隆一郎(花林いわく、「女の趣味が悪い」)の 特殊体質をヒントに、花林は数々の事件の謎を解き明かす。 そして、恋は衝撃の結末を迎える――!?  本格ミステリ界の若き俊英・阿津川辰海が贈る、どんでん返しのラブコメ×本格ミステリ!
  • きみがいた場所
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    1巻440円 (税込)
    猫を主人公にした短編小説3作。自動販売機の上がお気に入りだった白猫を優しい眼差しで見つめた「きみがいた場所」、ペットロスに陥っていた老女が悲しみを克服していく「白いねこのいた窓」、貰い手のなかったぶち猫が野良猫として生きる決意を固めるまでを綴った「ぶちねこ ジョイ」。猫を飼っている方、猫好きな方、そうでない方も、ぜひ読んでほしい!
  • 風ぐるま ─短篇・詩─
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    1巻528円 (税込)
    心のマスクを外して、巡り会えた風との触れ合いを大切にしてほしい。懸命に命を繋ぐ自然は、どんな状況にあっても明日への希望を残す。そういった美しく尊いものに気づき感じて、生きていきたい。そうしていくことで、心はより豊かな安らかなものとなっていくのではないかという思いを込めた、童話・短篇・詩。児童文学に魅せられた学生時代より温めてきた、たおやかな作品集。
  • めぐみの町で
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    1巻616円 (税込)
    大学卒業後、商事会社に入社した花田知子。初日オリエンテーションのため講堂に向かうと、入り口で小田藤也にぶつかり、自分の運命の人と位置づける。知子は小田の下で働くことになったが、小田は知子の思いを知らずに婚約・結婚してしまう。結婚後の小田は、子供ができ幸せそのものに見えた。しかし父親の死をきっかけに、大きな試練にさらされる。それを見守り続ける知子は……。
  • 遥か向こうにはいつも夢が見えていた 中国オリジナル自動車開発奮闘編
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    1巻924円 (税込)
    時代は目まぐるしく変わっていきます。「未来」の姿は少しずつ明らかになり、それによって「夢」も変化を余儀なくされます。自動車開発に夢を託した青年が、次の夢を求めて向かった先、中国。この国の、とてつもなく大きなエネルギーに圧倒され、その陰に隠れた諸問題に翻弄されながらも、自身の夢を探求する第二幕。この物語とともに、あなたの夢を再確認してみませんか。
  • お袋という相棒
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    1巻1,232円 (税込)
    認知症の母の介護をする主人公。介護士や近所の人、妹にさえも「充分な介護ができているのか」と疑いをかけられているのでは……と疑心暗鬼になりながらも、母が誤嚥性肺炎で入院するまで自宅での介護を続ける。終末期医療のあり方に葛藤しつつ、母との魂の繋がりを感じ、うまく関係がつくれない妹もかけがえのない存在であると認識し、母の死に向き合っていく。4編の連作小説集。
  • 青空チェイサー
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    1巻1,320円 (税込)
    少々謎のある夫だったが、何も連絡なしに6日も帰ってこないのはおかしい──。ある朝「行ってくる」のメモを残しいなくなった夫・芳之。家族も警察もあてにできない中、ごくフツーのアラフィフ主婦、理沙子の旅が始まる。数少ない手掛かりから神戸、鳥取、そして京都に辿り着いた理沙子が見たものとは! コメディーありミステリーありファンタジーありの、何が何だかわからない物語。
  • 珍獣に合鍵
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    「大丈夫なふりをしたことがある、全ての人に読んでほしい」高瀬隼子(作家) 中高一貫男子校で教員として働く鍵岡奏。 女性が極端に少ない職場で、 彼女はまるで「珍獣」のような存在。 無秩序で制御不能な生徒たちに翻弄され、無神経な同僚に削られながら 壊れかけギリギリの日々を過ごしている。 ある日、心の拠り所にしていた先輩教員から発せられた一言から歯車が狂いだす ……。 社会に絶望しながらも、もがき生きる人間のリアルを圧倒的解像度で綴る。
  • 褐色の血(上) 混濁の愛
    値引きあり
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    1~3巻440~880円 (税込)
    「褐色の世界にこそ私の求めているものがあるような気がします」 1975年、二人の男がブラジルへ向かうため空港にいた。ひとりは仲間に見送られ、もうひとりは孤独に。 児玉は、サンパウロでパウリスタ新聞の記者として働くことになっていた。ブラジル社会に呑み込まれつつも、日系人の変遷の取材にのめり込んでいく。人種の坩堝と言われるブラジルで、児玉は「ある答え」を、この国と日系人社会に求め始めていた。 一方、サンパウロのホンダの関連会社で整備士として働く小宮は、ブラジルで日本では味わうことのなかった安心感をおぼえていた。現地で出会う人々に支えられながら、次第にブラジル社会へと馴染んでいく。 国家、人種、民族、人は何を拠り所に生きるのか。 差別に翻弄された人々の50年にわたる流浪を描いた長編小説三部作の序章。
  • 観測記録
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    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    舞台は“扉”で物語世界を“観測”する研究室。 研究員Jは、物語から現実世界に迷い込んだ盲目の少女と日々を共に過ごすことになる。 少女を元の世界に帰すという大義と、少女を救いたいという個人的な感情の間でJは葛藤する。 少女の言葉は、フィクションか、現実か。 “観測者”の貴方がその結末を選ぶ。 【目次】 01 約束の海 02 “観測” 03 件の少年 04 包帯 05 星見の塔 06 散歩 07 鋏の音 08 其々 09 匙ノ咒 10 反目 11 未題 12 現実 【出版社からのコメント】 r-906さんの小説家としての魅力は、情景描写の美しさと、設計の緻密さにあると感じています。 作詞の力を活かした耽美な文章に、音や風、香りを感じながら、気づいたらSFとしての大きな渦に呑み込まれている感覚。 中盤からがらっと世界が変わっていく仕掛けにも驚かされました。 眠れない夜更けに、満たされない朝方におすすめの一冊です。 ※カバーデザイン等は予告なく変更になる場合がございます。
  • ウチの共有不動産揉めてます!
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    3.0
    母親が遺した不動産を共有不動産として相続することになった四人のきょうだい。 先行き不安な零細企業を経営する長男の春馬。 看護師長でありながらも、とある事情によりお金が必要な長女の渚。 考えなしにお金を使ってしまう次男の秋人。 離婚して実家に戻り母と最期まで暮らしていた次女の小雪。 土地の売却価格をめぐって対立するうちに、 それぞれの抱える行き詰まりまでもが明らかとなり……!? 果たして彼らは円満に相続を終え、人生を再スタートできるのか。
  • 風を織る
    NEW
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    おちえ、危うし―― 人気時代シリーズ第4弾! 深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙の娘、おちえが、不吉な模様の小袖を大店「出雲屋」別邸に届けると、邸内で突然五人の男に襲撃される。 同行した丸仙の職人・一居となんとか応戦するが、ふたりの前に老女が現れて――。 「出雲屋」の過去と、おちえにはどんなかかわりがあるのか。剣を愛するおちえと、武家の家を捨て刺繍の道を志す一居が真相に迫る。 『風を繍う』『風を結う』『風を紡ぐ』に続く、大好評〈針と剣 縫箔屋事件帖〉シリーズ、緊迫の第4弾! 〈目次〉 一 風花飛鳥模様 二 紅牡丹火車模様 三 白菊残陽模様 四 再びの花折枝模様 五 白無地 六 井桁模様 七 藤花下飛燕模様 八 青海波模様 装画/田尻真弓
  • 線路は続くよどこかまで
    NEW
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    1巻1,980円 (税込)
    シリーズ累計発行部数2500万部の大人気コミックス『BOYS BE…』の原作者最新刊! ページを閉じたら、我が子に会いたくなる 児童書作家が後悔したたった一つのこと。 一度失いかけた命で父が描く、息子、そして家族への本音。 殺風景な病室で目を覚ますと涙が頬を伝っていた。何故だかひどく虚しい。 ひとりには、もう慣れてしまったはずだった。妻が出ていってからかなりの年月が過ぎていた。 かけがえのない息子まで妻に引き取られてからは、 生きる気力を失い、仕事は手につかなくなり、人と会うことを避け、自宅に籠もり、行く当てもなくふらふらと街を徘徊し、自宅に戻ると酒を飲んで、泣いた。打たれ弱い体質なのだ。 ついでに虚弱体質だったのか、運気も落ちていたのか、ようやく仕事もしだしたのに、新型ウイルスに感染してこのざま。 一難去ったのかも定かでないうちに、また一難。弱り目に祟り目。泣きっ面に蜂。降ればどしゃ降り。このまま死んだ方がいいのか。 そんな時、ひとりの病室で思い出したのは、あの頃の、息子の笑顔だった。 ――伝えられなかった言葉が、線路の先で響く。 板橋雅弘 東京出身。中央大学法学部卒。1991年から10年間、イタバシマサヒロ名義で『BOYS BE…』などのマンガ原作を手がけた。板橋雅弘名義では小説、児童書などを執筆している。
  • 読楽2025年9月号
    続巻入荷
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    【連載小説 警察&ミステリー】 小路幸也 HOTEL NIGHTHAWKS 中山七里 正義の銃弾 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【連載小説 社会派サスペンス】 城山真一 溶かし屋 【連載小説 歴史&時代】 篠 綾子 誰が袖 あさのあつこ おもみいたします 参 門田泰明 汝 戟とせば 拵屋銀次郎半畳記 【連載小説 風味絶佳】 吉田篤弘 月とコーヒー 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
  • 風俗に溺れて/天売島から来た少女
    NEW
    -
    1巻440円 (税込)
    私は、あなたの「妹」の身代わりですか? 五月の穏やかに晴れ渡った祭日に「妹」は逝った。死は、感情と意思のすべての終局。対して生きていることは、偶然ともいえる奇跡。常に光と影が交錯する。 人は、生まれた瞬間から不公平にできていて、人生は100パーセント運だ、そう思わない限り、風俗嬢のイズミちゃんも、青年の教え子の繭子も、きっと救われることはないだろう。
  • ジャーロ dash No. 104【無料版】
    無料あり
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    「ジャーロ dash」はミステリー誌「ジャーロ」の無料試し読み版です。ミステリーを掘り下げるエッセイ、評論、マンガなどの企画ページを無料で読むことができます。また長編連載、連作短編、読み切り短編の小説も、冒頭部分を試し読みOK! 104号は、大倉崇裕の新連載、下村敦史の新作長編後編を掲載。五十嵐律人、おぎぬまXの読み切り短編のほか、北山猛邦『神の光』のインタビューも。
  • 転生した剣聖は遊び人としてスローライフを送りたい
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    国の英雄とたたえられた剣聖は、王子に転生した。その名をペンジュラム王国アレグザンダー第一王子。 戦いに明け暮れた前世の反動で、アレグザンダーは「戦わない」「好きなことをして遊び暮らす」決意を固める。反逆のぬれぎぬを着せられて国を追われる羽目になるが、それは彼にとって願ったりかなったりだった。身分がなければ、望み通り、自由気ままに生きることができるからだ。 しかし、宿命は、いやでもアレグザンダーを追ってくる……! ひたすら遊び人をめざす最強主人公の、アクション・ファンタジーコメディ。 ※本作は双月ねむるの個人誌作品の電子書籍版となります。
  • ジャーロ No. 104
    NEW
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:大倉崇裕「キョウジョと共助」●2号連続長編一挙掲載:下村敦史「ネタバレあり~双紋島の殺人」【後編】●読み切り短編:五十嵐律人「十村の自戒」、おぎぬまX「血の巡礼」●好調連載陣:青柳碧人、赤川次郎、恩田 陸、笠井 潔、川瀬七緒、近藤史恵、小路幸也、誉田哲也、薬丸 岳、若竹七海●「アフタートーク 著者×担当編集者」:北山猛邦『神の光』
  • 竜血の一族
    NEW
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    北の鉱山を舞台に、圧倒的筆致で綴られた哀切な昭和ロマン 昭和13年、北海道東部――鉱山技師の那須野寿一は、巨大な水銀鉱床と地図にない村を発見する。〈フレシラ〉という名のその集落には、謎めいた一族が暮らしていた。 鉱夫となったフレシラの若者アシヤ。寿一の息子で、水銀に魅せられた源一。太平洋戦争、朝鮮戦争特需、水俣病の公害問題……昭和の動乱に翻弄された二人の青年と数奇な一族の波瀾万丈を描く、壮大かつ幻想的な大河ミステリー。『竜血の山』改題。 【目 次】 第一章 赤い岩 ―昭和13年 第二章 水飲みたち ―昭和17年 第三章 不死身の鉱夫 ―昭和18年 第四章 冷たい山 ―昭和24年 第五章 ある母子 ―昭和26年 第六章 人間の血 ―昭和34年 第七章 湖底 ―昭和38年 第八章 飛ばない鳥 ―昭和39年 第九章 きらめく水のほとり ―昭和43年 〈巻末対談〉今村翔吾×岩井圭也
  • 天命愛憐
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    -
    1巻1,320円 (税込)
    【幻冬舎グループ主催『第4回新人賞』大賞受賞作品】 激動の時代を、ひたむきに、自分らしく生きる女性を描いた本格小説。 家族のために出稼ぎをしていた25歳の沙茅(さち)は、働いていた工場の落雷事故により傷を負い、仕事も住む場所も失ってしまう。ある日、工場の事故について週刊新聞の記事が出る。労働環境の劣悪さなど、実態と違う報道や、それを鵜呑みにする世間に違和感を覚えるが、その背後に陰謀があることを知る。沙茅は、新たに富裕層宅で住込みの仕事を始めるが、そこで表層的な貧富の差だけでなく、人々の内実も知ることになり、さまざまな意識や感情に直面する。 昭和初期を思わせる異世界を舞台に、戦争の影が差す中、差別や偏見に縛られず、個々が公正に評価される社会とは? 自分は望み通りの人生を生きているのか? 生きられるのか? 迷い、悩みながらも、現実と向き合い、自分の価値観と希望を見出し生きようとする姿が、さわやかな感動をくれる一冊。

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  • Lose control
    NEW
    -
    1巻1,320円 (税込)
    好き、が凶器に変わる瞬間 手に残る、生温かい血の感触——。 憧れの先輩・律音と交際を始めた依夢は、幸せの絶頂にいた。 しかしそれは、互いに依存し、壊れていく関係の始まりだった。 束縛、監視、心を削る言葉の暴力。 「愛されている」と思い込むことでしか、自分を保てなくなっていく依夢。 離れたいのに離れられない——共依存という名の鎖が、二人を縛りつけていく。 やがて迎える、取り返しのつかない瞬間。 甘く危険な愛の果てに待つのは、誰も想像しない結末だった。

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  • 幽世の法廷
    NEW
    -
    1巻1,672円 (税込)
    その罪を、死んでも隠し通せるか? 少女殺害の容疑者、自首した男、事故死した青年―― それぞれの「死」の先で再会した彼らが導かれたのは、「幽世の法廷」。 この世界では、心の声がすべて聞こえてしまう。 隠していた真実、守りたかった嘘、抱えていた罪。 魂が裸にされるとき、本当の正義が姿を現す。 真実は、死んでから明らかになる。 工場の資金繰りに苦しむ吉田は、公園で話しかけてきた少女を思わず突き飛ばし殺害してしまう。 現実から目をそらすようにバーに逃げ込むと、偶然居合わせた同業者の男から試作品の依頼を持ち掛けられる。 工場を救うため、わずかな希望にすがる吉田だが、殺人の罪を暴かれ、ついに逮捕されてしまう。 家族と従業員を思い無罪を主張し続ける中、真犯人を名乗る別の人物が出頭したという知らせが入り……。

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  • 夜明けのクロニクル
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    1巻1,672円 (税込)
    過去は終わらない。物語は、続いていく。 古代ローマ史を専攻する大学4年生の浅野美穂は、卒論を何度も突き返され行き詰まっていた。ある日、大学近くの隠れ家で父たちが学生時代に発行した同人誌を発見する。剣闘士ルキウスの物語と1990年代の学生運動を描いた戯曲――父たちの青春の記録に触れるうち、美穂はあることに気づく。誰も書かなかった「本当の結末」を、自分が紡ぐことができるのだと。受け継いだ過去に自分なりの答えを求め、美穂は新たな轍を刻み始める――

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  • 幽民奇聞
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    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    明治新政府軍の来襲で家族や友人を失った二本松藩の少年タキは、人並外れた強さをもつ怪しげな「キ」と名乗る一団に窮地を救われ、秋姫という目の見えない老女の家に匿われることになる。理不尽な命令ばかりする秋姫と衝突してばかりのタキだったが、やがて奇妙な絆が生まれ始める。だが、政府軍の魔の手が再び迫り……(「鬼婆図探訪」)。その他、人語を話す大猿が書いた幻の書「狒々日記」をめぐる回想と証言を描く「夢狒々考」、争乱と復讐に満ちたとあるキの激動の半生「最後のキ」など全四編を収録。若き民俗学者・鶯谷玄也が、文明開化と共に姿を消した歴史の闇に生きる集団「キ」の痕跡を追う連作集。
  • 五更の月
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    俺は場末の道具屋だ。買取りの依頼を受けては、単なる不用品の多さに「クソったれ」と毒づく。ただ、そんな道具のクソの山からも『なにか』は見つかるかもしれない。俺が自分の肥溜めの底で、やっと見つけたあの光のように――。今度は仏像の買取りだ。場所は山間の集落。案外すんなりと話は進んだが、そこで土地の婆さんから「もっと古いのがおる」と聞いた。こいつらより古い仏像? 道具には生まれた理由があり、捨てられず残された理由がある。そいつにはどんな物語が? 婆さんから指定された日にもう一度集落を訪ねる必要がある。
  • 夜が明けたら
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    〈りっちゃんが死んだ。寒さと痛みのなかで――〉。2024年、小説誌の編集部に届いた原稿には、学生運動が過熱した半世紀前、日本中を震撼させた事件で親友を亡くした大学生ジュンの日々が綴られていた。これはフィクションか、あるいは新たな事実か。駆け出しの編集者・二階堂ルルは、当時の報道と原稿に食い違いがあることに気づき、その真相を探る。見えてきたのは、自分自身の本当の心で――。1972年、ジュンの大好きな友だちが死んだ。打ちひしがれた彼女は、一風変わった人々が集まる「幸海荘」に転がり込む。大切な人の記憶に苦しみながらも日常を取り戻していくジュンが目にした、信じようのない光景とは。ここではないどこかに居場所を求めてもがく彼女たちの、激動の青春と小さな希望の物語。
  • 現代ユウモア全集 15巻 『見物左衞門』 水島爾保布
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    日本SF界の先駆者とも呼ばれ、画家、漫画家、随筆家など多彩な顔を持つ作家、唯一の作品集。全18篇を収録。 水島爾保布は日本SF界の先駆者とも呼ばれ、画家、漫画家、随筆家など多彩な顔も持つ作家。特に本巻収録の『人造人間時代』は古典SFファンには有名で、SF作家・今日泊亜蘭の父としても知られている。東京美術学校(現東京芸術大学)を卒業しているが、『日露戦争実記第八号』(育英社 明治37年4月)には、「水島爾」名義で新体詩「火鳥の賦」が掲載されるなど、在学中から絵より文芸活動が目立っていた。 本巻には「人造人間時代」をはじめ、表題作「見物左衞門」「漫画小説 結婚と馬鈴薯」「まがひ黄表紙 臥薪瓢箪」「葉巻とチョコレート」「服飾愚談」「女優と犬」など、SF小説から随筆、欧米ジョークの翻案まで、新聞・雑誌に連載された作品を中心に全18篇が収録されている。 彼の作品の多くは未来予想を描きながら、当代の世相を諷刺するエッセイのようなスタイル。例えば、醜い幼虫から華麗な成虫への成長を描く場合も、さりげなくモガ・モボ批判、政界批判を含んでいる。また、「服飾愚談」では、ありし日の出身地、東京・根岸界隈を詳細に記述して、写真のない時代の貴重な記録ともなっている。さらに画家として、本巻の挿絵はほぼすべて連載時から描き直しも行っている。 発刊当時の旧字体総ルビに加えて、より読みやすくした新字体バージョンも新たに追加収録している。解説文は日本のユーモア文学研究の第一人者・浦 和男。付録には、外箱や表紙や裏表紙など、当時の貴重な資料を収録する。 (電子版 2026年1月30日配信開始) ※この作品はカラーが含まれます。
  • ショートショート~静かに心が動いた日~
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    人生は、いつも大きな出来事で動くとは限らない。 ふと見上げた空、何気ない一言、言えなかった気持ち。 そんな一瞬が、心を静かに揺らすことがある。 『ショートショート~静かに心が動いた日~』は、 日常の中に潜む感情の変化を描いたショートショート作品集。 空、色、影、夢、別れ、後悔、再生。 登場するのは、あなたの隣にいそうな普通の人たち。 特別ではない出来事だからこそ、物語は深く胸に残る。 一話数分で読める短編ながら、 読み終えたあと、ふと自分の人生を振り返りたくなる。 忙しい日々の合間に、 静かに心と向き合う時間をくれる一冊。
  • SPY×BANKER₋SEQUEL
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    全1巻797円 (税込)
    「はい、移住決定ね♡」 突如始まったスパイ生活に、なんとか順応しようとする主人公・谷橋。 しかし今度は――敵からの襲撃が迫る……。 前作『SPY×BANKER』https://bccks.jp/bcck/182009/infoの続きを描く本作は、既にネットで公開されていた約6000字を骨組みに、15000字以上の書き下ろしを重ねた、最終版となる物語。 早期購入特典『Bite』は、2026年1月26日(月)までの期間限定収録予定。 なお本作は、発売期間を一年程度予定していますが、状況により、予告なく短縮される可能性があります。
  • 朝鮮漂流
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    1巻3,575円 (税込)
    私たちはとんでもないところまできてしまったのではないか……。文政二年、薩摩藩士らを乗せた船は暴風雨に襲われ、漂着したのは朝鮮国だった。使者とのやりとりは漢文での筆談のみ。官僚との交渉は遅々として進まない。それでも「言葉は通じない。だが真心は通じる」のも真実だった。望郷の念がかなうのはいつの日なのか?
  • 絢爛の法
    NEW
    -
    1巻3,630円 (税込)
    維新がなければ、世に出られなかった熊本の陪々臣の三男、井上毅は肺を病むほどに学び、大久保利通と伊藤博文らに見出され、立憲政体の詔勅、大日本帝国憲法と教育勅語の起草など近代国家の礎を言葉にしていく。大隈重信、岩倉具視、星亨、牧野伸顕などの英傑もクセが強く、黎明期の明治は熱く面白いと見直す記念碑的傑作。
  • 妻が言いました。 ~あなたとの絆が出来るまでのこと~
    NEW
    -
    1巻693円 (税込)
    夫・父の視点から、家族の崩壊と再生を描く。──優等生だった長女の突然のリストカット──。すれ違う夫婦。崩れてゆく家庭。父として、夫として、私は何処で間違い、何を見落としていたのか。過去を見つめ、弱さをさらけ出しながら、それでも繋がろうとした日々。そして、その先に訪れたのは……。これは、父が「家族」に向き合った軌跡の物語。
  • ゆうべの食卓(新潮文庫)
    NEW
    3.5
    家族も、恋人も、友だちも、永遠には続かないけれど、ともに食卓を囲んだ記憶はいつまでも色褪せない――。彼女との別れがきっかけでできたお弁当仲間、ひとり暮らし初心者の娘に伝授される母のグラタン、コンビニのおでんを分け合ったスイミングの帰り道、夫の前妻が残していったレシピブック。料理はお腹も心も満たしてくれる。大切な人とのかけがえのない時間を綴った心温まる短編集。
  • ジャックポット(新潮文庫)
    NEW
    4.0
    あらすじ紹介不能の衝撃作「漸然 山脈」。秋刀魚絶滅後の凄惨なディストピア「白笑疑」。母の遺品の櫛笄の値がどんどんつり上がり……人間の本性を暴き出す掌編「花魁櫛」。世界中を震撼させたコロナ禍の拡がりゆく猛威を写し取った表題作。父子の心の交流に感涙を禁じ得ない名編「川のほとり」等、八十有余年にわたって作家の大脳皮質に蓄積した言葉と感情と記憶と思索が暴走横溢する傑作14編。(解説・小川哲)
  • 野獣死すべし(新潮文庫)
    NEW
    -
    容赦なく撃つ。それが伊達邦彦の流儀だ。敗戦直後のハルビンでロシア軍による暴虐を目撃した邦彦は、怒りと虚無をその身に秘め、帰国後「死と破壊の使者」と化した。端正な相貌は狂気を湛え、警察官を撃ち殺し、現金輸送車を強奪し、冷徹な知性で大胆な犯罪計画を練っていく。冷え冷えとした銃を手に、ローン・ウルフの魂はどこへ疾走していくのか。ハードボイルドの巨匠の代表作にして傑作。(解説・吉野仁)
  • 亜由と歩けば
    NEW
    -
    1巻792円 (税込)
    「この街は母が生まれた街。そして私が育った街。この街にいれば死んだ母も私を見守ってくれるはず。亜由はそんなふうに感じていた」(本文より抜粋)。幼少期に母を亡くし、祖母の深い愛情に包まれて育った亜由。人生の試練や心の傷と向き合いながら、自立と幸せを求めて歩み続けた先にあるものは、絶望か希望か──。家族の絆と愛着の大切さを繊細に紡いでいく物語。
  • 僕たちは、キスはしない。
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    -
    1巻792円 (税込)
    彼女以外に心を開く事はないと思っていた。しかし恋人同士になった事はなかった。二人の関係は複雑に入り組んだ迷路のようだった──。あの頃、女の子にもてたいためにバンドに明け暮れた。今は三流大学卒、出世も夢も諦めたしがないサラリーマン。一人の女性に翻弄された僕の15年の軌跡を描いた恋愛小説。米長窓花が語る本物の恋の物語がここに。
  • 神獣夢望伝(新潮文庫)
    NEW
    -
    神獣を信奉する国・耀(よう)の小村から男が出奔した。彼の望みはただ一つ、軍で出世し大切な恋人を取り戻すこと。一方、いつのまにか村に居ついた少年もまた、夢に現れる景色を求めて旅に出る。愛と裏切り、戦乱と謀略――各々の思惑が交錯し、衝撃の運命に突き進む! 圧倒的なスケールと登場人物の鮮烈な生き方に息をのむ、激動の中華風幻想スペクタクル。日本ファンタジーノベル大賞2023受賞作。(解説・卯月鮎)
  • 雫の街―家裁調査官・庵原かのん―(新潮文庫)
    NEW
    -
    みんな、嘘をつきますから。心の内はわからない――。庵原かのんは、横浜家庭裁判所川崎中央支部の家裁調査官。離婚や相続など家庭内のさまざまな「家事事件」を担当している。彼女のもとに持ち込まれるのは、記憶喪失の男の身元確認、行方不明者の居場所探し、奇妙な離婚調停など一筋縄ではいかない案件ばかり。隠された秘密の先に待つのは、ほろ苦い真実か、微かな希望か!? 人気シリーズ第二弾。(解説・池上冬樹)
  • ひみこによろしく!
    NEW
    -
    1巻990円 (税込)
    「はじめまして、ではありませんね。昨晩お会いしましたものね」彼女〈ひみこ〉は善か、悪か──。「ひみこ様によろしくお伝え下さい」神白は宮司の背中に声を掛けた。宮司の背中が一瞬、笑ったかのように見えた。(本文より) 2050年、人類滅亡!? 幼いころより特殊な力を持つ刑事が人知の及ばない難事件に挑む、オカルトミステリー小説、ここに誕生。
  • チャオの旅
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    『おいらのいた14年間は、きっと母ちゃんにとって「幸せな旅」だった』。1300キロの旅、新しい家、海沿いの散歩、窓から見える富士山……。おいらの目に映ったかけがえのない日々を綴った、心温まる日々。これは、出会えたすべての人たちへ贈る、愛おしく、温かく、そして切ない思い出の記録──「さあて、“おいらの旅”の始まりだ。“おいらの旅”を、おいら目線で紹介しよう」
  • 手探りの道
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    家の中が大分スッキリしたところで、時間がかかるだろうと後まわしにしていたことに取りかかった。『今迄一度も読み返すことがなかったな』と思いながら、ダンボール箱に収められた、夫・真一郎からの古い手紙の束を取り出す。──単身赴任でアルジェリアに赴任した夫からの手紙、娘の手術や介護の手記。娘の入院中に母に預けた長男の様子を報せる手紙で、彌生の振り返る小説。
  • 真帆哀歌
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    大戦前夜のジャズシーンを舞台に、中国人歌手・白娘(パイニャン)と天才クラリネット奏者・真帆(まほ)の出会いと別離を描く。神戸、銀座、上海、杭州をめぐる艱難が二人の愛を試し、戦後三十年余の捜索と奇縁が切なさと幻想を紡ぐ。濃密な人間描写とジャズの調べが胸に残る傑作で、読後の余韻が深く長く続く。歴史の重みと幻想が交錯し、世代を超えて響く物語。
  • 息子への手紙
    NEW
    -
    1巻1,188円 (税込)
    「『──みんな書いたのね』母は電話口であきれた様子だった。……予想外の反応だったので、健は不意をつかれて言葉に窮した」(本文より)。高齢の母から唐突に届いた長文の手紙──果たしてその真意はどこに? 「記憶」と「思い出」をめぐる親子の濃密な心理戦を描いた表題作「息子への手紙」と、四十代の壮年期に書いた「りっぱな骨」「セカンドバッグ」を含む中短編集。
  • ちゃんとやれば、ちゃんとなる
    NEW
    -
    1巻1,287円 (税込)
    人の死には、納得できる場合もあれば、理不尽なケースもある。災害で亡くなった人、事故で亡くなった人、心を患って亡くなった人、そういう人たちに、もう一度生き直すチャンスが天国で与えられるとしたら……。本当のことは誰にも分かってはいないけれど、本当にこんな世界があったらいいなと思える魂の再生システム。そうしてもう一度地上に戻っていく人々は、きっと幸せになれるだろう。
  • 必ず戻るから ─理科教師の挑戦─
    NEW
    -
    1巻1,386円 (税込)
    大学で地球環境科学に興味を持ちながらも研究者の道をあきらめた京羅木高弌。中学校の理科教師として生徒たちと向き合い、教育者として奮闘する。しかし、ある日、黒板に字が書けなくなり……。心の病を乗り越え、新たな夢に向かって歩み出す理科教師の姿を描く。地球温暖化防止など環境問題への熱意や、教育現場でのさまざまな葛藤や問題も丁寧に描かれた、一人の人間の成長と挑戦の物語。
  • 絵本色道指南 新編 薬子の変
    NEW
    -
    1巻1,485円 (税込)
    時は平安時代、故桓武天皇皇子である平城上皇(平城京)と嵯峨天皇(平安京)が対立、二所朝廷と呼ばれていた頃。平城上皇の愛妾の尚侍・藤原薬子らが乱を起こしたとされている「薬子の変」。この実話を、浮世絵を交えて、奥御殿の淫靡な世界とともに構築。当時の人々の本音も建前もより詳細にイメージさせるビジュアルを多用した新感覚の歴史官能小説。
  • 燃ゆる みずほの国 忘却のヒロシマから悪夢のフクシマへ
    NEW
    -
    1巻1,485円 (税込)
    核─原爆・原発─を持たない日本【みずほの国】。だからこそ守れる心豊かな生活と平和。「日本は電気が足りないと言って、未だに原発を稼動させているが、これはとんでもない間違いだ。今後想定される巨大地震で原発が何ヶ所か事故を起こせば、日本列島には住めなくなるかもしれない」(本文抜粋)。ヒロシマとフクシマの悲劇から学ぶべき未来の姿とは──。
  • 爛漫のなかで ─サバトの宴─
    NEW
    -
    1巻1,485円 (税込)
    あの神社の巫女の話によると、長姉たる量子は今この京都に住むという。しかも左京区の鹿ヶ谷にいるというあの“文”の自宅である浄土寺の錦林車庫とは白川通の上と下ではないか。そんな近くに次女と長女がいた。そして三女の私も同じ三条の花街で同じようにクラブを営んでいる。木屋町はそれこそもう目と鼻の先である。やはりこれは因縁あるいは因果応報と言わざるを得ないのではないか?
  • 枯楓の救い
    NEW
    -
    1巻1,683円 (税込)
    心にトラウマを抱えたカナダ人弁護士の男と、ある理由で華やかな生活から一転、東京の下町にひっそりと暮らす女。東京・谷根千、銀座、京都、鹿児島、そしてバンクーバー……さまざまに舞台を変えて紡がれる「禁断の愛」の行方は?……外国人著者がすべて日本語で書き上げた、我々が忘れていた「日本の美しさ」が、ダイヤモンドのように燦然と輝く小説。
  • おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短篇小説集
    NEW
    -
    宮司愛海アナウンサーをはじめ、フジテレビの現役アナウンサー5名が小説執筆に初挑戦! 作品のテーマ「料理」 安宅晃樹『満天のハンバーグ』 料理をすることは好きで、頭の中でいろいろなイメージをするも、そこから物語としてどう落とし込んでいくかに苦労しました。 最後まで読んだ後、『あの描写はこういうことだったのか』という要素をいくつか盛り込んだので、ぜひ再読してもらえると嬉しいです。 佐々木恭子『カレーリレー』 無理かも?と思うチャレンジこそ『やってみる』のがモットー。小説を書くことは予想もしていなかったですが、大好きな“本”に関われるチャンスであればやらないわけにはいかないです。 『カレーリレー』を読んで、何か自分をしんどくさせている思い込みや縛りがほどけるといいなと思いますが、ただただ、楽しんでもらえたら嬉しいです。 島田彩夏『母からの梅干し』 イチから物語を生み出すのは至難の業でした。完全に創造の物語ですが、作中の梅仕事は実体験から。居場所はいつだって自分自身の中に見出すことができる。そんなことを感じていただけたら嬉しいです。 西山喜久恵『鯛の鯛』 旅館の娘として育ったため、365日、朝から晩までいつも私の周りには、“料理”が溢れていました。幼き頃の記憶をベースにいろいろなシーンをつないだフィクション。 主人公の旅館の娘と、彼女を取り巻く優しい登場人物とのかかわりなど、個々のキャラクターの魅力をお楽しみいただければ嬉しいです。 宮司愛海『もやもやのロールキャベツ』 小説はじめ本を読むのが昔から好きで、『いずれは書く側にまわってみたいなあ』と思っていました。 もし今後ロールキャベツを作ってみようという方がいたら、レシピにも注目していただきたいです。 イラスト/上垣皓太朗
  • 涙
    NEW

    -
    1巻1,881円 (税込)
    「もう、逢えないかもしれない」──それでも、止められなかった。毎日何度も何度も交わされるメールの数々、深まる葛藤と愛。不倫という名の「病気」にかかってしまった伍郎と沙也加、二人の行く末は……。それぞれの道を歩んでいた二人が、なぜ惹かれ合い、そして別れられなくなったのか。本当の愛を探し続けた、苦しくも美しい愛の記録。
  • はくしむるち
    NEW
    5.0
    1巻1,881円 (税込)
    デビュー作『月ぬ走いや、馬ぬ走い』で群像新人文学賞と野間文芸新人賞をダブル受賞した大型新人が、圧倒的な筆力で描く衝撃の長篇第一作! 暴力が支配する世界に、「ヒーロー」は現れるのか? 戦争の傷が刻まれたこの島で、新しい地図を描くための「戦い」がはじまる。 きみは沖縄に生まれ育ち、ウルトラマンに憧れるオタクになった。小中学校とエスカレートする「いじめ」を生き抜いたきみは、この島を分断する「壁」に向かって、ある「計画」を実行していく――。 沖縄の今を生きる少年少女と、80年前の戦場を生きた少年兵たち。ともに白紙のような彼らを呑み込んでいく巨大で残酷な暴力に、どう立ち向かうのか?現代と戦中戦後の時空を交差させて描く、鮮烈な青春小説にして、新しい世界文学の誕生!
  • 花屋さんが夢見ることには
    NEW
    3.3
    1巻1,980円 (税込)
    「川原崎花店」で働く美大生のミドリは悩んでいた。まじめに絵を描き続けてきたものの、自分より才能豊かな人はたくさんいる。企業の内定をもらったものの、この先絵を描くかどうかわからない……。そんなミドリが触れ合うのは、花を買い求めに来るお客さん。誰かに贈る花や。自分をねぎらう花。それぞれの事情に触れながら、ミドリはやりたいことを見つめなおす――。 花の彩りが人生と重なる、温かく元気が出る物語。
  • 私的応答
    NEW
    -
    1巻2,090円 (税込)
    記憶なんかは幻なんやから、自分の好きな角度速度で眺めたらよろしい。 自然を許すとはどういうことか。 されたことは消えないし、許していかないと自分の心に害が及ぶ。 でも、許すことは、考えないこと、忘れることとは違って――。 ☆☆☆☆☆ 『ここはとても速い川』で野間文芸新人賞、『この世の喜びよ』で芥川賞、『無形』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞! 早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞も受賞した純文学界のニュースター、待望の最新長編! ☆☆☆☆☆ 1995年、その時、まず驚きだけがあった。母と娘の厚美と三人で暮らす銅子を襲った地震。開けた場所に皆で布団にくるまって感じた恐怖、倒れたミシン、昨日とは違う景色、避難所の体育館、シャワーを浴びにいった梅田……。震災から幾年月、銅子と厚美の日常は続いていくが、あの経験を忘れるということはなく――。 芥川賞作家の静謐な筆致が紡ぎ出す、昭和から令和、母娘三代に流れる「時間」と震災の「記憶」の物語。
  • 生きとるわ
    NEW
    4.4
    1巻2,200円 (税込)
    又吉直樹6年ぶりの長編小説! 「生きる」とは、こんなにもやりきれなくて、おかしい―― 累計354万部『火花』から10年後に書き上げた、新たなる代表作! 公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田。 しかし、高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。横井は他の仲間たちからも借金を重ねたあげく、姿をくらましていた。 阪神タイガースのセ・リーグ優勝が決まった夜、岡田は大阪・道頓堀で偶然横井と再会する。 貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまっていく…… 人間の「闇」と、「笑い」を両立させた奇跡的作品!
  • 春かずら
    NEW
    -
    父の仇を十二年間追う侍と、仇の息子。 交わらないはずの二人を繋ぐのは、“侍”の矜持。 直木賞作家が初めて挑んだ、武家小説。 仇討ちとは、いったい何なのだ――。 十二年前に父が殺され、以来、仇討のために諸国を巡る清史郎。しかし、仇の手掛かりは見つからない。病死した母の弔いに故郷・安良藩に戻った清史郎は、ある少年を助け、彼に剣の手ほどきをすることに。しかしその少年・隼人は、仇の息子だった。出会うべきではなかったと思いつつ、見限ることのできない感情のもつれ。仇の行方、そして藩内政治――。清史郎が最後に下した決断とは。 江戸時代を生きる「人」を描いた、傑作ドラマ。
  • ヨコハマベイ・ブルース
    NEW
    4.0
    金になることなら何でもやる、元凄腕の興行師・金円友。ハマのマル暴で、一番ごつく、一番気が荒いといわれた元刑事・流一(ながれはじめ)。二人は万(よろず)トラブル引き受け業の社長と用心棒だ。厄介事は、ひっきりなしに舞い込む。山狩りから人捜し、自分の命を狙う輩。札束を取るか、正義を取るか。熱い魂がぶつかり合う! 闇の組織が絡み合う港町を、タフな男たちが駆ける連作集。
  • ガリレオの小部屋
    NEW
    3.5
    不眠症のサラリーマンを悩ませるマンションの住人。異常なのは彼らか自分か?(「冬の雨にまぎれて」) アメリカ旅行の途上、「私」が出会った日本人夫婦には秘密があった。(表題作) 悪徳警官の汚名を着せられた元刑事が息子とのキャンプ中、追い続けていた犯人を見つけ……。(「海鳴りの秋」) 人生の歯車がずれていく人間たちの閉塞感を、短編の名手が七つの物語で紡ぐ傑作集。
  • 第四の闇
    NEW
    3.4
    インターネット心中で妻を失った新田は、事件を追っていたライターの切断死体を発見する。さらに、集団自殺の関係者なども同様の殺され方をしていたことが判明し、猟奇惨殺事件は、マスコミへの犯行声明をもって、公開殺人へと変貌を遂げた。ネット心中と、バラバラ殺人を結ぶ接点とは何か? 疾走感あふれる圧倒的筆力で読ませる、著者入魂の犯罪小説の傑作!
  • 記念日 anniversary
    NEW
    3.3
    記憶を無くし満身創痍の状態で、横浜中華街の安ホテルの一室で目覚めた“俺”。そばにはアンと名のる女がいて車から投げ出されたところを助けてくれたという。いったい自分は何者なのか。なぜそんな目に遭ったのか。記憶を取り戻すため行動を起こすが、得体のしれぬ複数の組織に追いかけられる。幾重にも仕掛けられた罠。果たして真実は手に入れられるのか!?
  • 夜空のむこう
    NEW
    3.6
    元編集者、ヴェテランライター、作家志望者、マンガ家、飲み屋のママ――。新宿二丁目に事務所を構える編集プロダクション。そこに集う面々のさまざまな人生を、柔らかな眼差しで描いた14の物語は、ひとつひとつがきらきらと輝きながら、あなたの胸に、懐かしさを届けるだろう。彷徨う季節を通り過ぎたとき、人は、どこに向かうのか。郷愁と共感の青春群像小説。
  • グレタ・ニンプ
    NEW
    4.4
    1巻1,683円 (税込)
    綿矢ワールド全開のデビュー25周年記念作! 2001年『インストール』で文藝賞を受賞し作家デビューしてから25年。前作『激しく煌めく短い命』で女性同士の恋愛を描いた綿矢さんが新たに挑んだのは――綿矢作品史上最もファンキーな主人公が大暴れする“妊婦コメディ”小説! ◎本書より 「青春むだにするほど勉強したのに、働き盛りの繁殖期には全部中断して、産め産めって!そりゃねえだろ!クソッ」 「いくら金なくても、国のために子どもなんか産むか、ボッケエエエエエ!」 「あああ、もう声出さねえと、やってられねえ!痛い!めちゃくちゃ痛い!腹ん中で赤ん坊が暴れ回ってやがる!」 ◎内容紹介  俊貴は控えめで笑顔が可愛い由依と結婚する。不妊治療を4年続けた末、夫婦2人で生きていくと決めた矢先、俊貴が仕事から帰宅すると、由依が珍妙な格好で踊っていた。「ヨウセイダーーーーッ!」。妊娠した喜びで(!?)由依は内面、外見ともに豹変。髪型はデニス・ロッドマンのように、喋り方は『ドラゴンボール』の孫悟空のようになる。  驚きと笑いに満ちた夫婦の日々を描いた「グレタ・ニンプ」と、バレンタインに手作りチョコを!壮絶な一夜の奮闘を描いた「深夜のスパチュラ」の2編を収録。 (底本 2026年1月発売作品)
  • おおきな口がまっている
    NEW
    -
    映画の主役「ワニオトコ」を演じることになり、ワニの着ぐるみ(オーダーメイドのぴったりサイズ)を着たところ、脱げなくなってしまい、いつしかほんもののワニオトコに・・・・・・(「二十四番目のわに」)、ブギのリズムを生みだす古い洗濯機と、そのリズムに惹かれて踊りだしてしまう賢いネズミの友情物語(「夜のあしおと」)、外来種アライグマであることを隠し、たぬきと偽って豆腐屋を営むものの、卑怯なきつねの通報でお役人さんに責め立てられてしまい絶対絶命(「たぬきの豆腐屋さん」)など、荒唐無稽で目が離せない連作短編集。
  • うた子と獅子男
    NEW
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    安居酒屋で働く、190センチ超の大男・獅子男。人生を持て余した困窮高校生のうた子。松戸駅前で出会ったふたりの奇妙な連帯。生と暴力の火花が飛び散る、ヤンキー×哲学青春長編!
  • 小説 野性時代 第222号 2022年5月号
    続巻入荷
    -
    【新連載】 宮木あや子――令和ブルガリアヨーグルト あのヨーグルトを題材にした、お仕事&推し事小説がスタート! 【読切】 ブレイディみかこ――売って、洗って、回す 私労働小説―ザ・シット・ジョブ― 体を動かし、思考を止め、全体に尽くす。 様々な仕事の果てに残るものとは。 【発表】 第13回 小説 野性時代 新人賞 【連載】 赤川次郎――余白の迷路 伊岡 瞬――清算 今村翔吾――天弾 冲方 丁――骨灰 今野 敏――脈動 西條奈加――隠居おてだま 佐々木 譲――闇の聖域 高杉 良――転職 真山 仁――ロスト7 三津田信三――怪民研 薬丸 岳――最後の祈り 吉川トリコ――あわのまにまに 角田光代――明日も一日きみを見てる 【コラム】 告白します――東畑開人 BOOK REVIEW「物語は。」――安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』
  • 真珠とダイヤモンド(上)【毎日文庫】
    続巻入荷
    5.0
    1~2巻935~990円 (税込)
    バブルに呑まれた 女たちの〈青春残酷物語〉 実態なき熱狂の裏側を抉る傑作長編! 日本にバブルの兆しが見え始めた頃、二人の女が福岡・博多の証券会社で出会った。貧しい家庭に生まれ育った二人は、それぞれ2年後に東京に出て暮らす夢を温めていた。美貌の佳那は男に夢を託しマネーゲームに身を投じ、生真面目な水矢子は、自力で脱出し、大学進学をかなえようとするが......。
  • 拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます〈上〉
    値引きあり
    4.3
    『拝啓 見知らぬ旦那様、8年間放置されていた名ばかりの妻ですもの、この機会にぜひ離婚に応じていただきます』  商才と武芸に秀でた、ガイハンダー帝国の子爵家令嬢バイレッタ。彼女には、8年間顔も合わせたことがない夫がいる。伯爵家嫡男で冷酷無比の美男と噂のアナルド中佐だ。  しかし終戦により夫が帰還。離婚を望むバイレッタに、アナルドは一ヶ月を期限としたとんでもない“賭け”を持ちかけてきて――。  周囲に『悪女』と濡れ衣を着せられてきたバイレッタと、今まで人を愛したことのなかった孤高のアナルド。二人の不器用なすれちがいの恋を描く溺愛ラブストーリー開幕! ◇◆登場人物◆◇ 【バイレッタ】 商才に溢れ、武術も得意な才女だが、それを妬む周囲により『悪女』とあらぬ噂を立てられている。 16歳のときに父により無理やりアナルドと結婚させられてから8年、一度も夫の顔も見たことがなかった。 【アナルド】 スワンガン伯爵家の嫡男で、ガイハンダー帝国の陸軍騎兵連隊長。 冷酷な策士で、戦場の灰色狐の異名を持つ。 他人への興味が薄く、上司命令でバイレッタと結婚をしたはずだが……。
  • 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。
    値引きあり
    4.0
    1~19巻132~792円 (税込)
    東京、丸の内。 本命の一流不動産会社の最終面接で、 大学生の澪は唖然としていた。 理由は、怜悧な美貌の部長・長崎次郎からの簡単すぎる質問。 「面接官は何人いる?」正解は3人。 けれど澪の目には4人目が視(み)えていた。 長崎に、霊が視えるその素質を買われ、 澪は事故物件を扱う「第六物件管理部」で働くことになり……。 イケメンドSな上司と共に、憑いてる物件なんとかします。 元気が取り柄の新入社員の、オカルトお仕事物語! 本当に、面白いんです!!!
  • 龍の贄嫁〈上〉
    続巻入荷
    4.7
    「ああ、やっと見つけた。俺の唯一の“番”」  神世と呼ばれる特区に十二の神々とその眷属が暮らす現代日本。彼らは穢れの多い現世で堕ち神とならないよう、ひとりの巫女を選ぶ。  名家に生まれながら「無能な名無し」と虐げられた鈴は、異母妹の使用人として巫女見習いが集う女学院に通っていた。しかし、巫女選定の儀で冷酷無慈悲と名高い十二神将がひとり〈青龍〉に、何故か巫女以上の存在である“番”として選ばれてしまい――。  これは、不遇な少女が奪われた大切なものを取り戻し、幸せを掴む和風シンデレラ物語。
  • 断章のグリム 完全版1 灰かぶり/ヘンゼルとグレーテル
    値引きあり
    4.5
    鬼才・甲田学人が贈る、悪夢のメルヘン完全版。 この世界の怪現象は全て、神の見た悪夢の泡である。集合無意識の海から浮かび上がった悪夢の泡は、個人の恐怖と混ざり合い、歪んだ「童話」となって現実世界に溢れ出す。 凄惨な過去を抱え悪夢と戦う時槻雪乃。普通であることが信条の白野蒼衣。二人は〈神の悪夢〉を滅ぼすため、想像を絶する物語を追い、その悲劇を解き明かしてゆく。悪夢が作り出した『灰かぶり』と『ヘンゼルとグレーテル』。その恐怖と結末は。すべての起源に迫る奇書『マリシャス・テイル』初収録の完全版。
  • 京都西陣 猫神社のツアーガイド
    NEW
    -
    都内の税理士事務所の事務員として働いている遠野由依(とおの ゆい)は、同じ職場の恋人の浮気に悩んでいた。 幼い頃に住んでいた京都を訪れ、少し年上の幼馴染みで長年の文通相手でもある志嶋響(しじま ひびき)の案内で、鞍馬寺でパワーチャージすることに。 すると、鞍馬のパワーと、響の実家である猫神社のご加護のおかげか、由依はなぜか幽霊猫が見えるようになっていた! 響と、自身の飼い猫だった幽霊猫・蜜柑(みかん)の後押しを受け、由依は京都に移り、響がやっている個人ツアーガイドの会社「またたび旅行社」の仕事を手伝うことに。 響の住居兼事務所でもある、西陣の元織屋さんの町家の離れに居候させてもらい、新生活がスタートする。 響とともに京都ガイドをする中で、由依はお客さんの側に、幽霊猫がいることがあるのに気付く。 幽霊猫たちは、どうやら寂しさや孤独を感じている元飼い主たちの近くにいるらしい。 由依はガイドのかたわら、お客さんたちの悩みにも、そっと寄り添おうとして……? 京都の名所と猫でおりなす、ほっと優しい旅と恋の物語!
  • 館花詠子はアンティークに恋してる 函館洋館の懐古録
    NEW
    4.0
    「あなた――『視える』んですね?」 北海道・函館。 海風薫る異国情緒溢れる港町に住む大学生・日野桃吾は、祖父の死をきっかけに、美しい女性・館花詠子に出会う。 けれど彼女はアンティークを”愛し過ぎる”人だった。 「私は、何もかもを知り愛したいの」 ――たとえそれが”曰く付き”だとしても。 巻き込まれた桃吾は、今日も詠子とともに謎を解いていく。 時には切ないこともあるけれど、古き物に宿った想いに向き合いながら――。
  • 先視の王女の謀
    NEW
    5.0
    女神の神託…それは月の女神に愛された国フォルトゥーナの王族にのみ告げられる絶対的な女神の意思。 第二王女ディアナは、神託に従い隣国のウィクトル帝国に嫁ぐことになるが、結婚相手の皇帝イーサンは男爵令嬢フィリアを溺愛するあまり、国の政務を怠る愚帝だった。 自らが仮初の皇后であると知ったディアナは戸惑いつつも、神託の実行のために行動を開始する。 あらゆる手段で情報を集め、巧みな交渉術で国の中枢を担う公爵家を次々と味方につけることに成功し、自身の立場を着実に確立していくディアナ。 そんな中、ある日突然豹変した兄イーサンに疑念を抱く王弟ユージンがディアナに接触してくる。 二人は協力して動き出すが、やがて帝国を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていく。 皇帝の乱心、禁止された呪具、影の国と呼ばれる第三の国…女神の意思はディアナを思いもよらぬ運命に導いていき――!? カクヨムコンテスト10〈ファンタジー恋愛部門〉特別賞受賞作!
  • 龍とかりそめの妃 玉帝後宮脱出記
    NEW
    3.0
    ゆえあって天涯孤独で、村の図書廟で働く少女・珠月(しゅげつ)は、凶兆を鎮めるために、龍神である東海龍王に捧げる生贄に選ばれてしまう。 崖から海に投げ込まれる珠月だが、間一髪のところを龍王の末子・敖雷(ごうらい)に救われ、天界の竜宮で目を覚ます。 命は助かった珠月だが、敖雷の口から出たのはまさかの、三界を統べる主神・玉帝の後宮に入ってもらえないかという頼みだった。 本気で高位の妃を目指す必要はなく、頃合いを見て逃がすという約束で、珠月は後見人である敖雷と共に、牡丹の花の化身と身分を偽って天界の後宮に入ることに。 そこは華やかで美しく、摩訶不思議で、まさに天界の後宮という場所。 だが同時に、「玉範盤」に記された、厳格かつ不可解な十の決まりによって縛られていた。 珠月と敖雷は協力して命がけの試練から生き延び、この後宮の秘密と脱出方法を探ろうするが……?
  • 大江戸ぐるまん 鰻番付
    NEW
    4.0
    結納品問屋の娘で食べることが大好きな19歳のお富美は、「飯を食べ過ぎる」と姑に嫌われ婚家から離縁されてしまう。ある日、彼女は知り合いのご隠居の勧めで一軒の鰻屋を訪れ、その美味しさに感激するが、流行りの見立番付にその店は掲載されていなかった。驚いて版元を突き止め番付を作った男を問い詰めるが、彼は食に興味がなく、番付も大金を払った順に掲載しただけだと開き直った。怒りを覚えたお富美は本当に美味しい店だけを集めた忖度なしの鰻番付作りを決意するが……。心温まる江戸ミシュラン物語、開幕!
  • 八千草の兄妹 言の葉は川に流れる
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    4.0
    どちらが死ぬか。兄か妹か、両方か。 「ことば」が流れる不思議な川を抱く金沢で、十四歳の少女・八千草忠生は美しい兄・笹生と寄り添い、支え合いながら生きていた。しかし八千草一族にかけられた「こうけちさん」と呼ばれる神様の呪いが、兄妹の人生に暗い影を落としはじめ……。 一方、約百年に亘り一族に引き継がれてきた絶対死の呪いを解明すべく勇気をもって行動する者たちの姿があった。 死を糧にして異様な推進力を発揮する二つの物語。呪われた運命を変えるべく絡み合い、驚異の展開を繰り広げる。
  • 庭の桜、隣の犬
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    3.0
    田所房子は宗二と結婚して5年。新婚時は弁当屋でバイトをしていたが、夫の転職を機に辞めた。ある日、夫から「おれ、部屋借りようと思うの」と切り出される。房子は不満ながらも合い鍵をくれるならと受け入れる。対して宗二は風呂のない四畳半の生活を満喫していた。宗二に好意を寄せる同僚・和田レミが突然泊まりに来たり、立ち食いそばをひとり啜ったり。房子は宗二に住所を尋ねず、合い鍵を片手に宗二の部屋を捜し歩く。
  • 彼女たちが隠したかったこと
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    4.0
    その女は、ハイヒールの音をコツコツ響かせ、やって来る――。 夫のDVと、思うようにいかない育児に悩む主婦・ユリは、レストランで目が合った精悍な男性店員・真崎と不倫関係に陥る。 街中で偶然すれ違った彼の母は、大輪の花のような女性だった。 しかしその日以降、ユリの周りのあらゆる歯車が狂い始め……。 父の暴力、同級生からのいじめ、マインドコントロール……。 “彼女”からは誰も逃げられない。 純度100%の悪に戦慄が走る、ノワール・サスペンス!
  • きっと君は泣く
    NEW
    3.7
    1巻1,056円 (税込)
    「私の能力は、きれいだということだけなのだ」――コンパニオンとして働く桐島椿は23歳。一回り年上の妻帯者と付き合いながら、中三の時の初体験の相手・グンゼとも逢瀬を重ねている。両親とはうまくいかない椿だが、唯一の理解者である祖母を敬愛してやまない。75歳とは思えぬ艶やかさを保つ祖母だったが、交通事故に遭い入院することに。椿は見舞いに訪れるが、祖母は椿を認識できなくなっていて……。解説・唯川恵
  • ダウン・バイ・ロー
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    -
    1巻1,056円 (税込)
    さびれた片田舎で暮らす高校生・真崎響子の友人が自殺した。陰鬱な生活を過ごすなか、母親のパート先で男児の死体が発見される。酷く損壊された遺体画像がネットに出回ると、相次ぐように飼い犬の殺害事件が発生、同級生まで失踪する。響子の周りを嗅ぎまわる謎の男や、黒い噂を囁かれる建設会社は事件に関与しているのか。薄暗い地方都市を舞台に事件に立ち向かう女子高生を描いたノンストップ・バイオレンスミステリ!
  • 忘れ雪 新装版
    NEW
    4.0
    1巻1,298円 (税込)
    『虹の橋から来た犬』『誰よりもつよく抱きしめて』の著者が描く、純恋小説の原点 忘れ雪に願いをかければ必ず叶う――。交通事故で両親を亡くし、伯父夫婦のもとで快活な娘を装う小学生の深雪は、寒空の公園で怪我を負った子犬を見つけた。途方に暮れる深雪の前に、獣医を志す青年・桜木が運命のように現れ、子犬を治療してくれた。別れがたい深雪は、桜木と「七年後、同じ時間、同じ場所」での再会を約束する。だが、やがて成長した二人に過酷な運命が待ち受けていた……。著者の純恋小説の原点!
  • 不動産奇譚 神憑み之函
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    5.0
    ウチに遊びに来ませんか? 友人の茅ヶ崎恵は不動産屋で働いている。 わたしは彼女に誘われるまま、不穏な家へ立ち入ることとなる。 住人が消えた貸家と、空っぽの家のぬいぐるみ。窓が塞がれた家に偽者の両親。箱が詰まった家と金盃。 不可思議な家には不可思議なモノが残されていて──。 そして、まるで同調するように恵は「家」に不可思議なものを集め始める。 カクヨム発、京女ふたりが巡る家系ホラー。 「こわいことは、なにも、おこりません」 ●目次 第一話 貸家 第二話 水たまり 第三話 猿の手 第四話 二〇一号室 第五話 時計部屋 第六話 袋小路の家 第七話 形見分け 第八話 歯の小指 幕間 キャンプ場 第九話 壁の中 第十話 右袖 第十一話 箱屋敷 第十二話 途切れた橋 第十三話 神さまの音 第十四話 拾い神 最終話 彼女の家 ●著者 藍内 友紀(あいうち ゆき) 2012 年にササクラ名義で、講談社主催の第五回BOX-AiR 新人賞を受賞し『緋色のスプーク』にてデビュー。 2017年の第五回ハヤカワSFコンテストにて、藍内友紀の名義で「スターダスト・レイン」を応募。同作が最終候 補作となり、改題し『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』としてハヤカワ文庫JA から刊行。 著書に『アジュアの死神』(講談社)、『芥子はミツバチを抱き』(KADOKAWA)、『天使と石ころ』(早川書房)がある。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
  • 悪女たちのレシピ
    NEW
    -
    絶望からの、どんでん返し。 ストーカー、殺し屋、鬼義母、フレネミー、W不倫、DV。 6人の女たちの6篇の秘密を召し上がれ。 不気味なストーカーに目をつけられた彼女は、遠距離恋愛中の恋人と再会する。その日からなにもかもが思わぬほうへ転び始め……。「見つめていたい」 意地悪な義母と同居しながらも、なぜか“完璧な嫁”として称賛されているポジティブな彼女には秘密があり……。「幸せのマリアンナ」 人肌恋しい季節に始まったW不倫の関係値が崩壊し、命を狙われるはめになった彼女の予測不能な行動とは……「パートナーズ・イン・クライム」 ほか、毒とスパイスが効いた6篇のスペシャリテを収録。
  • ボーダーズ
    続巻入荷
    3.9
    1~5巻913~1,122円 (税込)
    東京新橋で銀行立て籠り事件が発生した。男性客が刺殺された後、犯人は逮捕されたが、被害者は40年前に成田闘争のデモで機動隊員を殺して手配され、公安に追われた男だった。その捜査に警視庁特殊事件対策班(SCU)が動きだす。SCUは犯罪が多様化する中、あらゆる事件の現場に介入できることを許された警視総監直轄の組織でチームは5人。公安出身のキャップ・結城から被害者の藤岡を調べるよう指示された八神は、犯人、被害者、公安が複雑に絡む事件の真相に、特殊能力を個々に持つメンバーの協力を得て挑む。才能豊かな刑事チームを描く警察小説!
  • 会えてよかった
    NEW
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    このような会い難き人に会えたのは、なんという光栄だったろう。みんな肩書きにこだわる人ではなかったからでしょう――。谷川俊太郎と堀内誠一との旅、「街道をゆく」挿画取材で聞いた司馬遼太郎の「千夜一夜」……。画業から著述業まで多分野で活動し、幅広い交友関係を持つ著者が、「会えてよかった」五〇の人や出来事とのエピソードを味わい深くつづる。〈解説〉阿川佐和子 【目次】 高峰秀子/森ミドリ/岸田衿子・今日子/松岡和子/井上ひさし/井上麻矢/テレビ草創期/佐藤忠良/半藤一利/澤地久枝/黒柳徹子/平野レミ/竹田津実/大岡信/奥本大三郎/池内紀/鶴見俊輔/谷川俊太郎/千住真理子/藤原正彦/村松武司/俵万智/大野篤美/杉本秀太郎/「日曜喫茶室」/末盛千枝子/司馬遼太郎/岸惠子/河合隼雄/野田弘志/森まゆみ/小沢昭一/板倉聖宣/有元利夫/檀ふみ/阿川佐和子/猿谷要/日高敏隆/森毅・野崎昭弘/「風景画を描く」/アントニ・タピエス/中易一郎/江國滋/堀内誠一/遠山啓・清水達雄/吉田直哉/「少年倶楽部」/串田孫一/関容子/絵本の世界
  • 虹の岬 新装版
    NEW
    -
    1巻1,430円 (税込)
    住友本社の次期総理事というトップの座を約束されながら、五十四歳で住友を去った川田順。著名な財界人として、また皇太子の作歌指導役まで務めた優れた歌人として名を馳せた彼が、六十歳なかばにして落ちた「老いらくの恋」を、端正に香り高く描く谷崎潤一郎賞受賞作。巻末に「困った宿命」「小説『虹の岬』について」二本の自作解説を付す。
  • 岩手の大盛弁当屋 こげ店長ともちもちちまき
    NEW
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    「お腹が空いてると悲しみが膨らむからね。 まずは、食べて――」 仕事が得意で料理が苦手な菊池。専業主夫を目指すが婚活全敗中の加賀野。そして、夢を諦めるきっかけとなる言葉を放った恩師と再会した天野――。 カナガシラやドンコのフライ。厚揚げのカックイあんかけ。黒平豆と栗のちまき弁当。 ご当地食材を使用した、日替わり一本勝負の《大盛弁当屋》では、 大盛成実&黒柴・こげ店長が、疲れた皆様の来店を、今日もお待ちしています!
  • 先生は教えてくれない! クレヨンしんちゃんの自分をもっと好きになる本
    NEW
    -
    1巻1,155円 (税込)
    クレヨンしんちゃんの「先生は教えてくれない!」シリーズ第10弾。今回のテーマは、「自分を好きになる」。さまざまなストレスの中で、「自分はダメだ」と思ってしまいがちな子供たち。ありのままの自分でいること、自分を肯定することの大切さを、しんちゃんたちと一緒に楽しいマンガを交えて学んでいきます。  ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 沈黙と爆弾
    NEW
    5.0
    1巻1,782円 (税込)
    【第4回警察小説新人賞受賞作】 「書きぶりは堂に入っており、プロとしてやっていける風格をたたえていた」 東山彰良氏(選考委員) 「文章力が高く、スピード感もあり掴みは抜群」 柚月裕子氏(選考委員) 熊本県警本部警務部監察課の阿玉清治は非違事案の調査を命じられる。爆発事件に巻き込まれて意識不明となっている刑事の澤守が、暴行騒ぎを起こしていた疑いがあるというのだ。警察の威信に傷がつかない無難な着地を求められた。時を同じくして、熊本地震をきっかけに失声症を患っている小学生の息子が、動物殺しの疑いをかけられる。阿玉は妻や息子との関係に心を砕きながら、非違事案の調査を進めるが――。感涙の家族小説×超弩級の警察ミステリ。
  • 神の蝶、舞う果て
    NEW
    4.1
    1巻1,815円 (税込)
    「ときどき思うのよ。偶然って、本当にあるのかしらって。この世には、私たちには見ることも、思い描くこともできない複雑な糸がはりめぐらされていて、その壮大な布の中では、どれもが、あるべきところにあるとしたら……」(本文より) 降魔士の少年・ジェードは、神と魔物、光と闇が共に宿っているとされる、神聖でありながらも恐ろしい聖域<闇の大井戸>で、魔物から聖なる蝶を守る役目を負って暮らしていた。ある日、ジェードの相棒である少女・ルクランが、聖なる蝶が舞い上がって来る予兆の鬼火に触れる事件が起きる。他の降魔士たちと違い、なぜか、予兆の鬼火に激しく反応してしまうルクランは、聖域を守る者のなかで波紋を呼んでいた。自分がなぜ、そんな反応をするのかを知りたいと願うルクランと、ルクランを守りたいと思うジェード。それぞれの思いをよそに、ふたりは壮大で複雑な運命の糸に絡め取られていく。 1999年から2001年にかけて、上橋菜穂子の代表作である『守り人』シリーズの創作と並行して執筆されたこの物語は、のちの『獣の奏者』、『鹿の王』、そして『香君』にもつながる、作者の創作の軌跡を知ることができる貴重な作品でありながら、これまで書籍化されていませんでした。 この物語は、人と人との関係だけでなく、人間と他の命ある存在との繊細で複雑なつながりを描きたいという著者の想いから生まれました。 執筆から二十年以上の時を経て、円熟の域に達した著者の手で加筆修正され、力強くも美しい物語へと成長した物語が、ついに世界へと解き放たれます。
  • 少年とハリス
    NEW
    -
    開国前夜。 肉親の愛に飢えた少年、日本の行く末を案じるアメリカ人総領事。 幕末動乱期に下田という港町で出会った二人の絆が、この国の運命を大きく変えてゆく…… 江戸時代末期の安政年間――捕鯨の補給基地確保と清国との交易を目指すアメリカは、その圧倒的な軍事力を背景に、強固な鎖国政策を敷く幕府と「日米和親条約」を締結。さらに4年後には「日米修好通商条約」を結んだ。しかし、この条約は天皇の勅許を得ない幕府独断での調印だったため、国論を攘夷強行派と穏健派に二分し、やがて安政の大獄、桜田門外の変へとつながってゆく。まさに幕末動乱の引き金となった条約だったが、果たしてそれは日本にとって真に不幸な出来事だったのか……? 日本の植民地化を狙うイギリス、プロイセン、ロシアといった列強諸国に対抗するため 下田へやってきたアメリカ全権、タウンゼント・ハリス。 その家僕として暮らしを支えた少年・滝蔵。 「日米修好通商条約」締結の裏に隠された異国人と少年の熱き友情の物語。 時代小説の俊英が幕末史に新たな光を当てる感動の歴史ロマン!!
  • あしたの肖像
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    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    自画像をライフワークとする美大三年生の小滝英哉は、教授からアルバイトを頼まれる。それは学内の事故で亡くなった彫刻家四年生・樺沢穂香の両親からの依頼で、肖像画を描くというものだった。故人を描くという難題を前に、穂香を知るため不可解な事故の原因を探ろうと小滝は関係者に話を聞く。その頃、周囲から天才と呼ばれていた同級生で、小滝の恋人でもある宇野ひなたが行方不明になっていた……。
  • 七浪京大卒無職・院等寺庵乃雲の奔走
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    1巻1,980円 (税込)
    受験勉強と読書以外、なんにもしてこなかった38歳、院等寺庵乃雲。世界的ノンフィクション作家になって一発当てるべく、怠惰な夢追い人が遂に動き出す! 執筆テーマを求めて母校・京都大学を訪れる彼の前に立ちはだかるのは、受験期に勝るとも劣らない難問奇問の数々。さらに過激思想を掲げる組織の陰謀が忍び寄り――。『学歴狂の詩』で話題の著者が描く、疾風怒濤の“中年”青春物語!

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