ラザロの迷宮(新潮文庫)

ラザロの迷宮(新潮文庫)

小説・文芸
1,265円 (税込)

6pt

作家の月島は謎解きイベントに参加するため、湖畔の洋館を訪れる。集まった8人に案内役は連続殺人事件を予告。しかし、それは単なるゲームの趣向ではなく、彼らは惨殺死体を目の当たりにする。一方、所轄刑事の美波は、署に飛び込んできた血まみれで記憶喪失の青年の事情聴取を担当することに。彼の記憶回復のため催眠術による捜査を試みるが……。二つの事件が交差する傑作サイコ・ミステリ。(解説・我孫子武丸)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ラザロの迷宮(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    2155755
  • 電子版発売日
    :
    2026年02月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

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ラザロの迷宮(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ルッキズムが後半に行くにつれて濃くなっていき、急激に冷めた。

    玲という美しい女性が登場するんだけど、登場する男性のほとんどが彼女に気に入られたいとか、守ってやりたいとか、近づきたいなどの下心を持っていることが、物語の端々に描写されている。

    人が殺され、その犯人を探るため、現場検証し、情報を集めていく中で、玲が怪しい可能性が浮上するが、探偵として犯人を追い詰める月島をはじめ、ほとんどの男性陣が彼女を庇うように動くのが読んでいて解せなかった。

    外見の美しさはその人が持つ特徴に一つでしかない。

    足が速い、背が高い、筋肉質、声が低い、髭が濃い、目が青い。その並びに外見が美しいがあるだけ。

    魅力的に映ることがあっても、犯人の可能性があるのにそれを庇おうと動くのが気に食わない。

    例えば殺人現場に玲が持っていたロザリオのアクセサリーが落ちていた。それは玲が現場にいることを示唆するものなのに、他の男性がそのロザリオを自分のものだと言って彼女を庇った。

    他にも玲が「私は月島さんを信じます」と言うと、嫉妬に駆られたように「犯人は月島だ」と根拠も薄いのにくってかかるやつもいる。自分が狙ってる女性が好意を寄せてるのが気に食わないだけの八つ当たり。

    冷めるわー冷める冷める。

    そう思って読み進めて500ページを超えたあたりで様子がおかしくなった。

    なってこったい。

    おもろっ!!

    ここまで読むと、物語の序盤で僕が「冷めるわ」って言ったところが全部納得できる理由としてどんでん返してきた。

    そうだったのか。

    だから月島以外のほとんどの人が玲を守ろうと動いていたのか。

    600ページに及ぶ大ボリュームだけど、発生する2つの事件がそれぞれしっかりと濃く、濃密に計算して交わる瞬間は鳥肌たった。

    読みながらリアルに「マジかっ」って言ったのは久々だった。

    忘れた頃に読み返したい。 

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    なんか凄い読書体験だった
    謎解きイベントで発生する連続殺人の犯人は誰?からスタートするが、同時に記憶喪失の謎の男の捜査と並行に進む奇怪な事件
    設定が緻密で複雑なパズルを組み合わせたような作品でした

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    謎解きイベントに参加したら閉じ込められて連続殺人事件を解いたものが勝者だ!と言われてゲーム感覚でいたらリアル惨殺体が。
    そして血まみれで警察にやってきた記憶喪失の青年を調べる警察パートに分かれてお話が進行。

    序盤からあからさまに友人がアレな感じで・・・まさかこれがメインの謎だったら嫌だなあと思っていたらさすがにそんなことはなくてそれはまあ安心。
    そして真相なんですが・・・途中それっぽいことが多々示唆されるので、推理するよりはジェットコースターのように勢いと流れを楽しむのが正解なのかもしれない。いかにもミステリ好きの書いたミステリって感じだなあ、と思いました。嫌いじゃないです。

    0
    2026年07月01日

    Posted by ブクログ

    殺人事件を解く謎解きイベント、のはずが実際に人死が起こってしまった密室の洋館
    血塗れで刃物を持って警察署に来た記憶喪失の男
    2つの話が交互に描かれてやがて繋がっていく。

    読みながら一緒に謎解きイベントに参加しているかのような気持ちになれる。
    ひとつ法則性を見つけた!もしやこれは…と思ったら全く関係なかったこともあった。

    洋館での出来事と男が繋がってることはわかる、だがどうやって?と考えて読むうちに最後「なるほど」と終着する綺麗なミステリだった

    0
    2026年06月18日

    Posted by ブクログ

    ラザロの迷宮
    神永学
    新潮社

    ーーーーーー

    『こ、このシチュエーションは!?』
    ミステリー好きなら思わず反応する♪

    ーーーーーー







    このシチュエーションは、綾辻行人の館シリーズの模倣でしょ。

    ラザロは「ヨハネによる福音書」に登場する、イエス・キリストの友人の名だ。病で命を落としたが、それを憐れんだイエスが、墓にむかって「ラザロ、出て来なさい」と命じると、生き返ったとされる。

    たった一度でいいから、僕のことをちゃんと見て欲しかった……

    子どもは、親を選べません。でも、親であるというだけで、子どもは縛られるんです。それは、呪いです……

    0
    2026年05月10日

    Posted by ブクログ

    八雲探偵や天命探偵シリーズが有名な神永さんですが、本作は現時点ではノンシリーズとなります。
    物語は小説家と警察官の2人の視点で進みますが、一見関係なさそうな始まりから、次第に交錯していく。
    相変わらずスピーディーな作風でありつつ、本格ミステリとしての仕掛けが。。
    非常に面白かったです。

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    クローズド・サークルの作品を探していて、好きな作家さんでもあったので即購入しました。館と警察のパートが交互になる切り替わりが早めだったのが、わたしとしては飽きずに読めたポイントひとつかも。途中で予想していたところから、まさかの展開になり、驚きました。クローズド・サークルを満喫したかというと、そこはちょっと違ったかな。

    0
    2026年03月29日

    Posted by ブクログ

    まさかの真相!
    月島のターンで違和感をめちゃめちゃ感じてはいたけど、そういうことなのかと!
    警察ターンとのつながりがどんどん分かってくるところは面白かった。

    0
    2026年03月17日

    Posted by ブクログ

    ミステリとしてのストーリーはどんでん返しで面白い。星3つなのは文体なのかな、読みやすいけど、読みやすすぎというか…まぁラストには驚かされました。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    謎解きミステリーに対峙する刑事!
    しかし話は有らぬ方向に映像化が難しそうな展開に
    何を信じ何を守るのか?
    手書き必須なストーリーに謎が謎を!

    0
    2026年05月21日

ラザロの迷宮(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ラザロの迷宮(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    2155755
  • 電子版発売日
    :
    2026年02月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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