小説作品一覧
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4.5ジャズが目を覚ますと、あいかわらずトランクルームのユニットに閉じこめられたまま。そばにはふたつの死体が……。これではジャズが殺したと疑われることは必至だ。一方、コニーは、脱獄してニューヨークに潜伏しているビリーの手に落ちてしまう……。ジャズの、コニーの運命は? ハット・ドッグ・キラーの黒幕は? みにくいJとは? 祖父の墓に納められていたビリーの本に書かれている謎の言葉〈カラスの王〉とは? ジャズはシリアルキラーであるビリーの跡継ぎとなってしまうのか? そして驚愕の……。驚異の青春ミステリついに完結。
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4.0自室で拳銃自殺を図ろうとしていたテッドの前に、突如リンチと名乗る見知らぬ人物が訪れる。彼は、ある“組織”にテッドを勧誘しようとするのだが……。アルゼンチン発、読者を幻惑の渦へと巻きこむ奇書登場!
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3.8ロサンジェルスを襲った大地震は、ボッシュの生活にも多大な影響を与えた。住んでいた家は半壊し、恋人のシルヴィア・ムーアとも自然に別れてしまう。そんななか、ある事件の重要参考人の扱いをめぐるトラブルから、上司のパウンズ警部補につかみかかってしまったボッシュは強制休職処分を受ける。復職の条件である精神分析医とのカウンセリングを続ける彼は、ずっと心の片隅に残っていた自分の母親マージョリー・ロウ殺害事件の謎に取り組むことに。 「ブラック・ハート」に続く傑作ハードボイルド・シリーズ!
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4.1片桐達夫、五十九歳。顔には豹柄の刺青がびっしりと彫られ、左手は義手。傷害事件を起こして服役して以来、三十二年の間に誘拐事件を三回、強盗を一回起こし、刑務所を出たり入ったりの生活を送る男には、胸に秘めた思いがあった――。 菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、刑務所を出所したばかりだという片桐達夫が現れた。三十五年来の友人を迎える菊池だが、刑務所から離れられない人生を送る彼に、忸怩たる思いを持っていた。片桐が犯罪に手を染めるようになったきっかけは、彼が「菊屋」で起こした傷害事件だった。しかしそれは因縁をつけてきた暴力団員から、店と菊池の妻を守るための行動だったのだ――。 片桐は、なぜ、罪を重ねることになったのか? 涙腺崩壊必至! 心奪われる、入魂のミステリ。
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5.0その結末に、あなたは耐えられるか…⁉「どんでん返し」をテーマに人気作家7名が書き下ろす、スターツ出版文庫発のアンソロジー、第二弾。寂しげなクラスの女子に恋する主人公。彼だけが知らない秘密とは…(『もう一度、転入生』いぬじゅん・著)、愛情の薄い家庭で育った女子が、ある日突然たまごを産んで大パニック!(『たまご』櫻井千姫・著)ほか、手に汗握る7編を収録。恋愛、青春、ミステリー。一気読みして驚いて、また最初から読み返し…。ハッとする。グッとくる。今年一番の衝撃短編、ここに集結!
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3.0ロンドンの骨董品店での偶然の出会いをきっかけに、トルコへ渡り自分自身を発見する旅に出る。自分の生活も仕事もすべてを整理して旅に集中し、内なる自分、出会いの必然性を知り、ついに真実に触れられると思った矢先――。 キリスト教もイスラム教も宗教に関係なく、超越的なものとつながる境地に達するまでを描く自伝的小説。 パウロ・コエーリョ『アルケミスト』やロンダ・バーン『ザ・シークレット』など、数々の名作を訳してきた山川亜希子氏が「文学的に美しく特に好きな本」と絶賛! 文庫化に際して新たに「四十年後」の章(訳しおろし)を追加しました。 原題:The Last Barrier 著者:Reshad Feild
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-あの日見た夢が、今、またひとつ終わった…。 2025年10月17日。女満別駅で佇む男性、56歳の生司が出会った29歳の里美。 旅人宿を営んでいた生司の家に泊まることになり、ふたりのオホーツク巡りが始まった。 物語を彩るのは、オホーツクの豊かな自然、独自の歴史、文化、そこに住む人々の魅力。 27歳も年の離れた不思議な関係の男と女。彼らの真実の関係そして運命とは――?
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-〈人はどこまで純粋な愛を貫けるのか?〉 天涯孤独の江戸指物職人・村野清雄。その卓越した才能とストイックな人柄に惹かれた美しき家具店主・佐竹阿見子。 あえて男女の仲を避けて過ごした二十年間──見守ること捧げた人生の末、届けられた「最後の恋文」とは? 〝世界一の熱愛〟『ジェームス山の李蘭』から十年。 究極の「無償の愛」を描いた名作。初文庫化。 (『最後の恋文 ミオ・パトローノ』改題) 〈目次〉 第一章 小夜子という女 第二章 ひとり立ち 第三章 パートナー誕生 第四章 一番町の工房 第五章 幼い愛 第六章 ヴーヴ・クリコ 第七章 青い挑戦 第八章 アルチザン志願 第九章 月見の宴 第十章 秘密の写真 第十一章 隠居との取引 第十二章 茜の後悔 第十三章 ガラスへの道 第十四章 ヴェネツィアからの手紙 第十五章 ブレルのように 第十六章 カナル・グランデ 第十七章 最後の恋文 あとがき
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3.8「Love Letter」から24年――映画「ラストレター」原作小説。 「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」 「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」亡くなった姉の未咲の代わりに同窓会に出た裕里は、初恋相手の鏡史郎と再会し、姉のふりをして文通を始める。 手紙は姉妹の娘たちをも巻き込み、二つの世代の時間を動かし始める――。 不朽の名作『ラヴレター』から24年の時を経て贈られる、岩井美学の到達点。 映画「ラストレター」(出演:松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治ほか)の原作小説。 解説・西崎憲 ※この電子書籍は2018年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.8ラジオ局に入社して4年目の新米アナウンサーの寺島尚人は、 ある日、聴取率0%台、誰も聴いていない深夜放送の≪大改革≫に名乗りをあげてしまう。 「みんな小さな人生を生きている。それを伝えたいと誰もが思っている筈です。 そんな葉書を……小声で、ただひたすら愚直に読んであげるのはどうでしょうか」と。 大抜擢で番組を任されることになる。 しかし自分でスポンサーも探せと命令されたり、 ライバル局に邪魔をされたりとトラブル続出。 だが新米アナウンサーの青臭い情熱が、 それまで傍観するだけだったラジオ局の人々を動かし、団結させていく。 そして、Twitterでもなく、メールでもなく、 ファクスでもなく、ラインでもなく、 リスナーから届く≪葉書≫で番組を構成していくというやり方が支持を得る。 特に、一緒に泣いたり本気で怒りながら読み上げる 「ラストレター」という企画が目玉コーナーとなり、 人気番組となるのだが……。 ラジオ局で働く仲間たちをめぐる、愉快で心温まる物語。 1981(昭和56)年から12年半、文化放送「さだまさしのセイ!ヤング」を続けてきた著者の、経験に基づく深夜ラジオ小説!!
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4.2叔父を殺したことは固く秘しておくべきだった。自殺するなんてと母が泣き続けるものだから、本当はわたしが崖から突き落としたのだとわかれば、すこしは気が楽になるかと思ったのだ。震災で妻を失いPTSDに苦しむ叔父との同居に疲弊する家族のために、小学六年生の左右田理恵(そうだりえ)は叔父を殺した。その四年後、理恵は奇妙な夢を見るようになる。荒れ果てた灼熱の地で岩蔭と食糧を求める「鬼」の集団。かれらは二つの勢力に分かたれ争い殺し合う――その法則を理恵に教えたのは、同じ夢を共有する一人の少年だった。鬼才の幻視文学の頂点となる幻の傑作、初単行本化。/【目次】羅刹国通信/続羅刹国報/続々羅刹国――雨の章――/続々羅刹国――夜の章――/解説=春日武彦/津原国通信=北原尚彦
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-亡き兄の二人の遺児をひきとって育て上げ、肩の荷をおろしたレイチェルは、郊外の別荘でひと夏を過ごすことにする。だが、静かな田舎に安らぎを求めた彼女を待っていたのは恐ろしい事件の連鎖であった。到着早々、不気味な物音や奇怪な人影に心を騒がされ、子供達の到着にほっとしたのも束の間、別荘の持ち主の息子が螺旋階段の下に射殺体で発見される!
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-恵まれた性であるアルファとして生まれた勝太は周囲から劣っていると言われているオメガの青葉と小学校の同級生だった。時折、発狂したようになる青葉の事を勝太は鬱陶しいと感じていたが、ある日ふとした事がきっかけで青葉と交流を持つようになる。おどおどしながらも積極的に声を掛けて来る青葉。次第に青葉が周囲から思われているような問題児ではない事が分かり、勝太は青葉に対して奇妙な感覚を持つようになる。それが淡い恋心である事に気付くのにそう時間は掛からなかった。やがて勝太は青葉こそが自分にとっての運命の番ではないのかと疑うようになる。
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3.7墜落まで60分。 タイムループが尽きる前に 大惨事を食い止めろ。 英タイムズ紙 2024年度ベスト・スリラーに選出! 一気読み以外ありえない ノンストップ航空SFサスペンス! 数学教師チャーリーの乗った旅客機は午前0時に墜落、乗客乗員は死亡した。 だがチャーリーは23:00に目を覚ます。そして機は再び午前0時に墜落した。 次に気がつくと時刻は23:01。彼女はタイムループに囚われたのだ。 墜落を阻止できるのは彼女ただひとり。 だが失敗のびにループ開始が11:02、11:03、11:05、11:08と繰り下がってゆく――。 英タイムズ紙〈2024年度ベスト・スリラー10選〉に選ばれた傑作。
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4.0ジャズバンド、唐島英治クインテットのメンバー、永見緋太郎は天才肌のテナーサックス奏者。音楽以外には関心を示さないのが玉に瑕だが、ひとたび事件や謎に遭遇すると、フリージャズを奏でるように軽やかに解決していく。反対に展示された絵画の謎、連綿と受け継がれたクラリネットの秘密、消えたトランペット奏者の行方など、永見の推理は――。鮎川哲也も絶賛した、著者のデビュー短編「落下する緑」にはじまる、洒脱で軽妙な本格ミステリ連作集。各エピソードの雰囲気に合わせ、著者が自らチョイスしたジャズCD、レコード紹介のおまけ付。/著者あとがき=田中啓文、解説=山下洋輔
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3.5現役受験生作家がリアルに紡ぐ受験生の青春。 舞台は、とある地方都市。高校3年生となり、受験生の水咲。 ある朝、町中の尊敬を集める「先生一家」の門前にパトカーが何台も集まり大ニュースに。そこは昔から憧れの的だった、現在通う高校の生物教師の家でもある。水咲といつも一緒の幼なじみ・聖二と愛海も心配で駆けつけるが、手錠をかけられ警察に連行されて出てきたのはなんと憧れの生物教師だった! その先生は幼い頃から水咲にとって特別な存在。先生をひたすら信じたい一心から水咲はまた別の事件にも巻き込まれてしまい……。 著者が現役受験生として受験勉強と並行して描いた、地方都市在住受験生の青春を描いた初恋小説。読後爽快、リアルな青春を鮮やかに描く。
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-契約結婚から始まる、運命の愛の行く末は――。 会社が倒産してアパートを追い出され、雨の中で行き倒れていた西ノ宮沙優。そんな時、沙優は大企業の社長・南條貢に拾われ、彼のマンションに置いてもらえることになる。しかし、それはとある条件付きで――⁈ 「俺の婚約者の振りをしてくれ」 結婚願望が無いにもかかわらず周りから結婚を急かされている彼は、こう沙優に持ち掛けたのだった。 それぞれの利益のために始まった生活であったが、次第に沙優は貢を愛するようになっていく。しかし貢には3年間付き合っている「本当の彼女」がいて……。 男女の想いと過去の愛が交錯する、二編のラブ・ストーリー。 (「閉ざされた心を解かし身を任せられる存在、それは雨の日の出会いから始まった」) <目次> 閉ざされた心を解かし身を任せられる存在、それは雨の日の出会いから始まった 第一章 雨の日の出会い 第二章 初めて抱く不思議な気持ち 第三章 嫉妬 第四章 この世にいない大切な存在 第五章 不確かな愛 第六章 大好きな気持ち 第七章 妊娠 第八章 忍び寄る罠 第九章 愛されていない私 第十章 思い出せない時間 第十一章 蘇った記憶 第十二章 明らかになった真実 第十三章 それぞれのスタート はじめてを捧げた契約結婚は、心惹かれる運命の出会いだった 第一章 覚えていない初体験 第二章 戸籍上の妻 第三章 偽りの結婚生活 第四章 溢れ出す感情 第五章 抑えきれない理性 第六章 俺様外科医の溺愛 第七章 言葉に出来ない真実の愛 第八章 気持ちが届かない距離 第九章 秘められた想い 第十章 運命の悪戯か 第十一章 語られた真実 <著者紹介> ラヴKISS MY 2020年11月1日「夜の帝王の一途な愛」で書籍デビュー。妄想大好きな専業主婦です。 中学から高校まで演劇部に入り、高校卒業後、社会人の劇団に所属しました。 シェイクスピア「お気に召すまま」のロザリンドを熱演。 結婚後、専業主婦になり、頭の中に描くラブストーリーは数知れず。 ある日、小説投稿サイトにめぐりあい、執筆活動を始めました。 俺様ヒーローが大好きで、キュンキュン、ドキドキする作品をお届けしています。
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-性欲の衝動に苦しみ、性的に満足することのなかったひとりの婦人。ヴィヌヤダッタ王の宮廷に一糸まとわぬ姿で現れた彼女は、そこに仕えていた大仙コッコーカの手によってそれまで味わったことのない快楽と歓喜を得た。 抱擁の種類、キス(接吻)の方法、性交体位の説明から、人妻への接し方や、性器を増大させる方法まで。 コッコーカの説いたこの書『ラティラハスヤ―性愛秘義―』は、インドで12世紀ごろ成立し、『カーマスートラ』の姉妹編とも称される性愛の古典。 人生の目的は解説、正義、財物および性愛(カーマ)にあり! としたインド人による、性愛の技巧を徹底的に研究した成果が、1948年に発行された『ラティラハスヤ(性愛秘義)』を底本に現代仮名遣いで復活。
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3.9一羽の蝶の羽ばたきが世界を変えるように、 あなたの「たった1日1杯」の習慣を変えれば、 夢に描いた人生を手に入れられるんです! 累計700万部超のベストセラー作家にして、 「世界一受けたいお金の授業」の先生として大人気の、 デヴィッド・バックがあなたに贈る、お金と人生の寓話 「いつもはお金に関する本を手に取らない人でも、 たった数時間で読み通せるシンプルな物語を」 著者デヴィッド・バックの言葉のとおり、 「将来に向けた資産形成なんて……大事なのはわかるけど、考えただけで疲れてしまう」「やりたいことや夢はあるけれど、先立つお金がないからしょうがないじゃん! 」 などと、これまでお金のことを考えるのも、本を読むのも諦めていた方にうってつけの本がアメリカから届きました! (なおamazon全米版のレビューは1300超え! ) 主人公は、マンハッタンの旅行雑誌で働く編集者、ゾーイ・ダニエルズ27歳。日々の仕事に追われ、やりがいはあるけど給料はそこそこ。叶えたい夢だってあるけど、現実にはクレジットカードの支払いに、奨学金の返済などなど負債が重荷になって一歩が踏み出せない。お金や数字のことは大の苦手──。 これを読んでいるあなたと等身大の主人公が、魅力的だけど謎めいた初老のバリスタ(?)ヘンリーと出会うことで、自分の人生やお金とのかかわり方について見なおしていく物語です。 ややこしいことは抜き。一篇の映画を観るような気分で読み進めてください。物語が進むにつれて、自然と「わたしにとってのラテ・ファクターって?」「本当にリッチな人生を送るための秘訣って?」と、さまざまな気づきに出会えるはずです。
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-この作品集にはいままでアンソロジーなどに書き下ろしたままのノン・シリーズ小品から、幻想ミステリとでも呼び得るべきものを選んで書き下ろし一編を加えた。発表場所も与えられたテーマもそれぞれの短編だが、ミステリでデビューし、ミステリを書き続けながら物書きとしての根は『幻想』にあると感ずる篠田真由美の、一番書きたいあたりに近い作品群である。(「あとがき」より) アジアの風土とヨーロッパの文化の配合が作り上げた物語の宝石箱。名手が心を込めて織り上げた、絢爛たる幻想ミステリ集成。 *人形遊び *暗い日曜日 *象牙の愛人 *双つ蝶 *ふたり遊び *春の獄 *天使遊び ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
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-朝食には何を作ろうかという考えはいつしか朝食とは何か、という考えと渾然一体になる 朝食とは極めて個人的なものだ、とこの小説は言う。 良い朝食には良い朝が必要であり、それは前夜、 つまり、良い夜からすでに始まっている。 朝食には何を作ろうか、と考え、とびきりのコーヒーについて 思いをめぐらせ、やがて朝食を構成する食材について 考え、イメージしていくことがそのまま小説になっていく。 クリスマスについての考察、ハワイ、という土地の歴史と現在についての 会話はそのまま分析となり、見解になり、小説になる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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-イージー・チェアから見えた世界 ハワイ。作者・片岡義男の祖父が、父が住んだその場所のことを書いた渾身の長編。優れた農業技術者だった祖父。その息子である「僕」の父は、アメリカ軍の軍人だった。そして姉が異母姉であることが姉弟関係に微妙な影を落とす。アメリカと日本のあいだにあるハワイという場所にあった歴史。家族写真。アロハ・シャツ。コナのコーヒー。古いビートル。ヴェトナム戦争。エルヴィス・プレスリー。「僕」は今、父が作った庭を、父がイージー・チェアに座って絶命する瞬間も見ていたであろう庭を、同じ位置から見ている。 【目次】 ラハイナまで来た理由 片仮名ではスパム・アンド・エッグス パウ・ハナの美女 雛祭りに泣いた 雨の夜の映画 濡れた新聞とコナ・コーヒー 赤い帽子のバトロメ いつもその窓から見ていた 失われた路面電車 写真に添えたひと言 買って来たピッツアとロウソクの明かり 干潮時水位 カプリース・クラシック・クーペ ふたりで食べた林檎 父親のウクレレ 雨の朝のヒロ・マーチ エルヴィスで四ページ カリフォルニア生まれだ、ソバカスがある ファミリー・フォトグラフズ プールにも台風が来た プレート・ランチという幸福 ファイヴ・オーのなかのハワイ ウルパラクアの赤 まるで落穂拾いのように ホノルルで雑誌を作る そこを滑り下りる遊び 別れの磯千鳥 姉とエルヴィス・プレスリーの会話 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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