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神の目の小さな塵
西暦3017年。人類は統一と分裂を繰り返しながら、銀河系の隅々に支配を広げていた。帝国宇宙海軍巡洋戦艦〈マッカーサー〉号で反乱軍との交戦から帰還したロデリック・ブレイン中佐は同艦艦長への昇進を言い渡され、艦の修理が終了しだい首都星まで航行することになる。だがそのとき、35光年離れた未知の恒星系からはるばる旅してきた正体不明の光子帆船が〈マッカーサー〉号の前にあらわれる。はたして彼らの目的は? ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞のファイナリストとなった、ファースト・コンタクトSFの歴史上に燦然と輝く名作! -
星を継ぐもの
月面調査隊が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。すぐさま地球の研究室で綿密な調査が行なわれた結果、驚くべき事実が明らかになった。死体はどの月面基地の所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。生物学的には現代人とほとんど同じにもかかわらず、5万年以上も前に死んでいたのだ。いったい彼の正体は? 謎は謎を呼び、一つの疑問が解決すると、何倍もの疑問が生まれてくる。調査チームに招集されたハント博士は壮大なる謎に挑む……。ハードSFの巨匠ホーガンのデビュー長編にして、不朽の名作。第12回星雲賞海外長編部門受賞作。/解説=鏡明/*本電子書籍は『星を継ぐもの』(創元SF文庫 新装新版 2023年7月7日初版発行)を底本としています。 -
内なる宇宙
架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン。この星を管理・運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、一方で人々を架空世界漬けにしていた。敗戦に伴ってジェヴェックスと切断され、混乱する社会では、ある指導者による惑星規模の一大陰謀が密かに進行する。進退きわまったガニメアンたち惑星行政当局の要請を受けたハント博士とダンチェッカー教授たちは急遽、ジェヴレンへ向かう……。月面で発見された宇宙服姿の遺骸は5万年前のものだった、という壮大な謎を端緒とする不朽の名作『星を継ぐもの』に続くシリーズ第4部! 第25回星雲賞海外部門受賞作。/*本電子書籍は『内なる宇宙 上』(創元SF文庫 新装新版 2023年10月20日初版発行)を底本としています。 -
シャーロック・ホームズとシャドウェルの影
ある日突然H・P・ラヴクラフトが血縁であることを知らされた作家ラヴグローヴ。彼はラヴクラフトが保管していたジョン・ワトスン博士による秘められた原稿を託される――1880年ロンドン、ワトスンはひょんなことから怪事件を追う探偵ホームズと出会う。事件の背後にいるのはクトゥルーの古き神々! ふたりは深淵へと足を踏み入れる。ホームズ物語とクトゥルー神話を大胆にマッシュアップした前代未聞のパスティーシュ -
シャーロック・ホームズのすべて(インターナショナル新書)
19世紀後半に登場して以来、探偵の代名詞として常に最高の人気を保ち続けるシャーロック・ホームズ。60を数える作品とホームズというキャラクターについて多角的に紹介。フィクションの世界の人物であるにもかかわらず、実在の人物を超えて世界中の人々を現在も魅了し続ける探偵ホームズとその背後にあるミステリーにせまる。映画やテレビで知った初心者から、ホームズ・マニアまでもっていたい1冊。 -
パイド・パイパー 自由への越境
時は1940年夏。現役を退いた老弁護士ジョン・ハワードは、傷心を癒やすためジュラの山村へ釣り竿一本下げて出かけた。しかし、懸念されていた戦局がにわかに緊迫度を高め、突然の帰国を余儀なくされたばかりか、ジュネーヴの国際連盟に勤めるイギリス人の子供二人を預かって帰る破目に陥った。だが、ハワードの運命はそれだけにとどまらなかった。途中で世話になったホテルのメイドの姪や二親を失った孤児など、次々と同行者の数は増えていく。戦火の中を、ひたすらイギリスを目差す老人と子供たち。英国冒険小説の雄ネヴィル・シュートの代表作。/解説=北上次郎 -
悪夢工場
「キングがホラーの達人なら、リゴッティはホラーの化身だ。」(ニューヨーク・タイムズ)――祈りなのか、呪いなのか。アメリカのカルト作家による救済なき傑作群が、本邦初単行本化。 「そう、この世界の人々が、神ならぬ新たな神の存在に勘づいていることを漏らしてしまったのは、せいぜい一世紀前のことだった。」 H・P・ラヴクラフトやフィリップ・K・ディックと並び称され、ブラム・ストーカー賞を4度受賞した、文学史上最も危険な作家が、ついに上陸! 【目次】 戯れ (若島正 訳) アリスの最後の冒険 (白石朗 訳) ヴァステイリアン (若島正 訳) 道化師の最後の祭り (宮脇孝雄 訳) ネセスキュリアル (若島正 訳) 魔力 (若島正 訳) 世界の底に潜む影 (若島正 訳) ツァラル (若島正 訳) 赤塔 (若島正 訳) 編者あとがき 若島正 -
エニアック
今、明らかにされる世界最初のコンピュータ 「エニアック」の誕生秘話。 「ノイマン、お前だけは許せない!」 ENIAC(エニアック)真の開発者エッカートとモークリーを襲った悲劇の連続。 世界最初のコンピュータ開発の名誉はすべて科学者ノイマンに独り占めされ、二人はその陰ですべてを失っていく。現代を動かすコンピュータの開発の裏にあったのは、まるで映画のような、渦巻く人間ドラマだった――。 -
おめざめですか、アイリーン
1888年夏。鉄道事故で“死亡”したオペラ歌手アイリーン・アドラーは、夫のゴドフリーと親友ネルの三人で、パリ郊外の村で静かに暮らしていた。だが、持ち前の好奇心が、ふたたび彼女を冒険と推理の旅へといざなう。セーヌ川から引き上げられた男の死体にあった謎の入れ墨、ゴドフリーが命を救った若い女性ルイーズの“死”……アイリーンたちはこれらの真相を追い、モンテカルロへと赴く。かの地で待つのは、さらなる事件と謎、そして同じく事件解決に乗り出した名探偵ホームズとの再会……稀代のヒロインによるヴィクトリア朝ミステリ第2弾。/解説=池澤春菜 -
ガニメデの優しい巨人
木星最大の衛星ガニメデで発見された2500万年前の宇宙船。その正体をつきとめるべく、総力をあげて調査中のハント博士とダンチェッカー教授たち木星探査隊に向かって、宇宙の一角から未確認物体が急速に接近してきた。隊員たちが緊張して見守るうち、ほんの5マイル先まで近づいたそれは、小型の飛行体をくり出して探査隊の宇宙船とドッキングする。やがて中から姿を現わしたのは、2500万年前に出発し、相対論的時差のため現代のガニメデに戻ってきたガニメアンたちだった。前作『星を継ぐもの』の続編として、数々の謎が解明される!/解説=堺三保/*本電子書籍は『ガニメデの優しい巨人』(創元SF文庫 新装新版 2023年8月10日初版発行)を底本としています。 -
巨人たちの星
冥王星の彼方から、〈巨人たちの星〉にいるガニメアンの通信が再び届きはじめた。彼らは地球を知っているガニメアンとは接触していないにもかかわらず、地球人の言葉のみならず、データ伝送コードを知りつくしている。ということは、この地球という惑星そのものが、どこかから監視されているに違いない……それも、もうかなり以前から……! 5万年前に月面で死んだ人々の謎、惑星ミネルヴァを離れたガニメアンたちの謎など、絡まった謎の糸玉がみごとに解きほぐされる。星雲賞を受賞した不朽の名作『星を継ぐもの』に続く、シリーズ第3弾!/解説=山之口洋/*本電子書籍は『巨人たちの星』(創元SF文庫 新装新版 2023年9月8日初版発行)を底本としています。 -
クリスマス・キャロル
人とのつながりに背を向け、お金だけがすべてのスクルージにとって、クリスマスなど無意味なものでしかない。あるクリスマス・イヴ、そんなスクルージの前に過去・現在・未来の精霊が現われ、心揺さぶる“旅”へと彼を誘う。そこでスクルージを待っていたものとは……!? -
グリーン家殺人事件
発展を続けるニューヨークに孤絶して建つ、古色蒼然たるグリーン屋敷(マンション)。そこに暮らす名門グリーン一族を惨劇が襲った。ある雪の夜、一族の長女が射殺され、三女が銃創を負った状態で発見されたのだ。物取りの犯行とも思われたが、事件はそれにとどまらなかった――。姿なき殺人者は、怒りと恨みが渦巻くグリーン一族を皆殺しにしようとしているのか? 不可解な謎が横溢するこの難事件に、さしもの探偵ファイロ・ヴァンスの推理も行き詰まり……。鬼気迫るストーリーと尋常ならざる真相で、『僧正殺人事件』と並び称される不朽の名作が、新訳で登場。 -
原爆の軌跡 The Road from Trinity
アメリカ人未来予測学者と日本人カメラマンが巡る《五つのゼロ地点》 《投下国》の未来予測学者と《被爆国》のカメラマンが、国境を越えて共同取材した異色のフォト・エッセイがついに電子書籍化! 20世紀後半を核の時代に変えたA-Bomb(原子爆弾)の最初の爆発地ニューメキシコ州トリニティサイト、広島、長崎、原爆投下予定地の小倉、原爆誕生地のロスアラモス……。《五つのゼロ地点》を巡る旅の記録。 ●執筆:ポール・サフォー(Paul L. Saffo) 1954年、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。ハーバード大学法学部、ケンブリッジ大学法学学士課程、スタンフォード大学法学博士課程卒業。カリフォルニア州パロアルトのシンクタンク・未来研究所(Institute for the Future)特別研究員として技術変化の研究を進める傍ら、知的所有権の弁護士としても活動。現在はスタフォード大学で教鞭をとりながら多方面で活躍中。日本での出版は『シリコンバレーの夢』『シリコンロード』(監修)など。未来予測学者、弁護士、エッセイスト。 ●撮影:小平尚典(こひら・なおのり) 1954年、福岡県北九州市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。1981年、新潮社「FOCUS」誌創刊スタッフとして参画。日本写真家協会会員、米国海外特派員協会会員。早稲田大学理工学部非常勤講師。著書に『4/524 日航123便御巣鷹山墜落事故写真集』『おやさと写心帖』『シリコンロード』、共著に『神が創った楽園タヒチ』『アトランタの案山子・アラバマのワニ』『誰でもないもの』『そうだ、高野山がある。』など多数。フォトジャーナリスト、メディアプロデューサー。 ●翻訳:日暮雅通(ひぐらし・まさみち) 1954年、千葉県千葉市生まれ。青山学院大学理工学部卒。日本推理小説作家協会会員。著作権エージェント、出版社編集者などを経てフリーに。著書に『シャーロッキアン翻訳家 最初の挨拶』(原書房)、訳書にアーサー『テクノロジーとイノベーション』(みすず書房)、ハート=デイヴィス『サイエンス大図鑑』(河出書房新社)など多数。翻訳家、コラムニスト。 -
ごきげんいかが、ワトスン博士
1889年夏。アイリーン・アドラーと親友のペネロピーは、パリで意識を失った男性を助ける。偶然にも、彼はペネロピーが家庭教師をしていたときの知人クウェンティンだった。医師の診察により、昏倒したのは毒物が原因だと判明するが、彼は詳細を語らない。だが、アイリーンの家で療養中に狙撃されたことで事情を打ち明ける。かつて戦場で助けられた軍医に迫る危機を知らせるため、危険を承知で彼を捜しているというのだ。軍医の名はワトスン――。アイリーンたちはアフガニスタンに端を発する事件をめぐり、名探偵ホームズとまたもや相まみえる! -
サヴォイ・カクテルブック
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バーテンダーのバイブルであり、カクテルブックの原典。時代を超えて愛されてきた名門ホテルのレシピ877種を掲載。 伝説の名バーテンダー、ハリー・クラドックが1930年にまとめた『The Savoy Cocktail Book』をイラストやコメントなどすべてそのままに復刻し、現ヘッド・バーテンダーのピーター・ドレーリらによる新レシピを巻頭に加えたミレニアム版。巻末には日本語索引を追加。 -
思考機械の事件簿
「思考機械」(Thinking Machine)とはそもそも何者なのか。これはれっきとした探偵の名前で、アメリカ生まれのシャーロック・ホームズの仲間だ。「いかなる問題も、すべて単純な知的操作によって数学的因子に還元されるはずなのだよ」オーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン教授(これが彼の本名だ)は、力を込めて言った。作者フットレルは、ジョージア州生まれで、一九〇五年、「思考機械」の別名を持つ探偵が活躍する推理小説「13号独房の問題」を発表して人気を集めた。以後、「思考機械」ものの推理小説で欧米の人気をさらったが、奇しくも一九一二年、タイタニック号の遭難事故で死亡した。「思考機械」ものの推理小説は、ポーストの「アブナー伯父」と並びアメリカン・ミステリの古典として高く評価される。 -
シャーロック・クロニクル
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【カラー/固定型】カラー・大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです/『SHERLOCK』を愛する すべての人に捧げる! 2010年7月にイギリスでシーズン1が初オンエアされて以来、世界じゅうで大ブームを巻き起こしているBBCドラマ『SHERLOCK』。これまでにない最高のバイブルとして書かれた、永久保存版の1冊です。*ドラマをご覧になっていることを前提に書かれていますので、ネタバレにご注意ください。 -
シャーロック・ホームズとハイゲイトの恐怖
ホームズ物語×クトゥルー神話、待望のシリーズ最新作! 作家ラヴグローヴが手にしたワトスン博士の手稿には、ホームズとワトスンが古き神々と戦った日々に起きていたもうひとつの事件が描かれていた。始まりはハイゲイト墓地から失われた三つの死体だった。ホームズは犯人が投与した真菌類の胞子で死体がクリーチャー化したことを暴くが、これは巨大な陰謀の一部にすぎなかった!《クトゥルー・ケースブック》三部作を補完してさらなる深淵に誘い込む、待望のシリーズ最新作! -
シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪
精神病院に収容された男が口にしたのはクトゥルーのルルイエ語だった。彼の身にいったい何が? またもホームズが古き神々に挑む -
シャーロック・ホームズの事件録 悪魔の取り立て
ベイカー街に新たに飛び込んできたのは、 Aから名前順に殺される“アルファベット殺人事件”!? ホームズ×ワトスン、知られざるもうひとつの事件。 「近年書かれたホームズ・パスティーシュの中でも 最上位の作品だ」――マイケル・ダーダ(ピューリッツァー賞受賞作家) 1890年。ロンドンでは不可解な殺人事件が相次いでいた。そのひとつが富豪アンソン卿殺し─ベッドの上で寝間着のまま死んでいるのが見つかったが、死因は溺死だという。やがてホームズとワトスンは、殺害手口こそバラバラだが被害者は皆、とある慈善事業団体のメンバーだと突き止めた。そしてもうひとつ、どうやら殺人はアンソン卿の“A”に始まり、名前順に行われているようで……。 -
シャーロック・ホームズの事件録 眠らぬ亡霊
招かれた夕食会―― 料理皿には、人間の切断頭部…!? ホームズ×ワトスン、今度は謎眠るスコットランドの古城へ。 知られざるもうひとつの事件――本格パスティーシュ! 1889年冬。とある名家のマダムと知り合ったホームズとワトスンは一族の夕食会に招かれた。だが最後の料理皿の銀蓋を開けると、そこに人間の切断頭部が……。事件調査のため、一族が暮らすスコットランドの古城にすぐさま向かった二人。その城は幽霊が出ると噂されていて、何年も前から不審死が相次いでいるようで――。すべての謎はやがて予想外の結末へ! 本格パスティーシュ第2弾。 -
シャーロック・ホームズの事件録 三つの鍵
19世紀、ロンドンを賑わす大魔術師の脱出マジックで殺人が―― ホームズ×ワトスン、3つの謎に挑む本格パスティーシュ! 1887年、大魔術師の公演に沸くロンドン。その魔術師のもとに切断された指が届き、心配した妻がベイカー街221Bを訪ねてきた。ホームズとワトスンが公演へ赴くと、巨大な水槽からの大脱出の最中ありえない事故が起きる。同じ頃、若い娘が忽然と姿を消し、腕をもぎとられた彼女の人形が川で発見される。さらにワトスンは亡き母が遺した鍵のかかった小箱を受け取り……。ホームズの新たな事件! -
新・思考のための道具
コンピュータを計算のための機械ではなく「人間の考える過程を支援したり増幅するツール」という斬新な切り口で捉え、その開発に関わった人物とコンピュータ史を鮮やかに描きだす現在に至るコンピュータ史を理解するための必読書。 本書は、好評を博したロングセラー『思考のための道具―異端の天才たちはコンピュータに何を求めたか?―』の新訳・増補版です。新版では、旧版に登場した人物にあらためて取材した「新版あとがき」が増補されています(1~14章は刊行当時のままの内容です)。 本書では、コンピュータ技術の発展と変遷を追いながら、思考過程を支援する道具、知性を増幅する装置としてのコンピュータを夢みた人々が、どのような考えのもとに開発を進めたかが、著者の取材のもとに鮮やかに描き出されています。そして、コンピュータがどのように発展し理想に近づいたのか、どの点が失敗したのかなど、その後の姿が新版あとがきで言及されています。 コンピュータの歴史の入門書として、また、コンピュータをめぐる過去とそして未来についてみつめなおす本として、おすすめの1冊です。 日本語版新版の発行にあたり、初版を全面的に見直し、全編新訳化を図り、巻頭・本文中に20点以上の資料写真を追加、関連年表を掲載するなど、日本語版初版に大幅な追加変更を加えました。巻末には、東京大学の坂村健教授による本書解説を掲載し、より一層、読みやすく生まれ変わりました。 《本書に登場するコンピュータ革命を夢みた天才たち》 チャールズ・バベッジとエイダ・ラヴレイス伯爵夫人、ジョージ・ブール、アラン・チューリング、ジョン・フォン・ノイマン、ノーバート・ウィーナー、クロード・シャノン、J.C.R.リックライダー、ダグラス・エンゲルバート、ロバート・テイラー、アラン・ケイ、エイヴロン・バー、ブレンダ・ローレル、テッド・ネルソン -
自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝
自由への道はなだらかではない。 しかし、自らを抑圧から解き放つためなら、どんな苦しみにも耐えるだろう。 非暴力を貫くか、暴力に訴えるか、その狭間で葛藤する若き日のマンデラの姿がここにある。 南アフリカの小村で生まれ育ったマンデラは、若くしてアフリカ民族会議(ANC)の黒人解放運動に身を投じる。国内では、白人が黒人を搾取することで経済成長を遂げる一方、抑圧に対する不満が高まっていた。弁護士業と自由への闘争に奔走するマンデラは、志の高い同胞たちと非暴力の不服従運動を展開。しかし、政府による容赦ないアパルトヘイト(人種隔離政策)に強い憤りを感じ、軍事組織の司令官として運命の一歩を踏み出していく。 2014年5月公開映画「マンデラ―自由への長い道―」原作。世界的ベストセラーとなった自伝。 *この電子版は、紙版書籍『自由への長い道──ネルソン・マンデラ自伝(上)(下)』に基づき、合本化して制作されました。 ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela) 1918年、トランスカイ生まれ。フォートヘア大学卒。44年、アフリカ民族会議(ANC)青年同盟創設に参画。52年、アフリカ人の弁護士として初めて法律事務所を開業、反アパルトヘイト運動にのり出す。62年に逮捕され5年の刑、64年に反逆罪などで終身刑を追加され、結局、27年間にわたって服役。90年釈放、91年ANC議長。93年、デクラーク大統領とともにノーベル平和賞を受賞。94年、大統領就任。2013年死去。享年95歳。 -
垂直の戦場【完全版】
その日、デイヴはいつものように出社した。だが、ニューヨークの高層ビルにあるオフィスに入ったデイヴを待ち受けていたのは、いつもとはまったくちがう朝だった。会社のCEOが、いきなりデイヴに銃を向けたのだ――本気でデイヴを殺す気だ! なぜ、なんのために? なんとか攻撃をかわして逃亡したデイヴは、自分がさらに危機的な状況に陥ったのを知る。謎のプロフェッショナル集団がオフィスビルに潜入し、デイヴの命を狙って、襲いかかってきたのだ。 -
ニューヨーク・タイムズを守った男
民主党候補が多数名乗りをあげ、大統領選挙が本格的にスタートしたアメリカ。4年前、ドナルド・トランプが当選してから、アメリカの国内の政治状況は一変した。 -
爆発の三つの欠片
豚の頭をかぶる男、病気の患者を演じる女……。英国SF界のトップランナー、チャイナ・ミエヴィルが、人間のもつシュールで残酷な面を鋭く描き出し心に爪痕をのこす28の物語を収録した短篇集。 -
ファースト・マン 上下合本版 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な跳躍だ」。一九六九年、ニール・アームストロングはアポロ11号で月への第一歩を記した。アメリカの有人月着陸という壮大なミッションに隠された真実を初めて明らかにするアームストロング公認の決定版伝記。着陸50周年記念、死の記述までを加えた新編。 ※本電子書籍は、「ファースト・マン 上・下」の合本版です。 -
ファースト・マン 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生
これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な跳躍だ――1969年、ニール・アームストロングはアポロ11号で月への第一歩を記す。壮大なミッションの真実を明らかにする決定版伝記 -
本好きに捧げる英国ミステリ傑作選
現代英国を代表するミステリ作家にして愛好家マーティン・エドワーズが、英国探偵小説の一時代を築いた巨匠たちの名品から精選した「本」にまつわるミステリ傑作選。毒を盛られた愛書家が、死の直前に蔵書に書き残したアンダーラインの真相。売れっ子作家の妻を殺したい男が仕掛けるアリバイトリック。編集者が作家クリスチアナ・ブランドに宛てた原稿依頼書を誤って受け取った女性による奇妙な犯罪の顛末……。犯人当てからクライムストーリイ、〈奇妙な味〉からショートショートまで、様々なバリエーションで本好きに捧げる十六のミステリ!/【目次】序=マーティン・エドワーズ/作家に授ける殺人講義=G・D・H&M・コール/救いの天使=E・C・ベントリー/暗殺者クラブ=ニコラス・ブレイク/メガテリウム・クラブの奇妙な盗難事件=S・C・ロバーツ/殺意の家=フィリップ・マクドナルド/荒っぽいゲーム=A・A・ミルン/本の中の手がかり=ジュリアン・シモンズ/ある原稿=グラディス・ミッチェル/ある男とその姑=ロイ・ヴィカーズ/灰色の幽霊=マイケル・イネス/拝啓、編集者様=クリスチアナ・ブランド/あらかじめの殺人=マージョリー・ブレムナー/性格(キャラクター)の問題=ヴィクター・カニング/名誉の書=ジョン・クリーシー/きみが執筆で忙しいのはわかってるけれど、ちょっとお邪魔してもかまわないだろうって思ったんだ=エドマンド・クリスピン/章と節=ナイオ・マーシュ/解説=小山正 -
翻訳地獄へようこそ
翻訳業界の中でもその博識ぶりと名訳者ぶりがリスペクトされている宮脇孝雄氏による、翻訳者と志望者、英語学習者、海外文学愛好家に有用な珠玉のエッセー集。 「翻訳は難しい」とはよく言われること。文法的に一応正しく訳したつもりなのに、著者が本当に言いたいことはまるっきり伝わっていない―――そんなことがままあるのが「翻訳の世界」なのです。表層的な訳から脱したい、時代や文化背景の違いを乗り越えて、より正確でより魅力的な訳にたどりつきたい、ともがき苦しむ翻訳者たち。知恵を振り絞りあらゆる手段を使い、正しく訳せた時の歓びは格別ながら、心残りのある訳文しかひねり出せなかった時には悔いがいつまでも尾を引き……。 本書は、そんなちょっとマゾヒスティックな翻訳者や翻訳コンシャスな人々に贈る書。古今のさまざまなジャンルの英語の読み物に通じ、英語圏の文化や言葉への造詣が深い宮脇氏が、数多くの翻訳実例も引用しつつ、翻訳のやり方、アプローチ法を実践的に紹介します。読めば読むほど翻訳者の苦悩と奮闘、そして翻訳の奥深さ面白さがじわじわ伝わってくる一冊なのです。 ●エッセー41篇が3つの章に分かれています。 1 翻訳ビギナー講座:単語の意味の選択の間違い、イディオム、構文のまずい訳し方など、翻訳者が最低限心得ておきたいこと 2 翻訳に必要な文化背景:歴史、習慣、風俗などについてのさまざまな調査をした上でさらに推理をすることが必要 3 実践的翻訳講座:「表現の翻訳」とはどういうことか。長めの英文を使った翻訳過程を実況中継的に <目次より> 慣用句は時に破壊力のある地雷となる 謎の人物が出て来たらディケンズを当たれ! 翻訳で失われるものは意味だけではない なぜカウボーイは独立分詞構文で描かれたのか? 【著者プロフィール】宮脇 孝雄: 翻訳家・随筆家。40年以上にわたり、ミステリ『死の蔵書』や文学作品『異邦人たちの慰め』など多様なジャンルの作品を手掛けてきた。翻訳に関するエッセイをはじめ、料理や英米文学・ミステリに関するエッセイ、評論も多い。現在、(株)日本ユニ・エージェンシーで翻訳教室を開講、専修大学で非常勤講師を務める。 主著:『翻訳の基本』『続・翻訳の基本』『英和翻訳基本事典』(研究社) 主訳書:『死の蔵書』『幻の特装本』『異邦人たちの慰め』(早川書房)、『ジーン・ウルフの記念日の本』『ソルトマーシュの殺人』(国書刊行会) -
宮脇孝雄の実践翻訳ゼミナール
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 翻訳作業中の達人の脳内を実況中継! 「小説はこう訳していくのか!」――名翻訳家が英文をいかに読解し、どのように日本語に置き換えていくのか。その思考回路、知識、技とコツをミクロにマクロに学べる濃厚で実践的なゼミを紙上開講します。 ●類書では読めない翻訳の奥義を一冊に凝縮 業界の多くの人々に畏敬の念を抱かれているベテラン翻訳家・宮脇孝雄氏の翻訳セミナー内容をベースに、個性の強い小説4作を取り上げてつぶさに翻訳していく講座を実況風にまとめました。 ある程度英語力があっても、小説、文芸作品はすぐには翻訳できません。「小説語」「小説の文法」という特有のいろいろな決まり事がある上、暗喩やほのめかしに作者の意図が隠されていることが多いからです。 作品世界の奥深くに踏み込み、普遍的に応用できる翻訳術・翻訳論を親しみのある口調で語り掛けてくる本書を読んでいくうちに、英語小説の理解・翻訳の奥義が身に付きます。 翻訳を職業にしなくても、趣味で翻訳を楽しみたい、“英語の読み”を深めたい、そんな方々にもぜひ読んでいただきたい一冊です。 【本書で取り上げる、クセモノぞろいの名作は…】 短篇 客観小説として完璧なロマンス小説「愛というもの」 by バーバラ・カートランド 短篇 読むほどにジワジワ怖さが増す「録音」by ジーン・ウルフ 長篇冒頭 暗喩やおもわせぶりな表現に戸惑う「火刑法廷」by ジョン・ディクスン・カー 【本講座で学べる「翻訳虎の巻」の一部をご紹介】 ・翻訳業およそ30年目にして知った形容詞grimの意味 ・小説の書き出しでは、人称代名詞は訳出しないほうがいい ・なぜシェイクスピアの『冬物語』の単語を変えて引用したのか?を考えて訳す ・おもわせぶりな表現はおもわせぶりなまま訳せ ・pretty houseとはどんな家? 翻訳には建築の歴史も必要になる ※この商品は、固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また文字列のハイライトや、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
洋書天国へようこそ~深読みモダンクラシックス
古今の英語の読み物に精通した宮脇氏が、英米文学のマスターピースの世界を案内。 ヘミングウェイ、ポオ、ディケンズ、サリンジャー、ハインラインなど純文学からSFに至る広範な分野の傑作を一作ずつ取り上げます。誰もが知る名作の意外な側面、文学史上の位置づけ、日本人が知らない英米文学界隈の常識、作品のツボや味わい方、そして英文の特徴や解釈の仕方など、カリスマ翻訳家ならではの深読み視点で紹介。 軽妙かつ滋味あふれるエッセイを読み進むうちに、“本物の教養”が身につく一冊です。 <エッセイタイトルの例> W.フォークナーは南部の話好きのおじさんだ 現代作家に多大な影響を与えたポオの南極SFホラー ヨーロッパ文学界に衝撃を与えたハメットの文体 細部にこだわる英国人気質がミステリと児童文学を生んだ? ●本書の効能 ★かつて読んだ名著の魅力を再発見 ★知らなかった作家の傑作と出会う ★洋書の読み方へのヒントが満載 ●この本を読んでほしい方々 ★英米文学の味わい方・楽しみ方を知りたい人 ★英語の原書をきちんと読みたい人 ★一通り英文法や語彙などの知識はあるが、英語を深く読めず、一皮むけたいと思っている 【対象レベル】全レベル 【著者プロフィール】 宮脇 孝雄: 翻訳家・随筆家。40年以上にわたり、ミステリ『死の蔵書』や文学作品『異邦人たちの慰め』など多様なジャンルの作品を手掛けてきた。翻訳に関するエッセイをはじめ、料理や英米文学・ミステリに関するエッセイ、評論も多い。現在、(株)日本ユニ・エージェンシーで翻訳教室を開講、専修大学で非常勤講師を務める。 主著:『翻訳の基本』『続・翻訳の基本』『英和翻訳基本事典』(研究社) 主訳書:『死の蔵書』『幻の特装本』『異邦人たちの慰め』(早川書房)、『ジーン・ウルフの記念日の本』『ソルトマーシュの殺人』(国書刊行会) -
洋書ラビリンスへようこそーー巨匠の珠玉の作品も未来の古典も!
乱読三昧で時空を超えた旅をしよう! その練達の訳文と博識ぶりで、業界内でもとみにリスペクトされている翻訳家・随筆家、宮脇孝雄氏による「"ようこそ”文学案内シリーズ」第3弾。第2弾の『洋書天国へようこそ』では主に20世紀前半までの古典を取り上げましたが、今回は20世紀半ば以降の現代文学作品が主流です。 ●小説だけでない、多彩な英語圏文学の世界 おなじみの「あの人」の意外な傑作も!? 日々、好奇心の赴くままに膨大な量の洋書を読んできた翻訳家の乱読・多読な読書案内――本書では、ノーベル文学賞常連候補のジョイス・キャロル・オーツ、現代イギリス文壇の最高峰と言われる作家ウィリアム・トレヴァーをはじめとする現代英語圏の作家と作品を取り上げ、文芸史上の位置づけ、読みどころ、英文の癖、味わい方などを、飄々とした名文で伝授します。大御所や有望若手もいる上に、忘れかけられている作品や近年再評価されている傑作も多々あります。さらに、小説だけではなく、英米では盛んな伝記、評論、紀行文、エッセイなども続々紹介。国民的文学作品から、なんとあのユリ・ゲラーが意外な文才を発揮した娯楽作品まで登場します。通り一遍の翻訳書を読んでいるだけではとうてい出会えない、英語圏文学の多様性や真価を味わうことができるのです。 海外文学や英語圏文化に興味あり、洋書を読みこなしたい、翻訳テクニックを磨きたい――このいずれかに当たる方なら、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。 <エッセイ例> 伊勢物語のようなアメリカの小説 近年、評価が高まる早世作家の傑作 サッチャー政権がもたらした英国社会の激変 SF巨匠の楽しい書簡集 抜群に面白い英語うんちく本 本物の貴族による鼻持ちならない恋愛小説 覚醒する農民たちを描くアメリカの古典 イギリスの下宿屋事情 世界破滅映画のマニアックな研究 ニューヨークの古本屋経営者たち …etc. 【対象レベル】英語全レベル 【著者プロフィール】 宮脇孝雄: 翻訳家。早稲田大学政治経済学部在学中に「ワセダミステリクラブ」に参加。敬愛するミステリ評論家・翻訳家の小鷹信光氏の薫陶を受けつつ翻訳活動を始め、早川書房よりデビュー、今に至る。また翻訳に関するエッセイ、料理や英米文学・ミステリに関するエッセイ、評論も多い。現在、(株)日本ユニ・エージェンシーで翻訳教室を開講、専修大学で非常勤講師を務める。