ネビル・シュートの作品一覧
「ネビル・シュート」の「パイド・パイパー 自由への越境」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「ネビル・シュート」の「パイド・パイパー 自由への越境」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
1942年の第二次世界大戦中に書かれた冒険フィクション。
舞台はドイツ軍進軍直前のフランス。
元弁護士として隠居生活を送っていた英国老紳士であるハワードは祖国イギリスで戦局のニュースを聞きながら何もできない自分に塞ぎこんでいたが、気分転換するためにフランスのアルプス付近へ釣りをするために慰安旅行にでかける。
無事目的地で身心を休めていた彼だったが、そのフランスの奥地へも戦争の影は忍び寄り、当地で知り合った人から幼い子供を預けられてイギリスまで連れ帰ってほしいという依頼を受ける。
老いた体で、混乱するフランス国内を、自由気ままに暴れまわる子供たちを連れて、果たして彼は無事にイギリスまで戻るこ
パイド パイパー
第二次大戦中に少しずつ増えていく子供達と共に、フランスからドイツ軍の侵攻を避けながら故郷イギリスを目指す、元弁護士の老人の長い長い道のり。
前知識無しに読んだので、ハラハラしながら読みました。
お勧めです。
Posted by ブクログ
こんなに面白い本に出会えるとは。。。
だから読書はやめられないと思います。
パイド・パイパーとは「ハーメルンの笛吹き」のこと。
あるきっかけから、子供二人を連れてフランスからイギリスへ第二次世界大戦中に逃げることに。
また様々で出来事から三人・四人と増えていく。
無事、逃れることが出来るのか。
もちろん、悪役はナチスドイツであるけれど、
この小説のもっとも良いところは悪役が一人もいないこと。
一読するべき。
追伸…この本は出版されたその年に映画化されたそうです。
それも戦時中の1942年。戦時中に出版されたのもびっくりだし、映画化されたのもびっくり。