トマス・スウェターリッチの作品一覧

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作品一覧

2015/08/26更新

ユーザーレビュー

  • 明日と明日
    展開に触れず感想を言うのは難しい。情報氾濫可視化社会をテーマにしているのは『ドーン』に似ている。あとは、別作品のことが頭をよぎるがネタばらしにつながるので控える。アメリカ文化に馴染みがあるなら面白いと思う。やや米国内向きのテキストかな。でも、面白く読み通せた。
  • 明日と明日
    あらゆる映像が記録され、任意の場所の特定の時間のシーンをAR(拡張現実)で何回も体験できる世界。ピッツバーグが自爆テロで木端微塵に破壊された。妻をそこで亡くした主人公のドミニクは10年が経過したものの、過去の世界にARで浸っている。その背景の中、殺人事件に巻き込まれ、ARの世界で犯人探しをする。昨今...続きを読む
  • 明日と明日
    途中、あまりにもバンクシーなキャラの描写に読む気が失せかけたが、最後まで読めばこれはこれであり。舞台もトリックもちゃんとサイバーでポスト・アポカリプスだけど、「都市と都市」やプリーストみたいなぶっとんだ志向性はなく、読後感は「ああノワールだった・・・」。バロウズやディックの味わいは薄く、ギブスンがき...続きを読む
  • 明日と明日
    テロリストによる核攻撃により消滅した都市。
    亡き人の面影を求めてアーカイヴに「ログイン」する人々。

    「アドウェア」が人間の認知機能を(そして欲望をも)拡張し、凄惨な殺人事件までもがエンターテイメントとして消費される世界。

    ありうる、ありうることだ。
    感傷的で悪趣味で野蛮な近未来。
    ここに書かれて...続きを読む
  • 明日と明日
    ミステリでもあるので一応未読の方はご注意。






    細かい部分は面白かった。
    この世界のいわゆる「電脳」であるところの「アドウェア」をはじめ、拡張現実、虹彩決済システム、無人で人を運ぶタクシー、都市の記憶である「アーカイブ」などのテクノロジーの描かれ方、そしてGAPやアメリカンアパレルなど実在す...続きを読む

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