作品一覧

  • ごきげんいかが、ワトスン博士 上
    3.0
    1~2巻1,200円 (税込)
    1889年夏。アイリーン・アドラーと親友のペネロピーは、パリで意識を失った男性を助ける。偶然にも、彼はペネロピーが家庭教師をしていたときの知人クウェンティンだった。医師の診察により、昏倒したのは毒物が原因だと判明するが、彼は詳細を語らない。だが、アイリーンの家で療養中に狙撃されたことで事情を打ち明ける。かつて戦場で助けられた軍医に迫る危機を知らせるため、危険を承知で彼を捜しているというのだ。軍医の名はワトスン――。アイリーンたちはアフガニスタンに端を発する事件をめぐり、名探偵ホームズとまたもや相まみえる!
  • おやすみなさい、ホームズさん 上
    3.6
    1~2巻999円 (税込)
    職を失いロンドンの街をさまよっていた私ペネロピー・ハクスリーは、ふとしたことからアイリーン・アドラーという美女と知りあい、生活をともにすることになる。彼女は女優であり、オペラ歌手であり、そしてときには探偵でもあった。宝石商ティファニー氏からマリー・アントワネットゆかりのダイヤモンド捜しの依頼を受けたアイリーンは、私を助手に調査を始めるが、それは数年にわたる壮大な冒険の始まりだった! 名探偵ホームズに敬意をいだかせた唯一無二の女性を主人公にした魅惑のシリーズ〈アイリーン・アドラーの冒険〉、ここに開幕。
  • おめざめですか、アイリーン
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    1888年夏。鉄道事故で“死亡”したオペラ歌手アイリーン・アドラーは、夫のゴドフリーと親友ネルの三人で、パリ郊外の村で静かに暮らしていた。だが、持ち前の好奇心が、ふたたび彼女を冒険と推理の旅へといざなう。セーヌ川から引き上げられた男の死体にあった謎の入れ墨、ゴドフリーが命を救った若い女性ルイーズの“死”……アイリーンたちはこれらの真相を追い、モンテカルロへと赴く。かの地で待つのは、さらなる事件と謎、そして同じく事件解決に乗り出した名探偵ホームズとの再会……稀代のヒロインによるヴィクトリア朝ミステリ第2弾。/解説=池澤春菜
  • 黒猫ルーイ、名探偵になる
    3.5
    1巻902円 (税込)
    あらゆる裏路地に通じ 夜の街を忍び歩く緑目の黒猫探偵、現る。 愛され続けるロングセラーシリーズ 猫コージーの代表格が、ついに邦訳! いかがわしい裏路地すらも、勝手知った自分の庭。 ラスベガスの裏社会ではちょっとした顔の黒猫ミッドナイト・ルーイは、 ひょんなことからブックフェアの会場で出版社社長の他殺体を嗅ぎつけた。 同じく死体につまずいて第一発見者となったのは、美人広報のテンプル・バー。 身体は小さいが頑張り屋の彼女を相棒(飼い主)に、黒猫探偵ルーイが犯人に迫る! 猫と本が事件の鍵を握る、コージーミステリ、シリーズ、第1弾。
  • 黒猫ルーイ、名探偵になる

    Posted by ブクログ

    猫コージーの大人気シリーズ1作目。
    黒猫ルーイが探偵役です。

    ラスヴェガスの裏社会に通じ、いくつもの事件を解決してきた大物・ルーイ。
    と自ら、とうとうと語るのは、8キロもある大柄な黒猫。
    自由に出入りして悠々と暮らしていたのだが、飼い主夫婦に赤ちゃんが生まれてうっとうしくなり、長い散歩に出て、ヒロインに出会う。

    広報の仕事をしているテンプル・バーは小柄な美人。
    魔術師の恋人マックスを追いかけてラスヴェガスに来たのに、肝心の彼はどこかへ去ってしまった‥
    今のテンプルは、ブックフェアの仕事に夢中。
    エキセントリックな作家たちや、何かと張り合う関係者をなだめつつ、身長を補うようなハイヒールを履い

    0
    2014年06月21日
  • おめざめですか、アイリーン

    Posted by ブクログ

    帰ってきたアイリーン・アドラー!
    やっぱりこの雰囲気好きだなぁ。
    服飾や時代背景が好みすぎて辛い。
    細かに説明してくれるのが嬉しい。
    続編が邦訳されるのが楽しみです。創元さんがんばって!

    0
    2014年01月17日
  • おやすみなさい、ホームズさん 上

    Posted by ブクログ

    読む前はペネロピーはコンパニオン(付き人)みたいな感じになるのかな?と思いきや、意外と言いたいことはお互い言える友人になったのですね。
    アイリーンの方が言わないことが多いにしても。
    本家の「ボヘミアの醜聞」は事前に読んでたほうが良かったかも。
    読んだかもしれないけど、ホームズシリーズはかなり昔に読んだからなぁ。
    一応読んでなくても平気な感じの上巻です。
    連作短編…と言うのか、たまにホームズが出てきたり、アイリーンは居なくてペネロピーとその雇い主との謎解きの回になったりして飽きさせません。
    ティファニー氏やオスカー・ワイルド、ドヴォルザークが出てきたりして、あぁそんな風に時代がかぶってるんだなぁ

    0
    2013年07月24日
  • おやすみなさい、ホームズさん 下

    Posted by ブクログ

    アイリーンは美貌で才知溢れるオペラ歌手。
    牧師の娘だったペネロペ(ネル)・ハクスリーはロンドンでアイリーンに助けられ、一緒に生活していた。

    ボヘミアに行ったアイリーンからすぐ来てくれという手紙が来て、ネルもボヘミアに渡る。
    国民劇場のプリマドンナとして活躍していたアイリーン。
    王子に求愛されていたが、結婚でなければ応じないつもり。
    小さな国だが、王位継承者との結婚は難しかった。
    愛人になるよう求められて国を脱出し…

    ボヘミア王の追っ手を逃れ、さらに行方不明の宝石の謎も解こうとするが…?

    0
    2012年01月28日
  • おやすみなさい、ホームズさん 下

    Posted by ブクログ

    大変楽しく読みました。アイリーンかっくいい。
    訳者あとがきから推察するに、シリーズがどんどん翻訳・刊行されそうな予感。というか希望。
    黒猫探偵シリーズも面白そう!

    0
    2012年01月22日

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