無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「人はみな、隣人、同胞と進んで深くかかわって、心を通わせなくてはいけない。そのためには、遠路をいとわずどこへでも出かけるようでなくてはだめだ。」
こんなに感情が溢れ、匂いがする物語だったとは。前回読んだ岩波文庫の訳は、感情移入できず、短いお話ながら何度も挫折しかけた。それに比べるとさすが新訳だけあって、人々の交わす表情が伝わってくる。単純明快な話だけど、クリスマスはキリスト教のお祭りであることを再認識させられる。日本にいると「誰と過ごすか」「何をあげるか」しか話題にならないけれど、貧しい人に寄付をし、キリストの誕生を家族みんなでお祝いしようという温かい心が根底にあることを改めて思いだすきっかけとなった。毎年この訳で読み返したい名作。
Posted by ブクログ
強突く張りの因業爺スクルージが、過去・現在・未来に亘る三世のクリスマスの霊に連れられ様々な光景を目にする。そうしていく内に、「貧すれど鈍せず」な家族の様子や嫌っている自分のために健康を祈る者を見せられてクリスマスの尊さ、特別さを思い知るクリスマス文学の傑作
精霊に連れられて目にするクリスマスの街などが鮮やかで瑞々しい様子で描かれ、皆が待ち望んで楽しんでいることがよく伝わってくる
スクルージが単純すぎる気がしないでもないが、これもクリスマスの人心に作用する効力のお陰とも取れる
結末も心温まるもので、毎年のクリスマスの時期に読んで噛み締めようと思った
Posted by ブクログ
守銭奴・金の亡者のドケチ強欲ジジイ・スクルージ。
クリスマスを楽しく祝う心を持ち合わせていない彼は
クリスマス・イブの夜に、亡くなった友人マーリーの亡霊と出会う。
このままではいけないと忠告を受けるスクルージ。
続いて過去・現在・未来を司る精霊と出会い、
今までの、そしてこれからの自分と客観的に向き合う。この旅の果てに、ドケチジジイはどこへ辿り着くのか…。
自分の事を客観的に見つめてみると、思ったよりまるでひどい人間だ、みたいな事があるかもな一冊。
ひどいと感じられるうちは大丈夫なのかしら。
改心、という言葉でまとめられがちな物語ですが、
翻訳者の方のあとがきは少し異なる見解でした。
古典新訳文庫は翻訳者のあとがきが毎回面白い。この本ではスクルージのもともとの精神性は
真っ直ぐである事に強く触れられている。ドケチジジイの改心劇、ではないのだと…。もとから善良な素質が、暮らしにすり減ってこうなったのだと。
当時の社会の変化も大きな要因となっていると語るあとがき、読み応え抜群。
物語を楽しみつつ、スクルージという人気キャラクターを深く掘り下げる一冊。
Posted by ブクログ
すっかり光文社の手先…ってこのくだり何度目?
ってことで数えてみました!
ひまわりめろん出版社別既読数ベスト5!!(ドンドンドンパフー)
既読746冊中(2023年3月20日現在)
第5位 新潮社 61冊
第4位 東京創元社 63冊
第3位 早川書房 78冊
第2位 講談社 80冊
第1位 文藝春秋 85冊
でした!ちなみに光文社は43冊で第6位でしたまあまあ多いですが手先感は今ひとつ
なんかすんませんしたっ
もちろんみんみんも集計(なにがもちろんなのか)
※ちょっとデータ取りが雑だったので多少の誤差あり、あとレビューがあがってる509冊を対象にしてます
第5位 光文社 30冊
第4位 新潮社 33冊
第3位 KADOKAWA 48冊
第2位 文藝春秋 51冊
第1位 講談社 59冊
おおー、なんか色出たかも
(KADOKAWAと角川春樹事務所をまとめて角川グループで集計すると63冊で1位になる)
ちなみにおびーは登録991冊中346冊が新潮社でした(既読に絞るともっと割合あがる)
まさに新潮社の手先w
Posted by ブクログ
久しぶりにがっつり語彙力で描写してくる古典を読んだ気がする。きっと全ては理解できていない。
けれど、スクルージに寄せた自分の心が確かにある。彼が打ちひしがれ、懇願する場面を見るたびに訳者あとがきにあった「本来の姿に返った」という部分が胸に響く。
そう、読み始めと読み終わりで、全くスクルージの印象が変わるのだ。けれどそれは、決して納得のいかないものではない。なぜだろう、これがディケンズの力ということか?
クリスマスを祝う喜びに溢れた描写が何ページも続いているところが本著のハイライト、作者が一番表したかったことなのだと私は思った。誰もが憧れ、幸せになる一夜。いいなぁぁぁ日本でもこんな風にクリスマス過ごしてみたい!!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。