スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

連邦政府が無力化し資本家によるフランチャイズ国家が国土を分割統治する一方、オンライン上に仮想世界「メタヴァース」が築かれた近未来のアメリカ。アヴァター技術を開発した凄腕ハッカーにして、マフィアが経営する高速デリバリーピザの〈配達人〉ヒロ・プロタゴニストはある日、メタヴァースで出会った男に「スノウ・クラッシュ」なる謎のドラッグを手渡されるが……。本書が未来を書き換え、SFは現実と接続された。

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スノウ・クラッシュ〔新版〕 のシリーズ作品

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  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上
    1,188円 (税込)
    連邦政府が無力化し資本家によるフランチャイズ国家が国土を分割統治する一方、オンライン上に仮想世界「メタヴァース」が築かれた近未来のアメリカ。アヴァター技術を開発した凄腕ハッカーにして、マフィアが経営する高速デリバリーピザの〈配達人〉ヒロ・プロタゴニストはある日、メタヴァースで出会った男に「スノウ・クラッシュ」なる謎のドラッグを手渡されるが……。本書が未来を書き換え、SFは現実と接続された。
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下
    1,188円 (税込)
    スノウ・クラッシュを使用したアヴァターは制御不能となり、現実世界の実体までもが意識不明に陥る――〈特急便屋〉の少女Y・Tとともにこの怪事件の調査に乗り出すヒロ。アメリカとメタヴァースを駆けめぐり、ライブラリアンAIの導きで自意識や言語の発生源へと古代シュメール史を遡行する大活劇の果て、明らかになる人類の陥穽とは?Google、PayPal、Metaの創業者たちに霊感を与え続けるヴィジョン。

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スノウ・クラッシュ〔新版〕 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月08日

    2021年フェイスブックが社名をメタに変更し、世界的に「メタヴァース」という言葉の関心が広まるなか、メタヴァースという言葉が作られた伝説的SF作品を読んでみました。下巻まで読んでからの感想になりますが、理屈抜きで面白かったです。最初の方は本書の世界観になじむのに時間がかかりましたが、上巻の真ん中位か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月30日

    本書は1992年に書かれたもので、舞台となる時代設定ははっきりわからないが、主人公の親父が第二次大戦帰りであることや、マフィアのドンがベトナム戦争経験者であることなどから、だいたい2000年代くらいのイメージか。
    アメリカは国家としての力をなくし、無数のフランチャイズと呼ばれる勢力がそれぞれ独立して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月30日

    非常に思想的、思索的なSFだったなぁ、という印象。
    「宗教」や「信仰」について、偏見なく思考できる方は、非常に興味深い読書体験になること間違いない。

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    Posted by ブクログ 2023年02月15日

    メタヴァースという言葉が最初に使われた作品らしい。
    現実世界と仮想空間共に同じような臨場感で物語が進む。段々どっちなのかわからなくなり、既にどっちでも良くなってきた。
    さぁ、下巻に進もう!

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    Posted by ブクログ 2022年07月30日

    序盤、エンジンがかかるまでに時間がかかった。英語の略称が読みづらい。1992年のSF作品だが、この描かれた未来に今も向かっている感じから描写はイメージしやすい。映像化は噂はあるけどまだかな?
    レイヴンのぶっ飛び方が好き。”パワー”ですべてを凌駕する感じ。

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    Posted by ブクログ 2022年05月12日

    ニール・スティーヴンスン著、日暮雅道訳『スノウ・クラッシュ 新版 上下』(早川書房、2022年)は連邦政府が無力化し、メタヴァースが普及した未来のアメリカ合衆国を描いたSF作品。メタヴァースの世界にもスノウ・クラッシュというドラッグが蔓延するディストピアを描く。

    主人公はヒロアキという名前であり、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月12日

    当時としては斬新な舞台設定、新たな概念(メタバース世界)の提示があったので歴史的には記念碑的作品の一つ。なのだが、今の時代に読むとメタバース世界があまりに凡庸の設定(当作品が元祖なのだが、今やありふれすぎる設定になっている)に思えてしまってワクワクが乏しい。古典を読むつもりで読まないとやってられない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月27日

    メタヴァースという言葉を最初に用いたSF。
    スノウ・クラッシュは上巻で出てくるものの、その用途・目的が下巻をかなり読み進めないと出てこない。だいぶ遠回りしている感が否めなかったのと、独自の固有名詞が多いのでSF読み慣れていないと辛い。

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    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    バーチャルの世界にハマっている自分の目から見て、なんでもかんでもメタバースの一言で括られるのは抵抗があるな、という思いから、そもそもメタバースってどっから出てきたんだ、という理由でたどり着いた一冊。
    一時期SF小説に挑戦してた時期があったけど、自分はつくづくSF小説を楽しむだけの素養が無いなとあらた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月29日

    今となっては馴染の用語となっている「メタヴァース(=仮想の三次元空間)」、「アバター(=仮想空間におけるユーザーの分身)」を確立したSF作品。ハヤカワ文庫で新版として復刊されたので、これを機に手に取ってみた。

    舞台は、連邦政府が力を失い、資本家たちによって国土が分割統治され、オンライン上では仮想世...続きを読む

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