村山由佳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ死後5分後くらいに「生きるとは何か?」と聞かれている感じ。壮大な読後感。
あらすじを読んで、直木賞受賞作が兄妹愛だけで書き切れることある?と思ってたけど、とんでもなかった。言葉に溺れた。
恋愛を含む、人生。もはや恋愛を死と並ぶほど、大きなものとして捉えられていた。恋愛小説というか、人生本というか、歴史書。
村山さんは戦争小説ではないと言っていたけれど、どうしてもその印象は強い。自分が生まれるのが少しずれていたら、と考えさせられた。
この時代でできることできないこと、メリットデメリット、たくさん享受してたくさん味わって死にたいな。
・言葉なんかにこだわるより心が大事だろうという者もいる -