村山由佳のレビュー一覧

  • アダルト・エデュケーション

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    欲望に忠実だからこそ人生は苦しい-。弟を愛するあまり、その恋人・千砂と体を重ね続けるミズキ。千砂はその愛撫に溺れ…。「最後の一線」ほか、自らの性や性愛に罪悪感を抱く12人の不埒でセクシャルな物語12編を収録。

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    2023年04月20日
  • ミルク・アンド・ハニー

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    ダブル・ファンタジーの続編。創作の鬼に導かれるように夫との穏やかな暮らしを捨てた脚本家の奈津。性の深淵へと次々に分け入ってゆく奈津の自由と孤独の姿。

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    2023年04月20日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう-。35歳の奈津は、尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。もう後戻りはしない…。官能の愛の物語。

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    2023年04月20日
  • 天使の柩

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    歩太シリーズが完結した
    最後よかったな。
    新しい女の子は幸せにどんどんなってほしい

    お母さんの肉じゃがの話、よかったな

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    2023年04月14日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    感想
    春の空気の匂い。命が芽吹く季節には心も揺れ動く。引きずってる過去はあるかもしれない。それでも目の前のときめきを大事にする。みんなそう。

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    2023年03月23日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

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    「ついに堂本と結ばれるのか?」と思った後のあの微妙な展開がすごくリアルでモヤモヤした気持ちになった。

    ★印象的なフレーズ
    「強引さは、優しさだった。」

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    2023年02月26日
  • 天使の柩

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    天使シリーズの最終章としてふさわしくて読むのが楽しかった。登場人物がそれぞれ心に傷を持っていてまた新たな出会いや、惹かれ合う存在に触れ合うことにより他者や自分に向き合えかるようになっていく。歩太が最終的にまりとの出会いを通じて、彼ばかりでなく周りの人達までも数珠繋がりのように救われ、前向きになる姿が感動しました。

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    2023年02月23日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    ついに会えたよーーー号泣。
    もう辛くて辛くてずっと泣きながら読んだ。
    最後見届けたいけど終わってほしくない…複雑……!!

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    2023年02月19日
  • 天使の梯子

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    小説を読み始めたのは最近で僕は鈍感だから、この題名を意識してなく天使の卵との繋がりを感じたのは物語半ばだったです...。何かすごく似ていても読んだことがあるなと思うとやはり続編だったので納得しました。
    恋愛経験をしたことが自分にとって、女性ばかりか「歩太」くんや主人公もこんなにも心情や思慮が繊細で巡り混じっていて、それを秀逸に描写している村山さんは尊敬します。

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    2023年02月16日
  • 【新装版】BAD KIDS

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    登場人物の恋愛や性に対して、弱冠、高校生ながらも戸惑いながらも前と進もうとする描写が繊細に描かれている。

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    2023年02月14日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    『1 猫のいた日々、いない日々』『2 住まいと、猫と、恋愛と』『3 見送る覚悟』『4 いつか、同じ場所へ』4章で構成されたエッセイ集。

    著者が愛してやまない「もみじ」とのさいごの1年がリアルタイムで綴られています。

    我が家は犬飼いで、猫と暮らした経験はないけれど大切な家族を失う悲しみ、寂しさが切々と伝わって来ました。

    特に4章からは涙が止まらない。

    痛みを失くして早く楽にさせてあげたい気持ちと永遠の別れが訪れないで欲しい気持ちのせめぎ合いで辛かった。

    こんなにも深く皆に愛されたもみじ、幸せな生涯だった事は間違いない。

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    2023年02月12日
  • はつ恋

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    自分と同じ関西人で同年代、幼なじみ同士のほっこりする恋愛物語で、最後まで幸せな気持ちになれるストーリーだった。

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    2023年02月01日
  • 天翔る

    H

    購入済み

    村山さんの作品は、最初に天使の卵を読み、ありきたりの表現ですが、みずみずしさを感じました。その後、他の作品も読んでいましたが、久々に、その時のみずみずしさをもう一度感じさせた作品だと思います。

    #癒やされる

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    2023年01月28日
  • 燃える波

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    ネタバレ

    人生のクローゼットは無限に大きくはない。何かを選び取るには何かを捨てなければならない……登場人物たちとは何一つ似たところは無いし別世界のお話だぁと読みましたが、読後感は全く悪くなかったです。
    帆奈美さんのラジオは村山さんがパーソナリティーされてるラジオみたいで村山さんの声で再生されてたし、モラハラ夫って村山さんの元夫もそうだった気が…と思って帆奈美さん=村山由佳さんに思えて仕方なかったです。
    元夫が身勝手過ぎて寒気がするくらいでしたが、一旦壊れるところまで壊れるとスッキリするのかな。
    誰も彼も、良い方向に進むとよいです。わたしもわたしの出来る範囲でがんばろうと、なんだか思えました。

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    2023年01月26日
  • 【新装版】海を抱く BAD KIDS

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    村山由香さんは官能的に過ぎることもあるけど、まっすぐで優しい文章を書く人でもあると思っています。だから心にすんなりと入ってきてしまうんでしょう。

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    2023年01月18日
  • 遥かなる水の音

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    私もよく、オタクゴトで死ぬほど嬉しいことがあると私の遺灰はどこどこに撒いてくれという表現をしてきたのですが、死後の自分の魂が宿る場所(自分の気持ちが一番強く残る場所)がどこかと聞かれたら、私はやっぱり国立競技場だろうなと思った。
    さて、各登場人物の心の声を追っていく中で(周の声は物語的にやや蛇足に感じたけど)、一番に感じたメッセージとしては、「言わないことの美徳」が根強いこの国ですが、特に「好き」と思う気持ちについてはそれってやっぱり違うよねと。推しは推せるときに推せも同じだけど、好きな人に好きと伝えられる環境に甘えてはいけなくて、自分にとっても相手にとっても有限なこの時間にきちんと伝えること

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    2023年01月14日
  • 【新装版】BAD KIDS

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    今回の主人公の一人である高校三年生の隆之は、幼馴染である宏樹に魅入られ続け、気持ちを告白できない心の内の悩み・葛藤が綴られる。
    もう一人の主人公となる女性の都は、隆之が通う高校の同級生で、二人の男女を超えた不思議な関係は、物語の大きな核となって話は進む。
    他に数人の男女の重い関係も複雑に絡み合い、個々の迷える心理描写が見事に描かれている。
    同性同士でも好きになる事は自然な現象だと私は思う。
    人は異性同性に関係なく、お互いに大きな影響を分け与え合うことがあり得ると云うことだ。
    気持ちの繋がりだけではなく、肉体をも含めてもっと強い絆を求めたとしても、世間が言う処の異常行動だと私は思えない。
    さすが

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    2023年01月14日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    今まで好きだった相手に、1つのきっかけで冷めてしまうこともあり、この作品ではその過程がわかりやすく書かれていた。

    同じ言葉でも、その時の相手に対する好感度により感じ方は違ってくるのだということも物語で感じさせられた。

    ★印象的なフレーズ
    「ああ、まずい。たいていのわがままなら飲み下してもみせるけれど、こと寂しさに関してだけは、自分は本当に、ほんとうに駄目なのだ、、、、、、。」

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    2023年01月03日
  • 花酔ひ

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    二組の夫婦が別の相手に惹かれ合う。同じ性癖を持ち求め合う誠司と千桜。お互い心惹かれあい、身体も離れ難く求め合うようになる正隆と麻子。誠司と千桜にはあまり共感できなかったけど、正隆と麻子には一時でもそういう経験が出来たことが羨ましくもあり、反対に知ってしまったが故にこれからは封印して生きて行かなければならないのは辛く苦しく、知らなかった方が幸せだったのかも。もし万が一、自分にこんな出会いがあったら、どうするだろう…と読みながら、複雑に心が揺れる思いがした。まっ、そんな事とは全く無縁の毎日なんだけれども。

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    2023年01月03日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    ぼんやりと感じていた多くのことがこの作品では文章で表現されていて、共感と尊敬の嵐だった。

    下巻も楽しみだ。

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    2022年12月29日