村山由佳のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
登場人物がどんどん増えていって楽しくなってきました。
かれんと勝利が公園で仲直りをするシーンは良かった。勝利の必死さが可笑しかったり頼もしかったり…。
それにしても丈は焚き付けるの上手い。 -
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ちょっとしたすれ違いで距離が出来たかれんと勝利。勝利はかれんに笑顔でいて欲しい一心でかれんが失くした傘を必死で探す。
健気で一途で一生懸命。勝利がかれんを嫌いにならない限り別れる事にはならないんだろうなと思いました。 -
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付き合っているのにぎこちない勝利とかれん。些細なことからかれんが怒ってしまう。きちんと説明すれば良いのに…。
大学生になった勝利。新たな人間関係が始まりました。面白くなりそうです。 -
Posted by ブクログ
猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い!
ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。
描かれた猫の魅力に一番のめりこんでしまったのは阿部智里「50万の猫と7センチ」。はらはらどきどき、笑いあり涙ありの一作。だけどそのようにさまざまな感情に振り回される人間たちをよそ目に、猫ときたらもう……! このオチには脱力せざるを得ませんでした。だけど猫ってこういうものだよね。猫の魅力ってこういうところなんだよね……と猫 -
購入済み
こういう事ってあまり無いんじゃないか、の繰り返しという印象です。だからややこしくなるのは必然なのではと思います。何だろう、幾らでも話を膨らませられるというか…。
最後までつきあいたいと思います。 -
Posted by ブクログ
Secondseason4巻。
大学生活の終わりが近づく勝利。経営不振で仕事を失うかもしれないかれん。
信頼を愛情を積み重ね、かけがえのない存在だということを確かめあう二人の関係。ただ、恋人たちが所属する社会に起こりつつある変化が、関係に何をもたらしてゆくのか。
という不安定さを仄めかしていると思いきや。勝利がとんでもないことをしてしまう。そして、それが4巻最後のシーン。5巻へ続くという構成。
続き読みたくない。
この先、勝利に待ち受けているのは、どう考えても非難と後悔と懺悔と烙印の日々ではないだろうか。そう思うととてもじゃないけど、読む勇気が。
まさか、読む前から覚悟を求められるとは。し -
Posted by ブクログ
上巻のゆったり展開していく感じと後半のスピード感は主人公の心の整理(安定感?)が出来てきたことで物事がスムーズに進んでいくからでしょうか?
失恋から環境を変えたくなる、という気持ちはよく分かるし、逃げ込んだ先にはちょっと後ろめたいような思いを抱えている前半部と少しずつ自主的に動いていく後半部までの心境の変化がすごく共感できる部分かなと思いました。当たり前のことかもしれないけど、主人公の、年相応の大学生のメンタリティをリアルに感じれたような気がします。登場人物たちそれぞれの思いやら心情の変化やら、違和感なく読めたということで改めて筆者の凄さを感じました。