村山由佳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
村山由佳さんの小説は、まるでサスペンス映画を観ているかのよう。
ハラハラドキドキしながら、どうなっていくのだろう…とページを捲る手が止まらない。
読み手ににとても体力を使わせる作家だと思う。
登場人物に共感できるタイプがほぼいないにもかかわらず、引き込まれてしまうのは、会話がものすごくリアルだから。膨大なセリフが飛び交い、目の前で始まった諍いに自分も巻き込まれていきそうな臨場感がある。
お嬢様育ちで、悪意のかけらもなく、薔薇を自分の子供の様に慈しんで育てていた咲季子が、事件の後にとった行動は、理解できるとかできないとかの範疇を超えて、そうすることが一番自然なことのように私にも思えた。
自分の中 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人生のクローゼットは無限に大きくはない。何かを選び取るには何かを捨てなければならない……登場人物たちとは何一つ似たところは無いし別世界のお話だぁと読みましたが、読後感は全く悪くなかったです。
帆奈美さんのラジオは村山さんがパーソナリティーされてるラジオみたいで村山さんの声で再生されてたし、モラハラ夫って村山さんの元夫もそうだった気が…と思って帆奈美さん=村山由佳さんに思えて仕方なかったです。
元夫が身勝手過ぎて寒気がするくらいでしたが、一旦壊れるところまで壊れるとスッキリするのかな。
誰も彼も、良い方向に進むとよいです。わたしもわたしの出来る範囲でがんばろうと、なんだか思えました。