村山由佳のレビュー一覧

  • DANGER

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    ネタバレ

    登場人物たちが戦争に翻弄される様子に心が痛む。
    久我の人生と果耶のお祖母さんの人生が交差していたのがドラマチック。

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    2026年07月03日
  • アダルト・エデュケーション

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    文章の表現が秀逸。難しい言葉じゃなくて、会話も多いけど、情景描写の視点が面白く、鮮明に映る。
    1話ずつも短くて読みやすいけど、こちらの感情が揺さぶられることはあまりない。同じ作者の他の本も読んでみたい。

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    2026年07月02日
  • しっぽのカルテ

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    購入してから長いこと積読していて、少し気の滅入る作品が続いたので、心のリハビリがてらに手に取った5編の短編集

    動物をめぐるお仕事小説かと思いきや、それぞれのキャラクターの人生に訴えかけるヒューマンドラマでした❗️

    一風変わった院長の北川 梓に興味を引かれ、『第一話 天国の名前』では少し張り詰めていたサブキャラの真田 深雪が、ちょっとずつ緊張の糸を解いていく様子がとても丁寧に描かれていて、読んで正解の作品でした❗️

    好きな話しは、『第三話 幸せの青い鳥』と『第四話 ウサギたち』の2編です❗️

    続編が連載されているようなので、気長に出版されるのを待ちたいと思います

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    2026年06月30日
  • Row&Row

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    村山さんの作品を読んだのは始めてだった。
    初めは、本の分厚さにきっと途中で断念するだろうなと思ったが、読んでいくとどんどん世界観に引き込まれていった。
    後半はどうなるの?どうなるの?と続きが早く読みたくてしかたなかった。
    まさかの結末になったが、この夫婦が同世代ということもあり、自分のことのようで読んでいてわかるーと思う部分がたくさんあった。
    どこの夫婦にもこういう時があって、それを乗り越えて熟年夫婦になるか、離婚するかという結末になるんだなと改めて思った。

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    2026年06月29日
  • ミルク・アンド・ハニー

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    ネタバレ

    まるで自分みたい、と思う女性も多いのだろうか。愛されたいという欲望には抗えない。苦しさにも似た愛しさ。タイトルは聖書の引用だとか。

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    2026年06月29日
  • しっぽのカルテ

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    村山由佳さん PRIZEに続いて2冊目。
    PRIZEとは全く違う内容で、私はこちらの話の方がとても好きでした。
    長野県にある動物病院の院長はじめ、スタッフ、動物たちとその飼い主に起こる5話。

    第2話 それは奇跡ではなく と、
    第5話 見る者 の中の院長のこども時代の話は泣けた。
    わが家にも猫が1匹います。
    いない頃には戻れないくらい、いてくれるのが当たり前で、癒しそのもの。

    力強い院長の存在がカッコいい。
    動物のお医者さんの知識は計り知れないなと思いました。尊敬します。

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    2026年06月28日
  • しっぽのカルテ

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    動物病院を舞台に、飼い主と動物、病院で働く人達の物語。どのお話しも、動物の命を引き受けることの責任を強く感じさせられる内容でした。
    愛犬と暮らす私にとって、『それは奇跡ではなく』は、どうしても自分の境遇と重なってしまいます。いつか久栄さんのように、愛犬を苦しみから解放してあげるために決断しなければいけないこと。飼い主としての責任を改めて痛感しました。
    物語のサイドストーリーとして、土屋高志と深雪の関係が描かれていますが、『カウンターの端をつかむ男の手と指は、乾いて荒れてはいるものの、清潔で大きい。首の腱をくっきり浮き上がられせてこちらを向いた彼の視線が、ようやく深雪の上に戻ってくる。』という描

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    2026年06月28日
  • DANGER

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    読み終えてまるで自分は副島翠(水野さかゑ)の人生を歩んできたような錯覚でどっと疲れた。
    バレエの取材で定期的に世界的振り付け師でダンサーでもあった久我一臣に話しを聴きにいくことになった長瀬一平と水野果耶。
    現在と過去が交互に綴られていくスタイル。
    この一臣の太平洋戦争をはさんだ半生が語られていく。
    そしてそこで知り合った女子看護学生たちの過酷な人生も翠の立場から語られていく。
    満州からの引き揚げがいかに危険で死を覚悟してのことだったとか。
    ロスケから暴力的な強姦の日々。これは決してフィクションではなく実際に起きていたことだと思うと同じ女性としてほんとに腹立たしいし、胸が潰れる思いだ。
    でも日本

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    2026年06月28日
  • はつ恋

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    恋愛小説がそこまで得意ではない私もこちらは好きでした。家や自然、食事といった暮らしの描写がとても美しく、読んでいて心地よかった。空気が澄んでいる感じ。
    2人のなんか甘酸っぱいところもありつつ、収まっている関係性が良かった。

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    2026年06月28日
  • DANGER

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    第二次世界大戦、シベリア抑留を経験し世界的バレエダンサー、振付家として活躍する久我氏にインタビューし特集を組むことになった二人の若い男女の雑誌記者。戦争の記憶と現在を行きつ戻りつ物語が進んでいく。時々読み進むのが辛くなる戦時中の描写が出てくる。何度も思うが先の大戦でも現在の戦争でも最も苦しい状況を強いられるのは弱い市民である。今は過去の過ちとその後の経過を見ることができる。現実的な新しい平和が何なのか考えていきたい。

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    2026年06月26日
  • しっぽのカルテ

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    動物と動物病院のスタッフと飼い主さんたちの話のバランスが良い。動物と人間の関係について、考えさせられる。

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    2026年06月23日
  • 天使の柩

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    夏姫も歩太も未熟なまま、大人への階段を登り傷つきながらもそれぞれ恋をし、魂の成仏への葛藤をしている中

    茉莉という14歳の主人公を前にして、しっかり成長した大人になっていて
    成長物語に感じた。
    精神的虐待を受け安心できる大人に出会うまでの苦しさもよく描かれている。

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    2026年06月23日
  • しっぽのカルテ

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    健康な時は、血液 リンパ 肝臓や腎臓などを通って体外に排出される ストレス、老化によって体内に溜まるようになるといろいろな問題が起きる。それは動物人間でも同じことが言える。苦しんでいる動物は安楽死がある人間にはない。それは雑処分とどこが違う1分でも生きて欲しいと思う、エルザ動物クリニックの院長の北川さん、少し変わった人と思っていたが、モンゴルで育ったそのモンゴルで最愛だった馬は狼に襲われ、足を負傷し、父親が生かしておけないのですぐ殺して肉とした。その時父親は最後までよく見とけと言った。クリニックの院長はその時苦しみ悲しいことだけど、馬にとってそれが1番の幸せ今になって思った
    深雪は自分にとって

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    2026年06月20日
  • 天使の梯子

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    高校時代から気になっていた先生と再会する恋物語。
    主人公の一途な姿に素敵だなと思った!
    過去にとらわれず、前に進んでほしい。
    幸せになってもらいたい!
    前作があることを読み終わってから初めて知った!

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    2026年06月19日
  • 妖し

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    ネタバレ

    アンソロジーは結構当たり外れがあると思っていて、今回は当たりでした。
    怪異をテーマに10人の豪華な作家が描いた作品です。
    アンソロジーの短編集は作家が変わるが故に薄味になりがちなイメージですが、どの作品もしっかり味があって良かったです。
    個人的には、「わたしキャベンディッシュ」、「かぐわしきひと」が特に良かったです。
    アンソロジーは普段読まない作家に出会うので、定期的に読みたいなと思いました。

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    2026年06月19日
  • DANGER

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    「父親のシベリア勾留体験からいつかはシベリアを書きたい」と思っていた著者と、「作家には各々書かなければならないテーマがある」と著者の想いを支えてきた五木寛之氏との、対談記事を目にし、読みたいと思った作品。
    読み手にとっても重たいテーマ。できれば目を背けたいけど、背けずに知らなくてはならない歴史の事実。
    久我にしても翠にしても、想像を絶する苦難を生きてきたはずなのに、その生き様にポジティブさを感じる。バレエの世界を重ね文芸作品として読ませてくれるところも、重たいテーマに読者が向き合えるための配慮にも思えた。久我氏が戦後どのような変遷を辿り世界的な振付師になったかも興味深いところではあった。
    戦渦

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    2026年06月18日
  • しっぽのカルテ

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    期待を裏切らない慈愛に満ちたストーリー。嫌なヤツといい人がシンプルに分かれていて、わかりやすく読みやすい。

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    2026年06月17日
  • DANGER

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    思っていたよりずーーーっと重い話だった。
    バレエに憧れ、日本で本場ロシアの女性から指導を受けるも、戦争がはじまり…。
    戦時中の話が重く、辛い。どこまでがリアルか分からないけど、説得力もあり、華々しいバレエから遠ざかっていく。
    でも、踊りにかける情熱が彼らを生きながらえさせてくれた。
    戦争のむごさを感じ、忘れてはならない気持ちと、それでも生きる強さ、力強さも同時に感じた。

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    2026年06月16日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    展開が早く、テンポよく楽しく読めました!
    美登利は本当に孝之のこと好きだったんかな?

    ドラマ化したら不倫ドラマとしてバズりそう!

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    2026年06月12日
  • ありふれた愛じゃない

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    タヒチの風景が鮮やかに眼前に現れるような力のある文章と、『いや、あり得ないだろ!』と思うくらいの元彼との再会が、見事に混ざり合っていて、とても読み応えがあった!!
    村山さん初めて読んでみたけど、ほかの恋愛小説うまいんだろうな!と思った。

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    2026年06月10日