村山由佳のレビュー一覧

  • 天翔る

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    身近じゃないから、ドラマチック。そして、それこそ物語を読む醍醐味なんだ、とあらためて気づかされた。
    北海道、馬、いじめに不登校・・・共感ポイントほぼなしのストーリーだけど、だからこそ感動できたんだと思う。
    まりもがぐんぐん成長していく様子が、ほんとうに輝かしくて、愛おしくて。サイファと人馬一体になっていく過程もほんとう~に感動的だった。
    闇の先には光がある、というとありきたりだけど、でもまさにそれを描いた物語。
    まわりの、しどさんや貴子さんもそれぞれに抱えるものがあり読ませるけど、やはり少女の成長ぶりが何より輝いて見えた。

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    2016年07月12日
  • 天使の梯子

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    天使の卵に続いてこちらも再読。卵よりこちらの方が読みやすい。慎一目線で書かれているけど夏姫の話。慎一よりも夏姫に感情移入する。

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    2016年07月11日
  • 天使の柩

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    3年落ちの新刊。
    文庫化までの3年。
    滅多なことではハードカバーを手にしない。いつも通りに待った3年。

    『天使の卵-エンジェルス・エッグ』を読んだのは、1997年の夏。この『天使の棺』と同じでナツイチに選ばれていた。
    村山由佳と出会ったのがその夏で、“いつものペース”から考えると、1年遅れで読んでいたことになる。『天使の卵』の文庫化は1996年だった。
    それでも、ほぼ3年遅れのリアルタイムを辿ってきたことになる。

    昨日『天使の卵』、『天使の梯子』、『ヘヴンリー・ブルー』を読み、今日『天使の棺』を読むのとは、感じるものが違うだろう。物語の中では15年の歳月、現実の世界では約20年という時を重

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    2016年06月26日
  • 花酔ひ

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    ただの不倫小説ではない
    何かを感じました。

    性描写が激しい所が、あるが
    着物についてのお話が興味深く読めた。

    時間が経ったら、また読んでみたい。

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    2016年06月10日
  • 野生の風

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    所有している好きな小説。久しぶりに読んだけどやっぱりいい!
    行間から感じられる色と香り。アフリカの風景が目に浮かぶ。アフリカの乾いた熱い風を感じる。私はアフリカにそれほど興味はないんだけど、アフリカのサバンナを見てみたくなりました。
    染織家の飛鳥とカメラマン一馬の恋愛のお話だけど、ただの恋愛小説では片付けられないスケールです。魂が求め合うふたりなのに、やっと出会えたふたりなのに。出会いも運命だけど、その後も皮肉な運命に翻弄されるふたり。単純なハッピーエンドではないところが切ない。

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    2016年04月16日
  • 天翔る

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    遥かなる水の音から続けて文庫で。
    読みやすくて、響きが心地良くて、読後の余韻もとても優しい。

    作品を読んで、で、結局?という人がいるけれど、結末が必要な作品とそうでない作品があって、明確な結末がないところに、〜かもしれないという癒しがある。

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    2016年03月17日
  • 遥かなる水の音

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    泣いた。思春期の頃、何もない土地に行って1人きりになって独りを学ばなければならないとよく思っていた。わたしもこんな旅に出たい。とっても好きな本になりました。深夜特急も読まなくては。

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    2016年03月13日
  • 天翔る

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    単行本がとても気に入っていたので、文庫本になっていたのを発見して即購入。

    やはりとてもいいですね。
    村山由佳さんの作品の中では久しぶりのヒットです。
    どろどろした内容ではなく、一人の女の子が時間が止まってしまってからまた動き出すまでの物語です。
    神様は信じられなくてもそれでも生きていける、そういった人間の力強さが伝わります。
    是非ご一読あれ!

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    2016年01月18日
  • 翼 cry for the moon

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    ネタバレ

    確か村山由佳さんの本との出会いがこれ。
    父親が著者名を見て進めてくれた。

    悲しくて人間の腹黒さの詰まった作品だけど、凄く凄く好きな本。

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    2017年11月28日
  • 天翔る

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    馬の話に惹かれて読むことにした。まりもちゃんの、貴子さんの、志渡さんの心にあるものが馬と付き合うことでほぐれていく。まりもちゃんの乗馬姿が目に浮かぶ。"第一章" じゃなくて "第一レグ" なんで? 読めば分かる♪ エンデュランスについてもっと知りたくなった。

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    2015年09月13日
  • 天翔る

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    我が愛馬イリデッセンス号の待望のデビュー戦が終わった。結果は4着であったが、レースっぷりは悪くなかったと思う。勝ち上がる日を夢見て、また次走へ思いを馳せる。
    しかし、馬はいいねぇ~。私は動物は好きではないのだけど、馬だけは別。馬が走ることを思うと色んなことを忘れるよ。

    さて、この本、それぞれに心にぽっかり空いた穴を持ち、馬に携わることでしかそれを埋められない3人-乗馬牧場を経営する志渡、看護師の傍ら牧場を手伝う貴子、父親を亡くしイジメによって不登校になってしまったまりも-の物語。
    冒頭描かれる札幌競馬場での出来事を経て、3人が出会ってからの牧場の場面からして良いな。北海道の碧い空と海、風の音

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    2015年09月06日
  • 天翔る

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    馬に乗りたい!
    馬と触れ合ってみたい!

    そう思える本でした。
    良本。

    関西旅行から帰る道すがら、空港で出会った本。
    お酒も入ってたし、いつもなら爆睡のところ、この本読み出したら止まらず、飛行機、リムジンバス中ずーっと読みっぱなし。止まりませんでした。

    それくらい面白い。

    不登校になってしまった少女の心の苦しさと馬と触れ合う時の清々しく開放的な感じが真っ直ぐに心に突き刺さる感じです。

    馬の耐久レースなんて存在知りませんでしたが、馬と人間が一体となって走り抜く(マラソンに近いでしょうか)姿は感動すら覚えます。

    感動もしますし、爽快です。

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    2015年08月21日
  • 遥かなる水の音

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    モロッコという国に行ってみたいと思えました。
    市場や礼拝、砂漠の描写に心が惹かれます。

    周は『自分が死んだら自分の灰をサハラ砂漠に撒いてくれ』と姉の緋紗子と同居人でゲイのジャン・クロードにお願いします。

    その二人に幼馴染のコウスケとユイ、現地ガイドのサイードの5人が【周】の思い出の地を巡り、彼を悼みながら、彼等が其々の愛に苦しみ成長していく物語でした。

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    2015年02月27日
  • 遥かなる水の音

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    村山さんの作品の中でも1 2をあらそう良作だと思います。村山さんの話は非常に恋愛小説が多いのですが、こちらは死者の弔いの旅 ということで、ともに旅をしながら、アフリカの大自然を楽しめました。この本を読んで、サハラ砂漠に行きたくなりました。

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    2015年02月11日
  • 遥かなる水の音

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    持ち運びの手軽さゆえ文庫本も購入しましたが、ハードカバーの単行本で20回以上読んだからか文字の感覚(間隔)に違和感があり読むのに難儀しました。^^;

    いつものことながら村山由佳さんの一人称は脳裏を360度のスクリーンにさせられますね。

    全く行ったこともないモロッコという土地ですが、視覚聴覚だけでなく嗅覚まで刺激されて(あくまでも気分ですが)インプットとアウトプットが同時にできるような感覚とでも表現すればいいのでしょうか。

    そしてそれぞれ一人称で語っていく登場人物と彼らの友情と恋愛もまた混沌の街マラケシュに似て、それもまた妙。

    これを読み終えると久保田早紀さんの「異邦人」が聴きたくなると

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    2015年01月29日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    ネタバレ

    自分で決めたわけでなく、秀人さんに半ば強制的に強引に帰国させられたショーリだけど、10ヶ月ぶりにかれんとも会うことができ、今後の展開が気になる・・・。

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    2015年01月25日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    原田先輩がかっこ良く見えてきた(笑)
    あと、星野さんも以前のひどい状態からものすごい立ち直りようですなぁ
    丈はかなりしっかりしてるし
    マスターも花村家にちゃんと言えて良かった
    由里子さんとカレンも素敵な事になりそう

    そんな矢先に・・・ ねぇ?

    ま、同じ立場を経験した人だけが同じ側に立てるというのはわかるんだけど
    物語の展開のためだけにわざと不幸を描いているような気がするなぁ

    とかいいつつも、最後の再会のシーン含めて、新幹線の中で読んでて涙をだらだら流しながら読んださ

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    2014年10月25日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    セカンドシーズン第8巻!
    今回は、マスターから始まり、由里子さん、原田先輩、勝利視点と、1人の視点からだけじゃなくて、それぞれの視点で物語が進んでいく感じが良かったです。
    マスターの私生活とか今まで全く出てこなかったし、由里子さんとの生活のことも出てきたことがなかったので、すごく新鮮でした。そして、マスターと由里子さんがどれだけ辛かったかが改めてよくわかる場面だったと思います。
    今まで中沢さんのことは、かれんのことで勝利の敵って感じがしてたので、あまり好きではありませんでしたが、マスターにバシっと言ってしまったり、若菜ちゃんに話したり、沢山いいところがある素敵な人なんだと、今さらながら思いまし

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    2014年09月15日
  • 野生の風

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    あんなにお互いに愛し合っているのに、何故諦めなくちゃいけない???
    その後の展開が知りたくなる。
    心に一陣の風が吹いた。

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    2014年09月13日
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

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    今回もやはりオーストラリアが舞台でした。
    最初はアレックスが性格的に苦手でしたが、最後は好きになりました。ちょっと普通と違うところもあるけれど、素直になれないところや、優しさが見えて、いいなぁと思いました。ダイアンとも最後うまくいって良かったです。
    丈の手紙がときどき出てきて、丈がますます好きになりました。勝利にとっては読むこと、その後の悪夢、そして何よりも向き合わなければならない現実がつらいことだけど、2人の関係っていいなと思います。
    次はどうなるのかわからないけど、また読みたいと思います!

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    2014年09月11日