村山由佳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はぁ……読み疲れた……
仕事中の香港で昔少し付き合った事がある大学の先輩 岩井にバッタリ出くわす。
香港に詳しい岩井はいろんな所へ奈津を連れて行き満足させる。
別れ際のエレベーターで奈津は言葉を口にする
「友情のエッチしませんか?」
岩井とのセックスは志澤とは正反対だった。志澤の動のセックスに対し岩井は静のセックス。でもそれが奈津の軀にさらなる火をつける。奈津の軀を全て知り尽くしているような愛撫に奈津は何度も果てる。
これ以上軀の相性がいい男はもういないと思った。
しかし奈津の性欲の強さは次第に強くなる。
出版社主催のパーティーで知り合った坊主に誘われホテルで一夜を過ごしたが、たったの十五分 -
Posted by ブクログ
恋人との事実婚状態、幼馴染、友情、同性愛…
周の遺言によって旅に出ることとなった4人の男女。
生と死を感じる時間の中で、それぞれが愛の形に向き合っていく物語。
お互いを想う気持ちは確かでもそれを表す形が同じではないばかりに悩み苦しむことは多々あること。
自分がその違いを受け入れて、それでも一緒にいたいと思えるか、そうではないのか…
また、考えさせられる部分が多くあったのと同時に、旅の中の情景描写がとても美しかったのが印象的でした。
特にラストシーンにかけてのサハラ砂漠の様子は息を飲むほど。まるで自分もそこにいるかのような錯覚と感動を覚えました。
久しぶりに心揺さぶられる作品に出会えました -
Posted by ブクログ
天使の卵、天使の梯子、ときて天使シリーズの最終章。だがこれだけでも十分読めるし、物足りなさは感じない。
「卵」から14年後の時代で、主人公は望まれない子として生まれ育ったために、自分を「汚い」と感じ続けている14歳の少女。彼女が出会うのが「卵」の主人公だった歩太だ。
「卵」も「梯子」も恋愛が軸になっているが、この作品はもっと根本的な「当たり前のようで当たり前ではない幸せ」が軸になっているような感じ。
主人公の再生でもあるけれど、「卵」で消えない喪失感を背負ってずっと1人で生きてきた歩太の再生でもある。
恋ではないけれど、お互いがお互いを必要とする「愛」がそこにはあってやっぱりこれはラブストーリ