村山由佳のレビュー一覧

  • はつ恋

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    恋愛小説がそこまで得意ではない私もこちらは好きでした。家や自然、食事といった暮らしの描写がとても美しく、読んでいて心地よかった。空気が澄んでいる感じ。
    2人のなんか甘酸っぱいところもありつつ、収まっている関係性が良かった。

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    2026年06月28日
  • DANGER

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    第二次世界大戦、シベリア抑留を経験し世界的バレエダンサー、振付家として活躍する久我氏にインタビューし特集を組むことになった二人の若い男女の雑誌記者。戦争の記憶と現在を行きつ戻りつ物語が進んでいく。時々読み進むのが辛くなる戦時中の描写が出てくる。何度も思うが先の大戦でも現在の戦争でも最も苦しい状況を強いられるのは弱い市民である。今は過去の過ちとその後の経過を見ることができる。現実的な新しい平和が何なのか考えていきたい。

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    2026年06月26日
  • しっぽのカルテ

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    動物と動物病院のスタッフと飼い主さんたちの話のバランスが良い。動物と人間の関係について、考えさせられる。

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    2026年06月23日
  • 天使の柩

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    夏姫も歩太も未熟なまま、大人への階段を登り傷つきながらもそれぞれ恋をし、魂の成仏への葛藤をしている中

    茉莉という14歳の主人公を前にして、しっかり成長した大人になっていて
    成長物語に感じた。
    精神的虐待を受け安心できる大人に出会うまでの苦しさもよく描かれている。

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    2026年06月23日
  • しっぽのカルテ

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    健康な時は、血液 リンパ 肝臓や腎臓などを通って体外に排出される ストレス、老化によって体内に溜まるようになるといろいろな問題が起きる。それは動物人間でも同じことが言える。苦しんでいる動物は安楽死がある人間にはない。それは雑処分とどこが違う1分でも生きて欲しいと思う、エルザ動物クリニックの院長の北川さん、少し変わった人と思っていたが、モンゴルで育ったそのモンゴルで最愛だった馬は狼に襲われ、足を負傷し、父親が生かしておけないのですぐ殺して肉とした。その時父親は最後までよく見とけと言った。クリニックの院長はその時苦しみ悲しいことだけど、馬にとってそれが1番の幸せ今になって思った
    深雪は自分にとって

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    2026年06月20日
  • 天使の梯子

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    高校時代から気になっていた先生と再会する恋物語。
    主人公の一途な姿に素敵だなと思った!
    過去にとらわれず、前に進んでほしい。
    幸せになってもらいたい!
    前作があることを読み終わってから初めて知った!

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    2026年06月19日
  • 妖し

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    ネタバレ

    アンソロジーは結構当たり外れがあると思っていて、今回は当たりでした。
    怪異をテーマに10人の豪華な作家が描いた作品です。
    アンソロジーの短編集は作家が変わるが故に薄味になりがちなイメージですが、どの作品もしっかり味があって良かったです。
    個人的には、「わたしキャベンディッシュ」、「かぐわしきひと」が特に良かったです。
    アンソロジーは普段読まない作家に出会うので、定期的に読みたいなと思いました。

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    2026年06月19日
  • DANGER

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    「父親のシベリア勾留体験からいつかはシベリアを書きたい」と思っていた著者と、「作家には各々書かなければならないテーマがある」と著者の想いを支えてきた五木寛之氏との、対談記事を目にし、読みたいと思った作品。
    読み手にとっても重たいテーマ。できれば目を背けたいけど、背けずに知らなくてはならない歴史の事実。
    久我にしても翠にしても、想像を絶する苦難を生きてきたはずなのに、その生き様にポジティブさを感じる。バレエの世界を重ね文芸作品として読ませてくれるところも、重たいテーマに読者が向き合えるための配慮にも思えた。久我氏が戦後どのような変遷を辿り世界的な振付師になったかも興味深いところではあった。
    戦渦

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    2026年06月18日
  • しっぽのカルテ

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    期待を裏切らない慈愛に満ちたストーリー。嫌なヤツといい人がシンプルに分かれていて、わかりやすく読みやすい。

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    2026年06月17日
  • DANGER

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    思っていたよりずーーーっと重い話だった。
    バレエに憧れ、日本で本場ロシアの女性から指導を受けるも、戦争がはじまり…。
    戦時中の話が重く、辛い。どこまでがリアルか分からないけど、説得力もあり、華々しいバレエから遠ざかっていく。
    でも、踊りにかける情熱が彼らを生きながらえさせてくれた。
    戦争のむごさを感じ、忘れてはならない気持ちと、それでも生きる強さ、力強さも同時に感じた。

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    2026年06月16日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    展開が早く、テンポよく楽しく読めました!
    美登利は本当に孝之のこと好きだったんかな?

    ドラマ化したら不倫ドラマとしてバズりそう!

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    2026年06月12日
  • ありふれた愛じゃない

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    タヒチの風景が鮮やかに眼前に現れるような力のある文章と、『いや、あり得ないだろ!』と思うくらいの元彼との再会が、見事に混ざり合っていて、とても読み応えがあった!!
    村山さん初めて読んでみたけど、ほかの恋愛小説うまいんだろうな!と思った。

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    2026年06月10日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    下巻は展開が早くて少しも退屈しなかった。
    夫の孝之が最後まで救えない人間すぎて辟易しながら、何とか妻の涼子に救われてほしいと思って読んでいた。下巻の方が自分に刺さる表現が色々あったのと、佐伯ポインティの解説がとっても納得した

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    2026年06月09日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    こんな夫婦ってあるんだろうなぁ。。。
    男女それぞれの状況で自分はどんな言動をするのだろう??
    夫婦それぞれの仕事や生活・・・
    大きく変化しないと思っていたところに変化が訪れた時・・・
    下巻が楽しみです。

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    2026年06月09日
  • 雪のなまえ

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    学校には通えなくなってしまったけど、移住してきたことによって、素敵な大人たちに囲まれて、素敵な経験ができて。大輝くんがとにかく真っ直ぐで、彼のような友達が欲しいなって思った。なかなか不登校になってしまうと戻れないのは仕方がないけど、人との繋がりを持ち続けることは大切なんだなと感じた。親も子供も周りの人も、みんな影響し合いながら成長しているんだな。

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    2026年06月09日
  • ありふれた愛じゃない

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    バカンスに行ったような満足感・充実感が文章から得られる!
    誰しも竜介に重なる過去の人がいるのでは??

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    2026年06月07日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    読んでいてナチュラルな計算高さ、
    若い女性性を前面に出す感じにイラ!

    それに流され、
    狭いコミュニティで生きて
    向上心や自分で変えようとする孝之にイラ!

    涼子は強いよ。
    都会で生きるバリキャリをぎゅっと詰め込んだ感じ。

    涼子が孝之にイライラするのはわかるよ、、。
    あんなだらだらしたLINEを戦闘モードになっている時に言われたらいやだよね、、、、。

    下巻も楽しみ!

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    2026年06月07日
  • DANGER

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    4.3
    非常に読み応えのある作品
    内容としては、1人のバレエダンサーの生涯をおうものだが、そこの大部分を戦争体験が占める
    書かれてるのは、壮絶な戦争体験
    現代の我々では想像できないほどのリアルがある
    途中苦しくもあったけど、戦争体験していない現代の人ほど読んだ方がいいと思える作品だった

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    2026年06月06日
  • しっぽのカルテ

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    動物病院に来る治療を必要としている動物たちとその家族やスタッフの温かい物語。
    読み終えて命の大切さを教えられたと思う。人間関係に疲れてここに来て、この動物病院で頑張ろうとしている深雪。スタッフとして関わっていく姿が伝わる。シリーズで読みたいと思った。

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    2026年06月06日
  • DANGER

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    文中にあった「戦争を始めるのは権力者たちだが、翻弄されるのはいつも弱者だ」という言葉が、読後もずっと心に残っている。

    日本におけるバレエの歴史や戦争との関わりも描かれており、その点も非常に興味深かった。時代の空気や心情が丁寧に描かれていて、単なるエンターテインメントにとどまらない奥行きと迫力を感じた。

    また、物語の構成もよい。疑問に思ってたことが後半で明らかになる。先が気になってページをめくる手が止まらず、ミステリとしても十分な読み応えがあった。

    今年読んだ作品の中でも特に印象に残る一冊で、きっと私の今年のマイベスト10に入る。

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    2026年06月02日