村山由佳のレビュー一覧

  • 星屑

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    女性マネジャー桐絵の目線から見る、少女ミチルのサクセスストーリー。

    ライブハウスでミチルの歌声に惚れ込んで以降、彼女のスカウトから、その後に待ち受ける困難の数々。
    絶妙なタイミングで嫌なキャラを発揮する先輩マネジャーの峰岸や、オーディションチャンピオンの真由。

    良い方向に進んで行くだろうと予想しながら読んでいても、(ここで突き落とされるの?)(この出来事がそこに繋がるのか)と、ストーリー展開が激しく、読んでいてドキドキした。

    読み進めていくにつれ、登場人物の魅力が増していき、関係性の変化などにもウルッとくる。
    特にミチルの博多弁で紡がれる言葉や、純粋で素直なキャラクターは、桐絵でなくとも

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    2025年11月15日
  • 星屑

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    ふるっぱーにハマっているので、、♡分厚かったけどサラッと読み進められました♡
    境遇も性格も異なる2人の少女がユニットを組んで、芸能界に挑戦していくストーリー!
    芸能界事務所に没入できました。
    読んだあと、今まで全然気にしてなかったけど、アーティストって悲しい気持ちの時も、嬉しい気持ちの時も変わらずテレビでは笑顔を見せてパフォーマンスを披露するって気づけました。

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    2025年11月04日
  • 二人キリ

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    昭和の初めに世間を騒がせた「阿部定事件」の小説。
    私個人は「行き過ぎた愛情のために愛人の命を絶っただけでなく、さらに異常行動をとった女性の事件」というくらいしか知らずにいましたが、本作によって詳細を知りました。

    この有名な事件は、その異常性のために人々の下世話な関心を集め、その後に興味本位の著作や映画が多数作られたらしいですが、本作はそれらと全く趣を変えて、一人の女性としての「定」の人間性に光を当てています。

    架空の人物が事件関係者の証言や年老いた「定」本人の回想をヒアリングする形式になっており、語り口調であることがリアリティーに寄与していてすごく惹き込まれました。事実と創作が上手く融合し

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    2025年11月02日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    ネタバレ

    またもや勝利、悲運の巻

    今回は「好き」という感情について深ぼられていくお話。人を愛する事は美しいことばかりではない。

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    2025年10月29日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    穏やかな日常回の巻。
    介護の仕事で悩むかれんに対して、勝利くん、なかなかいい事言ってくれます。
    かれんが惚れたのはこういうところなのね、と。

    新たな生命の誕生、そしてあの人から見たかれんの姿ーーー様々な人間模様も楽しめた。

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    2025年10月28日
  • 花酔ひ

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    恋愛小説が読みたいなと探していたが、ドロドロのダブル不倫だった。こういった官能小説?は時初めて読んだのだが、バレるかもしれない、バレても、、、と終始ドキドキする場面だった。唯一麻子だけがこの関係をわかっていないというところがキーになっているところも物語を面白くさせているのだと思った。

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    2025年10月23日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    ネタバレ

    カレン、ついに両親へ秘密を打ち明けるの巻

    相変わらず勝利くんはすぐキレちゃうしカレンを泣かせちゃうけど、今回はお互いに歩み寄りが描かれていたのは良かった。次回が第一部最終巻とのこと。刮目せねば。

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    2025年10月22日
  • 花酔ひ

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    ぼんやりした恋愛小説を読んだ反動で、とびっきりのドロドロ泥沼恋愛小説読みたくなって!

    ・性に淡白な着物屋の奥さん✖️実はマゾど変態旦那
    ・幼少期に叔父に性的虐待を受けてSに目覚めたキチガイ奥さん✖️サイコパスオラオラ旦那

    ↑この2組の夫婦がそれぞれパートナー交換して泥沼不倫していくお話。
    スワッピングする前は2組とも、表面上は普通の夫婦だった。それが、本性を出せる相手になった途端、ここまで欲望丸出しの生き物に変わってしまうものか( ̄O ̄;)

    着物屋の奥さん✖️サイコパスオラオラ旦那
    の組み合わせは禁断の恋って感じで、ドキドキする。好きにならないようにって考えたらもう好きやんそれ( ・∇・

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    2025年10月14日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    最終巻まで残り1冊。
    登場する人たち全てが優しく、そして他人の心を慈しんでいるのにこうも切ないとは。
    すべてがうまくいって大団円を迎えてくれるしか許せないくらい感情移入してしまっています。
    前作に引き続き主人公の勝利とかれん以外のキャラクターたちの視点で描かれている部分が事件の切なさを増幅させていて、これでもかというくらいラストを彩り期待させてくれています。
    キャラクター全員が納得し、そして心からおめでとうと言いたい。

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    2025年10月13日
  • 星々の舟

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    75歳父、65歳母、50歳長男、35歳次男、34歳長女、30歳次女。上二人は前妻の子。長女は母の連れ子で、父は違うと思っていたら、前妻が存命中に父とデキて、できた子。それを知らないまま次男と長女は愛し合ってしまったという過去があった。母が急死した、その後を描く連作短編。

    『雪虫』愛し合った妹と血がつながっていたことを知り、勢いで家を出、北海道に住みついて15年の次男。アンティークショップを営み、妻と二人の子供がいるが、飲み屋の女の子と寝るような生活。母の死の連絡をもらい、帰って過去と対峙。母の秘密を知る。

    『子どもの神様』もともと不倫関係だった父と母、隠れて愛し合っていた兄妹。そんな家族を

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    2025年10月04日
  • 翼 cry for the moon

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    20年以上前に、大学の生協で買った本。

    何で手に取ったのかは覚えてないけれど、思い出したように数年毎に手に取り、内容知っていても、いつも新鮮に読み進める。

    真冬の心情やアリゾナでのティムの無邪気さ、虐め、差し伸べてくれる手とぬくもり。ナヴァホの暮らし。

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    2025年09月27日
  • 二人キリ

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    これは、村山由佳さんにしか書けないやつ!487ページ、読み終えた時には何故か「良かったね、おさあちゃん」と思ってしまった。色情に溺れた究極に駄目な二人。吉蔵と貞。なのに、なんなんだろう、
    この読後感は?

    吉哉という、吉藏の息子の目線で語られ、小説執筆、映画制作というフィルターを通して演出されているからか?
    吉哉が素直で優しいキャラクターだからなのか?

    私が知っていた阿部貞事件と史実は
    大差なかったようだ。
    知らなかったのは、
    出会ってから事件まで三ヶ月半、
    深い関係になってから
    1ヶ月弱という、短い間に濃縮された二人の関係だったこと。

    本当にくだらない二人。
    日本は貧しくて
    戦争もあって

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    2025年09月20日
  • 二人キリ

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    ネタバレ

    オーディブルで聴いた。

    村山由佳さんの小説は2作品目。
    「PRIZE―プライズ―」が面白かったのと、ほんタメであかりんが紹介してたので、気になってオーディブルで聴いた。

    生々しかった。絶対に、家族の乗ってる車で流したら危険。笑
    阿部定事件のこと、全く知らなくて、この本で知った。好きになった人と一緒になれない、悲しい話に思えた。特に興味のあるような内容ではなかったのに、ぼーっとしながら話の続きを聞きいってしまう没入感があった。

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    2025年09月19日
  • 星々の舟

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    家族がテーマの連作短篇集でした。
    一つの家族について、それぞれの立場で語られます。
    愛とは、家族とは、幸せとは。
    色々考えさせられました。

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    2025年09月18日
  • 天翔る

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    村山さんの作品は厳しさと優しさのバランスが絶妙、
    弱っている時には優しく包まれるような感覚もあり、それでも自ら切り開いて生きなくてはいけないと背中を押されるようなきもちにもなる。
    だから、読後感が心地よい。

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    2025年09月17日
  • 二人キリ

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    阿部定事件に真っ向から向き合った小説。
    かなりボリュームがあるのですが、主人公が関係者から丁寧に聞き取り調査をした物語体験を共有することができます。
    起きた事件そのものは変わりませんが、その背景を知っていくことで、私自身、事件そのものや被害者、加害者の印象が大きく変わりました。
    日々、いかにニュースなどの表面的な情報から物事を判断していたのかを反省させられました。

    事件の都合上、性的な描写がかなり強いので苦手な方はご注意ください。

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    2025年09月01日
  • 二人キリ

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    村山由香さん「二人キリ」
    著者の作品は「PRIZE」以来2作品目。
    「PRIZE」が最高だったので著者の別の作品も読んでみたくなった。
    調べてみていて色々と読んでみたい作品があったが一番興味をひかれたのが本作品だった。あの有名な「阿部定事件」のフィクション作品とは…
    その衝撃的な事件は自分が幼い頃から知ってはいたが、事件の概要、何がどうして何時の話だったのかは全く知らなかった。
    早速書店にて購読、興味深く読んでみることに。

    まず驚きなのが、事件があったのが1936年、今から約90年前。
    もう10年もすれば「阿部定」というその名は100年轟く事になるだろうこと。
    今の時代でもセンセーショナルな

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    2025年09月01日
  • 二人キリ

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    村山さんのこの本を読むまで阿部定事件を知らなかったのだけど、あらすじを読んでそう言う事件があったのか……なかなかエログロな事件だなぁ……と、
    思っていたのだけど、読み始めたら阿部定の辿る運命や一途すぎたり純粋すぎる故の色々な行動にただのエログロな事件ではなかったのだなと思った。
    ある意味急遽の愛の形。
    それを恋愛小説の名手村山さんが書いたのだから、胸にぐっと来ない訳がないよね。

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    2025年08月30日
  • 約束 村山由佳の絵のない絵本

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    ネタバレ

    小学生のときに読んでずっと忘れられなくて探していた本とやっとまた出会えました。
    小学生の時の自分はまだ純粋で、きっと頑張ってたら幸せになれるし、悪い人には天罰がくだると信じてたから、4人の仲間になった気分で「0.000001%」の可能性を信じながらページをめくったときはあまりに衝撃な結末に涙が止まらなかったのを思い出しました。
    みんなにある意味「公平」に「不公平」なこの世界だけど、村山先生がおっしゃっているように
    《 人生は、それでも生きるに値する》
    に違いないと信じたいです。素敵な言葉だなぁ。

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    2025年08月28日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    久々に恋愛小説ものを読みました。
    年上の女性と学生の恋愛…現実にはあり得なさそうな現象ですがラストには思わず「キャー!」と赤面してしまうほどこそばゆくも、なんだか瑞々しい心がふっと湧き上がってきたようでした。
    続き物らしいのですが、近いうちに本棚に追加されている事でしょう笑

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    2025年08月26日