村山由佳のレビュー一覧

  • 二人キリ

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    恥ずかしながら実際の「阿部定事件」を
    全く知らなかった。
    ずいぶん前にレビューだけ読んで
    面白そうだなと思って予約したので
    実際に読むときには、どんな話か忘れていました。
    フィクションというけれど、それを感じさせないぐらい
    実話に基づいて書かれているものと思わせる描写。
    すごいなと思った。
    こんなことが実際にあったら大変な騒ぎだったろうけど
    これを読んだら、定さんの気持ちも
    ちょっと分かるような、全くの悪人ではないと
    思わせられたところもすごいと思う。

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    2025年12月07日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    ネタバレ

    物語を通して歩太は一目惚れしてからずっと春妃のことが好きだ。たぶんその愛情に満たされている感覚が歩太にとっての幸せなんだなと思った。
    春妃と一緒になりたいという気持ちはきっと若さゆえの勢いもあるように感じた。年齢差や親の理解、夏姫の姉である事実があっても前に進もうとする強さがあった。
    それに対して、春妃は年齢差や夏姫のこともあってかどこか認めない空気感みたいなものが伝わってくる。きっと春妃は歩太よりもずっと大人で抱えているものが大きいから自分の心に素直になることに時間がかかるんじゃないかなと思った。
    精神的に歩太は若すぎて、春妃は大人すぎるのかもしれない。そんな2人が徐々に歩み寄って大人に、純

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    2025年12月06日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    勝利がいなくなった町にとりのこされた人たちの想いを綴った巻。それぞれの視点で語られるので新鮮さを感じた。

    第一シーズンは「秘密」が大きなテーマだったけれど、第二シーズンのテーマは「赦し」だったのですね。誰しもが当事者になるかもしれない…到底許されない罪を負ったとき、果たして自分はどうするのかー…村山先生から鋭い問いを投げかけられている様でもあります。

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    2025年12月06日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    村山由佳さん初読

    『出せば売れる、というだけではもう足りないのだった。身体じゅうの全細胞が、正当に評価される栄誉に飢えて餓えている。世間や書店のお墨付きは得た、あとは文壇から、同業者から、作家としての実力を認められたい。いや、認めさせたい。これ以上(天羽カイン)を軽んじることは許さない。夫にも、誰にもだ。』

    直木賞が欲しい天羽カインの執念が凄い
    その周りで何から何までやってくれる
    編集者の千紘ちゃんが好きだった
    でも、、、石田三成にした事を知って驚愕した
    まさか千紘ちゃんだったとは、、、

    「テセウスが歌う」を作りあげていく過程で千紘がしてしまう事に予想が付いてしまった
    千紘ちゃんはどこか

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    2025年12月05日
  • 二人キリ

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     阿部定。きっとこの名前を知る人は大勢いるのではないだろうか。もちろんその事件も同時に思い浮かべることだろう。

     愛する人の男性器を切り取り持ち歩いていたところを捕まった阿部定。世の中では単なる好色女の猟奇殺人事件と認識されているだろうし、私自身、そういう認識でいた。

     でも、この『二人キリ』を読んで、その認識が少し違ってきた。

     著者の村山由佳さんはもちろんこの事件が起こった時にはまだ生まれているはずもなく、でも、吉弥に実際話を聞いたかのようにリアルに描かれていて、この小説がフィクションなのかノンフィクションなのか分からなくなるほどだった。

     もちろん小説だから、大いに脚色はされてい

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    2025年11月27日
  • 雪のなまえ

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    いじめが原因で不登校になってしまった少女、雪乃。引っ越した地での新しい生活と出会い。雪乃が成長していく物語でした。そして彼女を支える家族や周囲の人々の優しさに感動しました。

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    2025年11月27日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    色んな話があって、それぞれ面白かった。
    村山由佳さんのは人怖もあり、短篇ではないやつを読んでみたくなった。
    こっちを向いて、の話は凄くわかる!
    ブータン以外は好みだった。

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    2025年11月26日
  • 雪のなまえ

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    いじめで不登校になった雪乃。環境が変わっても不登校から脱出できないがまわりの人たちのおかげで少しずつ回復していきます。いじめは人の心を凍らせてしまう悪質な犯罪であり許せません。他にも別居婚や過疎地での生活などいろいろ問題提起がある作品でした。

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    2025年11月25日
  • 二人キリ

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    ネタバレ

    ガシガシと読み進められる本を、と思い見つけた一冊でした。
    阿部定モノでは以前にも読んだものがあるのでしたが大方は定さん本人のいじらしさや切なさの方に肩入れしていたのでこの本でもやはり〜。周りの人物たちを多くインタビュー形式で浮き上がらせてそれぞれに深く親しめたことも。何より吉さんの息子自身が語り手ということで思い通りに読み進められた。
    途中でお腹いっぱいになるほど…

    終章が澄んでいてよかった。

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    2025年11月23日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    どんなに辛いと、もう無理だと思っても人は乗り越えられる、そんな強いメッセージを感じる巻。

    勝利とかれんのキューピット役だった丈も、感情の機微が理解る大人に成長してます、というか登場人物全員、成長してるんじゃないかな。
    次巻ではいよいよ、本作最大の「秘密」があの人から語られます。

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    2025年11月21日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    読んでびっくりした。そして読み終えて、おいコー読者なら付いて来てくれる、と信じてこれを執筆された村山さんをギュッと心の中でハグしたくなった。

    これまでも勝利の嫉妬と傷つくカレン…のループでマンネリ感は否めなかったので、またうだうだする勝利を見なくて済んでよかった。

    とある悲劇から逃れる様にきた新天地オーストラリアでの新たな人間模様と先住民たちについての巻。

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    2025年11月19日
  • 雪のなまえ

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    普段は生活リズムを崩したくないので、
    生活リズムに合わせて本を読んでいるのですが、
    本に合わせて生活リズムを変えて
    読んでしまいました。
    って位、続きが気になって気になって仕方ない
    お話。。
    久しぶりに未読でほんと良かったっていう
    小説でした!
    が、あと200ページ位続きがあっても良かった
    かなーと個人的には思うので、星4で。

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    2025年11月19日
  • 星々の舟

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    すごかった。最初は禁断の恋かあううんと思ったけど、早い段階で早計だったなと思った。重之のエピソードがだいぶ頭にズーンとくる。

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    2025年11月18日
  • 星屑

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    女性マネジャー桐絵の目線から見る、少女ミチルのサクセスストーリー。

    ライブハウスでミチルの歌声に惚れ込んで以降、彼女のスカウトから、その後に待ち受ける困難の数々。
    絶妙なタイミングで嫌なキャラを発揮する先輩マネジャーの峰岸や、オーディションチャンピオンの真由。

    良い方向に進んで行くだろうと予想しながら読んでいても、(ここで突き落とされるの?)(この出来事がそこに繋がるのか)と、ストーリー展開が激しく、読んでいてドキドキした。

    読み進めていくにつれ、登場人物の魅力が増していき、関係性の変化などにもウルッとくる。
    特にミチルの博多弁で紡がれる言葉や、純粋で素直なキャラクターは、桐絵でなくとも

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    2025年11月15日
  • 星屑

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    ふるっぱーにハマっているので、、♡分厚かったけどサラッと読み進められました♡
    境遇も性格も異なる2人の少女がユニットを組んで、芸能界に挑戦していくストーリー!
    芸能界事務所に没入できました。
    読んだあと、今まで全然気にしてなかったけど、アーティストって悲しい気持ちの時も、嬉しい気持ちの時も変わらずテレビでは笑顔を見せてパフォーマンスを披露するって気づけました。

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    2025年11月04日
  • 二人キリ

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    昭和の初めに世間を騒がせた「阿部定事件」の小説。
    私個人は「行き過ぎた愛情のために愛人の命を絶っただけでなく、さらに異常行動をとった女性の事件」というくらいしか知らずにいましたが、本作によって詳細を知りました。

    この有名な事件は、その異常性のために人々の下世話な関心を集め、その後に興味本位の著作や映画が多数作られたらしいですが、本作はそれらと全く趣を変えて、一人の女性としての「定」の人間性に光を当てています。

    架空の人物が事件関係者の証言や年老いた「定」本人の回想をヒアリングする形式になっており、語り口調であることがリアリティーに寄与していてすごく惹き込まれました。事実と創作が上手く融合し

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    2025年11月02日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    ネタバレ

    またもや勝利、悲運の巻

    今回は「好き」という感情について深ぼられていくお話。人を愛する事は美しいことばかりではない。

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    2025年10月29日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    穏やかな日常回の巻。
    介護の仕事で悩むかれんに対して、勝利くん、なかなかいい事言ってくれます。
    かれんが惚れたのはこういうところなのね、と。

    新たな生命の誕生、そしてあの人から見たかれんの姿ーーー様々な人間模様も楽しめた。

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    2025年10月28日
  • 花酔ひ

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    恋愛小説が読みたいなと探していたが、ドロドロのダブル不倫だった。こういった官能小説?は時初めて読んだのだが、バレるかもしれない、バレても、、、と終始ドキドキする場面だった。唯一麻子だけがこの関係をわかっていないというところがキーになっているところも物語を面白くさせているのだと思った。

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    2025年10月23日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    ネタバレ

    カレン、ついに両親へ秘密を打ち明けるの巻

    相変わらず勝利くんはすぐキレちゃうしカレンを泣かせちゃうけど、今回はお互いに歩み寄りが描かれていたのは良かった。次回が第一部最終巻とのこと。刮目せねば。

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    2025年10月22日