村山由佳のレビュー一覧

  • 翼 cry for the moon

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    私が生きてきた中でもっとも好きな小説です

    情景描写、ストーリー、人物の設定

    どれをとってもピカ一です

    流れるような文章の流れは読んでいて心地いい作品です

    追記(2012/6/30)
    約3年ぶりに読みなおして、何度読んでもいい作品

    以前までに読んでいた時は文章力にとくに心動かされていたけど、

    主人公同様にアメリカ留学を経て、前半部分に多くの共感を得られた

    またいつの日か読み直したい

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    2012年10月02日
  • 野生の風

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    ネタバレ

    染織家・飛鳥とカメラマン一馬はベルリンの壁崩壊の前夜に出会い、お互いがお互いの存在を忘れられないまま、二人はアフリカで再会、激しい恋に落ちる。


     ところが、飛鳥の同級生であり、感情的にも微妙な関係にある編集者の祥子と藤代の関係が明らかになり、さらに藤代の「子孫を残したい、飛鳥に自分の子供を産んで欲しい」という願望と飛鳥がそれに答えられないことにより、この恋は終幕へと近づいていく・・・という話。


     恋愛に関してのストーリーは失礼だがまぁ、ありがちな話。出会った瞬間に「これは運命なんだ、運命の出会いなんだ」と思う恋愛はどこか嘘っぽいと思ってしまったりするので、そのあたりに関しては心ときめ

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    2014年02月02日
  • きみのためにできること Peace of Mind

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    病院の待合室で読んでいて、涙がブワッと出てきたので、あわてて読むのを止めた本。
    読む場所を選ばないとね・・・。

    音響技師の青年、高瀬が主人公。
    遠距離恋愛で、とっても大切なピナコがいるのに、女優にも惹かれていく。
    でも、大切の度合いが違うんだよね。

    メールを送り間違えてしまうところで、ベタなんだけど、ピナコに感情移入し、また高瀬に感情移入し、涙が出てきた。
    電話で言葉を伝えるよりもメールの方がいいと思っていた高瀬が、職場の「おとな」達にも背中を押され、30秒抱きしめるために行動するところでは、主人公の変化がなんだか嬉しかった。
    最後はハッピーエンドを予測させるさわやかな読

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    2009年10月04日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    うーん、甘酸っぱい
    少しずつ進んでいるような下がっているような物語
    読んでると照れ臭くなる感じがティーンエイジャーの頃を思い出します。

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    2026年08月02日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    小説の実写化が小説の内容と変わっていたら、小説家はどう思う?以前漫画の実写化で悲しい出来事がありました。
    この本で内容が変わっていて当然。そうじゃなきゃ、実写化する意味がない。
    そういうものなのかな?と思いました。

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    2026年08月02日
  • PRIZEープライズー

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    お医者さんが描く医療物語だと、やっぱお医者だからだなぁと思うだけれど、作家さんが描く作家の話は、なんだか不穏で恐ろしい。てか、そんなのも経費で落ちるんだ、恐ろしい。

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    2026年08月01日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    何十年ぶりにたまたま、書店で目につき購入して読みました。
    当時、中学生の私には理解出来ない部分が多くすぐに捨ててしまった記憶があります。
    当時より理解力が上がったお陰か読み終わる事ができ、当時の自分を越える事が出来ました。
    書評としては、ここまで甘酸っぱいものかと恐る恐る進む物語もあるんだなと。
    次の巻も読んでみようと思ってます。

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    2026年08月01日
  • PRIZEープライズー

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    認められたい。褒められたい。侮られたくない。
    そんな気持ちが、これでもかというほど言語化される。
    文学賞を巡る物語というより、「評価されたい」という人間の執念を描いた作品だった。
    誰も死なないのに最後まで緊張感が続く。

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    2026年07月31日
  • PRIZEープライズー

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    2026年本屋大賞ノミネート作ということで気になり、手に取りました。
    主人公の天羽カインは、思わず「パワハラでは…?」と感じてしまうほど苛烈で強烈なキャラクター。そして、彼女を支える編集者・緒沢の愛もなかなか重めで圧倒されますが(笑)、何としてでも直木賞を獲りたいという彼らの凄まじい情熱と執念がまっすぐに伝わってきました。
    一冊の本が世に出て、読者に届くまでにどれほど多くの人が関わり、闘っているのか。「本を売る」ことの凄まじさと大変さを知ることで、自分自身も「もっと本を読もう」という気持ちにさせられる一冊でした。
    ラストの展開で描かれたあの賞は一体何の賞だったのか……読後も色々と余韻が残ります

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    2026年07月30日
  • PRIZEープライズー

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    途中このまま行けば興醒め展開かなと思いましたが、しっかり裏切りがあり嬉しかったです。
    全体を通して読みやすく、出版業界の中を覗き込めたような気にもなって満足の行く一冊でした。

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    2026年07月30日
  • PRIZEープライズー

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    読む本を選ぶ時に、芥川賞、直木賞、本屋大賞、このミス大賞など文芸賞ノミネート作品から選ぶことがある。
    現代劇のような作品は、みて(読んで)もよくわからないものがあるが、賞の候補になった作品は、面白いものが多いような気がする。

    本書はその直木賞を獲ろうとする人気作家と、編集者の話。
    大人の世界だし、いろいろあるだろうとは想像するが、その中で繰り広げられる作者と編集者、そして出版社、書店で展開される物語は、とても興味深い。
    そして衝撃のラストまで、グイグイと読まされてしまった。
    面白かった。

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    2026年07月30日
  • しっぽのカルテ

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    信州の森に佇む「エルザ動物クリニック」の院長・北川梓は、一見ぶっきらぼうに見えるけど凄腕である。
    助手の看護師2人に事務・受付を担当する深雪と少人数だが、そんな動物病院に飛び込んで来る動物達を精一杯診ている。

    瀕死の野良の子猫を見捨てられなかった建築職人の土屋や老犬の介護をしながら自身も重い病気を抱えている高齢女性、夫からのDVに悩まされつつ、それを証言したのが、インコだということや小学校のうさぎ小屋の世話をしている少年が母親から虐待を受けてたとか…動物たちだけでなく、世話をする人もいろんな思いを抱えている。

    院長の過去や深雪の前職で苦しんだことや母親との確執なども明らかになる。

    言葉で

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    2026年07月28日
  • まつらひ

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    祭りをテーマとした6編の短編集。 艶っぽく・さりげな官能・非日常的で幻想的と、充実の内容でした。
    祭りという非日常は人の心を揺れ動かすものだと思う。

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    2026年07月28日
  • DANGER

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    ネタバレ

    結構なボリューム(ページ数)の本だったが、村山由佳さんなので不安はなかった。きっとぐいぐい読めてしまうだろうと。
    冒頭で、本作品はバレエの話だと思った。
    もちろんバレエの話ではあるのだけれど、バレエを通して語られる戦争だった。
    私にとっては初めての視点。

    死と隣り合わせの過酷な日々の中でも、美しいものは美しいと感じ、尊厳も希望も奪われても諦めないで生きてきた人たちの壮絶さがずっしりとくる作品だった。

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    2026年07月26日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    ネタバレ

    みんな不倫しててドラマ化したら色々言われそうな小説www

    孝之のセックスのチープさに反して、
    不倫はしているものの涼子は自立して自分の選択をしている感じ。

    矢島妻と鉢合わせたときはまじでドラマと思ったwww

    それでいて修羅場にならないのはできすぎと思うけど、
    涼子には幸せになってほしいし
    自分の幸せは自分で掴んで欲しいとなぜか思ってしまう。
    不倫してるのに。


    孝之の狭い世界で生きてる感じがひしひしと伝わってくる。

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    2026年07月26日
  • PRIZEープライズー

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    かなり面白かった!
    さすが本屋大賞ノミネート作品は面白い!
    直木賞選考の様子、作家と編集者の関係など出版業界のことも知れて本好きにはたまらないと思う。最後は予想できたけど、面白かったー

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    2026年07月26日
  • PRIZEープライズー

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    売れっ子女性作家の天羽カイン。
    どうしても直木賞が獲りたい彼女と彼女を支える人たちを中心にしたお話でした。

    人間の欲ってほんまなんなんでしょう。
    ひとつのことが達成できたら今度はそれが基準になってしまってさらに上を求めてしまう。
    ほんと果てしないしキリがない。
    感謝の気持ちも薄れてしまいます。
    かといって無欲がいいかと言えばそんなこともなくて、欲がなければ成長ってしない気がするし。
    ちょうどいいところってないんかなぁ?
    そんなことを考えながら読んでました。

    作品の中には、直木賞のことのほか、本屋さんのことなど本にまつわる色々なことが出てきます。
    本が好きな方にはたまらない、そんな作品だった

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    2026年07月26日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    作家「天羽カイン」に翻弄される登場人物たちに共感しつつも、時に「天野佳代子」が見せる脆さにドキドキさせられました!
    魅了された人間の危うさには不安を感じましたが、案の定といったところで、綺麗なゴールテープを切れず悔しかったです。結末には心が折れましたが希望もありました。彼女はこれからも周囲を騒がせつつも誇り高き孤高の作家として歩んで行くのだと思いました。
    面白かったです!

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    2026年07月25日
  • PRIZEープライズー

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    直木賞の最終選考まで何度も残るが受賞出来ない人気作家天羽カイン。それを支える編集者達。そんな人達が直木賞に挑んでいく物語。ありそうでなかった設定。

    天羽カインのキャラ設定がよい。全ては読んでくれる人のため。その行動には迷いがなく半端なことが嫌いで毒舌だし、周りに容赦ない。近くにいたら嫌だけど、そのパワーは魅力的でもある。

    直木賞とはなんなのか。その問いに見事に答える内容になっている。終始、なにかが起こりそうだなぁという嫌な空気感を保ったまま、最後の展開は期待以上。

    なかなか毒の効いた他に類を見ない魅力的な物語だった。天羽カインの執念がビシビシ伝わってきた。

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    2026年07月21日
  • PRIZEープライズー

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    直木賞を目指す作家の執念と、その夢を支え続ける編集者の奮闘を描いた物語。受賞へ向かって一気に加速する終盤の展開に引き込まれ、その結末に息をのみました。華やかなイメージの作家という仕事の裏側にある、厳しさと覚悟が印象に残る一冊でした。

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    2026年07月21日