村山由佳のレビュー一覧
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ネタバレ良かった……良かったけど……飼い猫との別れを考えてしまって病んだ!!!それくらい大切な家族のことを改めて考える時間をくれた1冊。さすが、動物を愛する村山先生だからこそ、そういう人の内面を動かすことができるんだろうな。私も余裕がなくなったらロビンの飼い主みたいに声を荒らげて、そして後悔するんじゃないかととても怖くなった。話すことの出来ない動物の治療や生死の選択は何を選んでも「自分は間違ってたんじゃないか」と不安になってしまいそう。そんな時、エルザのような動物病院があったらなぁ、なんて考えてしまった。
なんとなく、続編もありそうだなー?と感じた。でもやっぱり辛い目にあってる動物を見るのは、たとえハ -
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ネタバレあ〜そっち側に行ってしまったか…
というなんとも言えない感じで終わってしまった〜
どうしても直木賞が取りたい天羽カインと心が通じ合ってる担当編集者の千紘
曲者の作家に唯一信頼されてるという承認欲求もわかるし、過去の体験から自分を理解してくれる存在に没頭していくのもわかるけど、なんでそこ踏みとどまれなかったの。
そうすればこれ以上ないバディになれたのに。
でも石田三成に写真を送ったのが千紘だと分かった辺りから危うい感じはあったよね。
藤崎新が嫌なやつだったから、きっちり2人で最高の作品にして見返して欲しかったけど、そうじゃないところが村山由佳さんだなぁと。
作家さんがどれだけ苦労して作品を -
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美しい物語じゃなくてよかった。
執着、依存、情熱。何かに身を焼くほど執着することに誠実さが付け加えられると痛々しくても情熱に置き換えられるんだなと感じた。作家と編集者のお互い特別な存在だと確かめ合う疑似恋愛みたいな関係性も好きだった。誰かに認められたい、価値を証明したい、そういう気持ちが暴走し周りに憎悪を撒き散らしたとしても、そこには火傷するほどの情熱があった。綺麗には片付けられない承認の欲しさと情熱、人にとって賞賛されることには魔物が棲みついてるとこの小説で感じた。次が気になって一気読み。単なる承認欲求の是非じゃなく、骨格としてそのテーマはありながら、関係者の欲求をこれでもかと曝け出すのには -
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ネタバレLoving somebody (愛)とbeing in love(恋)
他の言語はどちらも一つなのに、日本語はそれを分ける
年下の彼氏との愛なのか、かつての恋人への恋なのか
誰もが、その人だけの人生を生きなくてはならない。それは自分にとっても同じことだ。でも同時に、その人生は、願うならどんな方向にだって舵を切ることができる。強く大きな意志さえあれば、いつでも、何度でも。
激しくて本物の愛だった。
最近、Netflixのファーストラブを見たからか、本物の愛を私は見つけられるかなあと思っている。
今の所見つけられてないけど、多分、今の私なら見つけられる気がする。見つけたものを、本物にする -
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ネタバレ魂削って書いてるんだもん、そりゃ賞は欲しいに決まってる!
「賞が欲しい」という気持ちをストレートに出すのは少し恥ずかしい。でもそれをストレートに書いてて、グイグイ読ませる。パワハラっぽい描写もあったが、私は許せてしまった。
作家と編集者のバディものが好きなのでそのあたりも楽しめたが、悲しい訣別。ほぼ合作のような蜜月状態ではあったが、最終判断は作家がすべき。なんであんなことしちゃったんだよう。
カインの飲む青いボトルの水、飲んでみたいな〜。TV番組で、村山由佳が、その人の持ち物や選ぶものでその人を描く、と言っていた。あの水もそうなんだ!とさらに飲みたくなった。 -
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直木賞を渇望する作家天羽カインと編集の緒沢千紘を描いた作品。
天羽カインの直木賞への執念が凄まじい。
直木賞を熱望するあまり、編集者へのパワハラや先輩作家へ無礼な言動をとってしまう激しさや、賞をとる作品を完成させるべく、編集の緒沢千紘と作品にのめり込んでいく姿が凄まじい。
あの方がモデルと思われる南方さんが語った直木賞の意味については、賞の意義について考えさせられる内容だった。
ひとつの作品が出来上がるまでこんなに作家さんや編集がエネルギーを費やしてくれているのかと思うと、今まで以上に本が好きになったし、もっと大切に作品を読もうと思った。