村山由佳のレビュー一覧

  • しっぽのカルテ

    Posted by ブクログ

    長野にある動物病院が舞台の話。ペットを飼うということは、なにかしらペットに人間が制限をかけてる、でも責任持ってその子の一生に寄り添うためには選択していくしかない、(家の中で飼う、避妊手術をする、など。)というようなことを、土屋が話したところがとても印象深かった。夫をなくし、愛犬の介護、安楽死を選択した女性の話は号泣した。動物と一緒に暮らす人全員に読んで欲しい1冊。

    0
    2026年08月22日
  • しっぽのカルテ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良かった……良かったけど……飼い猫との別れを考えてしまって病んだ!!!それくらい大切な家族のことを改めて考える時間をくれた1冊。さすが、動物を愛する村山先生だからこそ、そういう人の内面を動かすことができるんだろうな。私も余裕がなくなったらロビンの飼い主みたいに声を荒らげて、そして後悔するんじゃないかととても怖くなった。話すことの出来ない動物の治療や生死の選択は何を選んでも「自分は間違ってたんじゃないか」と不安になってしまいそう。そんな時、エルザのような動物病院があったらなぁ、なんて考えてしまった。
    なんとなく、続編もありそうだなー?と感じた。でもやっぱり辛い目にあってる動物を見るのは、たとえハ

    0
    2026年08月21日
  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あ〜そっち側に行ってしまったか…
    というなんとも言えない感じで終わってしまった〜

    どうしても直木賞が取りたい天羽カインと心が通じ合ってる担当編集者の千紘
    曲者の作家に唯一信頼されてるという承認欲求もわかるし、過去の体験から自分を理解してくれる存在に没頭していくのもわかるけど、なんでそこ踏みとどまれなかったの。
    そうすればこれ以上ないバディになれたのに。

    でも石田三成に写真を送ったのが千紘だと分かった辺りから危うい感じはあったよね。
    藤崎新が嫌なやつだったから、きっちり2人で最高の作品にして見返して欲しかったけど、そうじゃないところが村山由佳さんだなぁと。

    作家さんがどれだけ苦労して作品を

    0
    2026年08月20日
  • しっぽのカルテ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    片田舎の森の手前の小さな動物病院で起こるさまざまな出来事
    女性院長がぶっきらぼうだが動物への愛情深く魅力的
    都会で心に傷を負った女性が、動物病院に務め動物や仲間に癒されながらたくましく成長していく姿は読んでいて快適

    不器用な青年と、お互いに踏み込めない関係がいつまで続くのか?

    院長の歴史も面白い
     モンゴルで遊牧民の生活に寄り添って生活したなどあり得ない。。。

    0
    2026年08月21日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    夫婦間の歪みを描く。
    お互いの心理描写がスリリングで惹き込まれる。

    アシスタントの美登利は絶対悪い女だけど、男は騙されて庇いたくなるんだろうな。
    グサグサと胸を刺される笑

    泥沼化しそうな下巻に期待!

    0
    2026年08月19日
  • 星々の舟

    Posted by ブクログ

    重い、重いって全編全てが重いです
    何度、読むのを辞めようかと思ったくらい重かったです
    けど、すぐに読んでしまう位、魔性の魅力があります
    全員に何かしたらの重い問題を抱えており、そこに至る経緯が辛い
    子供に手を出すなよ、辛い、辛すぎる
    もう一回、読むことはないかな。

    0
    2026年08月19日
  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    美しい物語じゃなくてよかった。
    執着、依存、情熱。何かに身を焼くほど執着することに誠実さが付け加えられると痛々しくても情熱に置き換えられるんだなと感じた。作家と編集者のお互い特別な存在だと確かめ合う疑似恋愛みたいな関係性も好きだった。誰かに認められたい、価値を証明したい、そういう気持ちが暴走し周りに憎悪を撒き散らしたとしても、そこには火傷するほどの情熱があった。綺麗には片付けられない承認の欲しさと情熱、人にとって賞賛されることには魔物が棲みついてるとこの小説で感じた。次が気になって一気読み。単なる承認欲求の是非じゃなく、骨格としてそのテーマはありながら、関係者の欲求をこれでもかと曝け出すのには

    0
    2026年08月19日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

    Posted by ブクログ

    この巻までネットで追ってました
    次の展開が恐すぎて読むのを辞めてしまったな
    嵐の前の小嵐が吹き荒れてるこの巻
    かれんにとって大きな転換期と勝利にとって人生がひっくり返った転換期
    ただただ、次の巻を読むのが怖いですが、気になるので注文はしましたけどね
    次、読むのかな

    0
    2026年08月16日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

    Posted by ブクログ

    大きすぎる出来事前の静けさってどんなに恐いものかと分かるような一冊でした
    触れてはいけない物に何故かひかれるのは大きな謎かと
    星野の立ち振舞いが辛い
    原田先輩が何故モテないのか分からない
    辛いな
    本当に辛い
    終わりかたが次の巻を催促するような終わりかただったのですぐに、この感想を読んだら読みます。

    0
    2026年08月16日
  • DANGER

    Posted by ブクログ

    8月の終戦の時期、
    この本を偶然手に取り…

    生々しさに息苦しくなりつつ
    一気読み。

    戦争と、バレエ。

    残酷な時代。
    たまらない気持ちでいっぱいになりました。

    0
    2026年08月16日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

    Posted by ブクログ

    さらに二人の関係が進んだ 
    肉体的な繋がりも精神的な繋がりも必要なんだなと
    星野の流れは、もはやホラーです
    口でも頭でも分かってるけど、思いが捨てられないんだなって思います
    うらやましいな勝利は

    0
    2026年08月15日
  • ありふれた愛じゃない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Loving somebody (愛)とbeing in love(恋)
    他の言語はどちらも一つなのに、日本語はそれを分ける
    年下の彼氏との愛なのか、かつての恋人への恋なのか

    誰もが、その人だけの人生を生きなくてはならない。それは自分にとっても同じことだ。でも同時に、その人生は、願うならどんな方向にだって舵を切ることができる。強く大きな意志さえあれば、いつでも、何度でも。



    激しくて本物の愛だった。
    最近、Netflixのファーストラブを見たからか、本物の愛を私は見つけられるかなあと思っている。
    今の所見つけられてないけど、多分、今の私なら見つけられる気がする。見つけたものを、本物にする

    0
    2026年08月14日
  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    魂削って書いてるんだもん、そりゃ賞は欲しいに決まってる!
    「賞が欲しい」という気持ちをストレートに出すのは少し恥ずかしい。でもそれをストレートに書いてて、グイグイ読ませる。パワハラっぽい描写もあったが、私は許せてしまった。

    作家と編集者のバディものが好きなのでそのあたりも楽しめたが、悲しい訣別。ほぼ合作のような蜜月状態ではあったが、最終判断は作家がすべき。なんであんなことしちゃったんだよう。

    カインの飲む青いボトルの水、飲んでみたいな〜。TV番組で、村山由佳が、その人の持ち物や選ぶものでその人を描く、と言っていた。あの水もそうなんだ!とさらに飲みたくなった。

    0
    2026年08月14日
  • 星々の舟

    Posted by ブクログ

    誰が主人公とかではなく、一人一人が主人公で、長編小説ではなく、それぞれがつながりのある短編小説なんだと思えば、それぞれの立場での話がわかって面白いとは思うけど、もう少し誰かにフォーカスした内容も欲しかった。最後が父親の話だったが、個人的には好きになれない人物かな。だけど、父親がなんでそうなのかもよくわかる。
    幸せの形は人によって違うから、自分なりに見つければよいのかなと思いました。よい作品です。

    0
    2026年08月12日
  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    編集者さんの役割や重要性を知ることができて大変面白かった。ブラッシュアップはどこまでが作者の意思か…。

    0
    2026年08月11日
  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    作家と編集者との真剣勝負がひしひしと伝わってきました。
    直木賞の選考方法と選考基準、そしてその重さもよくわかりました。

    0
    2026年08月11日
  • ある愛の寓話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近スマホばっか見ていて無意識のうちに疲れていたので、こういう短編がちょうどよかった
    語るに多すぎず、少なすぎず。意外性もありつつ、いろんな形の愛について想いを馳せられる。
    こんな自分にとって大切と思えるだけの質量を持った愛を感じたいものです。

    0
    2026年08月10日
  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    久しぶりの村山由佳さん。
    今まで読んだ作品とかなりイメージが違ってびっくりした。深い。
    リアル作家さんが書くと生々しい部分があり、そこは村山さんっぽい。
    仕事は仕事としての線引きは必要ですね。

    0
    2026年08月10日
  • しっぽのカルテ

    Posted by ブクログ

    ペットを飼ったことのある人なら一つは涙腺に来るお話があると思います。命を看取ることの大変さを痛感させられました。続編もありそうですね。

    0
    2026年08月10日
  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    直木賞を渇望する作家天羽カインと編集の緒沢千紘を描いた作品。

    天羽カインの直木賞への執念が凄まじい。
    直木賞を熱望するあまり、編集者へのパワハラや先輩作家へ無礼な言動をとってしまう激しさや、賞をとる作品を完成させるべく、編集の緒沢千紘と作品にのめり込んでいく姿が凄まじい。

    あの方がモデルと思われる南方さんが語った直木賞の意味については、賞の意義について考えさせられる内容だった。

    ひとつの作品が出来上がるまでこんなに作家さんや編集がエネルギーを費やしてくれているのかと思うと、今まで以上に本が好きになったし、もっと大切に作品を読もうと思った。

    0
    2026年08月09日