村山由佳のレビュー一覧

  • PRIZEープライズー

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    読む手が止まらなかった。
    主人公・天羽カインは、パワハラ/モラハラをする気難しい性格であるため、悪役になりそうな性格だが、キャラクターの魅せ方や展開がうまく、気づいたら、強く、逞しく、仕事に取り組んでいる主人公の姿に魅せられていた。
    作品全体を通して、登場人物全員の人としての不器用さが描かれている作品だと感じた。

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    2026年06月07日
  • PRIZEープライズー

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    自分が全力を注ぎ込んで作った作品を評価して欲しい。作家、作家をサポートする編集者、評価者のそれぞれの想いを感じ取れる作品でした!
    …直木賞、今後の見る目が変わります。

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    2026年06月06日
  • PRIZEープライズー

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    おもしろかったーーーーーーっっっ!!
    自分が生み出す作品と読者に、ただただ真摯に向き合って捧げる直向きさの表現が恐ろしいほどささった。登場するどの作家さんも、担当さんも、それぞれに物語に向き合って、ぶつけてすり減らして、その先に生み出された作品。もちろん合う合わないはあるけど、読む方も真剣に読まなきゃなぁ。
    限りなく★★★★★に近い、★★★★!!

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    2026年06月06日
  • DANGER

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    4.3
    非常に読み応えのある作品
    内容としては、1人のバレエダンサーの生涯をおうものだが、そこの大部分を戦争体験が占める
    書かれてるのは、壮絶な戦争体験
    現代の我々では想像できないほどのリアルがある
    途中苦しくもあったけど、戦争体験していない現代の人ほど読んだ方がいいと思える作品だった

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    2026年06月06日
  • しっぽのカルテ

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    動物病院に来る治療を必要としている動物たちとその家族やスタッフの温かい物語。
    読み終えて命の大切さを教えられたと思う。人間関係に疲れてここに来て、この動物病院で頑張ろうとしている深雪。スタッフとして関わっていく姿が伝わる。シリーズで読みたいと思った。

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    2026年06月06日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    Audibleにて。

    面白かった!
    天羽カイン性格悪いなーと思いつつ共感もしてしまった。
    千紘も途中から明らかに行き過ぎだったけどわからなくはないし、その他の人たちも同様、その気持ちもわかるなーと思わされた。

    バクマン大好きなので、作家と編集のやり取りとても興味深く目が離せなかった。

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    2026年06月03日
  • PRIZEープライズー

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    人の心を動かす芸術の裏側を少し見た気持ちになれました。どんな素晴らしい作品も作っているのは同じ人間だということ。

    一流を目指す過程に綺麗なものなんてほとんどなくて、必死で信じたり間違ったり、真っ黒な感情と付き合い続けた先に気づいたら結果がついてきているのかもしれない。
    誰しも最初に望んでいた結果を必死に努力して得た時には、きっともうそれは欲しかったものではなくなっていて、そんな繰り返しをして、渇いたままの心とともに生きているのではと思いました。

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    2026年06月06日
  • PRIZEープライズー

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    小説家と編集者の関係性が実際はどのようなものか知らないけれど、すごくリアリティがあるように感じられてぐいぐい読まされた一冊。
    千紘が少しずつ客観的視点を自ら手放すかのように失い始め、徐々にモンスター化していく様子にゾッとした。
    仮にも多くの読者を魅了するべストセラー作家の性被害やジェンダーに対する意識があの程度のものなのか?ってとこにはちょっとひっかかったけど。
    読み終わって、当たり前だけど小説家にとって大切なのは編集者ではなく自分が生み出した我が子のような作品なんだって思ったし、それでいいんだとも思った。

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    2026年06月03日
  • DANGER

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    文中にあった「戦争を始めるのは権力者たちだが、翻弄されるのはいつも弱者だ」という言葉が、読後もずっと心に残っている。

    日本におけるバレエの歴史や戦争との関わりも描かれており、その点も非常に興味深かった。時代の空気や心情が丁寧に描かれていて、単なるエンターテインメントにとどまらない奥行きと迫力を感じた。

    また、物語の構成もよい。疑問に思ってたことが後半で明らかになる。先が気になってページをめくる手が止まらず、ミステリとしても十分な読み応えがあった。

    今年読んだ作品の中でも特に印象に残る一冊で、きっと私のマイベスト10に入る。

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    2026年06月02日
  • PRIZEープライズー

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    眠るのが惜しくなるほど続けて読んだ
    執拗な執着とパワハラが怖い。
    わかるよーのゾーンから徐々にはずれてくネジ。
    さすが本屋大賞。

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    2026年06月01日
  • しっぽのカルテ

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    モンゴル育ちでちょっと変わった話し方をする女性獣医師と、そのクリニックの従業員たちと、クリニックを訪れる動物の飼い主たちとの動物の生死をみつめ考えていく物語。
    猫、犬、鳥、うさぎが登場すると知れば動物好きなら読んでみたくなる。
    第二話の高齢女性と犬の看取りの話では、案の定泣いてしまった。犬の話にはめっぽう弱い。
    モンゴルに住んでいた小さい頃の獣医師と馬とのエピソードが壮絶だった。

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    2026年05月31日
  • DANGER

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    村山由佳さんの作品は没頭させてくれるので好きです。
    この作品も展開に引き込まれてあっという間に読み終えました。
    性的な描写で残酷な部分があり、そこは夢見が悪かったです、しかし現実はこんなレベルではなかったのでしょうね。
    こういうのを読むと戦争がほとほと嫌になります。平和のありがたみが身にしみます。
    バレエがわからなくても読めます、どちらかというと戦争の話です。

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    2026年05月30日
  • しっぽのカルテ

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    3.8
    本を読んでると時々ある感覚…

    登場人物のハラスメント的言動や行動に嫌悪感を抱くも、ふと自分にも似たような行いに思い当たり怖気がする(笑)


    土屋は梓と結ばれて欲しかったなぁ…
    と思うのは私だけ?

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    2026年05月28日
  • 花酔ひ

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    初めて官能小説を読んだ。
    文字なのに、視覚や触覚に強く訴えるものがあり恐ろしくも面白いと思った。
    誰しもが持っている小さな破滅的な願望をくすぐられるような感覚があり、理性を超える願望を抱くことの肯定をしてもらえるような不思議な体験だった。

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    2026年05月27日
  • アダルト・エデュケーション

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    村山由佳さんの文章は、綺麗で鮮明で読みやすい。
    とても綺麗な官能小説だった。
    短編集は、少し物足りなく感じてしまう私ですが、本作はそう感じることはなく、
    1話1話、満足するような短編集だった。

    女性も性に対してもっと開放的になったっていい。
    色んな性の形を持っていていい。
    そんな風に思わされる一冊。

    村山由佳さんの作品をもっともっと
    読みたいと思いました!!

    2026.5.26(火)

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    2026年05月26日
  • 花酔ひ

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    やっぱり村山さんの文章は読みやすい。
    かなりの官能っぷりだけど着物や花や空気感の表現が美しく魅了されました。

    自分も鞍馬の水占いやったけど、全く覚えていないのが残念でならない。

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    2026年05月22日
  • DANGER

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    バレエに興味がないので、バレエの話ということで、なかなか読む気が起きなかったのですが、読み始めたら、バレエの話というよりも戦争の話でした。
    読みやすく一気に読めました。
    舞台は1992年頃、若い編集者2人が振付師 久我一臣にインタビューをすることになる。久我と戦時中看護婦だった翠の戦争体験。

    満州から撤退するお話だと、宇佐美まことの「羊は安らかに草を食み」
    従軍看護婦のお話だと、藤岡 陽子の「晴れたらいいね」・・などが頭に浮かびました。
    戦争というと、男性の兵隊さんや、国内の大空襲・原爆の話が多いですが、外国の戦地で女性も壮絶な戦争を体験してるんですよね。やっと帰国したのに差別的な扱いにも悲

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    2026年05月21日
  • DANGER

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    悲惨な戦争体験が描かれるんだけど、そこにバレエを絡めたことで希望や美しさが同時に描かれ、ただの戦争ものではない爽やかさもある。

    果耶の再生物語であり、長瀬の成長物語でもあり、ほのかなロマンスの物語でもあって読後がとてもいい。

    骨壷に石を入れるシーンでグッときました。

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    2026年05月20日
  • しっぽのカルテ

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    個性的な院長が目を引く、動物病院を舞台にした物語。

    動物にまつわる物語ではあるが、その裏にあるのがモラハラやDV、育児放棄など、なかなかに重苦しい。
    三章以降は特にそれが顕著で、むしろ動物要素がおまけ的になり、恋愛要素もどんどん首をもたげてくる。

    そうした心を癒すのもまた動物という存在である、と捉えることもできるだろうが、「動物にまつわるちょっといい話」を主軸に想像していた身からすると、少々方向性が違った。
    しかしそれでも、二章のお話はとても心に刺さった。

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    2026年05月20日
  • 天使の柩

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    読む前に勝手に歩太の想像をしていた。歩太が新しい恋をして、春妃を少しずつ過去にしていく話なのだと思っていた。想像だけで目を背けたい気持ちになっていた。
    いい意味で裏切ってもらえた。

    歩太の春妃への想いは、若気の至りでも、美化された思い出でもなく、人生の芯に残り続ける純愛だったのがこの天使の柩でも新たに証明された。
    生まれてくるはずだった子供の年齢を数えながら生きていく描写があまりにも苦しかった。
    喪失から立ち直る話ではなく、喪失を抱えたまま、それでも人は生きていけるのかを描いていた。

    今回のキーパーソンである茉莉。彼女は単なる傷ついた少女ではない。ネグレクト、虐待、性的搾取、監禁に近い、あ

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    2026年05月19日