村山由佳のレビュー一覧

  • PRIZEープライズー

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    これどうやって終わるんだろう??と思いながら読み進める本だった。作家の世界って全然知らないから、へー!!ってこともたくさんあって、そういう意味でも面白かった。こんな気難しい人嫌だけど。

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    2026年06月29日
  • ミルク・アンド・ハニー

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    ネタバレ

    まるで自分みたい、と思う女性も多いのだろうか。愛されたいという欲望には抗えない。苦しさにも似た愛しさ。タイトルは聖書の引用だとか。

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    2026年06月29日
  • しっぽのカルテ

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    村山由佳さん PRIZEに続いて2冊目。
    PRIZEとは全く違う内容で、私はこちらの話の方がとても好きでした。
    長野県にある動物病院の院長はじめ、スタッフ、動物たちとその飼い主に起こる5話。

    第2話 それは奇跡ではなく と、
    第5話 見る者 の中の院長のこども時代の話は泣けた。
    わが家にも猫が1匹います。
    いない頃には戻れないくらい、いてくれるのが当たり前で、癒しそのもの。

    力強い院長の存在がカッコいい。
    動物のお医者さんの知識は計り知れないなと思いました。尊敬します。

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    2026年06月28日
  • しっぽのカルテ

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    動物病院を舞台に、飼い主と動物、病院で働く人達の物語。どのお話しも、動物の命を引き受けることの責任を強く感じさせられる内容でした。
    愛犬と暮らす私にとって、『それは奇跡ではなく』は、どうしても自分の境遇と重なってしまいます。いつか久栄さんのように、愛犬を苦しみから解放してあげるために決断しなければいけないこと。飼い主としての責任を改めて痛感しました。
    物語のサイドストーリーとして、土屋高志と深雪の関係が描かれていますが、『カウンターの端をつかむ男の手と指は、乾いて荒れてはいるものの、清潔で大きい。首の腱をくっきり浮き上がられせてこちらを向いた彼の視線が、ようやく深雪の上に戻ってくる。』という描

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    2026年06月28日
  • DANGER

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    読み終えてまるで自分は副島翠(水野さかゑ)の人生を歩んできたような錯覚でどっと疲れた。
    バレエの取材で定期的に世界的振り付け師でダンサーでもあった久我一臣に話しを聴きにいくことになった長瀬一平と水野果耶。
    現在と過去が交互に綴られていくスタイル。
    この一臣の太平洋戦争をはさんだ半生が語られていく。
    そしてそこで知り合った女子看護学生たちの過酷な人生も翠の立場から語られていく。
    満州からの引き揚げがいかに危険で死を覚悟してのことだったとか。
    ロスケから暴力的な強姦の日々。これは決してフィクションではなく実際に起きていたことだと思うと同じ女性としてほんとに腹立たしいし、胸が潰れる思いだ。
    でも日本

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    2026年06月28日
  • はつ恋

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    恋愛小説がそこまで得意ではない私もこちらは好きでした。家や自然、食事といった暮らしの描写がとても美しく、読んでいて心地よかった。空気が澄んでいる感じ。
    2人のなんか甘酸っぱいところもありつつ、収まっている関係性が良かった。

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    2026年06月28日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    どうしても、直木賞が欲しい

    出版業界、直木賞選考について、作家を取り巻く環境など。
    本好きな人に薦めたい1冊。

    直木賞。
    それは、作家である天羽カインが、「喉から手が出るほど、切望していた賞」だ。

    出せば売れるだけでは、もう足りない。
    文壇、同業者から、"認められたい"。

    賞を取って、自分に自信を持ちたい。


    そんな承認欲求は、誰にでもあるのではないでしょうか…?

    これほど、人間の欲望をリアルに描かれているのが凄すぎる…!

    作家と編集者との距離感。
    これって難しいよな。
    そう、カインと千紘の関係を見て思う。

    天羽カイン先生の作品「テセウスは歌う」
    発売された

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    2026年06月27日
  • DANGER

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    第二次世界大戦、シベリア抑留を経験し世界的バレエダンサー、振付家として活躍する久我氏にインタビューし特集を組むことになった二人の若い男女の雑誌記者。戦争の記憶と現在を行きつ戻りつ物語が進んでいく。時々読み進むのが辛くなる戦時中の描写が出てくる。何度も思うが先の大戦でも現在の戦争でも最も苦しい状況を強いられるのは弱い市民である。今は過去の過ちとその後の経過を見ることができる。現実的な新しい平和が何なのか考えていきたい。

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    2026年06月26日
  • しっぽのカルテ

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    動物と動物病院のスタッフと飼い主さんたちの話のバランスが良い。動物と人間の関係について、考えさせられる。

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    2026年06月23日
  • 天使の柩

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    夏姫も歩太も未熟なまま、大人への階段を登り傷つきながらもそれぞれ恋をし、魂の成仏への葛藤をしている中

    茉莉という14歳の主人公を前にして、しっかり成長した大人になっていて
    成長物語に感じた。
    精神的虐待を受け安心できる大人に出会うまでの苦しさもよく描かれている。

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    2026年06月23日
  • PRIZEープライズー

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    村山由佳さんというと私が若い頃は恋愛小説を書いておられたような…
    今回はその頃以来で、話題だから読もうと思ったものの、正直今更惚れた腫れたもなぁと思っていた。

    が、全然違って、何がなんでも直木賞が欲しい女性作家の話だった。
    こんなの直木賞受賞者しか書けないわけで、何よりそれがレア。
    それだけでなく筆力もすごかった。
    先が気になって細切れ時間でひたすら読んで、最後も驚いた。
    いい意味で予想外に面白かった。

    ちなみに出てくる作家名はこれはこの人だなとめちゃくちゃわかりやすい人もいて、それ以外の編集者なんかも読む人が読んだらどこの誰とわかったりするんだろうか、そもそもカインみたいな作家がいたりし

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    2026年06月21日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    3.9
    作家さんと、編集者さんなど、本作りに関わる方の話
    直木賞の選出法とか、リアルに細かく描写あって面白かった
    最後、素晴らしい作品が出来上がったのは良かったけど、、、
    何事も、特に、仕事関係の人間関係とかはある程度の距離感は大事だなと思った
    ただ、大人になっても仲良くなりたい!って思える人ってなかなか出会えないから、そういう人に出会った時にどこまで距離を詰めるか、距離とるかっていうのは見極めが難しいなぁとしみじみ

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    2026年06月21日
  • しっぽのカルテ

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    健康な時は、血液 リンパ 肝臓や腎臓などを通って体外に排出される ストレス、老化によって体内に溜まるようになるといろいろな問題が起きる。それは動物人間でも同じことが言える。苦しんでいる動物は安楽死がある人間にはない。それは雑処分とどこが違う1分でも生きて欲しいと思う、エルザ動物クリニックの院長の北川さん、少し変わった人と思っていたが、モンゴルで育ったそのモンゴルで最愛だった馬は狼に襲われ、足を負傷し、父親が生かしておけないのですぐ殺して肉とした。その時父親は最後までよく見とけと言った。クリニックの院長はその時苦しみ悲しいことだけど、馬にとってそれが1番の幸せ今になって思った
    深雪は自分にとって

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    2026年06月20日
  • 天使の梯子

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    高校時代から気になっていた先生と再会する恋物語。
    主人公の一途な姿に素敵だなと思った!
    過去にとらわれず、前に進んでほしい。
    幸せになってもらいたい!
    前作があることを読み終わってから初めて知った!

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    2026年06月19日
  • 妖し

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    ネタバレ

    アンソロジーは結構当たり外れがあると思っていて、今回は当たりでした。
    怪異をテーマに10人の豪華な作家が描いた作品です。
    アンソロジーの短編集は作家が変わるが故に薄味になりがちなイメージですが、どの作品もしっかり味があって良かったです。
    個人的には、「わたしキャベンディッシュ」、「かぐわしきひと」が特に良かったです。
    アンソロジーは普段読まない作家に出会うので、定期的に読みたいなと思いました。

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    2026年06月19日
  • DANGER

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    「父親のシベリア勾留体験からいつかはシベリアを書きたい」と思っていた著者と、「作家には各々書かなければならないテーマがある」と著者の想いを支えてきた五木寛之氏との、対談記事を目にし、読みたいと思った作品。
    読み手にとっても重たいテーマ。できれば目を背けたいけど、背けずに知らなくてはならない歴史の事実。
    久我にしても翠にしても、想像を絶する苦難を生きてきたはずなのに、その生き様にポジティブさを感じる。バレエの世界を重ね文芸作品として読ませてくれるところも、重たいテーマに読者が向き合えるための配慮にも思えた。久我氏が戦後どのような変遷を辿り世界的な振付師になったかも興味深いところではあった。
    戦渦

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    2026年06月18日
  • しっぽのカルテ

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    期待を裏切らない慈愛に満ちたストーリー。嫌なヤツといい人がシンプルに分かれていて、わかりやすく読みやすい。

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    2026年06月17日
  • DANGER

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    思っていたよりずーーーっと重い話だった。
    バレエに憧れ、日本で本場ロシアの女性から指導を受けるも、戦争がはじまり…。
    戦時中の話が重く、辛い。どこまでがリアルか分からないけど、説得力もあり、華々しいバレエから遠ざかっていく。
    でも、踊りにかける情熱が彼らを生きながらえさせてくれた。
    戦争のむごさを感じ、忘れてはならない気持ちと、それでも生きる強さ、力強さも同時に感じた。

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    2026年06月16日
  • PRIZEープライズー

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    現役の作家が直木賞の裏側や編集者との濃密な関係性をここまで丸裸に描くなんて、あまりにも挑戦的だと思った。そしてこの生々しい出版業界を描いた作品自体が本屋大賞の候補作になっているという現実のリンクもおもしろい。ノミネートの時は作中にあるような「受けるか、辞退するか」のやり取りが本当にあったのかな笑。

    それにしても、物語後半、それまで絶大な信頼を寄せていた編集者の千紘が後半で見せた豹変ぶりにはリアルな怖さで鳥肌が立った。人間の執念というか、出版に関わる人間の業のようなものが恐ろしい。

    どこまでがフィクションで、どこからがリアルなのか。出版界、そして賞レースの光と影を覗き見ることができて本当にす

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    2026年06月13日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    展開が早く、テンポよく楽しく読めました!
    美登利は本当に孝之のこと好きだったんかな?

    ドラマ化したら不倫ドラマとしてバズりそう!

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    2026年06月12日