村山由佳のレビュー一覧
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恋愛と人間関係に傷ついた深雪の転職先は、長野の森の中にある、風変わりな院長の動物クリニックであった。
運びこまれる猫やオウムや犬などの動物たちと人間、心無い人たちから辛い言葉や態度を投げつけられることもある。ハーブティーと正直なスタッフと出入りする男性から暖かい居場所をもらい、前向きに進めるようになりつつあり、安心して読み終えた。
村山由佳さんの動物ものはイイなあ。
猫や馬、住処や男性や母親、周りの景色さえも村山さんの現在を彷彿させる。
作品はいつもなんとなく私小説の分量が多いように感じる。こんなにさらけ出してしまって良いのかなあ。
書くことでストレス解消することができる部分は理解できる -
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私の好きな厚みです♡
この本は、私が高校生〜社会人になり始め、まだ携帯電話は普及しておらず、ポケベルが流行っていた頃が舞台となります。
編集者の水野果耶と、記者の長瀬一平が、バレエの世界的振付家、久我一臣にインタビューするという形式で語られます。
インタビューで彼が語る過去の多くは、戦争体験なのですが、中でもシベリア抑留時代の描写は本当にしんどいです。゚(゚´ω`゚)゚。
久我さんのインタビューと並行して描かれるのは、我らが翠さん(女性)のお話。
ここでも翠さんがΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
翠さんの人生は、波瀾万丈。とにかくキツい。
満州に渡ったって聞いた時から、嫌な予感しかしませんよね(;´д -
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ネタバレ本屋大賞ノミネート作品!
気になっていて読んでみましたがすごく面白かったです!文章も読みやすく、スラスラ読むことができました。
天才作家の天羽カインはなかなかキツい性格をしていて、好きになれるかなと不安になりながら読み進めましたが、読者や作品に込める思いが強く段々と応援したくなりました。
本ができるまでの編集者とのやりとりや、課程などを詳しく知ることができ本好きの人は読んでいたら絶対楽しいと思います!
千紘がちょっと大丈夫かな、、直木賞はどうなるのかなと途中から思いながら読んでいましたがまさかの結末に!
天羽カインのその後も知りたくなりました。
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購入してから長いこと積読していて、少し気の滅入る作品が続いたので、心のリハビリがてらに手に取った5編の短編集
動物をめぐるお仕事小説かと思いきや、それぞれのキャラクターの人生に訴えかけるヒューマンドラマでした❗️
一風変わった院長の北川 梓に興味を引かれ、『第一話 天国の名前』では少し張り詰めていたサブキャラの真田 深雪が、ちょっとずつ緊張の糸を解いていく様子がとても丁寧に描かれていて、読んで正解の作品でした❗️
好きな話しは、『第三話 幸せの青い鳥』と『第四話 ウサギたち』の2編です❗️
続編が連載されているようなので、気長に出版されるのを待ちたいと思います -
Posted by ブクログ
動物病院を舞台に、飼い主と動物、病院で働く人達の物語。どのお話しも、動物の命を引き受けることの責任を強く感じさせられる内容でした。
愛犬と暮らす私にとって、『それは奇跡ではなく』は、どうしても自分の境遇と重なってしまいます。いつか久栄さんのように、愛犬を苦しみから解放してあげるために決断しなければいけないこと。飼い主としての責任を改めて痛感しました。
物語のサイドストーリーとして、土屋高志と深雪の関係が描かれていますが、『カウンターの端をつかむ男の手と指は、乾いて荒れてはいるものの、清潔で大きい。首の腱をくっきり浮き上がられせてこちらを向いた彼の視線が、ようやく深雪の上に戻ってくる。』という描 -
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読み終えてまるで自分は副島翠(水野さかゑ)の人生を歩んできたような錯覚でどっと疲れた。
バレエの取材で定期的に世界的振り付け師でダンサーでもあった久我一臣に話しを聴きにいくことになった長瀬一平と水野果耶。
現在と過去が交互に綴られていくスタイル。
この一臣の太平洋戦争をはさんだ半生が語られていく。
そしてそこで知り合った女子看護学生たちの過酷な人生も翠の立場から語られていく。
満州からの引き揚げがいかに危険で死を覚悟してのことだったとか。
ロスケから暴力的な強姦の日々。これは決してフィクションではなく実際に起きていたことだと思うと同じ女性としてほんとに腹立たしいし、胸が潰れる思いだ。
でも日本