村山由佳のレビュー一覧

  • 楽園のしっぽ

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    直木賞後初のエッセイ集。著者の作品では知り得なかった、著者の生活を追体験できます。多くの作品がこの自然から生まれたのかと、思わされます。そして、現在、その土地を捨て、小説家として新しい道を模索するまでのことがとびとびで書かれています。ファンなら一見の価値ありです。

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    2009年10月07日
  • 楽園のしっぽ

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    つまが読んでいたらしい本書。表紙に惹かれて初めて読む村山さんの本。
    お名前を聞くのも初めてだった・・・これが素晴らしい。。

    欲を言うと、もう少し若いときに出会いたかった・・・ま、そんなのは言いっこなしで。。

    何か、生きる指針の参考になったかもしれない。

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    2009年10月04日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    人と人とが巡り逢う事の運命。
    そこにある確かな必然を、信じたくなる作品。
    読んだ時は衝撃が走った。心から大切だと思える一冊です。

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    2009年10月07日
  • 翼 cry for the moon

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    私が生きてきた中でもっとも好きな小説です

    情景描写、ストーリー、人物の設定

    どれをとってもピカ一です

    流れるような文章の流れは読んでいて心地いい作品です

    追記(2012/6/30)
    約3年ぶりに読みなおして、何度読んでもいい作品

    以前までに読んでいた時は文章力にとくに心動かされていたけど、

    主人公同様にアメリカ留学を経て、前半部分に多くの共感を得られた

    またいつの日か読み直したい

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    2012年10月02日
  • 野生の風

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    ネタバレ

    染織家・飛鳥とカメラマン一馬はベルリンの壁崩壊の前夜に出会い、お互いがお互いの存在を忘れられないまま、二人はアフリカで再会、激しい恋に落ちる。


     ところが、飛鳥の同級生であり、感情的にも微妙な関係にある編集者の祥子と藤代の関係が明らかになり、さらに藤代の「子孫を残したい、飛鳥に自分の子供を産んで欲しい」という願望と飛鳥がそれに答えられないことにより、この恋は終幕へと近づいていく・・・という話。


     恋愛に関してのストーリーは失礼だがまぁ、ありがちな話。出会った瞬間に「これは運命なんだ、運命の出会いなんだ」と思う恋愛はどこか嘘っぽいと思ってしまったりするので、そのあたりに関しては心ときめ

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    2014年02月02日
  • きみのためにできること Peace of Mind

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    病院の待合室で読んでいて、涙がブワッと出てきたので、あわてて読むのを止めた本。
    読む場所を選ばないとね・・・。

    音響技師の青年、高瀬が主人公。
    遠距離恋愛で、とっても大切なピナコがいるのに、女優にも惹かれていく。
    でも、大切の度合いが違うんだよね。

    メールを送り間違えてしまうところで、ベタなんだけど、ピナコに感情移入し、また高瀬に感情移入し、涙が出てきた。
    電話で言葉を伝えるよりもメールの方がいいと思っていた高瀬が、職場の「おとな」達にも背中を押され、30秒抱きしめるために行動するところでは、主人公の変化がなんだか嬉しかった。
    最後はハッピーエンドを予測させるさわやかな読

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    2009年10月04日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    あとがきより

    どんなに相手を好きだとしても、お互いに影響を与えあわないような恋は、ほんとの恋愛とは言えません。考え方や価値観がぶつかりあった結果、自分が変わり、相手も変わっていく、、、みんなにも、そんな恋をしてほしいな、と思います。

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    2026年03月09日
  • PRIZEープライズー

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    うわー、おもしろい。
    小説を書く・読む・出版することへの情熱、自分のことを認めてもらいたい気持ち、この賞レースや人間関係がどうなるのかというドキドキするような臨場感、
    全部面白かった。

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    2026年03月09日
  • 二人キリ

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    阿部定事件をモチーフにした小説。
    面白かったです!!
    どこまでがノンフィクションでどこからがフィクションなのかわからなくなる。これが真実じゃないのかと思えてしまいます。

    読み終えた後は、定のことが可愛らしく愛おしく感じちゃいました。
    なんていうか、一所懸命生きたい一人の普通の人間(と言うには強烈な性格だけど)なんだよなぁと。
    そしてこんなにも激しく愛し愛されたい経験があることが羨ましいくらい。

    吉弥というキャラの立ち位置が秀逸だなと思いました。Rだけなんで最後までイニシャルなんだろう。

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    2026年03月08日
  • 嘘 Love Lies(新潮文庫)

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    村山さんの切ない恋愛観もありつつ、サスペンス的な要素もありつつで、新鮮な作品だった。予想通りの人の繋がりもありながらも、ここでそういう展開にするのかーって思いながら読みました。
    美月の過去の描写がもう少しあったらよかったのと、最後の展開がいきなり過ぎた感じがあり、星4つにしましたが、楽しく読むことができて、久々に他の村山さんの作品を読みたくなりました。

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    2026年03月07日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    共依存していく作者と編集者がどんな結末を迎えるのか。なるほどと納得。
    結果的に報われる形で終わり、読後感も良い。

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    2026年03月07日
  • PRIZEープライズー

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    出す本はベストセラーになり、本屋大賞ももらったけど、どうしても直木賞が欲しい!
    直木賞だけ亡くなったときに『直木賞作家の〇〇さん』と言われる。こんな賞は他にノーベル賞ぐらいだと。
    なるほど。作家として自分が認められたと思える特別な賞なんですね。

    選考会の様子、編集社から何人候補が出せるか、ノミネートを受けるか辞退するか⋯出版業界がいろいろ描かれていて面白かったです。

    作家を支える編集者は本人より作品を磨くことが出来るが、いざ書こうと思うと一行も書けないというあたり、人によって天職があり、たくさんの力で紙の本が生まれていくのだと思いました。
    そしてカリスマ書店員さんの話もとても良かったです。

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    2026年03月07日
  • PRIZEープライズー

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    直木賞が欲しい!本当に欲しい!その為には妥協はしない!
    そんな人気作家と
    私の役目は作家に直木賞を取らせることだ!
    取らせる!私じゃないと無理でしょ!と完全に何も見えなくなって、かかりまくってる編集者。
    ヤバい物語です(笑)

    おいおい、編集者よそんなにかかるなって。
    あぁやっぱり。。。

    人生はかかったら終わりですね。


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    2026年03月06日
  • PRIZEープライズー

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    小説家の業、人間の業を描いた本。
    人から認められたい。認められたら嬉しい。
    自分に自信はないから、人から求められたら、自分を認められる。
    だからこそ、認めてほしい。賞が欲しい。
    カインはとてもわかりやすく自分の才能を、業を表に出す人。
    千紘はどこで歪んでいったのだろう。真っ直ぐに、カインよりも強い業に飲まれていった。
    僕の大好きな、小説、本というものを題材に人間を描いた作品だった。

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    2026年03月05日
  • PRIZEープライズー

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    2026年本屋大賞ノミネート作品

    テレビ東京の情報番組『あの本、読みました?』で村山 由佳さんが出演されていて、前々から読みたかったけれども、番組と本屋大賞ノミネートを機に読んでみようと思った物語

    恐らく自分自身人よりも、承認欲求が強いと思っているので、前情報から想像していたよりも、天羽 カインのキャラクターに嫌悪することなく、読み進めることができました❗️

    作家と編集者の程よい距離感というのは、お互いの性格もあるから、非常に難しいですネ

    番組で語られていた描写が、それぞれその時の心情を上手く表していて、妙に納得しました❗️

    あと南方 権三さんはモデル同様に格好いいキャラクターでした

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    2026年03月05日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    夫婦なんていつどこで亀裂が入って信用なくすかなんてわからない。それにしてもこの旦那さんにはイライラする。気持ちいい終わり方なのかな?

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    2026年03月05日
  • しっぽのカルテ

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    森の中にある動物病院を舞台にした物語。
    動物を飼うということは、ただかわいいだけではなく、覚悟が必要だということを再認識させられた。
    老犬ロビンの話は実家の犬と重ねてしまって、電車で読んでて危うく号泣しそうになった。
    院長、ぶっきらぼうだけどすごく頼りになってかっこいい人だ!

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    2026年03月05日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    人間関係って、こういうほんの些細な言葉とか行動で相手の心を推察するっていうことだと思う。だからこそ思いやりも生まれるし勘違いからすれ違いも生まれる。小さな小さなことを拾い上げて気持ちを言語化しているところにとても共感できました。

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    2026年03月05日
  • PRIZEープライズー

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    天羽カイン、カッコいいです。自分、作品、本を作る方達、読者に対して正直で、人間らしいところも可愛い。人に感動を与える仕事って憧れます。カインのようにはなれないけど、少しでも人の心に残るような仕事の仕方をしたいと思いました。
    今まで本が映像化になると、本とは違ってしまうので好きではなく、あまり見ないようにしていましたが、本は本の良さ、映像はその作品の中で作られた映像や音声を含めた良さがあるとカインに気づかされ、これからは見てみようと思いました。
    文学賞、出版業界のこともしれて、とても楽しめました。

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    2026年03月05日
  • 遥かなる水の音

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    2026/03/04
    アルケミストに続いて、砂漠を舞台にした作品。
    結衣と浩介のエピソードが特に心に残った。
    「続いていく明日を信じられた」日々。
    でもそれが急になくなってしまうかもしれないという恐怖。
    ありきたりだけれど、今ここにこうして生きていることの幸せを思った。

    周(あまね)の遺骨が砂漠に舞うシーンと、タイトルを回収するラストはとても美しく、涙が溢れた。

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    2026年03月04日