村山由佳のレビュー一覧

  • 記憶の歳時記

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    エッセイ。
    珍しく猫エッセイではない…!笑
    もちろん頻繁に登場はするし、写真もあるので可愛い猫ちゃんも楽しめる。
    季節とともに振り返る子供の頃の話が多いかな。最後に書き下ろしのショートストーリー付き。まさかの家視点で面白かった。ホールみたいな部分が改装されてどうなっているのか、写真か映像を見てみたい。
    あと以前SNSでハープを趣味でやられているとのことで、いつかエッセイに登場しないかなぁと待っているけど、全然出てこない…!笑

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    2024年09月14日
  • 風よ あらしよ 下

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    【2024年172冊目】
    大杉栄と伊藤野枝。二人は夫婦であり、友人であり、同志であり、共に国を変えんと闘う革命家だった。関東大震災からスタートする物語は、終焉をを迎えるまで野枝の幼少期から順番に語られる。彼らは如何様に生きていたのか、ノンフィクション小説。

    上巻は結構停滞しながら読んでましたが、下巻でどんどん引き込まれていきました。甘粕事件は名称を覚えていたものの、詳細は全く覚えておらず(習っただろうか)あまりの理不尽さに日本の暗い歴史を見たような心地に。

    しかし、大杉も野枝も本当に不自由な時代ておいて、あんなに自由に生きていたのかと。咎められる所業もないわけではないのですが、村山さんの手

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    2024年09月06日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    2つの時代を生きる、同じ人物…?
    「今」を生きる矢崎武志は、ある日行ったことのないはずの土地に覚えがあるという"デ・ジャヴ"を体験する。
    その200年前のある村では、自身の復讐と一族の存続をかけて奮闘する、はやてという青年がいた。
    2つの時代を生きる2人の青年が、奇妙にシンクロしていく、ワクワクする温かみのあるファンタジー。

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    あとがきを含めて読んで良かった。
    「目に見えるものだけがすべてじゃない」というセリフなんてもうありふれている?いやいや、そこをきちんと物語の持っている真意

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    2024年08月25日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    今回も甘酸っぱい恋の話に胸がキュンキュンしました。が、あとがきの作者の高校時代の話が個人的にはすごく好きでした。嫌なものから逃げる=悪いこと、ではないという、好きなものをどんどん選択して取り入れていこうという前向きな作者の考えに元気をもらいました。

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    2024年08月23日
  • はつ恋

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    ネタバレ

    大人の少し余裕があるけれど、若い頃にはなかった悩みがプラスされてからの恋愛。
    作者の私小説なのか?と勘ぐったりして。

    小手鞠るいさんの解説の熱量がとても良かったです。

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    2024年08月23日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

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    お盆休みのせいもあり、読書が進む進む(^O^)笑
    またしても1日で読み終えてしまったおいコーシリーズ!
    今回は勝利がかれんに対して嫉妬したりして険悪な関係になっちゃいましたね、、まぁでも最後は良かった(^^)
    最後のあとがきも面白くってついつい読んじゃってます!次もまた読もう!

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    2024年08月13日
  • 女ともだち

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    女性作家8人が描く「女友達」とは。
    1人目の村山由佳からやられた。大好物ですよ…。
    いいな、こわいな、めんどくさいな…が全部楽しめる。
    阿川佐和子作中の「女がともだちを作るときの条件」が真理だと思う

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    2024年08月06日
  • はつ恋

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    大人の恋愛小説。
    著者のエッセイなどを読んでいる人はすぐ分かると思うけど、これは著者自身の私小説?と思うような設定の数々。本当のところはどうなのでしょう。

    特に何か大きなことが起きるわけではないけれど、房総の自然の描写・季節の移り変わり・隣のお爺ちゃんとの交流など優しい部分と、恋人との深く濃い愛情のつながり、高齢親との関わり方などが交わって、なんとも言えない情緒のある作品だった。

    読後調べてみると、著者のデビュー25周年記念作品で、やはり編集者から「今のパートナーとの幸せな感じを小説でかいてほしい」との要望で書かれたものらしい。
    それなら、かなり赤裸々だなぁとも思った。

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    2024年07月24日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    おいしいコーヒーのいれ方第二弾読めました! 読みやすいからすぐ読めちゃうっ!
    ん〜前回のがキラキラしてて甘酸っぱかったかなぁ〜。
    恋のライバルになるであろう人も登場してきてますますこれからのショーリとかれんが楽しみ(^.^)

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    2024年07月21日
  • 記憶の歳時記

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    村山さんのエッセイ本が大好きだ。
    軽井沢の情景をありありと想像できる文面。
    猫たちが目の前に現れているかのような文面。
    それらがとても心地よく、読んでいると知らぬ間に私の身体は軽井沢や、猫たちのもとに行く。

    背の君のことや、過去の旦那さんたちのことは知っていたが、お母様のことは、ここまで知らず。
    「え?うそでしょ」と思うような数々の言動。
    そりゃ、生き心地が悪かったのは無理ないと思った。
    でも、今は、7匹の猫たちと背の君と、モミちゃんに囲まれて生きていらっしゃる。
    人生、何があるかわからんなーと思いつつ、読み終えた。

    最後の家の独り言も最高。
    良い本を読んだなーと思う。

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    2024年07月15日
  • 命とられるわけじゃない

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    村山さんのエッセイ本は、読んでいてとても心地よいので、すごく好き。
    今回は、もみちゃんが亡くなって一年経った日のこと。
    実のお母さんが亡くなり、そこに運命と言える絹糸登場。
    読んでいて、その出現の仕方や、初めから「この人」って決めているかのようなお絹の行動に、わたしも、もみちゃんが用意してくれたんやー!って思えて、うれしかった。
    しかし、お絹、かわいすぎる。。。

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    2024年07月13日
  • 【新装版】海を抱く BAD KIDS

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    若者が性と死という問題に向き合っていく物語り。
    かなり濃密な性描写もあるが、いやらしさが無い。
    登場人物の心情を表現するのが上手いと思った。
    また身近な人の死に直面する描写や心情もリアルだと思った。
    青春時代だからこそ抱える心の問題。
    それを大海原に例えるような表現が良いと思った。
    様々な問題を抱えたままだけど、最後は爽やかに前向きに終わるの描写がとてもいいと思った。

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    2024年07月09日
  • Row&Row

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    キャリアウーマンな主人公。自宅の一階が美容室になっていて、そこで働く美容師の夫との間に子どもはおらず、マンネリな日々。微妙な夫婦間のすれ違いを描く。題材が不倫なので、好みが分かれるとは思うが心情描写がリアルで面白く、エンタメものとして楽しめる。登場人物に対して吐き気がするほど嫌気がさすのも、作者の筆力だと思うので。個人的にはクールな主人公が好き。主人公の夫を誘惑する、若くてかわいい美登利のことを何か裏があるのではないかって思って読み進めていたのだが、特に何もなくて、こんなものなのかぁと思った。
    黒田部長と昼間から蕎麦屋でお酒を呷る場面が好き。

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    2024年06月25日
  • 風は西から

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    一人の誠実で情熱溢れる好青年の「過労死」。
    それを防ぐことが出来なかった彼女が彼が種まきした人達と共に巨大な彼の勤務先と闘い勝利する物語。
    その過程が丁寧に優しく描かれていたのが印象的で最後は彼の人柄を表すような爽やかな読後感が心地良い。
    女性作家ならではの彼の残像表現も秀逸。

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    2024年06月23日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    ネタバレ

    自分が知らない自分の気持ち
    りつこが「ただの友達」ではなくなっていること、それが意味すること…
    勝利目線で読んでいたから一緒に不意を突かれた。

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    2024年06月11日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    前作のラストから予想されることにすぐ触れるのではなく、時間軸を大きく動かしているのが面白い。
    どう展開するのか読めない

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    2024年06月11日
  • 風は西から

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    大手居酒屋チェーンで働く健介は、激務と過度なパワハラで命を絶つことに。健介の両親と恋人の千秋は、真相を求めて戦いを挑む

    理想論を語り自分に酔いしれる口が上手い人間は、どうも信用がてきないと思ってしまう。政治家然り、どこかの会社社長然り。
    コツコツと弱音を吐かずに仕事する人は、何倍も凄いと思うけど、怒りを持ったり、愚痴をこぼすことも大切だと思う。

    会社という組織は決して慈善団体ではないことは分かっているけど、成長もなく人口が減少していくだけの日本で先の展望も見えない社会は決して健全なものではないと思いました。

    山背の対応ぶりがあまりにお粗末すぎて、この会社の法務部や総務部はキチンと機能して

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    2024年06月05日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    たくさんある恋愛の脚本、芝居の設定を演じている感覚なのかなと思う。1つ終わったらまた次の作品へ。
    どれも嫌いではないけれど、今夢中になっているのは目の前で進んでいるストーリー。

    この先ずっと、奈津は激しく燃え上がって燃え尽きてを繰り返すのだろうか。
    それが不幸なのかどうかはわからない。
    自分が納得する生き方が正解なんだと思う。




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    2024年05月25日
  • 妖し

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    〈怪異〉をテーマに描く、奇譚アンソロジー。アンソロジーって色んな作家さんの話を読めるからお得感がある
    不思議な話もあったけど、一番最後の小池真理子の話は強さがぶっちぎりだった…
    背筋がぞぞーっとして鳥肌がすごかった。
    不思議と恐怖というのはグラデーションで、たぶん私がそんなに怖くない、特に不思議ではないというような感想をもつ話も他の人からすればすごく怖い!不思議すぎてわからん!ってなる話もあるんだろうな
    色んな人に読んでもらって一番好きな作品とか語り合うのが楽しい本だと思う

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    2024年05月11日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    手近な肉欲に抗えず、長期的な視野に立てなくなったのは、焦りを覚えたところもあるのかもしれないが、幸せになることを手放したともいえる。いや、はなから幸せなんて捨ててたのかも。

    結局は解像度が高い人間が勝つということなのか。

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    2024年05月09日