村山由佳のレビュー一覧

  • 遥かなる水の音

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フランスの都市からモロッコの様々な市街地を経てサハラ砂漠まで大切な人の遺灰を弔う物語で、
    ロードムービーを観ているかの様な感覚で読み入り浸りました。純愛小説にはとどまらないスケール感があり今までの作品とはまた異なった純度に満ち満ちたインパクトで、異国情緒ただよう感動的でもある作品でした。

    0
    2023年06月07日
  • 放蕩記

    Posted by ブクログ

    どこまでが村山さんの自伝なのかは分からないけど、少し特殊な家庭環境があったが故と夏帆自身の情欲と感性が独自のモノがあったために、性や生に深く纏わる人間の欲望がリアルに描けるのだと改めて思いました。母の存在は言うまでもなく
    理解者としても父の存在もこの上なく大きく感じました。

    0
    2023年06月02日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

    Posted by ブクログ

    村山由佳さんの小説は、まるでサスペンス映画を観ているかのよう。
    ハラハラドキドキしながら、どうなっていくのだろう…とページを捲る手が止まらない。
    読み手ににとても体力を使わせる作家だと思う。
    登場人物に共感できるタイプがほぼいないにもかかわらず、引き込まれてしまうのは、会話がものすごくリアルだから。膨大なセリフが飛び交い、目の前で始まった諍いに自分も巻き込まれていきそうな臨場感がある。
    お嬢様育ちで、悪意のかけらもなく、薔薇を自分の子供の様に慈しんで育てていた咲季子が、事件の後にとった行動は、理解できるとかできないとかの範疇を超えて、そうすることが一番自然なことのように私にも思えた。
    自分の中

    0
    2023年05月29日
  • 【新装版】BAD KIDS

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふわふわ浮遊するみたいな不思議な読後感だった。
    それは多分結末めいた結末が描かれていないからだと思う。
    これから都のお腹の中の子はどうなるのか北崎は帰ってくるのか、隆之と宏樹の関係はどう変わっていくのかわからないけれど、都と隆之の間にある穏やかな空気がたまらなく愛しかった。

    当人以外の人々には愛だ恋だと揶揄されてしまう2人の関係は本当に綺麗だと思う。

    私も誰かと一つのアメーバになりたい。ただそれだけ。

    0
    2023年05月26日
  • 【新装版】BAD KIDS

    Posted by ブクログ

    この本を読み終わった今、学生時代を思い出して胸がチクチク痛んでいる。特別華やかな思い出がある訳じゃないけど、なんだかんだで楽しかったな。

    自分の気持ちを抑えてまで、相手の為に動くって言うのは相当な愛と思いやりだよなー。

    0
    2023年05月10日
  • 遥かなる水の音

    Posted by ブクログ

    一人の青年の「僕が死んだら、その灰をサハラにまいてくれないかな」という希望を叶えるために、青年の姉、恋人、友人2人の4人が共にモロッコへと旅立つ物語。
    モロッコの美しい景色の描写が見事で、まるで共に旅をしているかのように楽しめた。
    また、ガイドとの会話の中でイスラム教の「ラマダン(断食)」に対する考え方についても触れていて、これも印象深かった。

    0
    2023年04月30日
  • ダブル・ファンタジー(下)

    Posted by ブクログ

    坊主のくだりとかクソかと思ったけど。
    みんな同じ、結局そんなもん。どちら側にもなりうるということかしら。これ、最後まで読まないとなやつですね。
    自由とはさびしい。そこは共感できるなー。
    結局のところ不倫してる岩井先輩はあれやねんけどなんか嫌いにはなれない。

    0
    2023年04月30日
  • ありふれた愛じゃない

    Posted by ブクログ

    未熟だがまっすぐな年下彼氏との婚約に満足していたはずの真奈が偶然再会したのは、社会不適合だが危険なほど官能的な元カレだった-。楽園の島タヒチで真奈が選んだ愛とは

    0
    2023年04月20日
  • アダルト・エデュケーション

    Posted by ブクログ

    欲望に忠実だからこそ人生は苦しい-。弟を愛するあまり、その恋人・千砂と体を重ね続けるミズキ。千砂はその愛撫に溺れ…。「最後の一線」ほか、自らの性や性愛に罪悪感を抱く12人の不埒でセクシャルな物語12編を収録。

    0
    2023年04月20日
  • ミルク・アンド・ハニー

    Posted by ブクログ

    ダブル・ファンタジーの続編。創作の鬼に導かれるように夫との穏やかな暮らしを捨てた脚本家の奈津。性の深淵へと次々に分け入ってゆく奈津の自由と孤独の姿。

    0
    2023年04月20日
  • ダブル・ファンタジー(上)

    Posted by ブクログ

    この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう-。35歳の奈津は、尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。もう後戻りはしない…。官能の愛の物語。

    0
    2023年04月20日
  • 天使の柩

    Posted by ブクログ

    歩太シリーズが完結した
    最後よかったな。
    新しい女の子は幸せにどんどんなってほしい

    お母さんの肉じゃがの話、よかったな

    0
    2023年04月14日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

    Posted by ブクログ

    感想
    春の空気の匂い。命が芽吹く季節には心も揺れ動く。引きずってる過去はあるかもしれない。それでも目の前のときめきを大事にする。みんなそう。

    0
    2023年03月23日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

    Posted by ブクログ

    「ついに堂本と結ばれるのか?」と思った後のあの微妙な展開がすごくリアルでモヤモヤした気持ちになった。

    ★印象的なフレーズ
    「強引さは、優しさだった。」

    0
    2023年02月26日
  • 天使の柩

    Posted by ブクログ

    天使シリーズの最終章としてふさわしくて読むのが楽しかった。登場人物がそれぞれ心に傷を持っていてまた新たな出会いや、惹かれ合う存在に触れ合うことにより他者や自分に向き合えかるようになっていく。歩太が最終的にまりとの出会いを通じて、彼ばかりでなく周りの人達までも数珠繋がりのように救われ、前向きになる姿が感動しました。

    0
    2023年02月23日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

    Posted by ブクログ

    ついに会えたよーーー号泣。
    もう辛くて辛くてずっと泣きながら読んだ。
    最後見届けたいけど終わってほしくない…複雑……!!

    0
    2023年02月19日
  • 天使の梯子

    Posted by ブクログ

    小説を読み始めたのは最近で僕は鈍感だから、この題名を意識してなく天使の卵との繋がりを感じたのは物語半ばだったです...。何かすごく似ていても読んだことがあるなと思うとやはり続編だったので納得しました。
    恋愛経験をしたことが自分にとって、女性ばかりか「歩太」くんや主人公もこんなにも心情や思慮が繊細で巡り混じっていて、それを秀逸に描写している村山さんは尊敬します。

    0
    2023年02月16日
  • 【新装版】BAD KIDS

    Posted by ブクログ

    登場人物の恋愛や性に対して、弱冠、高校生ながらも戸惑いながらも前と進もうとする描写が繊細に描かれている。

    0
    2023年02月14日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

    Posted by ブクログ

    『1 猫のいた日々、いない日々』『2 住まいと、猫と、恋愛と』『3 見送る覚悟』『4 いつか、同じ場所へ』4章で構成されたエッセイ集。

    著者が愛してやまない「もみじ」とのさいごの1年がリアルタイムで綴られています。

    我が家は犬飼いで、猫と暮らした経験はないけれど大切な家族を失う悲しみ、寂しさが切々と伝わって来ました。

    特に4章からは涙が止まらない。

    痛みを失くして早く楽にさせてあげたい気持ちと永遠の別れが訪れないで欲しい気持ちのせめぎ合いで辛かった。

    こんなにも深く皆に愛されたもみじ、幸せな生涯だった事は間違いない。

    0
    2023年02月12日
  • はつ恋

    Posted by ブクログ

    自分と同じ関西人で同年代、幼なじみ同士のほっこりする恋愛物語で、最後まで幸せな気持ちになれるストーリーだった。

    0
    2023年02月01日