【感想・ネタバレ】雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IVのレビュー

あらすじ

親父が再婚するぅ? 突然のビッグニュースに、福岡に単身赴任している父を訪ねた勝利。父と息子、男同士で過ごす夜、5歳年上のいとこ・かれんへの思いをはじめて打ち明ける。まだまだ秘密にしなければならない恋だけど、少しだけ、前進。なのに美術教師のかれんには彼女に思いを寄せる同僚がいるし、大学生になった勝利は、陸上部のマネージャーから告白されて…。公にできない恋ゆえの悩みが続く。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

考えすぎてしまう
ここまでもシリーズで、いちばん胸の締め付けられる1冊だった

人間の欲は底を知らず、
慣れるのが上手い生き物

大好きで舞い上がっていたあの時は何処、
今では愛ゆえのその先を想像してしまう。

何度確かめたって君の気持ちを確かめなきゃ気が済まない、自分が惨めになる。

ある程度のどうでも良さ、
側からの視点を持ち得ない限り、
苦しみ続けるのでは

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目。
1作目から読み進めてきたが、今のところ、一番面白かった。

それぞれが成長していく感じが読み取れ、自分自身も成長していかなければならないな、と思った。

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2021年01月28日

Posted by ブクログ

良かったー!表情がわかるかのような文、簡潔でもどかしさの醍醐味を味わえた!
わかる、わかる!ショーリの気持ちわかる自分。
飽きがない

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2017年05月19日

Posted by ブクログ

今回は波乱の巻でしたが、すごく良かったです。
心にしみるいい言葉がたくさんありました。とても温かくなるし、よく理解できました。
次も楽しみです。

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2014年08月22日

Posted by ブクログ

かれんは成長しようとして
ショーリは嫉妬に苦しんで。。。

恋愛は、最初は一緒にいるだけで
幸せかもしれないけど、
どんどん成長していかなきゃ
いけないんだろうなって思った。

さーっと読めるんだけど
自分と重なる部分がいっぱいあって
ちょっと考えさせられた。

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2012年07月04日

Posted by ブクログ

ラストシーンのかれんを抱きしめたくてたまらん。そんな小説。

「少なくとも僕は、箇条書きでかれんを好きになったのではなかった。彼女の全部が、ほんとうにどこもかしこも全部が好きなのだ。」

この主人公のセリフは真実だと思う。

農業が好き。ガンダムが好き。色んな「好き」に当てはまるなぁ。

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2012年06月28日

Posted by ブクログ

お盆休みのせいもあり、読書が進む進む(^O^)笑
またしても1日で読み終えてしまったおいコーシリーズ!
今回は勝利がかれんに対して嫉妬したりして険悪な関係になっちゃいましたね、、まぁでも最後は良かった(^^)
最後のあとがきも面白くってついつい読んじゃってます!次もまた読もう!

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2024年08月13日

Posted by ブクログ

シリーズ第四作。勝利の父親が交際していたのは、勝利の初恋の人・明子姉ちゃん。自分に対する自信の無さから嫉妬深くなる勝利。クリスマスイブに大喧嘩をしてしまう二人。マネージャー・星野りつ子とのハプニング。大晦日から新年を迎えながら、やっと仲直り。まわりは雪が積もっていた。指輪をもらって喜ぶかれんの描写が読みたかったな。

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2023年11月24日

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以前と比べて2人の心情に変化があったように感じた。こうやって人は成長していくのだろう。
自分では不安で辛くてたまらないのにショーリ自身もどっちつかずの行動をしてしまいかれんにも同じような気持ちにさせていたことに気づけなかったこと。私自身にも置き換わらないように気をつけよう笑
次回はどんな成長が見られるか楽しみよ!!

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2023年10月10日

Posted by ブクログ

恋愛にはよくある展開だけど、分かっていても引き込まれてしまう。村山由佳さんの表現力のすごさに感銘する。面白くてすいすい読めるのに、後半に入ってからの物語の展開に1ページずつ重みを増すような感覚に陥る。そういうところもすごくおもしろい。このシリーズを読んだら別の作品もぜひ読んでみたい。

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2022年12月12日

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お互いに想っていることは確かなのに、すれ違うふたり。スキー旅でのゴタゴタは、恋愛モノに相応しいシチュエーション!勝利、しっかりしろ〜!

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2021年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目次
・WE'VE ONLY JUST BEGUN
・GOOD FOR YOU

夏休みの最後、父親の再婚話を聞くためになぜかかれんと二人で福岡に行く話と、クリスマスにかれんに指輪を渡す予定が、ケンカして気まずい二人は大みそかまでこじらせてしまう話。

なんかグルグルするだけで、全然話が進展していかない。
24歳と19歳の、同居している男女で、ここまで何もないってどう?

っていうのは、まあ、しょうがないにしても、ここにきてこの作品の気に入らない理由がわかった。
大人が、きちんと書かれていないことだ。
ラノベでもヤングアダルトでもいいんだけど、主に青少年をターゲットにした作品なら、余計に大人をきちんと書いてほしいのだ。

単身赴任をしても、自分の身の回りすらちゃんとできない勝利の父。
そのうえデキ婚で再婚って、自分を律することも出来てないってことじゃないか。
今まで息子に身の回りのことをすべて任せ、それができなくなったら若い女の子にやってもらう?
そんな父を子どもは尊敬できるのか?
私なら軽蔑する。

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2021年03月02日

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シリーズ4作目。ショーリの父に何が起きたか分かる回。結構びっくりな展開。

「人は自分よりすべての点で劣る者に恋をし続けることはできない」
ーーーなるほどなー。確かにそうかもしれない。夫婦間では恋とは異なるかもしれないけど、愛情も同じようなものかも。自分も日々成長するように努めなければと思った。

「相手を喜ばせることで自分も喜べて、自分の喜ぶ顔がさらに相手を喜ばせることができるとしたら、それはたぶん理想的な関係だ。だから僕らは贈り物をしあう。物を贈るという行為は、同時に「あなたがいてくれるから孤独じゃない」というメッセージを相手に送ることでもあるのだ」
ーーー贈り物の本質を考えたことはなかった。こういう風な考えもあるんだな。

ショーリとかれんが少しずつ人間的に成長していくのが感じられた。最後仲直りできてよかったけど、ショーリは罪な人間だな〜。

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2020年12月05日

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かれん「二人のうちどちらか片方でも、自分一人で立っていられないような人間だったら、そんなの、恋愛じゃないでしょ?」

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2014年10月05日

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この巻では、結構いろいろと動いたかな?
お父さんの意外な再婚、星野との関係、何より今までショーリに頼りっぱなしだったかれんが自立しようとしたことでしょうか(24歳でやっとという感も否めません)。
大人びているショーリも、子供っぽい嫉妬をして19歳らしい側面を見せるのも良かった。
かれんは無自覚で軽率だからショーリの怒りも判る気もするけど。

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2014年09月20日

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おいコーシリーズ第4段

かれんは未来を見て成長

ショーリは目の前のことに囚われて足踏み

今までよりも明らかに変化の兆しをみせる物語

ショーリの嫉妬、昔の自分と重ね合わせて読みながら熱くなる

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2013年06月04日

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少しずつ進んでるね~。ニヤニヤ。
星野さんカワイ素す。あんなに言われたことないなぁ。
勝利モテ男かお前。リア充しね!うわー

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2013年04月20日

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複雑な環境のなかで恋する二人の物語に夢中になって読みました。ハラハラしたり、暖かい気持ちで読めたり、と様々な場面にとても惹きつけられたシリーズの一つです。

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2012年10月29日

Posted by ブクログ

かれんと勝利の恋愛もさることながら、人間的な成長の過程での苦悩もとても身に沁みる。
「依存するだけではだめで、お互いが自立を常に考えていかなければならない。」

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2012年05月23日

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『おいしいコーヒーの入れ方』シリーズを知って続けて読んでいるけどタイムリーで読んでいたら次作が待ち遠しくてたまらなかっただろう。世代は違うものの、この甘酸っぱい恋愛は思い出しても楽しめる。シリーズ完結まで待たずに楽しめると思うとニヤけてしまう。

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2020年07月25日

Posted by ブクログ

読み終わるまで長いことかかったけど(寄り道しまくってた)、後半は一気に読んだ。だから正直後半しか覚えてない(笑)
漫画みたいにするする読める。でも浅くない。

ショーリ君みたいな年下の子、いいなぁと思う。優しいけどしっかりしてて男っぽい、料理もできるし年上に変に期待していない。
大学生にしては出来過ぎだ、女性の作家から見た「男」だからかと思いかけていたら、すごく嫉妬深いというか、自信のない部分もあって、そこは等身大の大学生かもと思った。
でもここで、「あっそ、俺に興味なくなったならもういいさよなら」とならずにちゃんと向き合おうとするところが、健気だし大人。こんなに反省して、一緒に成長してくれる大学生。良いなぁかれん。
試験管の話が好き。2人の関係性がすごく良い。

ショーリ君の考え、「他人に何かしてあげるのは自分の幸せの為」。前に読んだ辻村深月の『ぼくのメジャースプーン』でも、「人間が泣くのは自分のことが可哀想だから泣く」と書かれていて、似ているのかもしれないと思った。
「情けは人の為ならず」が思い浮かんだ。
そうなのかも。それでいいのかも。

男の子側の心情が読めるのは楽しいしドキドキする。男性作家が書いたら、やっぱり違ってくるのかな。恋愛系はそんなに読まないから分からない。

丈のファインプレーがすごい(笑)良い相棒だなぁ。

あとがきがまた、「あとがき」と言うより1つのエッセーのように内容が濃い。作者が小説を書きながらもなお学んでいる感じ。ただ面白いだけじゃなく、こういうことを言いたいから書いているんだという、人生の教訓のような言葉。

雪の降る音、私も聞こえると思う。

20190306

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2019年03月07日

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かれんと中沢の務める高校で文化祭がおこなわれ、勝利はライヴァルの中沢に対する嫉妬に苦しめられます。そんな彼は、りつ子が勝利への想いをかれんに告げたために、かれんがひそかに苦しんでいたことにも気づかず、二人の関係にすこしずつ齟齬が芽生えはじめます。

これまであまり進展が見られないまま、大きな波風もなく展開してきた勝利とかれんの恋でしたが、中沢とりつ子の二人が積極的に動くことで、若干ながらシヴィアな展開も見られるようになってきました。

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2018年11月02日

Posted by ブクログ

話の途中で出てくる洋楽ナンバーがすごくオシャレだ。
2017年の今となっては、流行りの文体とは言えない表現だが、それが逆にタイムスリップしたみたいでおもしろい。

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2017年06月26日

Posted by ブクログ

「彼女の目を自分のほうに向かせておきたければ、僕はそれに値するだけのものをどんどん身につけていかなければならない・・・なぜなら、人は自分よりすべての点で劣る者に恋をし続けることはできないから」
その通りだと思う。

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2015年06月30日

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なんだかんだで、かれんはやっぱり年上なんだよなーって思いました。勝利より5年長く生きてる分色んな経験をしたり見てきたりしてるんです。
勝利はかれんに追いつきたいと思うなら、まずそこを認めないといけないと思うのです。
後半の雰囲気が悪すぎて、前半の勝利パパのスキャンダルはあっという間に隅っこに追いやられた気がします。

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2014年08月20日

Posted by ブクログ

この巻では少し周囲に変化があり、次のステージに移った感じでした。

大学生になり、父親にも変化があり、どうなっていくのかなーと思います。
著者の作品はバッドエンドが多いので、
この作品では是非ともハッピーエンドにして欲しいです。

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2013年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お父さんの再婚相手は、初恋の近所のお姉さん(O_O) ネタに使ったはいいが、勝利がどう感じたか、それをかれんがどう感じ取ったか、村山由佳の中でうまく処理しきれていないまま、書いている気もする。恋愛、結婚について娘は母親に相談するものだが、息子は父親にあまり相談しないものだ。あとがきに書いているとおり、もう作者が完全に勝利目線で、男女だけを逆転させて書いている。行動はわりと男の行動をうまくトレースしているが、嫉妬など感情の動きは女性の動きのまま。ま、それも含めてこのシリーズを楽しむべきだろうな。第二章は、ラノベのお約束、温泉回。けんかして最後にラブシーンで仲直りともう既にパターン化し、平成の寅さんの印象。それはそれでこの作品の魅力になってる。
文庫版のあとがきは含蓄ありますねぇ。自分が思っていることと同じことを文字にしてくれていて、すばらしいです。

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2013年03月16日

Posted by ブクログ

だんだん話が変な方向に進んで、キャラ設定もちぐはぐ感が出てきたぞ~。
ショーリが女々しくなってきた。
もっと男らしく、強くならないと体育会系のイケメン男子じゃないと思う。
この本が書かれたのがちょうど10年前。
まだ草食系男子という言葉もない頃だが、景気後退に嫌気がさすほど時間が経ち、また女性が強くなり始めた時期。
この頃は女性から見たら、こんな男子が良かったんだろうか?と世相まで勘ぐってしまう。
こんなところも、トレンディー・ライトノベルを読むときの楽しみなのかもしれない。

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2013年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

父の再婚。
俺に母親は必要ないけど、父にパートナーは必要なんだというところがぐっときた。

かれんとの恋も、少しずつだけど進んでいく。
嫉妬に苦しむ勝利。
自信って何なのか。嫉妬とは、自信のなさの表れではないか。
「信じてもらえない」ことのつらさはどうすればいいのか。

公にできない関係の2人が、今後どのように自信をつけていくのか、楽しみ。

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2012年12月28日

Posted by ブクログ

おいしいコーヒーの入れ方第4弾。

丈の巧みな作戦で、福岡の父親の元へかれんと二人で出かける事になったショーリ。できちゃった結婚で父と結婚する相手は
昔隣に住んでいた初恋のおねーさんだった。

第4弾はちょっと変わっていた。
かれんが独り立ちしようと頑張っている。
それを見たショーリは焦ってしまう。
焦りからか、嫉妬、束縛、ケンカに発展。
かれんも最初のうちはやさしく包んでいた。が、ショーリの執拗な嫉妬に苦しむ。
ショーリもマネージャーのりつ子に告白され、無理やりキスをされてしまう。その場面を目撃するかれん。
初めてのかれんの家出。

それをうまく取り持つのが丈だった。いい仕事してるね(・∀・)
かれんも嫉妬していたと、ショーリに嫌われるのじゃないかと気が気でなかった事が判明。
大晦日にやっと仲直りが出来て、クリスマスにプレゼントし損ねた指輪も渡すことが出来た。

さぁ、またこれからどうなっていくのでしょう?


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親父が再婚するぅ?突然のビックニュースに福岡に単身赴任している父を訪ねた勝利。父と息子、男同士で過ごす夜、5歳年上のいとこ・かれんへの思いをはじめてうち明ける。まだまだ秘密にしなければならない恋だけど、少しだけ、全身。なのに美術教師のかれんには彼女に思いを寄せる同僚がいるし、大学生になった勝利は陸上部のマネージャーから告白されて。おおやけにできない恋ゆえの悩みが続く。

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2012年08月27日

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