感情タグBEST3
Posted by ブクログ
うっわーーーーーーよかったあ!大人になってから高校生が主人公の作品読むとあんまり入り込めずにイライラとかしちゃいがちだったけど、村山由佳さんの表現が上手いんだろうなあ、、自分が高校生の時にあんなことで悩んだり傷ついたり生きてたよなあってのをリアルに思い出してきて没頭しながら読んじゃった
玉城ティナちゃんの解説まで良かったです
Posted by ブクログ
物語のすべて、解説の玉城ティナさんの文章の最後に至るまで、私の心の穴を通して、海の波が打ち寄せて注ぎ込まれるようだった。読み終えてそんな感覚がした。
お互いの心に空いた穴をうめたい。うめてほしい。自分では気づかずとも、穴を見せ合えた相手とそうなれたらいいと願っている。
まだ高校生の2人の、刹那を乗り切ることで必死に生きていこうとする姿に、涙が溢れてきて止まらなかった。良い作品に出会えて幸せだと思う。
Posted by ブクログ
ストーリーは勿論だが、え〜そういう表現するんだ、って思うところが多くて読むことが楽しかった。この人の書いた本をもっと読んでみたいと思える本です。
最初はストーリー結構とっちらかってる?と思ったけど、綺麗に収束していく。
綺麗では無いかもしれないけど、どの話題にもなにか共通のテーマがある…。
改めてあらすじだけ見ると「チャラ男」と「真面目な優等生」の話っぽく見える。ただ読み終わった後は面白いくらいそんな印象がない。リアルもそんなものなのかもね
Posted by ブクログ
生き物としての自分らの運命に、医学という武器でもって対抗してきた。死ななくてもいい命をたくさん救ってきた。そのことを否定するつもりはない。
しかし、人間だけが特別であるわけがない。人間も老いれば死ぬ。体が弱くても死ぬ。それが、各々の寿命ってもんだ。それが自然の摂理だ。
Posted by ブクログ
村山由香さんは官能的に過ぎることもあるけど、まっすぐで優しい文章を書く人でもあると思っています。だから心にすんなりと入ってきてしまうんでしょう。