村山由佳のレビュー一覧

  • 夢のあとさき おいしいコーヒーのいれ方 X

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    ひとまず無事に二人が結ばれて良かった.
    毎度似たような流れで揉めて戻って終わりになるけど,柔らかい雰囲気の優しい文章だから10巻続いても飽きずに読めるんだと思う.

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    2014年10月01日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    前半はマスター・由里子さん・原田先輩という珍しい人物の視点から描かれ、後半はようやく勝利に戻る。
    予期せぬ事態から急遽日本に帰ることになった勝利。
    裕恵さんの「あなたたちこそ、自分の席がいつ消えてなくなるかを心配した方がいいんじゃないの?」というセリフが好き。
    かれんとも再会して、この先どうなるのか。
    まだ続くのかと思いつつも、もうすぐ終わるのかと思うと少し寂しい。
    でもまた来年か、長いな。

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    2014年09月29日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

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    この巻では、結構いろいろと動いたかな?
    お父さんの意外な再婚、星野との関係、何より今までショーリに頼りっぱなしだったかれんが自立しようとしたことでしょうか(24歳でやっとという感も否めません)。
    大人びているショーリも、子供っぽい嫉妬をして19歳らしい側面を見せるのも良かった。
    かれんは無自覚で軽率だからショーリの怒りも判る気もするけど。

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    2014年09月20日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    苦肉の策ってことでしょうか。今回はマスターと由里子さん、原田先輩、勝利と4人の一人称。

    一人称の最大の欠点は主人公がドツボにハマったときにすくいあげられるところが難しいということでしょうか。
    前々から思ってたことですが、物語として風見鶏から追い出される必要はあったんだろうけど、そもそも勝利の失敗って一番最初の豆の挽きすぎ事件は別にして、マスターにも非がないわけじゃなく、由里子さんの家庭環境と共に作者の”計算した狙い”が露わで残念。
    日本語は美しいのにねぇ…。

    後書きによると、ラスト1…なのか。
    だから、夏イチに間に合わなかったのか。
    気になるところです。←えっ?そこ?!

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    2014年09月19日
  • 野生の風

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    (注:はげしくネタバレです。これから読む人は読まない方が...)
    「村山由佳ならこれ」というツイ友の勧めで読んだ本。家には他に何冊かあるけど、読まず嫌いw。
    25歳の草木染め作家が奥さんと子どもを失くした中年のカメラマンと、東西の壁崩壊当夜のベルリンで出会い、8ヶ月後、ケニヤで劇的な再会をして...っていう物語。ところが、主人公が高校時代にカレシを奪った同級生の編集者が偶然このカメラマンに夢中で...。
    こうやって書くと陳腐な話だけど、はっきりとイメージが浮かんでくるアフリカの自然や、ドライバーとの交流、カメラマンの助手/義理の弟の描写はさすが。
    でも、一度だけ男女の仲になった編集者が妊娠して

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    2014年09月02日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    (14.07.25)

    年に一冊のペースに戻ったおいコーシリーズ。本日試験の発表があり、うなだれながら読んだ。

    今回は色々と進展があった。

    マスターとかれんの告白、若菜の回復、森下家の事件、そしてショーリの緊急帰国。いつもながら読む手が止まらず、あっという間に読み切ってしまった。


    マスターの妻、由里子の回想の中の言葉で、今の自分にとって特に印象的なものがあった。

    「うまくいかないからといってやめてしまったら、その失敗は「挫折」のままで終わるけれど、もしそれを次に活かせたならば、得ぎたい「経験」へと変わる。」

    来年こそは…

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    2014年08月01日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    身籠った子どもを自分の中で喪った母親の心の変化を物語にするなんて、なんて難しいことを…。というのが素直な感想。子どもを持ってから読んだらまた違って響くんだろう。

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    2014年07月31日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    大好きなシリーズの最新刊、久しぶりに。読み返す度に自分が大事にしたいものを確認させてくれる。前ほど心に刺さる感覚はないけれど、少しずつ前に進もうとする人たちの話は素敵。

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    2014年07月31日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    はわわ。

    重たいストーリーになるような、伏線はいくつも敷かれていたのだが、このようになるとは。

    少し、展開が進みました。続きが気になります。

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    2014年07月21日
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

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    嘘は嘘でもよい嘘もある。

    心がつながっているならば、相手を思うためなら嘘をついてもいいのかも!

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    2014年07月21日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    前半は、マスターと原田先輩の視点で物語が進んでいく。
    後半は、勝利の視点で物語が進んでいく。
    そして、やっとでオーストラリアから戻ってきた勝利。
    事故の傷は癒えるのかな?

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    2014年07月21日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    誰一人として、勝利くんを罰しようとしなかった。その結果、彼はあそこまで追い詰められたんです----。中沢の言葉を反芻しながら、風見鶏のマスターは、自分がかれんの兄であることを花村家に告げに行く。由里子さん、若菜ちゃんもそれぞれのつらい経験を乗り越えようと、一歩ずつ足を前に進める。あのとき以来、時間がとまったままの勝利だったが、急遽オーストラリアから帰国することとなり・・・・。(背表紙より)

    1時間半で読み終わった・・。あーもうイライラするわー(笑)。もっと話、すすまんかいっ!って感じです(笑)。相変わらずマンガを読んでいるような感覚ですが、これがめっちゃ面白いんですわー。私的には(笑)。

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    2014年07月19日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    村山先生のあとがきにあったけれど、このシリーズが世に出てから20年がたったのか。
    その時、ショーリやかれんと同世代だった人たちも今じゃ後輩、いや子供を見る目線になってきている年代だろうなぁ。
    ストーリーに動きが見え始めたし、ここからクライマックスへ一気にいってほしい。
    人への愛情が溢れている作品だった。電車の中で読んでいても涙腺が緩んで大変だった。

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    2014年07月17日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    最近のおいコーは読むのが苦しくて辛い。かれんを抱きしめたところで涙が出た。苦しくて、もどかしくてたまらなかった。ふたりが幸せでありますように。続きを早く読みたい。

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    2014年07月13日
  • きみのためにできること Peace of Mind

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    好きって気持ちに理由なんてないし、人の気持ちはほんとにずるいなって思う。でも2人を好きになってもその気持ちをちゃんと別に考えられた俊くんはすごいと思うよ。えらいとは思わないけど。恋愛ってほんと難しい。大切なものを大切だってなんで気づけないのかな。

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    2014年07月04日
  • 翼 cry for the moon

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    ちちのじさつ、学校での苛め、母には徹底的に拒まれて・・・。NY大学の学生、篠崎真冬は心に深い傷を抱えて生きてきた。恋人、ラリーの幼い息子ティムも、実の母親から虐待を受けて育った子供だった。自分の居場所を求めて模索し幸せを掴みかけたその時、真冬 マフィにさらなる過酷な運命が襲いかかる。舞台は広大なアリゾナの地へ。傷ついた魂は再び羽ばたくことができるのか。

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    2014年05月09日
  • 約束 村山由佳の絵のない絵本

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    私が読んだのは絵も入っている、約束だけが入った本。

    とても重いテーマのお話ですが
    悲しいということに終止せず
    タイムマシーンとは、生きていくこととはなんなんだろうと考えさせられる一冊でした。

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    2014年05月06日
  • 野生の風

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    色や匂いなど、様々な感覚器官を刺激する表現で溢れています。

    まだ見ぬサバンナの光景、野生動物の荒々しさ。
    これまで読んだことがないくらい鮮明に想像されました。

    ストーリーとしては斬新な展開や大きなどんでん返しなどはないのですが、表現が豊かで、さらに登場人物の個性が強いため、非常に印象に残る1冊でした。

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    2014年03月19日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    勝利がオーストラリアに行っている間の、丈目線で語られる日本サイドの話。
    丸々一冊丈なのが新鮮。そして勝利とは違う語り口に彼らしさが溢れ出ててます。
    姉思いな丈、いい奴だ。
    みんなそれぞれ苦しんで、それでも一歩ずつ前へ進もうとしている。
    久しぶりに読み応えのある一冊でした。
    ついにマスターが…!!!

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    2014年03月15日
  • 遥かなる水の音

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    <僕が死んだら、その灰をサハラにまいてくれないかな>。亡き周の希望を叶えるために共にモロッコへと旅立つ4人。いまの恋愛関係の行き先に不安を覚える姉・緋沙子。近づきつつある老いに怯えるゲイのフランス人、ジャン=クロード。ふとしたはずみで身体の関係ができ、気持ちの整理がつかない幼なじみの浩介と結衣。愛の深さ、強さとは。そして生きることとは。様々な愛の形を浮き彫りにする。

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    2014年03月11日