村山由佳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「男ともだち」の解説を書いていた著者だったので、書店で見つけて購入。
真奈のような決断ができる女性が心の底からうらやましい。職場のお局からいびられながらも、自分の仕事に誇りをもって楽しくこなし、年下の彼氏とは順調。このまま結婚かというタイミングで経験したタヒチ出張で昔の恋人と再会する。
背表紙の概要で元彼と再会と見たときは、タイトルも相まって、よくある恋愛小説かな?と思ったけど、全然違った。
タヒチの描写がとっても美しくて、まるでその場にいるような気にまでなれてしまうし、年下彼氏の勘の鋭さや、彼からのちょっとした一言にカッとなってしまうシーンなどは、リアルでこちらがどきどきしてしまうほどだった -
Posted by ブクログ
「NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。」で紹介された、
作家たちと猫の関わりを、たっぷり盛り込んだ猫愛溢れる本。
1 はじめての猫・・・角田光代、吉田修一
2 いつでも猫・・・村山由佳、柚月裕子
3 これからも猫・・・保坂和志、養老孟司
猫対談、猫写真、猫作品(小説、エッセイ、短編)での構成。
「NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。」紹介有り。
PROFILEは作者と猫たちを紹介。
インタビューでは、著作に関する話と飼い猫の話。
あ、飼い・・・じゃなくて相棒とか家族っていった感じですね~。
それらと小説、エッセイ、短編には、猫に対する眼差しと
愛を感じる言葉が迸っています。そして作家と彼ら -
-
Posted by ブクログ
表紙のかわいいコに目を奪われ思わず手に取りました。が…そうか、このコはもうあちらに逝っちゃったのか…
村山さんの著作はほぼ読んだことがないのですが、経歴(離婚やら同棲歴やら?引っ越しや飼ってた動物が増えたり減ったりとか?)をなぜか目にすることが多く、本書は写真集にむしろエッセイ(?)がついてる体なので一層親近感がありました。
それにしても自慢するだけある美人さん!
かなしいはずなのだけど、関西弁の上から目線の言い分を読んでいたら何だかほっこりしてきます。
ある程度時間が経ってるからでしょうかね。
こちらの前に出たもみじちゃんの本は読んでませんが、きっとそちらは日が浅いうちの文だからもっと切