村山由佳のレビュー一覧

  • 翼 cry for the moon

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    主人公悲惨過ぎだろ。かつ、狙いすましたかのように義弟がネイティヴアメリカンって設定もあざといよな。癒すために敢えて傷付けるような物語立てなような気がして。と言いながら後半はスピード感あって結構楽しめた。フラッグスタッフとか自分の訪れた事のある地名が頻出するのもなかなか楽しかった。

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    2016年02月29日
  • アダルト・エデュケーション

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    これを読むと自分は何を許容できて何は出来ないのかがとても良くわかってしまう、なかなか怖い本。単純にエロくて楽しめもする。女性向けに書かれたとのことで、これを読んだ女性がどう感じるかを聞いてみたい。どこまでかリアルでどこからがファンタジーなのかを聞けば、その人の性に関する価値観がはっきり見えそう。しかし作家とは業が深い。

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    2016年02月24日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    小説のラストと作者さんのあとがきから、これから辛い場面になるのだろうなと薄らと想像できます。
    主人公の成長のために試練を乗り越える展開はありだと思うけど、それが自分自身に降りかかる不幸ではなく、他人を不幸にしてしまう展開になりそうなのがやるせないです。
    バッドエンドにはならないという作者さんの言葉を信じて最後まで付き合ってみようとは思っていますが、村山さんの作品は後味が悪いこともあるので、覚悟もしておきます。

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    2016年02月04日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    今回は森下家の三角関係がメインで、ショーリとかれんの間は、思わせぶりな記述があったのみで進展していませんが、好きになってはいけない人を好きになるというテーマは面白かった。
    個人的には、恋愛の形も、幸せの形も人それぞれだと思っているけど、今回の秀人さんみたいな人はちょっと押しつけがましいように感じるし、好きになってはいけない人って、いるんじゃないかなと、この作品を読んで感じた。

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    2016年02月04日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    たまにはこんな恋愛小説以外のなにものでもないような作品もいい

    筋は最初からわかりきってたけど、
    ところどころにいいなぁって思う描写があったりして
    さらっとあっというまに読めました

    男性から見た、世の中の年上の彼女像はこんな感じなのかな

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    2016年01月30日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    とにかく瞳子に尽きる話だと思った。こういう再生の物語は嫌いじゃない。村山由佳は失った想いについてをよくモチーフにするんだな。ラストで瞳子とセックスするのは、最初から予感があったけど、どうもノルウェイの森のレイコと重なった。

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    2015年12月10日
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

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    勝利がどんどん俺様になっています。笑
    後半にかれんが積極的になるのは、共感してしまった!笑
    勇気出したんだろうなぁ…

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    2015年12月07日
  • 天翔る

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    久々の村山本。

    エンデュランスについてはほんのちょこっとの知識しかなかったものの、本質はそこじゃないんですよね。いつだかのと同じ、再生の物語。

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    2015年11月27日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    珍しく(?)かれんとショーリの関係は安定しているけど、最後の終わり方が不穏な空気だったのが気になるところ。次はまた波乱が待っているのかな?桐島先生視点のサイドストーリーで描かれていたかれんの涙にぐっときた。幸せな出来事で流す涙はいいなあ……。

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    2015年11月03日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    丈の視点から描かれているこの巻はいわゆるサイドストーリー的な位置づけで、主人公の時間軸は全く進んでいないが、物語全体に立体感を持たせる構成である。別の登場人物を主体に物語を描きなおすというのは村山由佳作品に多く見られるスタイルであるが、やはり面白い。

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    2015年10月03日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    主人公二人の展開はいったんお休みして、森下家での人間関係に重点を置いた1冊となっており、感覚的には本編というよりサイドストーリーのようである。主人公の恋愛がなかなか進まない分、他の登場人物により少し突っ込んだ恋愛観に触れることができた。このシリーズの中ではとても新鮮であり星4つ。

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    2015年09月13日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    ネタバレ

    15年以上前に読んだものを再読。当時は「おいしいコーヒーのいれ方」のサイドストーリーになっているとは知らず、運命の恋人と出会う輪廻転生の繰り返しをテーマにしたファンタジーテイストに抵抗を感じたと記憶しているが。今回改めて読み直すと物語の厚みを増す形で楽しむことができた。サイドストーリーの方が作品としては古いことも興味深い。
    200年前と現在とのリンク。登場人物のほとんどを身近な人物と重ねるのはちょっと強引であるが、それを知った上で読むのも面白い。
    はやて→矢崎武 おりん→桐島先生 嵐→狩野 凩→小林 夕凪→小島夕子 鬼蔵→大仏

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    2015年09月10日
  • アダルト・エデュケーション

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    ネタバレ

    官能小説って言うからドキドキしながら読んだけど、エッチなシーンそのものよりもお話全体が心の痛くなるような話ばかりでもう官能どころではなく泣きたくなった。

    ・言葉はいらない
    私は騙されました。官能的なシーンがあったのでなおさらまさかそういうことだったとは・・・と、衝撃でした!

    ・聖夜の指先
    うーーーーん、男も最低なんだけど、やっぱりそんな男と付き合うこの女の子もおばかなのよね・・・でも一番心が痛かった。

    ・哀しい生きもの
    作家さんとバーのママさんの話ねんけど、作家さんってほんとに自分の経験を活かしてお話書いとるんかなあと興味深かったです。

    ・誰も知らない私
    精神科医のお姉さんとAV男優さ

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    2015年08月26日
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

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    この前の巻のショーリがあまりにも情けなくて、今後このシリーズどうしようかと思った程でしたが、成長の後が見えて何より。
    星野りつ子さんは、相変わらず拗れてます。
    この件、5分、ショーリが彼女の願いを聞き入れたんだからもう終るよね?
    これ以上は引っ張ると、収集つかなくなりそう。
    でも、星野さんの、かれんに対する評価は、女性なら同じように感じるところがある人、多いんじゃないかな?
    私も、社会人であの天然っぷりは、ちょっと……と時々思うことはある。

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    2015年05月25日
  • 遥かなる水の音

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    遺灰をサハラ砂漠に撒いてほしい。
    生前の願いを叶えるために、彼を大切に思う4人の旅が始まる。
    サハラ砂漠を目指す道中、各地でいろいろなものに触れ、感じ、悩みと向き合い、考え、様々なことに気付く。


    各人物の代わる代わるの語りでストーリーが進みます。

    旅する4人と、その旅のガイドと、その遺灰の心と。

    ひとつの旅も、いろんな視点で見ると、見え方が違っていて。
    いろいろなことを考えさせられます。

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    2015年05月14日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    ショーリがオーストラリアに行ってる間、丈の視点で描かれるお話し

    周りの反応は予想通りだな
    マスターも由里子もそんな対応をするだろうよ と思う範疇

    まぁ、でもマスターが深い所で考えてるところはそうかもと思う
    マスターの言葉に涙しながら読みました

    これでおショーリのオーストラリア編のヒキにもつながったわけで、今後どうなるのかしら?

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    2014年10月25日
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

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    オーストラリアのお話しはいいんだけど
    それをおいコーでやる必要はないんじゃなかろうかと思ったり?
    エアーズロック、ウルル、カタ・ジュタ 呼び方はどうでもいいけど、作者がそんな話しを書きたかっただけかも?
    まぁ、アボリジニの研究を通じて社会の偏見やらなにやらを書こうとしたのかも?

    ショーリの性格やら、カレンの落ち着きっぷりや動じなさは読者もわかってるんだし、ここにきてアレックスというキャラクタは無用に感じるなぁ
    とりあえず、オーストラリア編はもういいんじゃね?とは思う

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    2014年10月24日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    前巻のあの終わり方だったので、なかなか続きを読む気がせず、新刊が出たのは知りつつも読んでなかったけど思い切って読んでみた

    当時は自分自身、子供が生まれることに関して敏感になってた時期なので、どうしてもショーリの事が許せなかった
    ただ、今は2歳になる娘がいて自分の子供というものについて以前よりは客観的に見られるので、また読んでみようと思ったのかも

    アノ衝撃の終わりを読んだ時には「ショーリてめぇ何てことを!」と思ったけど、周りの反応もショーリの反応もちょっと考えればわかることでしたね
    とくれば、オーストラリアにって展開も納得

    何だかんだ言っても、ショーリは愛されキャラだし、向上心もあるので安

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    2014年10月24日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    これは下巻。不登校の少女、淋しいおじいちゃん、花屋に夢をかける娘、そして夫をおってエジプトへいった瞳子。色んな人の悩み葛藤しながら前に進んでいく姿が見えます。
    兄貴が登場してきたのはなんだ納得がいきませんでした。勝手か!

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    2014年10月18日
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV

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    かれん「二人のうちどちらか片方でも、自分一人で立っていられないような人間だったら、そんなの、恋愛じゃないでしょ?」

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    2014年10月05日