村山由佳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
村山由佳の楽園のしっぽを読みました。房総の片田舎での動物たちに囲まれた生活をテーマにした村山由佳のエッセイでした。大自然の中で暮らしたいという目的で、古い一軒家とその周りの土地を買ってしまうという行動力はさすがです。動物たちとの付き合い方や農業とのかかわり方について、村山由佳らしい視点での主張が述べられています。例えば、モンゴルの旅行記では、山羊の肉を腐らせずに持ち歩くにはどうすればいいか、という問題が提示されました。正解は、生きたまま連れて行き、食べる直前にさばくということでした。確かにそうなんだけど、肉はスーパーで買うものだと思い込んでいる日本人にはなかなか思いつかない解答ですね。新井素子
-
Posted by ブクログ
・翼 村上由佳 集英社 幼い頃から母親に疎ましがられ、「お前が愛するものはみな不幸になる」 といわれ続け実際にそのような出来事が起きてしまう「真冬」。 日本を(日本人であることを)捨てたくてニューヨークで暮らし、居場所 を見つけながら沢山の人との出会い(別れ)を通して成長していく物語
「こんなはずではなかったことを数え上げてみたところで何も変わらない。それよりも、ごくシンプルなレベルで嬉しかった出来事を、ひとつずつ数えて毎日を暮らしていくほうがずっといい。」
「魂に翼を持つというのは決して楽なことじゃない。いっそ、そんなものを持たないで、闇の中でじっとしていたほうが幸せだと考える者もいる -
Posted by ブクログ
女性作家による女性の官能小説
主人公の奈津は35歳の脚本家。性欲の強い女性。
夫と共に田舎で暮らすが、夫は主夫。
下巻です。
香港で大学時代の先輩の岩井と出会います。
そして、岩井と関係を持つことに。
ダブル不倫ですね。
TVでよく盛り上がるやつ。
お互い割り切っているっていう感じです。
そんな岩井との関係を続けながら、今度は俳優の大林と関係を持ってしまう。
そこから、新たな境地に。
奈津という女性、自由を求め、自由になると同時に孤独になってしまい、誰かに依存してしてしまう。
そんな感じを受けました。
上下巻通して、いろんなタイプの男と関係を持ったことになりますが、結局は何を求めて