村山由佳のレビュー一覧

  • 記憶の歳時記

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    ネタバレ

    エッセイ。
    夫とケンカして家を飛び出して、家族には余計な心配をかけたくないから仕事相手に保証人になってほしいって言うのはなんというか、もやっとした。ただまぁ、だったら「自分が味方になるから力になれることがあったら何でも言ってね」なんて言わないでほしかっただろうなと思う。そんなこと言われたら頼るよね。

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    2024年01月14日
  • Row&Row

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    これはよかった。私も、キャリアに邁進している働く女性の端くれとして、かなり身につまされる思いが…。夫と妻のすれ違いとか、ちょっとした歪みの描写がめちゃくちゃリアルで、やや読んでてキツかったが、ストーリーとしても面白くて一気読み。不倫女が本当にウザいww

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    2024年01月06日
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

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    シリーズ第八弾。テーマは秘密。かれんとの仲を花村の叔母さんにバレそうになるが、嘘でごまかしてしまう勝利。星野りつ子、積極的というか、我儘というか、嫌なヤツになってる。かれんは鴨川の老人ホームへの転職の話が進行中で、一軒家に一人暮らしの予定。

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    2024年01月04日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    大胆な性描写と女性の男に対する恋愛感情をこれでもかと書いている。性描写が多くてちょっとだれるけど今現在の文学なんだろう。中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、島清文学賞を授賞している。最後まで読みきると文学作品だと認識する。

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    2023年12月30日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    シリーズ第七弾。一人暮らしを始めたショーリだが、かれんとは思い描いたようには会えない。上の空でバイトに行き、風見鶏で失敗を重ねてしまう。かれんから、転職を考えていることを打ち明けられ、今より会えなくなることを受け入れようとするショーリ。もっともっとベタベタしたいだろうに。おまけスピンオフ、今回は星野りつ子。ちょっと悲しい。

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    2023年12月28日
  • 女ともだち

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    全体的にアブナイ女性が多く登場する。初っ端から、えーこわっと呟いてしまうような作品たちがいろいろ。

    「ブータンの歌」はいい終わり方。阿川佐和子さんの小説初めて読んだな。
    嶋津輝さんも初めて。知らない作家さんだけど、独特の雰囲気が面白かった。
    森絵都さんは爽やかな作品のイメージだけど、これはけっこうドロッとしてる。でもいい友情。ジビエ・フェスタ、楽しそう。私は石垣牛の方が食べたいけど。

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    2023年12月26日
  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    シリーズ第六弾。花村夫妻がロンドンから帰ってきた。それを契機に一人暮らしを始める勝利。番外編に風見鶏マスターの話あり。初版が2002年、文庫本は2004年出版、20年も前の話なのか。あとがきに筆者が書いているが、本作品で季節は初夏から真夏になっただけという超スローペース。

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    2023年12月22日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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    シリーズ第五弾。勝利は星野りつ子にかれんとの関係をうちあける。勝利の父・正利が再婚相手・明子とともに帰京し、間も無く女児を出産する。勝利の妹、綾乃の誕生である。携帯電話を買ったり、一人暮らしの計画をたてる勝利だが、かれんとの間に進展は無し、、、まあまだ5作目だから仕方ないか。番外編で丈の恋バナあり。

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    2023年12月21日
  • 記憶の歳時記

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    デビュー30年記念碑的エッセイ。
    卯月から弥生までの12の季節に端を発した父、母、猫、学校、夫、住居、それぞれとの想い出エッセイと書き下ろし掌編。

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    2023年12月12日
  • Row&Row

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    思っていた内容とちょっと違ったけど最後まで読んでしまった!40歳過ぎて読んだら涼子さんの気持ちに共感できるところがあるかも。
    最後の1ページに集約されているかな。

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    2023年12月06日
  • Row&Row

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    読んでいる間中、ずっといや〜な気分が続く本だった。それでも読んでしまう。この分厚い本を読んでしまった自分がいる。なんて下衆な話なんだろ、と思いつつ読んでしまった。嫌な思いに包まれながらも面白く…

    村山由佳さん、人のことをよく見てるし、きっととてつもなく勘が働く人なんだろうなと思う。私も同類だ。
    こういう人いる!そういう気持ち、自分の中にもある!と、次々と巧みに繰り広げられる感情と展開とに、ページをめぐる手が止まらなくなる。

    そして、これととても似ている話を実話として知っている。孝之と似た人生を送っている男の人を。年下の女性の後輩からの、自尊心をくすぐるような言葉にほだされ、結婚を心に決めて

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    2023年11月30日
  • 記憶の歳時記

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    2023/10/26リクエスト 4
    村山由佳さん、デビュー30年なのですね。
    ここまで作家を続け、恋愛も結婚も離婚も経験されてることに敬服。
    ここ20年の作品は発売とともに、それ以前のものは後に読んだが、毎回ここまで書くとは、と驚く。
    それでも毎回新作を手に取るたび、前作を超えている。
    それは自らの経験なのか、書く力なのか、なかなかできることではない。このエッセイで時折語られる母親との関係性、生家のご家族、今のご主人、過去のご主人、ネコなど様々なことが理解できた気がする。

    本当は奈津と名付けられる予定だった話、だから
    『ダブル・ファンタジー』『ミルク・アンド・ハニー』
    にでてくるのか!

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    2023年11月24日
  • 命とられるわけじゃない

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    村山由佳のエッセイを読むのは「晴れ時々、猫背」以来。
    いや、20年近く音信不通だった友人を出会ったような気持ちでした。これまでの村山由佳さんの人生を知らずにいる(エッセイを読んでいない)ので、彼女の懊悩や葛藤の重さ深さを共有できずにいます。
    それでも、昔から感じている親だから愛することができるわけではない、というのは少なからず共感できる部分であり、いずれ自分も同じく送る立場になるであろうことを考えると、どんな感情を抱くのかは不安ですね。

    なんというか、自分の場合空虚な気がする。これまでの暗い感情があるにせよ、何も感じないような気がする。喪失感も解放感も。冷たいかな。冷たいよな。
    でも、祖母が

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    2023年11月23日
  • Row&Row

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    3.6 君の時間を無駄にしてごめん。のあやまりは相手へのなんの思いやりにもならない。それは、自分が結婚においての傍観者であったと言ってるのと同じだから。他者に依存して生きるほど不幸なことはない。

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    2023年11月21日
  • はつ恋

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    40代で再開した幼馴染の2人の恋模様を描いた作品で、始終2人の甘い雰囲気と小気味良い掛け合いを楽しめる作品でした。

    本作の主人公は小説家である「ハナ」と大工である「トキヲ」。幼馴染である2人はそれぞれ2度の結婚と離婚を経験したのち、恋人となる。本作は月ごと+大きな出来事があった時の15個の章に分かれ、2人のその時々のやり取りが描かれるといったストーリー。

    全体として2人が寄り添い合う姿が印象的な作品でしたが、それが2度の結婚と離婚を繰り返した40代の主人公たちが繰り広げているということに意味がある作品かなと。

    本作でも触れられているのですが、大人になるにつれ分別がつくようになり「恋の賞味

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    2023年11月19日
  • 記憶の歳時記

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    村山由佳さんのデビュー30年、記念碑的エッセイ。

    卯月から弥生までの、12ヶ月の季節を巡る記憶と、巻末に書き下ろし掌編小説「我が家の言いぶん」を加え書籍化した作品。

    幼少期のエピソードや父との想い出、母との確執、愛猫の話、2度の離婚、3度目の結婚生活などが綴られている。

    お母様との複雑な関係性、元夫の借金返済など、苦しい思いを経験されて来た村山さんだが、今現在がとてもお幸せそうで最終頁にはグッと来る。

    印象に残るエピソードはいくつもあったが、『弥生』の中で描かれた父に対する後悔には胸が締め付けられた。

    写真も満載。

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    2023年11月11日
  • Row&Row

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    当人達にとっては特別で純粋な関係に思えても側から見たら、ありきたりで俗な行いということはままあるなと。ついつい妻側に味方してしまうけれど、巡り巡ってどっちもどっちかもなと思わせるのは、作者の本意でよいのかな。
    「なるほど、きみが好きそうなやつだね」
    人間的に良質そうなタイプには堕ちない、優秀な女性のダメンズ好みが哀れだわ。

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    2023年11月06日
  • Row&Row

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    自宅一階で美容院を開いてる、早瀬孝之。
    3歳年上で、広告代理店で、バリキャリの妻、涼子夫婦。

    年下妻に甘え、自分勝手な、孝之。
    仕事に夢中になり過ぎて、夫婦関係にひびが入っても、それを補修する時間も無い。
    自宅に自分の居場所がなく、挙句は、会社を避難先としてしまう、涼子。

    そして、お定まりのW不倫。
    小説とは言え、先が見えてしまう。

    それにしても、かくも簡単に、不倫をしてしまうとは、時代なのか。
    夫婦でいる意味って、一体、どこいらへんにあるのだろうか。



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    2023年11月06日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    ネタバレ

    歩太が春妃先生へ向ける恋心の瑞々しさがひしひしと伝わって来たかと思いきや、春妃を喪うこととなってしまった時の胸を締め付けられるような切なさも伝わって来ました。不思議な透明感のある作品ですが、どこか心に残るような切なさが忘れられないです。

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    2025年12月21日
  • 星々の舟

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    人の記憶というのは、楽しい事は断片的であまり残らないが、悲しいこと、辛いことは始終記憶に残る。過去の苦い思い出も「いいもの」に映る、身も心も過去には戻らないがその記憶だけはそのままそっとしておきたいのが人かもしれない。一方、人は寂しい、侘しい時、過去の思いにふけがちだが恋愛、愛で人は変わり、変わる必要がある、思い通りにいかないのが人生というものかもしれない。

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    2023年10月25日