村山由佳のレビュー一覧

  • はつ恋

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    なんともいえない世界観
    素敵な二人だなぁ。と思いました。
    幾つになっても、初めて出会う感情があって
    相手を思いやる言葉や態度に
    すっかり魅了されてしまいました。

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    2022年06月29日
  • ありふれた愛じゃない

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    その時その瞬間、好きだという気持ちを素直に表現。何だか羨ましい。私は真奈のこと、嫌いではないなと感じた。

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    2022年06月28日
  • 天使の柩

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    良いお話だった。
    実話じゃないからこそ、想像で美しくなる。
    登場人物が素敵。

    主人公が変わらないから分かりやすい。

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    2022年06月28日
  • まつらひ

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    祭りと性愛にスポットを当てた6編からなる短編集。タイトルは、柳田國男が提唱した「祭」の語源に由来したもの。
    「龍神まつり」、「ほおずき市」、「白秋祭」、「道祖神祭り」、「蘇民祭」、「相馬野馬追」の6つの祭りが題材となっている。
    自分としては、長野県御代田町の「龍神まつり」を題材にレタス農家の嫁が見る艶夢と祭りの夜に繰り広げられる男女の狂態を描いた「夜明け前」が強く印象に残った。跡継ぎにこだわる古い農家のしきたりと祭りが焚き付ける情炎をうまくマッチングさせている。
    他に、地元の柳川に戻り「白秋祭」で舟に乗っている時に別れた夫と再会し、彼の良さを見直す「柔らかな迷路」、エリート男性のもとに嫁ぎなが

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    2022年06月10日
  • てのひらの未来 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season:アナザーストーリー

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    番外編で書いてくれないかなぁ、という希望はアナザーストーリーという形で叶えられました。

    勝利とかれんさんが物語の主人公であったのですが、彼と彼女以外の登場人物にも勿論人生はあるわけで。誰もが楽しみ喜び悩み悲しみながら、毎日を過ごしています。人を幸せにしたり、時には不幸にしてしまったりしながら。
    誰でが不幸よりも幸福であることを望んでいるはずなのに、なぜか望まない方向へ進んでしまう時もある。それでも、理不尽だと思いながらも、修正不可能だと思いながらも、遠回りに見えても歩み続けることしかできないのだなぁ、と思います。その先にあるのは、きっと幸せの、小さいかもしれないけど、光なんでしょう。

    どう

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    2022年06月02日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    一目惚れも、身を切られるような嫉妬も、まるでこの瞬間のために生まれてきたと思うほどの喜びも、全部が甘くで痛くて素敵。誰かを好きになるってすごく難しくて、苦しい。でもとっても楽しい。

    P175「二人だけで過ごすとき、時間は目で見ることができるほどゆっくり流れていき、僕らはまるで卵の中の双生児のように、二人だけの宇宙を創り上げることができた。」

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    2022年05月28日
  • はつ恋

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    大人の穏やかな恋愛。
    季節の描写が美しいと思った。
    普段殺人事件が起こるような激しい小説ばかり読んでいるからか、少し物足りなく感じた。
    まったり穏やかな気持ちになりたい時におすすめ

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    2022年05月16日
  • ありふれた愛じゃない

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    久々の村山本。

    いつだかもあった気がするけど、登場してくる日本の男どもにいら立つという笑

    物語のストーリーとかでなく、ただ真珠に関するお仕事の方に興味を持ってしまった笑

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    2022年04月30日
  • はつ恋

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    人生の半分を折り返した、経験を積んで自分の生活のペースを掴み、人に左右されることのない生き方をしている男女の恋愛。
    恋愛というと胸キュンするものと思いがちだけど、大人の恋愛はお互いを労い、思い合う関係。
    無理もしないし、ペースを崩さない。歩み合う関係。
    そんな関係性を築ける「ハナ」と「トキヲ」を羨ましく思う。
    南房総の季節の移り変わりの描写が美しく、風景が目に浮かぶ。
    読んでいるだけで、癒される作品。

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    2022年04月26日
  • ワンダフル・ワールド(新潮文庫)

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    村山由佳さんの恋愛小説を、定期的に読みたくなる。
    自分も大人になったからか…結構同調してしまうことが多いです。
    短編集で、それぞれ読み切りだけど少し繋がっているのも面白い。
    私はバタフライが一番面白く感じたかな〜!

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    2022年03月02日
  • 妖し

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    地に足がつかない。結末は、個々に委ねられる。短篇でしかたないけど、展開の変化や末路に至る解説を欲してしまう。不自由な自分に星3つ。

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    2022年02月27日
  • 猫はわかっている

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    借りた本。自分では絶対選ばなかった本。
    でも、村山由佳さん、阿部智里さん、望月麻衣さんの話を読んで、ちょっと猫、おもしろい?と思った。
    今まで猫と全く接することがなかったけど、もう少し興味持ってみようかなと思うきっかけにはなったかな。

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    2022年02月15日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    よそのお宅の猫を覗かしてもらえる番組
    「NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。」の本です。

    夫が養老先生のお宅に行くと まるが居て
    邪魔だったよ。とチロじゃなかったの?
    と聞くと、ウーン?ドスンと座ってたけど?
    それに、わざと邪魔な所に居るんだよ。
    またいで、通ってたんだよ。と
    嫌われていたのかしら?

    自分の思い出になってしまった猫たちを重ねて見てしまいます。
    猫の下僕となった人間も、そうなのよねー。
    と共感してしまいます。

    テレビで、いくちゃんとたまちゃん・カグラちゃん・大ちゃんと見てその下僕化した作家さん達を見てうふふと癒されてます。

    この本が、何冊も続くと嬉しいんだけど。



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    2022年02月11日
  • ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX

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    Second season9巻。そして「おいしいコーヒーのいれ方」最終巻。

    罪の意識から逃げ出した勝利が、マスターと由里子さんに会う場面。正直、何を勝利が話すのか。マスターは何を話すのか。由里子さんは何を話すのか。
    全く想像のつかないまま読み進めました。謝罪と赦しがどのような形になるのか、がわかりませんでした。勝利もマスターも、あの事件に対してはきちんとした結論がないまま、その瞬間を迎えるであろうから。
    マスターが花村家で語ったことに嘘はなく、少しでも未来へ向かって歩んでいこうとしてはいるのだけど、勝利を目の前にしてどうなってしまうのか、が怖かったです。

    マスターが勝利にくれたのは、謝罪を

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    2022年02月02日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    シンプル恋愛小説だけど、登場人物の言葉は心に響くものが多いし、臨場感のある情景描写もあって、読み応えがあった。

    キュンキュンしたい時は漫画に走りがちだったけど、小説で体験するのもいいなと思った。

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    2022年01月29日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    Secondseason8巻。

    「地図のない旅」というタイトルの意味は人生のことなんだろうな、という読後です。登場人物はみんなそれぞれの人生を歩んでいて、一人ひとりに悩みがあって毎日をすごしています。過去から今日、そして未来へ。その繰り返し。
    手本や指針になるような出会いがあっても、何を選んで進むのかは自分自身が決めなくてはいけない。
    旅の地図を作るのは、自分なのだから。

    マスターも、由里子さんも、若菜ちゃんも、星野りつ子も、みんなそれぞれの悩みに向き合い一歩一歩進み出しています。
    勝利が再び歩み始めるのは、いつのことか。

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    2022年01月27日
  • 猫はわかっている

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    猫はわかってる
    私も猫のたいていの事はわかってる

    今回読んで私はミステリーは好きじゃないってわかった

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    2022年01月26日
  • ワンダフル・ワールド(新潮文庫)

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    村山由佳さんっぽいなーと思いながら読みました。香りに対しての表現の仕方とかさすがだなと。
    いま目の前にいる人と感じる香りより、ふと香って来たときに記憶が呼び起こされるようなそういう話も読みたかったです。
    「TSUNAMI」の最後の3行に、なぜか心をグッと掴まれました。

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    2022年01月25日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    Secondseason7巻。
    勝利がオーストラリアにいる間に、日本にいる面々で何が起きていたのかを、丈の目線で語られています。前巻で既に爆上がりだった丈の評価がさらに上がる7巻です。
    いつの間にか、こんなに周囲の人々のことを思いやりことができる男になっていたのか。自分が未熟であることを知りながらも、現在の自分に出来ることを丁寧にやる、というのはなかなかの仕事です。
    あの事件の関係者の中では、なんとも微妙な距離にいる丈。当事者のマスターや由里子さん、マスターと兄妹のかれん、加害者の勝利。全員との関係が、誰よりも強いというわけでないし、離れた距離から見ているというほど遠いというわけでもない。

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    2022年01月24日
  • ヘヴンリー・ブルー

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    期待していた内容ではなかったかな。
    さらさらと読めるからいい。

    それよりもあとがきの日記なんだけど、他の作品とにてない?
    ということはあの作品は、ある程度自身の事がベースにある?

    と気になってしまう汗

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    2022年01月21日