村山由佳のレビュー一覧

  • まつらひ

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    祭りと男女関係を絡めた6つの短編小説集。散りばめられたエロティシズムと祭りの熱、入り組む感情や関係性の複雑さに酔いも伴う感じがなんとも。
    情念はただ美しいに留まれない愛欲の貪りの様だ。
    短編の先が知りたいような、知りたくないような。

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    2023年10月20日
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

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    大学生になった勝利と5歳年上のかれんとの恋物語第二弾。純情というか、丈の言うグズというか、恋の進展はカタツムリの進みです。中学生しかも昭和の中学生の初恋って感じ。

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    2023年10月12日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    かれんの恋せつなかったなあ
    まあ結果良ければ全てよし
    2も気になるつぎよーもと
    いい長さでよみやすかった

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    2023年10月08日
  • ありふれた愛じゃない

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    ネタバレ

    タヒチ女性に憧れる。気丈で、情熱的で、まっすぐ。
    日本女性にはないストレートさが何よりの魅力だと思った。タヒチには行ったこともないし、想像もできないが、物語に出てくる情景描写や人間を見ているととてもいいところなんだろうなと思った。
    タヒチダンスは見たことがあるため、踊るマリヴァの想像は簡単にできた。
    タヒチ女性にも、日本女性にも全く異なった魅力があるとこの本で感じた。真奈は良くも悪くも日本人女性の代表のような人で、何をいうにもちゃんと考えて発言する。この謙虚さは、やはり日本人女性にしかないものだと思った。
    村山さんの恋愛小説は、進みが良くてすらすら読める。

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    2023年10月07日
  • 放蕩記

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    実に濃厚、濃密な、家族の物語。そして母と娘の物語。
    作者の人物描写や心象表現が、なんと言うのだろう、とても文学的、小説的で、物語そのものに惹き込まれるのみならず、作者のそんな技巧に魅了されながら文字を追う楽しさも味わえたのが良かった。
    ただ、物語も中盤を過ぎ、舞台が主人公の高校時代に入った途端に、個人的には、それまでの物語とプッツリ「断線」したような。「あれ?オレ寝惚けて数ページ読み飛ばしちゃったかな?」あるいは「知らぬ間に主人公のキャラクターが誰か他の人と入れ替わっちゃったな?」と思えたほどの「不連続」感。そう感じたのはオレだけ?
    思うにたぶん、物語の「その時点」を境に、同じ主人公が紡ぐそれ

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    2023年10月03日
  • 【新装版】BAD KIDS

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    どことなく爽やかで、でも艶めかしくて。
    主人公2人というか、出てくる人物全てが魅力的だった。面白かった。

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    2023年09月03日
  • 野生の風

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    久しぶりの村山ワールドに浸れて良かったです。
    登場人物が魅力的でアフリカの風景や染色の豊かな色彩も相まって純度の高い恋愛物語でした。

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    2023年08月18日
  • 翼 cry for the moon

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    書評で借りたら、533ページもある長編で、
    萎えるかと思ったら、面白かった。

    2002年作品だけど、
    内容は宗教にはまる毒母と、父の自殺。
    20年前の作品なのに、
    題材はまさに『今』。

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    2023年08月18日
  • 放蕩記

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    「自伝的小説」とあるけど、自伝なのではないかと思うほどリアル。母親との関係に悩む人は一読の価値あり。

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    2023年08月16日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    美術教師をやめて介護福祉士を目指そうと志しているかれん。彼女は今住んでいる所から遠く離れた老人ホームで働きたいと言い張るが、親から大反対される。恋人である勝利も内心行ってほしくないと思いながらも応援するように見せかけるが…。

    主人公(勝利)は大学生で、私と同じはずなのに、考え方が大人びていてよくそこまで気がつかえるなあと感心しながらも、自らを反省。たまには本音をぶつけることも必要だとも感じた。共感できる場面もところどころあった。

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    2023年08月04日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    受験に失敗し、予備校に通いながら画家を目指す歩太の前に春妃という女性が現れた。歩太の前に春妃に一目惚れしてしまい、次第に彼女の過去を知るようになる。

    これより前に、この作品の続編として書かれた『天使の梯子』を読んでいたので、また読みたくなった。
    歩太と春妃の妹である夏妃の辛さがどれほどのものであったのか、この作品を読んでさらに強く感じられた。
    愛する人の死ほど辛く苦しいものはない。

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    2023年08月04日
  • 風よ あらしよ 上

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    ★3.5
    時代が違うとは言え、人としての覚悟が違いすぎて読むのがしんどかったです。
    下巻に行けるか…

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    2023年07月27日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    ネタバレ


    罪悪感とどうにも出来ない悔しさ歯がゆさ、初めて彼女に出会った時感じた、壊れやすそう、は思っていたより呆気なくって。
    でもわたしもこのぐらい純粋で、でも自分たち以外のことを大切にしようとする恋愛がしたい。

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    2023年07月17日
  • はつ恋

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    2度離婚した者同士の幼馴染の恋物語。月毎に章が区切られてて、その月の季節を感じられるのが良かった。忙しなくて季節を感じる余裕もないから、周りに目をやってゆっくり生きていきたくなる。元から恋愛の熱量が薄い方やからこの熱量が新鮮だった。

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    2023年07月06日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    こんな恋愛したことないのに、何故か懐かしく、甘酸っぱい。

    ストーリー展開も登場人物も、ラストシーンもある意味『ベタ』です。しかし、だからこそ、いろんな人の中にある恋愛に関する記憶に刺さるのだと思います。

    純愛小説を読みたくなった時にはオススメです。

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    2023年06月27日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    ネタバレ

    終始、奈津の考えに寄り添うことが出来なかった。
    性にだらしない女だ…と。

    でも奈津を全面的に否定するつもりもない。その人の価値観や考え方は幼少期の環境によるものが大きいのだと私は思っているからだ。奈津も両親の呪縛から逃れられない被害者のひとりなのかもしれない。

    素敵なパートナーがいて、天職があって、埼玉の田舎に大きな家があって、一見幸せな女性にみえるけど。
    現状に満足出来ず、色んな男と関係を持ってみて、奈津は最後に気づく。


    結局、普段の小さな幸せに感謝できないと、人って幸せになれないのかな〜。

    私には同棲中の彼女がいるが、彼女がこうなってしまったら…と考えただけでも不安になるな〜。

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    2023年06月02日
  • ワンダフル・ワールド(新潮文庫)

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     2016(平成28)年刊。
     この村山由佳さんの名を書店の店頭でよく見かけるのだが手に取ってみるとどうも官能系なのかもしれないと勝手に思っていたが、ちょっと試しに読んでみたこの短編集は、恋愛小説集として悪くなかった。
     全編に漂っている情感はどちらかというとドロッとしているというか、粘液的というか、つまりカラッとしたものではないが、重さが厭味っぽくなってはいない。それなりに女性的な感性を窺うことが出来た。
    「匂い」が全編に渡るモティーフとなっており、それも面白かった。

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    2023年05月17日
  • まつらひ

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    長野県御代田町の農園に嫁いだ舞桜子は伝統の龍神まつりを前に、夫と激しく交わる艶夢をたびたび見る-。〈祭〉と〈日常〉、ハレとケの裂け目をめぐる、6つの禁断の物語。

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    2023年04月20日
  • 燃える波

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    ネタバレ

    村山由佳さんの作品を初めて読みました。

    - 本来、夫のいる身での恋愛はみな〈御法度〉であるはずだが、瑶子が訊いているのは、一般的なモラルでもなければ、方の下の正義でもない。ほなみ自身の〈譲れない一線〉はどこにあるかという問題だろう
    美しくて仕事ができて、酸いも甘いも経験している女性が言うとカッコよく聞こえる(笑)
    瑶子さんはきっとこれからも私の中に住み続けるだろうな。

    叔母さんの、「最初は背伸びだって不相応だっていいの。手に入れたものにふさわしい自分になろうとするうちに、それらはいつのまにか等身大のあなたに馴染んでいく。、、自分のことを、どうでもいいもののように扱っては駄目。」というセリフ

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    2023年04月19日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    ハートフルを想定してたので初っ端2本で疲れてしまった…

    いや、村山由佳、坂井希久子ともにめちゃくちゃ上手なんだよ。予想を裏切ったり、小さな違和感が散りばめられたり。

    千早茜の卵の殻…なりすますまでは小説として面白かったんだけど、自分の身近なところで夫を当てがっててちょっと引いた。卵の殻を潰したい気持ちはピンと来なかったな。


    好きだったのは
    ラインのふたり/嶋津輝
    獣の夜/森絵都

    女ともだち…ほのぼのを連想するワードだと思ってたよ

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    2023年04月11日