村山由佳のレビュー一覧

  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    衝撃作「ダブルファンタジー」以来、村山由佳作品を読むのは二作目。

    巻末の解説中の、賞レース選者の評価には、「筋書が凡庸」の言葉が並ぶが、それでもなお本作が受賞している、ということは、読者が望む恋愛小説の要素が詰まっている、ということなのだろう。

    電撃的な一目惚れ、とか、運命的な再会とか、健気な姿の裏の深いトラウマとか、それがもうひと抉りされてしまうこととか、惚れた相手が今付き合っているひと(夏姫)の姉貴とか、やっとうまく行き始めたのに悲劇的な結末が待っている、とか、「純愛」に浸りたいと思う凡人が想像の及ぶ限り劇的な展開を小説にするとこうなる、という印象で、ストーリー自体はAIが書きそうな内

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    2025年02月09日
  • 星々の舟

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    ネタバレ

    雪虫
    水島暁
    産みの母は幼い頃に亡くなった。育ての母がくも膜下出血で亡くなる。小樽港に近い古い倉庫を利用した西洋骨董の店の経営を任されている。

    涼子

    志津子
    暁の育ての母。後妻。

    水島重之
    暁の父。大工。

    晴代
    暁の産みの母。暁を産んだ翌々年に亡くなった。


    暁の兄。

    沙恵
    志津子の娘。

    美希
    重之と志津子の子。暁の妹。

    奈緒子
    暁の妻。

    堂本
    奈緒子の父。暁の義父。

    和夫

    昌子
    西洋骨董店の学生アルバイト。

    頼子
    貢の妻。

    政和

    清太郎
    暁と同い年。

    清水
    電気屋。

    河村
    酒屋。

    寺沢
    タイル屋。

    加代子
    寺沢の妻。


    子どもの神様
    美希

    相原
    美希

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    2025年02月06日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    今回は平凡、というか特に揉め事もなく遠距離恋愛中なショーリとかれん。終わり方が気になりますが…
    サイドストーリーはかれんの同僚、桐島先生のお話し。
    かれんがショーリに対して語るのは珍しく、正直な気持ちが聞けて嬉しかったです(^^)

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    2025年01月26日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    男子高校生が、ある日ふとテレビに映った映像をきっかけに前世の記憶が甦り始めるお話。
    前世と今世の時間軸が繰り返し入れ替わり進んでいきサクサクと読めるお話でした。

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    2025年01月21日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    感想
    禁断の恋は燃え上がるねぇ。いとこは結婚出来るけど。

    たまにはベタな恋愛小説もいいねぇ。


    あらすじ
    高校三年生の勝利は親が転勤することになり、いとこのかれんと丈と一緒に暮らし始める。5個上のかれんは美人になり、自然体であった。

    勝利の高校の美術教師として赴任する。勝利はある日かれんが何処かに出かけるのをつけて行き、かれんから実の従兄弟でないこと、よく行く喫茶店のマスターが実の兄であることを知らされる。

    勝利の前にマスターの後輩の中沢という恋敵が現れて、勝利はかれんに告白する。両思いであることが分かり、付き合うことになる。

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    2025年01月19日
  • 放蕩記

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    実家に帰省する電車の中で読んだので妙にタイムリーだった。共感するところがあったりなかったり。読み応えはあった。まとまりはなかった。人間。

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    2025年01月05日
  • 雪のなまえ

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    いじめで学校に行けなくなってしまった
    小学5年生の雪乃
    父と共に総祖父母の住む長野へ転居する

    固まってしまった雪乃の心をゆっくりゆっくり
    溶かしたのはまわりの人々
    そして同級生の少年

    最後は子供らしい笑顔が戻ってよかった

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    2024年12月18日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日
  • はつ恋

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    二度の離婚を経験しているから得られた恋かもしれないけれど、ハナの今の生活が羨ましい。恋する人とは遠距離恋愛になっているけれどいずれは2人で暮らすことを望んでいる。時々気持ちがすれ違いケンカもするけれど2人の気持ちの根っこのところは強く結ばれているようだ。思いやる気持ちがなければこんな大人の恋は成立しない。定年間際の旦那を持つ同年代は熟年離婚を考える人が多い傾向にあるのにこんな大人の恋をしている人も現実にいるのかと思うと羨ましすぎる。いや、少数派だろうー田舎暮らしも生活力があるからこそ成立するということで現実はどうなのか…

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    2024年11月26日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    恋心の中に主人公のような冷静さが存在したならば私の恋愛はもっと上手く行っていたはずだ。だから主人公は28の女を落とせたんだもの。
    まあ、純愛ってやつですね。(?)
    セックスはもっと官能に描いてもいいですよ。(十分官能でした)

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    2024年11月25日
  • 二人キリ

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    昭和の初めに実際に起こった阿部定事件

    いろんな思いや考えが交差して殺された吉田の息子が真実を求めて小説を書く

    2人は互いに愛していて愛に溺れた

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    2024年11月11日
  • 猫はわかっている

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    猫を飼っている身として、しみじみ色々なことを考えさせられた作品。
    短編集なので、各々の作家さんの色が見れてよかった。
    ちょっと強引すぎない?という内容もあったものの、フィクションなので我慢。

    個人的には最後の話が好きでした。
    生まれた時から家に猫が絶えずいますが、今までそういう視点で猫を見たことがなかったので新しい気付きになりました。
    最後の話だけでも読んで欲しいなぁ

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    2024年10月31日
  • 風よ あらしよ 下

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    男尊女卑と言論統制の世を生きる伊藤野枝だが自由恋愛と子棄てには嫌気がさしました。主義主張が違うからと言っても人殺しは絶対ダメだ。

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    2024年10月28日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    ネタバレ

    村山由佳先生の小説の面白さは、人間の欲や、異性との関係性をどんどん暴いてしまうところだと思った。観察眼の鋭さ。

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    2024年10月27日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    おいコー、second season第8巻。『勝利を罰しようとしなかったことが、勝利を追い詰めた』嫌いだった中沢先生をちょっと見直した。急遽帰国する勝利。そして、やっと会えた。涙出そう。

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    2024年10月14日
  • 星々の舟

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    ネタバレ

    家族の一人ひとりに焦点をあてた連作。
    義母兄妹の恋愛や部下との浮気や不倫、慰安婦への想い…叶わないのに焦がれる心情とか、それぞれ内に荒々しく激しい情動をもちながらも、刻々と過ぎていく時の流れにたゆたうような、深く静かな話だった。
    胸に秘めた鮮やかな感情を、歳を重ねて静かに奥深く沈ませながら、送る日常。じれったくもどかしいような、でもそれがリアルで、読んでて苦しくなった。
    一人の章だけでもいいくらい、どの章も恋愛部分だけではなく、何に葛藤を抱えて、その想いをどう昇華させるのか、変化の過程を丁寧に描いていて、読み応えがあった。

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    2024年10月13日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    おいコー、second season第7巻。勝利がオーストラリアにいる時の日本の様子が丈の視点で描かれている。新年を迎える時、かれんが勝利に電話 『逢いたい』。しかし勝利は答えない。勝利とかれん、どうなる???

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    2024年10月13日
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

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    おいコー、second season第6巻。勝利のオーストラリアでの暮らしが続く。かれんのことが書かれないので、ふと忘れそうになるが、かれんの心細さや辛さを思うと耐えられない。逢いたい、、、、

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    2024年10月13日
  • ワンダフル・ワールド(新潮文庫)

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    香りに纏わる恋愛小説集ということで読んでみた。村山由佳さんの文章はなめらかなのに、内容はくっきりしていて、そのギャップが心地よくて好き。何か衝撃が残ったわけではないものの、千早さんの解説も含めて豊かな読書時間だったなぁという後味。

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    2024年10月12日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    おいコー、second season第5巻。前作が波乱を予想させる終わりだったので、続けて読んでみた。詳しくは書かれていないが、やはり悲劇が起こったのだろう。勝利は1人、オーストラリアへ。かれんは登場せずでした。

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    2024年10月12日