村山由佳のレビュー一覧
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ダブルファンタジーが刊行された当初、エロ目的でハードカバーで買ったが「なんだこりゃ」というかんじでした。
エロいのはエロいがそれ以外の部分が超うざい、なんだこりゃ。
今回もエロいのはエロいんですが、一言で言うと前作を上回るヒトイヤ小説でした。
(イヤミス、イヤホラー、ヒトコワとかいう言葉があるので作ってみた)
最初ずっと退屈で、太字で表記された男女のメールやりとり部分とか「駄文」として私の脳は処理を拒否。人によってはここがなかなか面白いらしいのですが、個人の認知の問題でしょう。
従弟が出てきておっやっと真打ち登場かと思ったらまた退屈なダメニゲン同士のやりとりが続いてしまい、忘れたころに従 -
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ネタバレ普段はあまり読まない「不倫モノ」というジャンルの小説。村山由佳さんのPRIZEが良かったので、他の作品も読んでみたいと思いまずは上巻だけ購入した。
村山由佳さんの文章は、説明的になりすぎず、余白を残しながらも、登場人物の感情の動きをなぞる手法がとても巧みで、読んでいて没入できる。
43歳 バリキャリ女性の涼子と、年下の美容師である孝之という夫婦を軸に、物語は進む。本当はだらしない部分もあるのに、それを隠して結婚したものだから、夫から見てもしっかりした、それでいて「なにを考えているかよく分からない」妻である涼子。バリバリ仕事をこなして稼ぎもある涼子に劣等感を感じる孝之。それぞれが抱える孤独感 -
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ネタバレ「女ともだち」をテーマにした短編小説集。森絵都さん、阿川佐和子さん以外は初めましての作家さん。
共感もありながら、ちょっと切なくちょっとホラーで楽しかった。
《印象に残ったところ》
・COPY 村山由佳
まさかの結末。そちら側の方の気持ちは分からずしても想像するだけで苦しい。相手が友情の証として発する無邪気な言葉の一つ一つをどう受け取るのか、友達として関係を深めることと、自分の本当の気持ちをぶつけることへの矛盾をどう整理するのか、自問自答の日々なんだろうと思う。
私は友情と愛情は全く別物だと考えているけど、もしその両方を感じる存在がいたとしたら、自分ならどう行動するのかなと考えた。
我慢の末 -
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あれ?もう終わり?読み終わっちゃった??
というくらい早く読めました。
速さを競うものではないのですが、
面白かった というより共感できました。
官能的さもありますが、それ以上に
妙齢の醸し出す世界観。
ある程度場数を踏んだ大人なら
共感する場面やタイミング、相手、
思い浮かぶ人がいると思いました。
ただ私の悪い癖で、読む前に勝手にハードルを上げて
『こんなかんじなのかー』
と、なるところ。
もっとドロドロして
もっとぐちゃぐちゃになるのかと
思ったらそうではなかった。
ただ、共感はすごいしたのです。
仕事では『全てのことに良い意味で期待しないこと』を
貫いて動じないわたしですが
いざ -
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信州の森の中のエルザ動物クリニックで働く、院長と看護師、受付事務の4人と、病院を訪れる飼い主さんと動物たちの物語。唯一の男性のキャストは、生まれたばかりの子猫を飼うことになる建築職人の土屋。
動物よりもどちらかと言うと飼い主さんの方の物語かもしれない。老犬ロビンと暮らす心疾患持ちの久栄。夫を亡くした後、ロビンと暮らすことが彼女の生きる支えとなるが、やがて年老いたロビンを看取ることになる。正解のない選択を迫られるが、久栄に後悔はないはず‥
おしゃべり上手なオキナキンコのタロちゃんと暮らす里沙。彼女はモラハラ夫に虐げられているが、自分から声を上げることが出来ない。その彼女を救ったのは、インコのタ -
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ネタバレ小学五年生の雪乃がイジメられて不登校に。父親は実家のど田舎で暮らすことにして母親は単身する。
父親の幼馴染の広志とその子供の大輝。
母親は精神を病んで離れて療養している。
田舎暮らしでも雪乃は学校には通えないが、みんなとは仲良くしている。
広志の家の放置している納屋を野良着で立ち寄れるカフェに改造することを父親の航介が決めて自分達で頑張って片付けなどをする。大輝と雪乃も広志も手伝う。
陰口をたたかれるのが嫌になった広志が、様々な人を巻き込み若手で手弁当で楽しく作る。ケーキを作る職人は町のカフェで出会った。
村の役員からは、勝手に東京からきて荒らすなとか、娘も学校に通わず、嫁とも通いでそ -
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私のツボを押さえてくる、村山由佳氏の官能的表現を含む小説を新たに。こういうのが一冊、今読んでるリストにあると正直心に潤いを感じる。
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「恋とはまた違う、友情や情愛に近い睦み合いを重ねることに、二人ともいまだに罪悪感は薄い。人生の隠れ家のような関係は心地よかった。」
うわーいいな、と思ってしまった。
いいなと思うことに、罪悪感が薄い。大丈夫か。多分、仕事と家庭だけってのは性分に合ってないってことだと思う。第3の居場所に憧れてるだけ、と言い聞かせる。
自由とは、孤独と表裏一体。「かなり自由でありながらあまり孤独ではない」いい表現。
「毎日の家事というものは、もちろん煩わしいものでもあるけ