村山由佳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女性の官能小説。
描写がとてもリアルで読んでいて恥ずかしい気持ちと、どこか清々しい気持ちも。
主人公の奈津はとことん性欲が強かった。
ここまで強かったら大変だろう。
セックス依存症なのかと思ったけれど、
きっと奈津はそれだけではなく愛されたい欲が強いのではないかと思った。
言葉で愛されたい。
軀をぐちゃぐちゃに愛されたい。
私を見て欲しい。
満足させて欲しい。
そんな欲が止まらないのだろう。
そして、1人じゃ満足しない。
途中から旦那はどこにいったのだろうと思ってしまったが、性欲の強い女の心境を覗けた気がして面白かった。
2026.5.9(土) -
Posted by ブクログ
全体的に「言葉によらない心の交流」が描かれており、読みやすい文体で独自の世界観を表現した短編集。
個人的にはあまり好みの話ではなかったが、話によってテイストが異なり一冊で色々なストーリーが楽しめた。
■晴れた空の下
あらすじ:病気で認知が曖昧になっている女性が、自分を忘れられるのが怖いからと、先生に今までの人生で楽しかったことを話していくが……。
感想:切なく悲しいけれど深い愛のお話。女性が伴侶と共に歩んできた幸せな半生が語られ、微笑ましく思っていると後半の急展開で感動して涙が出た。
■同じ夢
あらすじ:記者の女性はとあるバンドマンから犬の世話を任される。以前飼っていた飼い犬によく似たジ -
Posted by ブクログ
オーディブルで。広告代理店勤務のバリキャリウーマンの妻に、自宅で開業している美容師の夫。休みも、人生に対する考えも違うように思える二人だが、双方に婚姻関係を継続させる意思はあり、そのため、妻は夫が雇った若い女性アシスタントにもやつき、夫は仕事を理由に妻が外泊をするのにもやつく。そしてそうなる自分に対して、苛立ちを抱えている。絶対にうまくいくわけない組み合わせなのに、結婚当初は互いに愛し、家庭を築こうとしていたなんて、恋愛っておそろしい。妻が外で活躍することに対して、夫はコンプレックスを抱え、妻は引け目を感じる。妻が家庭に縛られていたころの古い価値観であり、ばからしいと思うのだけれども、いまだ根
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Posted by ブクログ
Twitterで見かけて気になったから読んでみた!
「愛」を愛という言葉なしに届けてくれる短編集。
ものすごく、感想を言語化するのが難しい。心の中にほわほわと温かい気持ちが溜まって、じんわり沁み入ってくる感じの話。人間じゃなくても、動物でも、物でも、愛がある。
『グレイ・レディ』がとても好きだった。人間じゃないからこそ、死は二人を別たない。
『乗る女』も好き。メインは馬だけど、人間にも愛がある。明るい未来を想起させる終わり方で、このあとどうなったのかな…と余韻があってとても好きだった。この後どうなったんだろうと思わせる話って、めちゃくちゃ良いよね。