村山由佳のレビュー一覧

  • 遠い背中 おいしいコーヒーのいれ方 VI

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    ついにショーリが一人暮らしに踏み切った〜!!今後かれんとはどうなるのか?!(⊙ө⊙)♡
    風見鶏のマスターのお話し、良かったです♪

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    2024年09月10日
  • 風よ あらしよ 上

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    【2024年171冊目】
    伊藤野枝と大杉栄。数奇な人生を送った二人の男女を中心に、物語は展開していきます。野枝の幼少期に始まり、初恋とその相手である辻、文壇の世界に飛び込むきっかけとなった平塚らいてうや、大杉の妻である保子など、物語の主体は次々と移り変わりますが、そこは作者の手腕。話自体はするすると入ってきます。

    が、私はどうやら実在の人物を題材にした話はあまり好みではないようで、読むのに結構時間がかかりました。あまりにも世界観に入り込めなくて、読書好きで博学の友人に相談したところ、二人の死因について教えてくれ、それをきっかけに興味を持ち直したという体たらく。

    上巻の最後が修羅場じみていて

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    2024年09月05日
  • 嘘 Love Lies(新潮文庫)

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    可なく不可でもない
    嘘や秘密は誰にでもあるけど、
    嘘を出し過ぎてまとまりが無く
    淡々と読み終えた感じ
    暴力やヤクザ事を加えた青春ドラマを濃くした感じ

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    2024年09月05日
  • 花酔ひ

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    ネタバレ

    やや抵抗ある内容ながらも、さすがの筆力でグイグイ読めた。

    官能部分は…直接そのものを書かなくても、こんなに表現できるものなんだな、と。
    普段の生活じゃお目にかからないようなプレイが出てきます。
    嫌々やめて(本当はしてほしいんだろ?)みたいな展開、嫌いじゃないはずなのに今作ではちょっと引いてしまった……
    それぞれ罰をうける、みたいな展開になるけど、1番やらかした感がある女性がどうなったのかイマイチ分からんかったのが消化不良。
    メインどころの人達よりも、周りの人達の言葉が印象的だったし、登場人物の仕事内容にフォーカスした部分のほうが面白かった笑

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    2024年08月31日
  • 猫はわかっている

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    最後のお話が好きかな

    猫は媚びたりしない 自分のしたいようにしている

    自分だったら どんな猫ちゃんストーリーを考えるかな

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    2024年08月31日
  • 緑の午後 おいしいコーヒーのいれ方 V

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    今回もさくっと読めちゃいました!
    星野りつ子ちゃんとショーリの関係も落ち着いて良かった(のか?!笑 なんか今後ありそうだけど…)
    果たしてショーリは一人暮らしする決心を次で決めるのか?!続きも気になります。

    サイドストーリーの丈のお話しはとてもおもしろくて良かったです(^O^)

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    2024年08月25日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    物語の構成上では一部と二部に分かれている訳ではないが、実質的に本巻の展開は上巻の流れを受けての謂わば「第二幕」と云ってもいい。脚本家の奈津が夫と別居中に複数の男と床を共にする筋書は、その業界なら日常茶飯事なのかどうかはわからぬが、一般庶民の私には今ひとつ理解し難い行動に映る。岩井との逢瀬にしても、彼の妻子に対する描写が殆ど無いため、まるで未婚者同士の恋愛のように思えてならず、現実味を欠く。花火大会における幕切れはとても良かった。自由であるとは、こんなにも寂しいことだったのか、の一文が心に響く

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    2024年08月24日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    以前から何となく気になっていた本作にようやく目を通した。もっと性愛シーンに溢れているのかと思ったが、その辺の描写は到って普通。既婚女性が夫の支配から逃れ、他の男と交わるなかで自らを解放していくと云う構図は「チャタレイ夫人の恋人」を彷彿とさす。傍目には仲睦まじく映るであろう奈津と省吾の実情に夫婦関係を築く難しさがよく表されていた。当初心身共に奈津を虜にした志澤とは全てにおいて正反対の岩井が終盤に登場。どう展開するのか、下巻を読むのが楽しみ

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    2024年08月21日
  • 燃える波

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    ネタバレ

    気難しい女優のはずが、とても人間のできた愛情深い人。この作家特有、やっぱりあった最後の激修羅場。中学の時からずっと好きでいてくれて、最後はだらしない関係全部切って一途になってくれたカメラマン。

    だらしない息子を溺愛し、夫の浮気は妻のせいだ、何でも我慢しろという昔のタイプの義母。それを継承している主人公の夫。

    なんかなー、と思う設定が多かったが、女優の言葉が所々刺さった。頭でっかちにならず、もう少し自由にできたら世界が変わるかもしれない。

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    2024年08月19日
  • 遥かなる水の音

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    ネタバレ

    恋愛小説に感動できなくなったのは、私が大人になったからかそれとも単純に冷めた人間になってしまったからなのか。
    今でこそLGBTQが世間の流行のようになっているが、2009年の小説でセクシャリティーに踏み込んでいたというのは珍しいのでは?とは感じた。
    ただどの登場人物にもあまり共感できず寄り添えなくて、物語に入り込めなかった。
    また風景や人、ものの描写が多くて、まるで旅行記でも読んでいるかのような…それが好きな人には合うかもしれないが、それもストーリーに入り込めなかった要因かも。
    さらに死者の声が聞こえるという設定?たびたび登場する周本人の声に何となく興醒めしてしまった。
    ファンタジックな感じが

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    2024年08月19日
  • 妖し

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    ネタバレ

    10人の作家さんが描く怪異の短編アンソロジー。多種多様な怖い話。一体、どこからこんなアイデアが出てくるのかと驚きながら楽しみました。

    恩田陸『曇天の店』
    北陸の料理屋。開けてはいけない勝手口。フェーン現象がつれてくるカワケが人を狂わせる。ラストの夫婦の会話が不穏で、余韻たっぷりで終わる。

    米澤穂信『わたしキャベンディッシュ』
    バナナの種って貴重なんだなあ。シゲルはどんな味なのかしら。

    村山由佳『ANNIVERSARY』
    小2のときの儀式が35歳で効果を発揮?
    夫と息子と幸せに暮らしていたのに、少し違う世界で小2からやりなおし。新しい世界で新しい家族と幸せになっても、新旧、どちらも裏切って

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    2024年08月16日
  • Row&Row

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    読みやすかったけど、43歳にもなった女性主人公がよくそんな会社の中でしかも全員おじさん相手にやりたい放題やるな…と思った。品性とは笑

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    2024年08月11日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    おいコー、second seasonの第3巻。大家さんの兄弟喧嘩に巻き込まれ、顔面を負傷、前歯を折ってしまう勝利。大家の奥さん・森下裕恵さんと大家の弟でオーストラリアで暮らす風来坊・秀人さんの関係が明かされる。あとがきに、今後シリアスな展開に突入、でも読者を悲しませるようなラストは考えていないとのこと、、、ラストまで読み切るしかないのか。

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    2024年07月31日
  • 遥かなる水の音

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    死んだらサハラ砂漠に灰を撒いてほしいという遺言を残した周。

    遺言を叶えようと姉の緋沙子と恋人のジャンクロード、幼馴染の結衣と浩介がサハラに向かう。

    最初はバラバラだった彼らの心がやがて一つにまとまり、人の尊さや儚さを感じる。

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    2024年07月30日
  • 星々の舟

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    ネタバレ

    美しい女性と恋焦がれる男性とどうしようもない運命による悲恋を書いたら天下一品
    どの話もどろりとしているのに透明感があるのが作者の凄いところ
    読ませる力があります。

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    2024年07月28日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    おいコー、second seasonの第二巻。大きな展開の無い132ページ。風見鶏マスターと由里子さん、おめでたのよう。スピンオフで同僚だった保健室の桐島先生の話も収録。

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    2024年07月27日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    おいコー、second seasonを読み始めました。第一弾は、first seasonのまとめと、秋のとある週末の二人の姿が描かれていました。とりあえず第一弾で一区切りつきましたが、second seasonは本編で9編、まだまだ先は長いです。

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    2024年07月25日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    粉々にくだけた硝子みたいなお話。
    綺麗で切なくて誰も幸せになってない
    読み終わった後、止めたってくれってなった。

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    2024年07月16日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    美人が容姿メインでモテる話、普通に僻むのでダメです。(私が)

    これ女子目線だとすごく好感度が上がる気がする

    いやめぞん一刻好きだったから
    うーん設定の問題じゃないか

    男側の魅力が私には伝わらなかったので、単に美人の従兄弟にうかれまくってるただの男子高校生にしかみえなかった

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    2024年07月14日
  • 星々の舟

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    正しくても間違いでも人間には自分を奮い立たせてくれる思い出や体験があって、それはどれだけ時代が変わっても変わらないものなんだと戦争の体験を通して感じた。

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    2024年07月15日