村山由佳のレビュー一覧

  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    たぶん、推理小説の読みすぎで、なんだか、物足りなかったように感じた。あまり何も引っかからなかった。関係性って、そんなものかも?薄いような?強いような?どちらでもないような?自分がいつも、決めていく。それでも、さすがの村山由佳さんは、最後まで、サーっと読ませる力はすごいです。私は、面白くないと自分が感じると、途中でやめてしまうタイプなので。
    村山由佳さんは、昔、よく読んでました。「青のフェルマータ」は大好きでした。「天使の〜シリーズ」とか、「おいしいコーヒーの入れ方シリーズ」とか。青春ものをまた、読んでみたいです。

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    2026年06月20日
  • Row&Row

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    自分の体験が大いに反映されてる?って邪推してしまう。夫婦の葛藤、仕事の葛藤、恋愛の葛藤が、リアルに細やかに表現されててドキドキする。官能的な場面も多く、大人の小説って感じ。それだけに、優柔不断に見えることも多くて、主人公たちの考え方、行動に、イライラすることも多くて困った。

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    2026年06月15日
  • はつ恋

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    2026/06/13
    南房総の町の古民家で暮らす主人公のハナ。
    2度の離婚を経験し、現在は幼馴染で恋人のトキオと遠距離恋愛中だ。
    庭のたくさんの植物と共に紡がれる大人の恋愛小説。

    作品の中で、若い頃の恋愛は不自由だったと書かれている。
    将来のこと、出産のこと、家族のこと…考慮することがたくさんあるから。
    そこにはとても共感した。
    でも50代になって、ただシンプルに好きだと思える人と共に生きるというのは、どういう感じなんだろうなぁ。
    しかも、古民家でたくさんの植物に囲まれて、自然を感じながら暮らす毎日はとても自由で憧れてしまう。
    特にいいなと思ったのは、庭を通じた近所のおじいさんとの交流。

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    2026年06月14日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    大人の世界観というかドラマというかなんというか・・・
    こんな人生もそれぞれあるかなぁ。。。
    そうだなぁ。
    どうかなぁ。。。
    色々考えますが、もしも自分だったらどうするかなぁ??
    とはすごく考えます。

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    2026年06月10日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    内容は笑える。
    リョウコは男だし、タカユキは女 っぽい。
    タカユキのアホさ加減がすごい笑

    でも、不倫の最中はきっとこんな心情なんだろうなって思う。
    あまりにも周りが見えなくなるんだろうなぁ。

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    2026年06月08日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    上巻よりも更に孝之のクズ男ぶりに磨きがかかっている。結末はありきたりだけど、変に泥沼感を引きずらない締めくくりが良い。
    それと解説、責任を持って楽しい人生を漕いでいく って言葉が良いなって思った。

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    2026年06月04日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    読み進めていく度に腹立たしくなっていく。何だろうこのモヤモヤ感は…。美登利は勿論、孝之には更にイライラする。涼子の稼ぎと従順性がなかったら今の理想的な職場は作れなかったはずで、その事を追いやり美登利にウハウハしてる様は腹が立って仕方ないよね。だけど涼子も自分を押し殺しすぎ、相手に気を遣いすぎてるのは、ダメダメな孝之を作り上げてる元でもある。さっさと解放され、して欲しい。

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    2026年06月04日
  • 天使の梯子

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    祖母を亡くして後悔し、斎藤先生に恋焦がれる慎一と、姉を亡くして後悔して立ち直れていない夏姫の話だった。
    近しい人が亡くなって後悔する気持ちはよくわかるが、年下の青年が年上のお姉さんに恋焦がれるいつもの感じだと思ったのと、一本槍もなかなかにひどいやつだと思ってしまったしであまり感情移入しきれなかった。

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    2026年05月29日
  • 星々の舟

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    読破後はなんとも形容し難い感情になった。
    後を引くような、登場人物の気持ちに少し寄り添えるようになって、すっきりするような、不思議な気持ち。

    テーマは重い、苦しい、悲恋。いじめ、性的虐待、戦争の負の歴史である慰安婦への扱い、兄弟愛。
    扱うテーマはどれも重く、人間の綺麗ではない部分を容赦なく描いていた。

    外から見れば普通の家族。でも内側では皆が傷や孤独、弱さを抱えていて、崩壊寸前のまま生きている。
    本作は短編集で、各登場人物の視点から物語が繰り広げられる。その人格を形成した理由、出来事が本人の目線から語られる。誰しもが苦しい局面があり、読んでいるだけで気分が悪くなる。

    そして、人は見えてい

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    2026年05月26日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    ネタバレ

    この巻でまたあんまり話が進まなくなったので、なかなか読めなかった。

    かれんの母(勝利の叔母さん)は手強い。言ってることがもっともすぎて、この母親とはちゃんと議論できないと丸め込まれて終わりだなと思った。
    でも一方で、なんでこんなに過保護な母親が少なからずいるんだろうとも思う。

    娘の一人暮らしが心配なのは分かるけど、かれんももう25歳だし、いずれ絶対に親元を離れる。もし親が世話をし続けた結果、自分のことが自分でできない高齢の子供を生み出してしまったら、それこそどう責任を取るつもりなんだろう。親は子供より長生きしない可能性が高いのに、なんで親が死んだ後の子供の生活は心配にならないんだろう。歳を

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    2026年05月15日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    女性の官能小説。
    描写がとてもリアルで読んでいて恥ずかしい気持ちと、どこか清々しい気持ちも。
    主人公の奈津はとことん性欲が強かった。
    ここまで強かったら大変だろう。
    セックス依存症なのかと思ったけれど、
    きっと奈津はそれだけではなく愛されたい欲が強いのではないかと思った。
    言葉で愛されたい。
    軀をぐちゃぐちゃに愛されたい。
    私を見て欲しい。
    満足させて欲しい。
    そんな欲が止まらないのだろう。
    そして、1人じゃ満足しない。

    途中から旦那はどこにいったのだろうと思ってしまったが、性欲の強い女の心境を覗けた気がして面白かった。

     
    2026.5.9(土)

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    2026年05月09日
  • ある愛の寓話

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    全体的に「言葉によらない心の交流」が描かれており、読みやすい文体で独自の世界観を表現した短編集。
    個人的にはあまり好みの話ではなかったが、話によってテイストが異なり一冊で色々なストーリーが楽しめた。

    ■晴れた空の下
    あらすじ:病気で認知が曖昧になっている女性が、自分を忘れられるのが怖いからと、先生に今までの人生で楽しかったことを話していくが……。

    感想:切なく悲しいけれど深い愛のお話。女性が伴侶と共に歩んできた幸せな半生が語られ、微笑ましく思っていると後半の急展開で感動して涙が出た。

    ■同じ夢
    あらすじ:記者の女性はとあるバンドマンから犬の世話を任される。以前飼っていた飼い犬によく似たジ

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    2026年05月01日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    夫婦という関係の複雑さをじわじわと突きつけてくる物語だった。

    思わず「夫の近くにいてほしくない女代表」と言いたくなる美登里の存在が印象的で、関係をじわじわとかき乱していくのがリアルで怖い。

    はっきりとした解決があるわけではないけれど、その曖昧さがかえって現実的で、「ある意味ハッピーエンド」と思える余韻が残る。人生は選択だけでなく、そのときのタイミングにも大きく左右されるのだと感じた。

    同時に、プライドや恥ずかしさに縛られず、大切な人の前では自分の気持ちに素直でいたいとも思えた。

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    2026年04月30日
  • 星々の舟

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    うー…ん。。。
    好みの問題もあるかもしれませんが…
    最初の話以外はあまり好感を持てず、重い気持ちになります。
    本を読むのに暗い気持ちにはなりたくないので、もう手に取ることはないかもしれない。

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    2026年04月27日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    惚れやすい主人公の女性。性欲が強すぎることが悩み
    w欲望のままに快楽を求めるも上手くいかず、テクニックより気持ちだときずいていく。最高と思った相手に捨てられ、たどり着いた相手は……。ただただ官能的だった。

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    2026年04月19日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    なかなか官能的な小説。人の目を気にして物を言えない精力大勢な主人公。夫を怒らせないに上手〜く生活していたが、不倫をきっかけに夫への愛がさめてしまう。サクサクとよめる作品。下巻へ……

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    2026年04月18日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    オーディブルで。広告代理店勤務のバリキャリウーマンの妻に、自宅で開業している美容師の夫。休みも、人生に対する考えも違うように思える二人だが、双方に婚姻関係を継続させる意思はあり、そのため、妻は夫が雇った若い女性アシスタントにもやつき、夫は仕事を理由に妻が外泊をするのにもやつく。そしてそうなる自分に対して、苛立ちを抱えている。絶対にうまくいくわけない組み合わせなのに、結婚当初は互いに愛し、家庭を築こうとしていたなんて、恋愛っておそろしい。妻が外で活躍することに対して、夫はコンプレックスを抱え、妻は引け目を感じる。妻が家庭に縛られていたころの古い価値観であり、ばからしいと思うのだけれども、いまだ根

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    2026年04月18日
  • ある愛の寓話

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    Twitterで見かけて気になったから読んでみた!
    「愛」を愛という言葉なしに届けてくれる短編集。
    ものすごく、感想を言語化するのが難しい。心の中にほわほわと温かい気持ちが溜まって、じんわり沁み入ってくる感じの話。人間じゃなくても、動物でも、物でも、愛がある。
    『グレイ・レディ』がとても好きだった。人間じゃないからこそ、死は二人を別たない。
    『乗る女』も好き。メインは馬だけど、人間にも愛がある。明るい未来を想起させる終わり方で、このあとどうなったのかな…と余韻があってとても好きだった。この後どうなったんだろうと思わせる話って、めちゃくちゃ良いよね。

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    2026年04月17日
  • はつ恋

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    恋というのは若者の特権だけではない。
    こんなにも純粋で無垢な相手への気持ちがある恋愛を、歳をとってもできることは素敵。

    自分が大変な時にふと逢いたいと言える・面と向かって感情を爆発させて怒ることができる。どちらも恋愛において大事なことに思えた。

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    2026年04月17日
  • DANGER

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    500ページにも迫る大作だった。
    舞台は1992年の日本で、当時のバレエダンサーの苦悩や狂気などが描かれる小説かと思っていたが、まさか戦前・戦時下・戦後のシベリア抑留にまでわたる、壮大な運命の話だったとは驚いた。
    激動の時代で、彼らの人生にはそれぞれの無数の出会いと別れがあった。過酷で凄惨な状況を生き延び、長い長い別れの先に、翠と久我さんが最後に再会できたシーンには涙が込み上げた。
    ここまで語り手であった、果耶先輩の物語の始まりを予期させる終わり方もよかった。

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    2026年08月02日