村山由佳のレビュー一覧
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村山由佳の楽園のしっぽを読みました。房総の片田舎での動物たちに囲まれた生活をテーマにした村山由佳のエッセイでした。大自然の中で暮らしたいという目的で、古い一軒家とその周りの土地を買ってしまうという行動力はさすがです。動物たちとの付き合い方や農業とのかかわり方について、村山由佳らしい視点での主張が述べられています。例えば、モンゴルの旅行記では、山羊の肉を腐らせずに持ち歩くにはどうすればいいか、という問題が提示されました。正解は、生きたまま連れて行き、食べる直前にさばくということでした。確かにそうなんだけど、肉はスーパーで買うものだと思い込んでいる日本人にはなかなか思いつかない解答ですね。新井素子
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・翼 村上由佳 集英社 幼い頃から母親に疎ましがられ、「お前が愛するものはみな不幸になる」 といわれ続け実際にそのような出来事が起きてしまう「真冬」。 日本を(日本人であることを)捨てたくてニューヨークで暮らし、居場所 を見つけながら沢山の人との出会い(別れ)を通して成長していく物語
「こんなはずではなかったことを数え上げてみたところで何も変わらない。それよりも、ごくシンプルなレベルで嬉しかった出来事を、ひとつずつ数えて毎日を暮らしていくほうがずっといい。」
「魂に翼を持つというのは決して楽なことじゃない。いっそ、そんなものを持たないで、闇の中でじっとしていたほうが幸せだと考える者もいる -
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人生の後半をひとりで生きようとしていた小説家のハナ。
喪失も挫折も知って辿り着いた、バツ2アラフィフ女子、最後の恋。
それは、はつ恋の相手であり、心身を委ねる深さも初めての恋。
大人のための恋愛小説。
……まあ、多少は思いました。
結婚を2回失敗して、それでも自分で稼げて、人生の後半でまた恋ができる女性って、私の周りにはいないなあと。
でも、それではあまりに侘しい。小説にならない。それもまた、ならなくはないけれど。
恋を求める気持ちはわかる。
でも、好きな人が来るといそいそ料理をするというのは、私はもう無理かなあ。先日のお盆で、いつもより多めの食事を作り続けただけでも、もう十分でございます