村山由佳のレビュー一覧

  • PRIZEープライズー

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    編集者から見た作家との距離の置き方って本当に難しいのだなと感じました。

    助言をするのは編集者、作品に手を加えるのは作家。

    作家は傲慢だろうが、偏屈だろうが、金のなる木なのでおだてて良い作品を書かせる。
    そんなビジネススキームなんですね。

    文芸と言いますが、極めて金儲けの側面が強い。
    商業的にも芸術的にも成功させるのは至難の業ですね。

    出版業界の仕組みもよくわかって大変興味深かった。

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    2026年06月08日
  • PRIZEープライズー

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    面白かった。人間なんて、どこも皆同じだ。
    あの人のことかなぁ、などと想像してみた。
    柚木麻子と似たものを感じた。固有名詞の使われ方が楽しかったから。

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    2026年06月08日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    上巻よりも更に孝之のクズ男ぶりに磨きがかかっている。結末はありきたりだけど、変に泥沼感を引きずらない締めくくりが良い。
    それと解説、責任を持って楽しい人生を漕いでいく って言葉が良いなって思った。

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    2026年06月04日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    読み進めていく度に腹立たしくなっていく。何だろうこのモヤモヤ感は…。美登利は勿論、孝之には更にイライラする。涼子の稼ぎと従順性がなかったら今の理想的な職場は作れなかったはずで、その事を追いやり美登利にウハウハしてる様は腹が立って仕方ないよね。だけど涼子も自分を押し殺しすぎ、相手に気を遣いすぎてるのは、ダメダメな孝之を作り上げてる元でもある。さっさと解放され、して欲しい。

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    2026年06月04日
  • PRIZEープライズー

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    編集者って本当にすごい黒子の存在なんだなって思った。
    どこまでがリアルに描かれている部分かは分からないけれど、このように二人三脚でやっているのなら、すごい仕事だと思った。

    小説はよく読むけれど、その作家さんと伴走している編集者は誰1人として知らない。
    もっと輝ける職種であってもいいのでは?と思ってしまった。

    audibleで視聴

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    2026年06月03日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    2026年本屋大賞第3位ということで手に取りました。

    直木賞をどうしても獲りたい作家・天羽カイン。その強い執念ゆえに気性が荒く、個人的にはあまり好きなタイプではありませんでしたが、感情を隠さずさらけ出す人間臭さには不思議と惹きつけられました。

    前半は、直木賞の選考方法や作家と編集者の関係性、編集者の仕事など、普段知る機会の少ない出版業界の裏側が興味深く、夢中で読み進めました。

    そして後半、編集者・緒沢千紘の危うさが見え始めたあたりから、物語はさらに面白くなります。フィクションとはいえ「本当にこんなことがあるのだろうか」と思いましたが、実際に似た事例があったと知り、驚きました。

    『作品は

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    2026年05月31日
  • 天使の梯子

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    祖母を亡くして後悔し、斎藤先生に恋焦がれる慎一と、姉を亡くして後悔して立ち直れていない夏姫の話だった。
    近しい人が亡くなって後悔する気持ちはよくわかるが、年下の青年が年上のお姉さんに恋焦がれるいつもの感じだと思ったのと、一本槍もなかなかにひどいやつだと思ってしまったしであまり感情移入しきれなかった。

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    2026年05月29日
  • PRIZEープライズー

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    重たい作品を続けて読んだあとだからか、前半はなんだか軽すぎる雰囲気でイマイチのめりこめなかった。
    が、中盤からどろどろした感じが出てきて先が気になりだし、後半まで一気に読んだ。

    読書初心者の自分としては本が出来上がる過程諸々知れたのも良かった。

    ちょっと主人公の緩急がすごくてついていけなかった部分もあるが…笑
    そういう部分は、映像化したら逆に面白そうではあるとも思った。

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    2026年05月27日
  • 星々の舟

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    読破後はなんとも形容し難い感情になった。
    後を引くような、登場人物の気持ちに少し寄り添えるようになって、すっきりするような、不思議な気持ち。

    テーマは重い、苦しい、悲恋。いじめ、性的虐待、戦争の負の歴史である慰安婦への扱い、兄弟愛。
    扱うテーマはどれも重く、人間の綺麗ではない部分を容赦なく描いていた。

    外から見れば普通の家族。でも内側では皆が傷や孤独、弱さを抱えていて、崩壊寸前のまま生きている。
    本作は短編集で、各登場人物の視点から物語が繰り広げられる。その人格を形成した理由、出来事が本人の目線から語られる。誰しもが苦しい局面があり、読んでいるだけで気分が悪くなる。

    そして、人は見えてい

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    2026年05月26日
  • しっぽのカルテ

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    村山由佳さん、初読み。
    万人受けする文体で、するすると読めた。

    院長が個性的で素敵だなーと思ったが、それ以上に好感度No.1は土屋高志さん!

    最初のイメージと違い、がっつりの動物ものではないので、かえってわたしは良かった。お涙話しだと狙ってた感をかんじてしまうから。

    シリーズ化しそうな予感。

    やっぱり、プライズは購入します!

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    2026年05月22日
  • しっぽのカルテ

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    途中まではとても楽しく、感動もしながら読んでいたけれど、最後はなんだか少し薄っぺらい気がして残念だった。
    土屋さんのがさつなようで、でも本当は優しいところ、素敵だな。
    もっと続きが読みたい

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    2026年05月20日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    ネタバレ

    この巻でまたあんまり話が進まなくなったので、なかなか読めなかった。

    かれんの母(勝利の叔母さん)は手強い。言ってることがもっともすぎて、この母親とはちゃんと議論できないと丸め込まれて終わりだなと思った。
    でも一方で、なんでこんなに過保護な母親が少なからずいるんだろうとも思う。

    娘の一人暮らしが心配なのは分かるけど、かれんももう25歳だし、いずれ絶対に親元を離れる。もし親が世話をし続けた結果、自分のことが自分でできない高齢の子供を生み出してしまったら、それこそどう責任を取るつもりなんだろう。親は子供より長生きしない可能性が高いのに、なんで親が死んだ後の子供の生活は心配にならないんだろう。歳を

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    2026年05月15日
  • しっぽのカルテ

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    『猫も杓子も』で愛猫にでれでれの村山さんを見ました
    動物病院を舞台にした人間ドラマの最後の最後に院長が降臨。ジャーン!
    深雪はきっと、幸せになる

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    2026年05月12日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    女性の官能小説。
    描写がとてもリアルで読んでいて恥ずかしい気持ちと、どこか清々しい気持ちも。
    主人公の奈津はとことん性欲が強かった。
    ここまで強かったら大変だろう。
    セックス依存症なのかと思ったけれど、
    きっと奈津はそれだけではなく愛されたい欲が強いのではないかと思った。
    言葉で愛されたい。
    軀をぐちゃぐちゃに愛されたい。
    私を見て欲しい。
    満足させて欲しい。
    そんな欲が止まらないのだろう。
    そして、1人じゃ満足しない。

    途中から旦那はどこにいったのだろうと思ってしまったが、性欲の強い女の心境を覗けた気がして面白かった。

     
    2026.5.9(土)

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    2026年05月09日
  • ある愛の寓話

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    全体的に「言葉によらない心の交流」が描かれており、読みやすい文体で独自の世界観を表現した短編集。
    個人的にはあまり好みの話ではなかったが、話によってテイストが異なり一冊で色々なストーリーが楽しめた。

    ■晴れた空の下
    あらすじ:病気で認知が曖昧になっている女性が、自分を忘れられるのが怖いからと、先生に今までの人生で楽しかったことを話していくが……。

    感想:切なく悲しいけれど深い愛のお話。女性が伴侶と共に歩んできた幸せな半生が語られ、微笑ましく思っていると後半の急展開で感動して涙が出た。

    ■同じ夢
    あらすじ:記者の女性はとあるバンドマンから犬の世話を任される。以前飼っていた飼い犬によく似たジ

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    2026年05月01日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    夫婦という関係の複雑さをじわじわと突きつけてくる物語だった。

    思わず「夫の近くにいてほしくない女代表」と言いたくなる美登里の存在が印象的で、関係をじわじわとかき乱していくのがリアルで怖い。

    はっきりとした解決があるわけではないけれど、その曖昧さがかえって現実的で、「ある意味ハッピーエンド」と思える余韻が残る。人生は選択だけでなく、そのときのタイミングにも大きく左右されるのだと感じた。

    同時に、プライドや恥ずかしさに縛られず、大切な人の前では自分の気持ちに素直でいたいとも思えた。

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    2026年04月30日
  • 星々の舟

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    うー…ん。。。
    好みの問題もあるかもしれませんが…
    最初の話以外はあまり好感を持てず、重い気持ちになります。
    本を読むのに暗い気持ちにはなりたくないので、もう手に取ることはないかもしれない。

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    2026年04月27日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    惚れやすい主人公の女性。性欲が強すぎることが悩み
    w欲望のままに快楽を求めるも上手くいかず、テクニックより気持ちだときずいていく。最高と思った相手に捨てられ、たどり着いた相手は……。ただただ官能的だった。

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    2026年04月19日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    なかなか官能的な小説。人の目を気にして物を言えない精力大勢な主人公。夫を怒らせないに上手〜く生活していたが、不倫をきっかけに夫への愛がさめてしまう。サクサクとよめる作品。下巻へ……

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    2026年04月18日
  • ロウ・アンド・ロウ(上)【毎日文庫】

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    オーディブルで。広告代理店勤務のバリキャリウーマンの妻に、自宅で開業している美容師の夫。休みも、人生に対する考えも違うように思える二人だが、双方に婚姻関係を継続させる意思はあり、そのため、妻は夫が雇った若い女性アシスタントにもやつき、夫は仕事を理由に妻が外泊をするのにもやつく。そしてそうなる自分に対して、苛立ちを抱えている。絶対にうまくいくわけない組み合わせなのに、結婚当初は互いに愛し、家庭を築こうとしていたなんて、恋愛っておそろしい。妻が外で活躍することに対して、夫はコンプレックスを抱え、妻は引け目を感じる。妻が家庭に縛られていたころの古い価値観であり、ばからしいと思うのだけれども、いまだ根

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    2026年04月18日