村山由佳のレビュー一覧

  • すべての雲は銀の…(下)

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    田舎暮らしを中心に描く〈上〉とは変わり、人間関係を描く〈下〉。〈上〉で好きになった登場人物の各話題に入っていく展開で読者を惹き込む。

    Every cloud has a silver lining.

    いいことあるさ!!そんな気楽な気持ちで物語はつづく。
    つらいときでも新しい環境、出会いが励ましてくれると思いたい。

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    2011年02月11日
  • すべての雲は銀の…(上)

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    全2巻(上・下)。恋愛不信に陥った都会人が田舎の牧場で癒されていく、という話。村山由佳はこういう話を書かせると上手い。

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    2011年03月06日
  • 翼 cry for the moon

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    ネタバレ

    【翼】 村山由佳さん

    父親は自殺し、母親からは「おまえは疫病神だ」と
    ののしられて育った真冬。

    彼女は自分とかかわった人間が不幸になるコトを恐れ、
    他人とうち解けるコトを避け、ダレにも心を開かずに育った。

    今、彼女は日本を離れニューヨークで暮らす。

    そのニューヨークで大学教授のラリーに見初められ、
    彼の真摯で誠実な人柄に少しずつ心を開いてゆく。

    ラリーには前妻との間に出来た子どもティムがいた。

    ティムは前妻に虐待され、心に問題を抱えた子どもだった。


    やがてラリーとの結婚を決意する真冬だが、
    彼女に悲劇が襲う。

    結婚式の当日、式後に真冬とラリーが新居へ戻る途中
    ラリーは強盗現場に居合わせてしまい、殺されてしまったのだ。

    真冬はやはり自分が疫病神だと思いこんでしまう。

    ラリーの葬儀はラリーの田舎で行われた。
    彼の父親は観光みやげと牧場を営む事業家だった。

    ラリーの葬儀の席で、真冬は白人とインディアンの混血児
    ブルースと出会う。

    彼もまた白人とインディアンとの境界線で悩んだ経験を
    持つ青年であった。

    ラリーの実家で、真冬は彼の複雑な家庭環境を知る。

    ☆

    心に問題を抱えた真冬とティム。
    彼らと同じ次元の悩みを持っていたブルース。。
    彼らは似たもの同士だった。

    自分の立つべき位置が分からず、自ら翼をたたみ
    精神を殻の中に閉じこめることで、自らが傷つくことを
    最小限に抑えようとする彼らが、大地の声を聴き
    自らの足で地を踏みしめ、自分のあるべき場所へと
    戻ってゆく。

    最後に真冬もティムも自分の意志で自分の進むべき道を
    見つける。

    何かを手に入れようと思えば、
    何かを手放さなければならない。
    別れはそのための儀式のようなものだ。

    最後で、ブルースがマイケルを助けるため、
    永年連れ添ったパンチ(犬)に「(噛んでいる口を)放せ」
    と命令するくだりには涙腺を刺激されました。

    良い本でした。こういう最後にいい余韻を残して終わる本が
    やっぱり好きだな。

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    2013年07月09日
  • 青のフェルマータ

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    声を失くした少女、
    自閉症のおんなのこ、
    療養中のチェロリスト、

    そしてイルカ。

    これをみてイルカが神みたいなパワーを持ってるなんて思わないで欲しい。

    表現は細やかで美しかったけれども、ラストとリオがあまり好みではなかったのでー1。

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    2010年11月08日
  • 楽園のしっぽ

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    こんな生活もあるんだなーというか、やっぱり実現に向けてスタートしないことには何も始まらないんだーと。房総の楽園を自ら作ってしまう・・・・何もないところから動物と季節の野菜に囲まれた農場へ。小説家だから出来るのではなく、きっと「想い」なんだろう。始めなきゃ、って思わせる本であった。でも、最後はちょっと驚き。小説家の「性」というものだろうか・・。ちょっと僕には理解しがたいが、だから小説家なんだろう。村山由佳はまったくの同世代。エッセイは面白い。

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    2010年11月07日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    借本。
    もう少し読んでいたいな~と思いながらのラストは、思い通りで。
    許す事の重さを知った一冊。

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    2012年12月29日
  • すべての雲は銀の…(上)

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    失恋の痛みから逃げるために田舎に逃げ出した主人公とそれを包み込む温かな人達。
    いつかは帰る場所があったとしても、ここには安らげる時間が流れている。

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    2010年08月22日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    上下巻を読み終わっての感想
    下巻の方が上巻よりも登場人物の内面の細かい描写が増えて、ストーリーの先が知りたくて、読むスビードが上がった。
    別の視点からnストーリーでも構わないので、今後の「かむなび」の面々の物語も読んでみたいと思いました。

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    2010年08月14日
  • 翼 cry for the moon

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    出会いや別れ、過去の自分との決別、愛と憎しみ、様々な葛藤を見事に詰め込んだ作品。
    後半部にある別れのシーンの描写がとても綺麗です。

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    2012年10月22日
  • きみのためにできること Peace of Mind

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    繰り返しの毎日の中で、大切なものを見失うことがある。だけど、手放してからじゃもう遅くて、大切ならしっかりとつかんでなくちゃいけないんだ、ということを教えてくれる作品。

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    2012年10月22日
  • 楽園のしっぽ

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    村山由佳さんの、田舎暮らしエッセイ。
     田舎暮らしといっても、牧場を一から全部手作りというから半端なものじゃない。そこでの体験談と、日々考えてることなど。
     モンゴル旅行記とか、ゆとり教育についてとか、内容は幅広い。


     全部読み終わって、文庫版後書き読んで、「えええ??」ってなった。

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    2010年06月30日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    村山由佳女史の作品は文庫本化したものはほぼ購入してきたが、二度、三度と重ねて読む作品は少ない。
    「すべての雲は銀の・・・」はそんな数少ない一作。

    「人生」という重めのテーマなのだが、園主を筆頭に良いキャラクタと小気味よいテンポで読みやすく、読んだ後の後味がものすごくいい。

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    2010年07月10日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    軽快なのに、時折とても考えさせられる作品だった。
    ラストの展開はとても綺麗で、淡く切なく、身に沁みる作品。

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    2012年10月22日
  • 青のフェルマータ

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    大学の時はちょいちょい読んでたけど、大人になったら読まなくなってしまった。
    ほんと久しぶり。

    イルカだとか、ヒーリングだとか、センセーショナルな話題を取り上げてはいるが、結局のところは、他のお話と一緒で、「原罪」を抱えた人間が、立ち直ってゆく、という、普遍的なテーマを取り扱っているものだと思う。

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    2010年04月30日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    恋愛で傷ついた主人公が、自然いっぱいの田舎で暮らし立ち直っていく話。ただこの一言で片付けることはできない。出てくる人物一人ひとりがそれぞれ複雑な悩みを抱えながら生きていて、ほんとうに存在するようなリアリティがあった。誰もが悩みは持っているけれど、人の悩みと向き合ううちに自分自身も成長し、強くなり、いつしか、ふとしたきっかけによって立ち直ることができる、そんな気がした。

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    2010年05月20日
  • 楽園のしっぽ

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    村山作品は小説ばかりを読んでいたので、
    意外にもエッセイはこの作品が初めてでした(*´ω`*)
    村山さんが鴨川にいた頃の田舎暮らしの生活についてのお話。
    普段経験できないような色んな話が盛りだくさんで面白かったです♪

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    2010年03月31日
  • きみのためにできること Peace of Mind

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    購入済み

    内容(「BOOK」データベースより)
    新米の音声技師、高瀬俊太郎には、夢がある。憧れの人、木島隆文の音を越える凄い音を創りたいという強い思いだ。そんな彼を支えてくれるのは幼なじみのピノコ。仕事が忙しく逢瀬はままならないが、メイルがふたりを結んでいる。そんな折、テレビの仕事で遭遇した女優・鏡耀子の妖しい輝きに俊太郎は引かれていく。だが、耀子は不倫の恋に傷つき、心を失いかけていたのだ。二人の間で揺れながら、彼は少しだけ大人になっていく…。

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    2010年04月02日
  • 楽園のしっぽ

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    著者の鴨川での生活を描いたエッセイ集。田舎暮らしに憧れている人には、エッセイ集「楽園通信」とあわせて読んで頂きたい一冊。そうそう、決して「あとがき」から読んではいけませんよ。ちょっとしたどんでん返しがありますから。。。

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    2009年11月13日
  • 楽園のしっぽ

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    村上さんの小説はすごく好きで全部読んでいるのですが、エッセイは初めて。田舎暮らし、ってことでちょっと読むのが不安だったのですよね。ダブルファンタジーのこともあり、どうかなぁと思いつつ、文庫で新しく出ていたので買っちゃいました。
    なかなか面白かったです。いろんな動物への愛情が伝わってくる感じ。でも、ちゃんとわきまえている感じ。それがいいな。

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    2009年10月07日
  • 楽園のしっぽ

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    村山由佳の楽園のしっぽを読みました。房総の片田舎での動物たちに囲まれた生活をテーマにした村山由佳のエッセイでした。大自然の中で暮らしたいという目的で、古い一軒家とその周りの土地を買ってしまうという行動力はさすがです。動物たちとの付き合い方や農業とのかかわり方について、村山由佳らしい視点での主張が述べられています。例えば、モンゴルの旅行記では、山羊の肉を腐らせずに持ち歩くにはどうすればいいか、という問題が提示されました。正解は、生きたまま連れて行き、食べる直前にさばくということでした。確かにそうなんだけど、肉はスーパーで買うものだと思い込んでいる日本人にはなかなか思いつかない解答ですね。新井素子とはまた口調が違うけど、話し好きの女性のおしゃべりを聞いているような語り口は同じように快く感じます。まあ、これだけのめり込んだワイルドな生活に終止符を打った本当の理由が知りたいと思いましたが。

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    2011年07月18日