村山由佳のレビュー一覧

  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    (11.04.30)

    4人組バンド、「Distance」のメンバーを中心に描かれた、痛快青春ストーリー。

    主人公の涯は、自分の通う大学の先生で、夫はニューヨークに出張中のマリコ先生と恋に落ちてしまう。

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    2011年04月30日
  • 約束 村山由佳の絵のない絵本

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    もともと絵本として刊行された3作品を文庫に再録されたものです。共通テーマとしては、環境と命かな?どれもアプローチは違うけど……。

    絵をなくして文庫サイズにするってどうなんだろうと最初は思いましたが、大人になってから改めて読むと、以前絵本として読んだときとはまた違う印象を受けました。
    特に、「約束」は、電車の中で読んでいて泣きそうになりました。子どもも大人も読んで欲しいです。

    ティランと、いのちのうたは、やっぱり絵付きの方が良かったかなぁ…。

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    2011年04月11日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    前に読んだときはうさぎの気持ちで
    いまはマリコさんの気持ちで読んでいる

    わたしに勝とうなんて…言ってみたいぜ。

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    2011年03月27日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    今まで読んだ村山由佳の作品のなかでは1番のお気に入り。幼なじみの『うさぎ』と『僕』の微妙な関係とそれぞれの恋愛と。

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    2011年03月21日
  • きみのためにできること Peace of Mind

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    新米の音声技師、高瀬俊太郎には、夢がある。憧れの人、木島隆文の音を超える凄い音を創りたいという強い思いだ。そんな彼を支えてくれるのは、幼なじみのピノコ。仕事が忙しく逢瀬はままならないが、メイルがふたりを結んでいる。そんな折、テレビの仕事で遭遇した女優・鏡耀子の妖しい輝きに、俊太郎は引かれていく。だが、耀子は不倫の恋に傷つき、心を失いかけていたのだ。二人の間で揺れながら、彼は少しだけ大人になっていく・・・。

    あとがきでも触れられているが、メールという手段を介してしか登場しないピノコという人物に対する想像を膨らませることができて、とてもおもしろかった。
    二人の女性のどちらもが自分にとって大切だと感じる俊太郎の心の在り様はわからなくもないが、ピノコや耀子にとってそう簡単に割り切れないあたり、人の心は難しいなぁと思う。

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    2011年03月14日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    村山さんの作品は「星々の舟」に次いで2作目。村山さんは人物描写に強みを持つ作家だと思う。言葉で表すのが難しい内面の複雑な想いだとか、人生観を垣間見ることができる発言が小説の中に幾つも出てくる。
    読後は前回同様、ポカポカした生温い優しさに包まれた。希望、勇気、そんなものを送ってくれる。

    本書では、都会育ちの主人公祐介が失恋(この言葉だけでは不十分だとは思うが)のショックから逃げるように、田舎での生活を始め、そこでたくさんの人達と出会い逞しく成長していく過程が綴られる。

    いくつか強引すぎるとも言える設定があるけれど、特に気にならずに読み進めることができるだろう。
    登場人物が見せる「個性」にも注目してほしい。園主、瞳子さん、花綾ちゃん、美里ちゃん、源さん、茂市つぁん、桜ちゃん、智恵子さん。ここに挙げただけでもかなりの登場人物がいるが、誰一人としておざなりに描かれず、誰もが物語を支える立派なキャラクターとして自立している。

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    2011年03月05日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    田舎暮らしを中心に描く〈上〉とは変わり、人間関係を描く〈下〉。〈上〉で好きになった登場人物の各話題に入っていく展開で読者を惹き込む。

    Every cloud has a silver lining.

    いいことあるさ!!そんな気楽な気持ちで物語はつづく。
    つらいときでも新しい環境、出会いが励ましてくれると思いたい。

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    2011年02月11日
  • すべての雲は銀の…(上)

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    全2巻(上・下)。恋愛不信に陥った都会人が田舎の牧場で癒されていく、という話。村山由佳はこういう話を書かせると上手い。

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    2011年03月06日
  • 翼 cry for the moon

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    ネタバレ

    【翼】 村山由佳さん

    父親は自殺し、母親からは「おまえは疫病神だ」と
    ののしられて育った真冬。

    彼女は自分とかかわった人間が不幸になるコトを恐れ、
    他人とうち解けるコトを避け、ダレにも心を開かずに育った。

    今、彼女は日本を離れニューヨークで暮らす。

    そのニューヨークで大学教授のラリーに見初められ、
    彼の真摯で誠実な人柄に少しずつ心を開いてゆく。

    ラリーには前妻との間に出来た子どもティムがいた。

    ティムは前妻に虐待され、心に問題を抱えた子どもだった。


    やがてラリーとの結婚を決意する真冬だが、
    彼女に悲劇が襲う。

    結婚式の当日、式後に真冬とラリーが新居へ戻る途中
    ラリーは強盗現場に居合わせてしまい、殺されてしまったのだ。

    真冬はやはり自分が疫病神だと思いこんでしまう。

    ラリーの葬儀はラリーの田舎で行われた。
    彼の父親は観光みやげと牧場を営む事業家だった。

    ラリーの葬儀の席で、真冬は白人とインディアンの混血児
    ブルースと出会う。

    彼もまた白人とインディアンとの境界線で悩んだ経験を
    持つ青年であった。

    ラリーの実家で、真冬は彼の複雑な家庭環境を知る。

    ☆

    心に問題を抱えた真冬とティム。
    彼らと同じ次元の悩みを持っていたブルース。。
    彼らは似たもの同士だった。

    自分の立つべき位置が分からず、自ら翼をたたみ
    精神を殻の中に閉じこめることで、自らが傷つくことを
    最小限に抑えようとする彼らが、大地の声を聴き
    自らの足で地を踏みしめ、自分のあるべき場所へと
    戻ってゆく。

    最後に真冬もティムも自分の意志で自分の進むべき道を
    見つける。

    何かを手に入れようと思えば、
    何かを手放さなければならない。
    別れはそのための儀式のようなものだ。

    最後で、ブルースがマイケルを助けるため、
    永年連れ添ったパンチ(犬)に「(噛んでいる口を)放せ」
    と命令するくだりには涙腺を刺激されました。

    良い本でした。こういう最後にいい余韻を残して終わる本が
    やっぱり好きだな。

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    2013年07月09日
  • 青のフェルマータ

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    声を失くした少女、
    自閉症のおんなのこ、
    療養中のチェロリスト、

    そしてイルカ。

    これをみてイルカが神みたいなパワーを持ってるなんて思わないで欲しい。

    表現は細やかで美しかったけれども、ラストとリオがあまり好みではなかったのでー1。

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    2010年11月08日
  • 楽園のしっぽ

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    こんな生活もあるんだなーというか、やっぱり実現に向けてスタートしないことには何も始まらないんだーと。房総の楽園を自ら作ってしまう・・・・何もないところから動物と季節の野菜に囲まれた農場へ。小説家だから出来るのではなく、きっと「想い」なんだろう。始めなきゃ、って思わせる本であった。でも、最後はちょっと驚き。小説家の「性」というものだろうか・・。ちょっと僕には理解しがたいが、だから小説家なんだろう。村山由佳はまったくの同世代。エッセイは面白い。

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    2010年11月07日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    借本。
    もう少し読んでいたいな~と思いながらのラストは、思い通りで。
    許す事の重さを知った一冊。

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    2012年12月29日
  • すべての雲は銀の…(上)

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    失恋の痛みから逃げるために田舎に逃げ出した主人公とそれを包み込む温かな人達。
    いつかは帰る場所があったとしても、ここには安らげる時間が流れている。

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    2010年08月22日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    上下巻を読み終わっての感想
    下巻の方が上巻よりも登場人物の内面の細かい描写が増えて、ストーリーの先が知りたくて、読むスビードが上がった。
    別の視点からnストーリーでも構わないので、今後の「かむなび」の面々の物語も読んでみたいと思いました。

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    2010年08月14日
  • 翼 cry for the moon

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    出会いや別れ、過去の自分との決別、愛と憎しみ、様々な葛藤を見事に詰め込んだ作品。
    後半部にある別れのシーンの描写がとても綺麗です。

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    2012年10月22日
  • きみのためにできること Peace of Mind

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    繰り返しの毎日の中で、大切なものを見失うことがある。だけど、手放してからじゃもう遅くて、大切ならしっかりとつかんでなくちゃいけないんだ、ということを教えてくれる作品。

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    2012年10月22日
  • 楽園のしっぽ

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    村山由佳さんの、田舎暮らしエッセイ。
     田舎暮らしといっても、牧場を一から全部手作りというから半端なものじゃない。そこでの体験談と、日々考えてることなど。
     モンゴル旅行記とか、ゆとり教育についてとか、内容は幅広い。


     全部読み終わって、文庫版後書き読んで、「えええ??」ってなった。

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    2010年06月30日
  • すべての雲は銀の…(下)

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    村山由佳女史の作品は文庫本化したものはほぼ購入してきたが、二度、三度と重ねて読む作品は少ない。
    「すべての雲は銀の・・・」はそんな数少ない一作。

    「人生」という重めのテーマなのだが、園主を筆頭に良いキャラクタと小気味よいテンポで読みやすく、読んだ後の後味がものすごくいい。

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    2010年07月10日
  • 夜明けまで1マイル somebody loves you

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    軽快なのに、時折とても考えさせられる作品だった。
    ラストの展開はとても綺麗で、淡く切なく、身に沁みる作品。

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    2012年10月22日
  • 青のフェルマータ

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    大学の時はちょいちょい読んでたけど、大人になったら読まなくなってしまった。
    ほんと久しぶり。

    イルカだとか、ヒーリングだとか、センセーショナルな話題を取り上げてはいるが、結局のところは、他のお話と一緒で、「原罪」を抱えた人間が、立ち直ってゆく、という、普遍的なテーマを取り扱っているものだと思う。

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    2010年04月30日