村山由佳のレビュー一覧

  • 放蕩記

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    実家に帰省する電車の中で読んだので妙にタイムリーだった。共感するところがあったりなかったり。読み応えはあった。まとまりはなかった。人間。

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    2025年01月05日
  • 雪のなまえ

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    いじめで学校に行けなくなってしまった
    小学5年生の雪乃
    父と共に総祖父母の住む長野へ転居する

    固まってしまった雪乃の心をゆっくりゆっくり
    溶かしたのはまわりの人々
    そして同級生の少年

    最後は子供らしい笑顔が戻ってよかった

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    2024年12月18日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日
  • はつ恋

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    二度の離婚を経験しているから得られた恋かもしれないけれど、ハナの今の生活が羨ましい。恋する人とは遠距離恋愛になっているけれどいずれは2人で暮らすことを望んでいる。時々気持ちがすれ違いケンカもするけれど2人の気持ちの根っこのところは強く結ばれているようだ。思いやる気持ちがなければこんな大人の恋は成立しない。定年間際の旦那を持つ同年代は熟年離婚を考える人が多い傾向にあるのにこんな大人の恋をしている人も現実にいるのかと思うと羨ましすぎる。いや、少数派だろうー田舎暮らしも生活力があるからこそ成立するということで現実はどうなのか…

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    2024年11月26日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    恋心の中に主人公のような冷静さが存在したならば私の恋愛はもっと上手く行っていたはずだ。だから主人公は28の女を落とせたんだもの。
    まあ、純愛ってやつですね。(?)
    セックスはもっと官能に描いてもいいですよ。(十分官能でした)

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    2024年11月25日
  • 二人キリ

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    昭和の初めに実際に起こった阿部定事件

    いろんな思いや考えが交差して殺された吉田の息子が真実を求めて小説を書く

    2人は互いに愛していて愛に溺れた

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    2024年11月11日
  • 猫はわかっている

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    猫を飼っている身として、しみじみ色々なことを考えさせられた作品。
    短編集なので、各々の作家さんの色が見れてよかった。
    ちょっと強引すぎない?という内容もあったものの、フィクションなので我慢。

    個人的には最後の話が好きでした。
    生まれた時から家に猫が絶えずいますが、今までそういう視点で猫を見たことがなかったので新しい気付きになりました。
    最後の話だけでも読んで欲しいなぁ

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    2024年10月31日
  • 風よ あらしよ 下

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    男尊女卑と言論統制の世を生きる伊藤野枝だが自由恋愛と子棄てには嫌気がさしました。主義主張が違うからと言っても人殺しは絶対ダメだ。

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    2024年10月28日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    ネタバレ

    村山由佳先生の小説の面白さは、人間の欲や、異性との関係性をどんどん暴いてしまうところだと思った。観察眼の鋭さ。

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    2024年10月27日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    おいコー、second season第8巻。『勝利を罰しようとしなかったことが、勝利を追い詰めた』嫌いだった中沢先生をちょっと見直した。急遽帰国する勝利。そして、やっと会えた。涙出そう。

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    2024年10月14日
  • 星々の舟

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    ネタバレ

    家族の一人ひとりに焦点をあてた連作。
    義母兄妹の恋愛や部下との浮気や不倫、慰安婦への想い…叶わないのに焦がれる心情とか、それぞれ内に荒々しく激しい情動をもちながらも、刻々と過ぎていく時の流れにたゆたうような、深く静かな話だった。
    胸に秘めた鮮やかな感情を、歳を重ねて静かに奥深く沈ませながら、送る日常。じれったくもどかしいような、でもそれがリアルで、読んでて苦しくなった。
    一人の章だけでもいいくらい、どの章も恋愛部分だけではなく、何に葛藤を抱えて、その想いをどう昇華させるのか、変化の過程を丁寧に描いていて、読み応えがあった。

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    2024年10月13日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    おいコー、second season第7巻。勝利がオーストラリアにいる時の日本の様子が丈の視点で描かれている。新年を迎える時、かれんが勝利に電話 『逢いたい』。しかし勝利は答えない。勝利とかれん、どうなる???

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    2024年10月13日
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

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    おいコー、second season第6巻。勝利のオーストラリアでの暮らしが続く。かれんのことが書かれないので、ふと忘れそうになるが、かれんの心細さや辛さを思うと耐えられない。逢いたい、、、、

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    2024年10月13日
  • ワンダフル・ワールド(新潮文庫)

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    香りに纏わる恋愛小説集ということで読んでみた。村山由佳さんの文章はなめらかなのに、内容はくっきりしていて、そのギャップが心地よくて好き。何か衝撃が残ったわけではないものの、千早さんの解説も含めて豊かな読書時間だったなぁという後味。

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    2024年10月12日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    おいコー、second season第5巻。前作が波乱を予想させる終わりだったので、続けて読んでみた。詳しくは書かれていないが、やはり悲劇が起こったのだろう。勝利は1人、オーストラリアへ。かれんは登場せずでした。

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    2024年10月12日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    おいコー、second seasonの第4巻。平凡な日常が描かれ、凍える月って何だろう?読み進めるとラストで、まさに凍りつくような展開。まさか本当に恐ろしい結果になるのか、次巻を読むのが怖い。

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    2024年10月11日
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

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    ついに花村のおばさんにバレちゃった?!??という展開なんですが、原因はまぁ、、ああ、そうか^^;
    星野りつ子の失恋引きずりなのはわかるけど、ちょっとやりすぎなのでは?共感どころかドン引きしてしまいました^^; ショーリも優しすぎなんだよ!!っとまぁ感情がモヤモヤした巻でした。

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    2024年10月05日
  • ありふれた愛じゃない

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    ネタバレ

    おすすめされたので
    この感想がものさしのように測られるな…と思いつつ書いてこうと思う
    南の島、解放感、伝統の雰囲気もステキでいて言葉に発しない語りがとてもよく、すごく恋愛に特化してる語りだった、それを現地の雰囲気に落とし込む技法?も読んでて気持ちよかったりした
    一冊を通して題名がありふれた愛のように感じてしまった、誤解が無いよう物語は素敵だったし普段味合わないようなざわざわする?気持ちも不思議でよかった
    ただ自分がこの本の読者像ではなかった、つまり女性の為に書かれた物語で女性100人全員が共感でき、100人全員同じ道を選びそうでもあるから、だって仕方ないじゃんとなると思うだって自分だったらと聞

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    2024年10月04日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    読書の幅を広げたく手にしたが、新境地をあっさり超えていった。内容がディープで読み進めるのを躊躇う。
    「性」に関して日常生活ではなんとなくタブーに感じるが、視点を変えると神秘的であったり、芸術的であったり。著者様の表現には美しさをも感じるが、やはり恥ずかしさが優った。
    ただ既婚者ならば方向性は違えど理解出来てしまう部分もありそう。日々の安定か、闇に惹かれてしまうのか。自分は前者でありたいが、観ている世界が広い人ほどそれは難しいことなのかもしれない。

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    2024年09月26日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    早いものでもう第7弾!かれんの将来を応援したショーリ、偉いっ!!! またまた続きが気になる終わり方でした(^-^)
    サイドストーリーは星野りつ子ちゃん。スキーに行く前のお話しだったんですね〜。

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    2024年09月21日