村山由佳のレビュー一覧

  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    星野りつ子の成長に驚き!!ショーリは就職活動の悩み、かれんは仕事やおばあちゃんに悩み、、などいろんな課題がある中で2人は強くなって、幸せになっていくんでしょうか?ちょっと不安。あとがきにも嫌なこと書いてあったからなぁ〜。
    ラストこれどうなるんでしょう。。。。
    続きが気になる(><)

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    2025年04月12日
  • 星屑

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    村山由佳さんの作品は久しぶりです。

    新人発掘オーディションでグランプリを獲得した真由。
    福岡のクラブハウスで歌っていたところをスカウトされたミチル。
    二人の少女がアイドルとしてデビューして輝くスターになるため駆け上がって行く物語。

    面白かったです。
    物語の先が気になって、省いて飛ばして最後まで読んでしまいました。
    それで終わっても良かったのですが、もとに戻ってもう一度読みました。
    二人の少女がスターへ駆け上る様子は、とても勢いがあって面白かったです。
    また、時代設定が昭和となっていて、他の登場歌手が当時の人気歌手の名前を少し変えて使われていて、「あっ。この人あの歌手だ」と見つけるのも楽しか

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    2025年04月11日
  • 妖し

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    米澤穂信、小池真理子が面白く、朱川湊人はそれなりに思いました。元々読んでいる作者が、結局好みということです。

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    2025年04月05日
  • 星屑

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    テンポよく、一気に読んでしまった。
    みんな愛すべきキャラで応援できて、誰一人不幸にならない、爽やかな読後感。


    実際そんなにうまくいくことって珍しい…と思うが、FRUITS ZIPPERが始まる前から応援し、駆け上がりぶりを目の当たりにしたため、あるにはあるんだよなあ…という気持ちになった。
    FRUITS ZIPPERもプロデューサー自身が元アイドルで、あつくプロデュースする方。なんだか重なる。
    本関係なくなったけど、
    FRUITS ZIPPER(アイドル)、おすすめです。

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    2025年04月02日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    ネタバレ

    途中から最後まで一気読み。
    歩太から春妃への想いや行動に、「あぁ、若いってこういうことだな」と思わされた。言葉の選び方が綺麗でありながらも場面がリアルに思い浮かぶ文章で、賞を受賞するのもさもありなん、という感じ。

    ただ、そうであるがゆえに物語としては後半に向け「え?」と思ってしまう箇所が多かった。
    年末に男が乗り込んでくる場面は、その後の2人の関係性の進展を描くのに必要だったとはいえ、春妃が病院の同僚に家を教えているのは不自然ではないか。(性格上教えていてもおかしくはないかもしれないし、名簿とかで見ていたのかもしれないが…)
    春妃が亡くなった時は妊娠していた状態で、結果として2回も赤ん坊を殺

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    2025年03月28日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    上巻はモラハラ夫がいたこともあり、褒められはしない行為だけど志澤とのやりとりになんとなく共感はできた
    下巻は性に対して自由奔放な主人公が自分勝手に見えてしまい、キリンと呼ばれる大学時代の先輩が少し気の毒な気持ちになった…
    とはいえ人間の三大欲求のひとつであり、“関係依存”に心当たりのある自分にとっては、主人公をあっさり嫌悪することもできないなと思う

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    2025年03月24日
  • 星屑

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    歌手デビューを目指す真由とミチルの物語。2人の関係性が少しずつ変化して、お互いがかけがえのない存在になっていく。2人の気持ちの変化が面白かった。欲を言えば、長編ゆえにもう少し驚く展開が欲しかったかな。

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    2025年03月16日
  • 星屑

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    今はSNSの隆盛で芸能人と一般人の境界も曖昧だけれど、スターが、アイドルが燦然と輝いていた1970年代が舞台。博多から上京した少女が芸能界を揺るがす。憧れや成功の意味がシンプルだから、そこに生きる彼女たちの生き様が眩しいくらいストレートに伝わってくるよ。

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    2025年03月12日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    初っ端からショーリがかわいそうなことに(^-^;
    特に恋愛面では進展なしでした。

    今まで星野りつ子嫌なやつとか思ってたけど、秀人さんの話で、いろいろと思うところがありました。どっちも苦しいね…

    あと、東日本大震災のことがあとがきに書いてあった。明日3月11日!

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    2025年03月10日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    哀しい過去を持つ2人の純愛物語。
    主人公が美大志望、マメな性格、繊細な年上女性(未亡人)に恋ということで、何か既視感があるなと思ったら、ハチクロの真山くんだった。
    ただ個人的には、春妃のような儚げな女性をあまり好きになれない、妹の夏姫があまりにも不憫、歩太は後半になるにつれて少し傲慢になってはいまいか。。など小言が頭に浮かんできてしまい、純粋に切ない、という感情は持てなかった。結末はあまりに全員が不幸で胸が痛い。
    ただ文章に嫌な癖がなく、とても綺麗で読みやすかった。

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    2025年03月09日
  • 【新装版】BAD KIDS

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    1994年か…
    このとき18歳なら2025年に49歳か…
    おっさんがキモい
    悪阻の描写にリアリティがない…

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    2025年03月06日
  • 二人キリ

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    阿部定事件をモチーフにした小説。被害者石田吉藏の遺児吉弥が、晩年の阿部定を訪ねるところから始まる。脚本家でもある吉弥が、事件の関係者を訪ねて、事件の真実?を探るべく、長年集めてきた証言集を、定に読んでもらおうする。と同時に、定本人の話を聞いた上で、小説にし発表したいと告げる。文中で語ってはいないが、いわばその証言を元にした小説が、本作「二人キリ」という設定だと想像する。

    愛憎に機微を、赤裸々ながら細やかに表現していて、村山由佳ならではの趣のある本になっている。あくまで、フィクション、と銘打ってるが、幼少から事件に至るまでの阿部定の来歴は、ほとんどノンフィクションのようだ。それを持って読んでも

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    2025年02月27日
  • 雪のなまえ

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    朝ドラが、少女小説が好きな人は感動を受けるだろうし、涙ぐめるのだろうな・・私の心は、すっかり すす汚れているのを感じさせられた

    頁の半分以上がず~っと会話、そしてパラリとした文字配置は本が苦手な向きでも、ボリュームさえ我慢したら読書家になって行けそう。

    I ターンした父親と共に長野の自然に飛び込んだ親子。雪乃という古風な名前もあってか、五年生にしては大人びた落ち着きもあって、「ヒロイン向け」キャラ化されている装い。それだけに、周りからかけられる言葉がやたらせちゅ明徴で、正直最後は飛ばし読み・・嫌になってしまったのは否めない。
    間違いなく、これはハッピーエンドだろうねと思った展開・・波が立っ

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    2025年02月22日
  • 星々の舟

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    ネタバレ

    −幸福とは呼べぬ幸せも、あるのかもしれない

    全てはこの言葉に凝縮される物語

    自分にはまだ理解が及ばない
    いつかわかる日が来るのだろうか

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    2025年02月16日
  • 星屑

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    かなり王道なストーリーで読みやすかったです。
    それぞれのキャラクターが対比になっていて個人的にも好みでした。

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    2025年02月14日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    衝撃作「ダブルファンタジー」以来、村山由佳作品を読むのは二作目。

    巻末の解説中の、賞レース選者の評価には、「筋書が凡庸」の言葉が並ぶが、それでもなお本作が受賞している、ということは、読者が望む恋愛小説の要素が詰まっている、ということなのだろう。

    電撃的な一目惚れ、とか、運命的な再会とか、健気な姿の裏の深いトラウマとか、それがもうひと抉りされてしまうこととか、惚れた相手が今付き合っているひと(夏姫)の姉貴とか、やっとうまく行き始めたのに悲劇的な結末が待っている、とか、「純愛」に浸りたいと思う凡人が想像の及ぶ限り劇的な展開を小説にするとこうなる、という印象で、ストーリー自体はAIが書きそうな内

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    2025年02月09日
  • 星々の舟

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    ネタバレ

    雪虫
    水島暁
    産みの母は幼い頃に亡くなった。育ての母がくも膜下出血で亡くなる。小樽港に近い古い倉庫を利用した西洋骨董の店の経営を任されている。

    涼子

    志津子
    暁の育ての母。後妻。

    水島重之
    暁の父。大工。

    晴代
    暁の産みの母。暁を産んだ翌々年に亡くなった。


    暁の兄。

    沙恵
    志津子の娘。

    美希
    重之と志津子の子。暁の妹。

    奈緒子
    暁の妻。

    堂本
    奈緒子の父。暁の義父。

    和夫

    昌子
    西洋骨董店の学生アルバイト。

    頼子
    貢の妻。

    政和

    清太郎
    暁と同い年。

    清水
    電気屋。

    河村
    酒屋。

    寺沢
    タイル屋。

    加代子
    寺沢の妻。


    子どもの神様
    美希

    相原
    美希

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    2025年02月06日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    今回は平凡、というか特に揉め事もなく遠距離恋愛中なショーリとかれん。終わり方が気になりますが…
    サイドストーリーはかれんの同僚、桐島先生のお話し。
    かれんがショーリに対して語るのは珍しく、正直な気持ちが聞けて嬉しかったです(^^)

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    2025年01月26日
  • もう一度デジャ・ヴ

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    男子高校生が、ある日ふとテレビに映った映像をきっかけに前世の記憶が甦り始めるお話。
    前世と今世の時間軸が繰り返し入れ替わり進んでいきサクサクと読めるお話でした。

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    2025年01月21日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    感想
    禁断の恋は燃え上がるねぇ。いとこは結婚出来るけど。

    たまにはベタな恋愛小説もいいねぇ。


    あらすじ
    高校三年生の勝利は親が転勤することになり、いとこのかれんと丈と一緒に暮らし始める。5個上のかれんは美人になり、自然体であった。

    勝利の高校の美術教師として赴任する。勝利はある日かれんが何処かに出かけるのをつけて行き、かれんから実の従兄弟でないこと、よく行く喫茶店のマスターが実の兄であることを知らされる。

    勝利の前にマスターの後輩の中沢という恋敵が現れて、勝利はかれんに告白する。両思いであることが分かり、付き合うことになる。

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    2025年01月19日