村山由佳のレビュー一覧

  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    久しぶりのおいコーシリーズ。「あれ?これ前の続き?」と疑ってしまうぐらい前回と全然繋がりのない始まり方に驚きました(( ʘoʘ ))
    ショーリは心をリセットするためオーストラリアへ。一冊丸々オーストリアでのお話しにするとは、、かれんとかみんなどーしてるのか知りたいんだけどなぁ〜。これまた気になる終わり方だったので近々次巻読もう!

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    2025年07月27日
  • 雪のなまえ

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    優しさにほぐされてゆく物語。
    優しさだけでなく、強さと厳しさも持ちあわせている人たちとの関わりが、固まっていた心を自然と緩やかにほぐしてゆきます。

    いじめに遭い不登校になってしまった小学生の雪乃が、父親の故郷の田舎に引っ越すことで、健やかな心身を取り戻すまでの物語。
    都会から田舎へ引っ越すという環境の変化が、雪乃に改善をもたらすという安易なお話ではなく、雪乃たちが引っ越してきたことで生じる新参者への軋轢や、いじめられていた記憶を忘れることのできない辛さ、などの黒い部分も描かれます。
    文章の表現としてはマイルドではあるけども、直面したくない田舎特有の排他の部分もしっかり描かれていて、すごく厭な

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    2025年07月23日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    支えてくれる人がいることは、その人の才能というか、単に周りがいい人ってだけじゃない気がした。

    学生時代の噂にいいことなど一つもない。学生に限ったことではないが、大したことない一言が世間の総意見のように大きくなり、巨大な化け物になって襲いかかってくる。その時の孤独さといえば考えたくもない。

    なんやかんや信頼が身の回りの全てを左右する。

    だんだん減っていく巻数に寂しく思いつつも、楽しみになってきました。

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    2025年07月19日
  • 二人キリ

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    ネタバレ

    阿部定の人生を描いた評伝風小説。

    阿部定事件は子供のころ良く見聞きしていたが。今は阿部サダヲの役者名に名残があるだけのように思います。
    事件は戦前で、当時はセンセーショナルに報道されていたようですが戦中を通じて風化しそうなときに、戦後のブームが発生したようで、自分が子供の時にはまだ生きていて、映画やTVのインタビューに答えていたように思いますがその後の行方や生死がわからないとは知りませんでした。
    それにしても圧倒的な資料を駆使した小説化で、最後の2章で物語として昇華されているのが素晴らしいです。

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    2025年07月19日
  • 星屑

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    歌手としてデビューを目指す対照的な2人の少女と、その才能を後押しし導こうとする芸能プロダクション社員の物語。

    芸能界が舞台、2人の出生の秘密と火種が十分にあり、示唆もされていたため、もっと大きな落とし穴があるかと思っていたけど、読み終わってみると登場人物・ストーリー共に真っ直ぐで清々しい読後感。個人的にはもう少しアップダウンがあっても良かったかな〜。

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    2025年07月16日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    行き場のない想いはダムの結界が崩れるように、止まらない涙に変わる。必要な時にいた存在が今は遠くに、距離は心を剥がしていく。

    隠すということは強く意識すること、敢えて素直に話すほうが楽だから。攻撃は最大の防御理論でいくが、まっすぐに進むもかなり痛いのだ。

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    2025年07月15日
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

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    どんな言葉も、誰に言われたかによって、掛け算のように強さが増して迫ってくる。大したことない仕草だって、足したことない筈なのに。

    アレックスとかれんの似ているところ、真逆に思えるところ、勝利の反応が素直で(もちろん心の声がみられる我々のため)、どれほどの想いかが伝わってくる。

    慣れない土地で慣れてきた頃、笑うたびに罪悪感が同時に、お前は笑顔になれる立場なのかと襲いかかってくる。これが本当の罪。太陽と影のように、地球の裏側にいったって振り切れない。振り切ることすら逃げてる恥だと自分を責めてしまう。

    誰も自分を知らない土地というのは、これほどまで楽か。苦労を超える安堵が背伸びのように出てくる感

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    2025年07月11日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    舞台の変わったおいこーシリーズ
    勝利を救うために手を伸ばすた秀人の元に向かったが、吉と出るか凶とでるか。

    やはり、他のことで頭を埋め尽くすのは心が楽になる。
    それが忙しければ忙しいほど。いつかは向き合わなければならないことはわかっていつつも、無くせないフェーズに感じる。

    研究において、知りすぎていることは不利に出ることがある。普通なんて曖昧、形がなくて、他人の前に押し付けることなんて烏滸がましい。だが、僕らはそんなものを頼りに他人と生きている。誰が言ったかもわからないルールの上に立って、揺れている感覚。普通、単語を聞くたびに思ってしまう悪い癖。

    家族であるが、それゆえに素直になれず、強く

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    2025年07月09日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    最後が気になってしまう。

    怒涛に嫌な予感が相次いだラスト。
    次を読むしかないなこりゃ。

    「恋人にただ会えるだけで、嬉しいもんでしょ。」
    そんな2人はすでに幸せに思える。

    結局は信頼できるかどうか。
    会った後にあれこれ考えるのだって大事だけど、会えるだけで元気がって最強、スターを取ったような、

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    2025年07月02日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    いろんな相手と性的関係を持っていますが、お互いに家庭がある以上、100%を相手にあげられるわけではなくて。
    それは家庭の有無に関係ないかな。
    どれくらい相手に望むか、そのバランスが崩れるとしんどいですね。

    同じ相手の同じ言動なのに、あれほど嬉しかったものが鬱陶しくなる。
    人間の心は不思議です。

    相手に振り回されるほど溺れる恋も、穏やかに浸れる恋も、どれが正解というわけでもなくて。
    誰に対しても、他にも関係を持つ男性がいることを隠していないという点では、誠実とも言えるのかな。
    きっと彼女は一人の人に留まるタイプじゃないんだと思う。

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    2025年06月25日
  • 星屑

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    星3.5
    昭和の芸能界をめぐるサクセスストーリー。

    女で短大卒という学歴ゆえ、大手芸能事務所で芽が出なかったマネージャーの桐絵は、博多のライブハウスで歌う少女ミチルに惚れ込み、自腹を切り、独断で上京させる。
    また、超のつくわがままなお嬢様、真由のデビューが決まっていたが、ミチルのソウルフルな歌声は周りを変えていくのだった。

    懐かしい昭和歌謡の歌手名(少し名前は変えてある)がたくさん出てきたり、芸能界の裏側を見ることができ、また村山由佳の素直な文章でサクサク読めてしまった。
    それにしても、福岡出身の芸能人が多いことは、今も昔も驚き。芸能界に進むことを容認する風土があるのだろうか?

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    2025年06月22日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    モラハラ夫の束縛に吐き気がする。
    これを本人は悪気なく愛情だと思い込んでいそうだから質が悪い。
    過干渉としか思えないけど、こういう支え?を必要とする人もいるのかもしれない。
    相性の問題なのかな。
    それともどこかで何かが変わってしまったのかな。

    「いいところもあるんだよ」とフォローしてる時点で、それはもう愛情じゃなくて情みたいなものに聞こえますね。
    自分で自分に言い聞かせてる、みたいな。

    そこから救い出してくれそうな相手が現れたら、惹かれてしまうのは必然かもしれない。
    ましてそれが敬愛してる相手なら尚更。
    お互いに割り切って付き合えたらよかったんでしょうけど、依存したくなるのも無理ないですね

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    2025年06月21日
  • 星屑

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    ネタバレ

    グングンと読めておもろかった!
    ミチルを送り出すシーン泣けたな。別れってなんであんなにも寂しいんだ。

    昭和歌謡が流行っていた時代を生きていないから映像でしか見たことないしエピソードで聞いたことしか知らないけど、解像度めちゃくちゃ高いのでは!?と思った。なんにも知らないくせに、あったあった〜!みたいな気持ちに。笑

    様々なことを乗り越えた2人なら、この先なにがあっても大丈夫だなと思った。なんとかなる。どんなことも乗り越えられる。みんな幸せに生きていてほしいと願った。

    そして自分自身にも、この先なにがあっても大丈夫。なんとかなる。自分だけの人生を生きていける。頑張ろう。

    そう思えたことで、こ

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    2025年06月15日
  • 妖し

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    怪異をテーマに10人の作家が描く短編アンソロジー。

    豪華な顔ぶれです!
    怪異がテーマだけあって、ちょっと怖い話や不気味な話が多め。

    亡くなったお母さんの幽霊が現れる、窪美澄さんの「真珠星スピカ」
    室町時代が舞台の武川祐さんの「細川相模守清氏討死ノ事」
    の二作が好きでした。

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    2025年06月11日
  • 天使の梯子

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    完全に題名に釣られて読みました笑。


    切ない、、、けどちゃんと救いがある恋愛小説。
    夏姫さんが完全にドストライク。
    よき。

    最初の期待とはちょーっと違かったけど、でもこうちゃんと最後は前を向いて歩み出せた感じですごく良かったかな、、、。

    たまにはこういうちょい重だけど涙を誘う恋愛小説もよいね。

    この人の作品すごくなんていうか、美しい、感じなんだよね。
    他の作品もそうなんだけど、言葉遣いとか、描く景色、言葉選びがすごく、世界を美しくしてる。

    私ももっと世界を美しく書きだしたいな。

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    2025年06月02日
  • 星々の舟

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    ネタバレ

    戦争時代の心の傷を引きずり家族に怒鳴り散らす父、生真面目ながら流されて不倫する長兄、血がつながっていると知らず恋に落ちてしまった兄と妹、不倫でしか恋愛できない末妹、そして彼らを優しく見守り亡くなった母。彼ら一人一人の明るく寂しい日常を順に描いた短編集。
    作者にしては珍しく青少年以外が主人公で、テーマも「叶わぬ恋」と少し重い。本筋以外にもどす黒く生々しい描写が多く、文体や作品の雰囲気からはかけ離れて暗い。読んでいてどうしても沈んだ気分になるが、なんとなく気になって最後まで読めてしまい、読後感はほんわかして意外に悪くない不思議な作品。

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    2025年06月01日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    内容をよく知らないで読んだらびっくりした。
    官能小説だと思って楽しんだ。
    香港の戯曲の話がどうなったのか気になる。

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    2025年06月01日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    恋人の間に必要な事は信頼
    相手を疑ってしまうものだから、
    愛する想いが強すぎるが故に辛いことも増える。

    楽しいだけは面白くないし、
    チャイティーくらいのバランスが必要なのかな。

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    2025年05月30日
  • 星屑

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    芸能事務所のマネージャーを主人公としたお仕事小説。芸能界のシンデレラストーリーをまさに小説にしたようで、起伏がはっきりしていて読みやすかったかなと思います。

    個人的には主人公のキャラが1番の魅力のように感じました。お仕事に心血を注ぐ熱い主人公であるけれど、少し暴走気味な感じは、少年マンガの主人公みたいで好みでした。

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    2025年05月15日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    6人の作家さんの、猫との過ごし方の話。
    猫が人生に与えてるものとか、変わったこととか、作品への影響とか、質問形式で答えて下さり、かつエッセイとかでも表現してくれたり、かわいい写真も沢山載ってたりん。
    もう、可愛すぎるんんんんんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2025年05月12日