【感想・ネタバレ】ある愛の寓話のレビュー

あらすじ

デビュー30年記念作品、待望の文庫化!

捨てられた猫、恋人の犬、カエルのぬいぐるみ…言葉は交わせなくても、私は愛している。異質な存在との触れ合いを描いた傑作短編集。

長年連れ添ったカエルのぬいぐるみ 「晴れた空の下」
恋人が引き取ったラブラドル・レトリーバー 「同じ夢」
偶然出合った、余命が短い捨て猫 「世界を取り戻す」
人の手を渡り歩く、ナンタケット・バスケット 「グレイ・レディ」
かつて共に草原を駆けめぐった愛馬 「乗る女」
戦後のシベリアで心を通わせた看護婦 「訪れ」

単行本 2023年1月 文藝春秋刊
文庫版 2025年12月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

人ならざる愛しきものたちで繋がれる人々。

たまたま角を曲がっていたら綺麗な宝物が落ちていたみたいに、ものすごく得をした気持ちになりました。

グレイ・レディが1番好き。

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

勝手に読んではいけないような誰かの秘密に手を触れているような感覚で読み終わった。
読み終わった後、桜木紫乃さんの解説を読んで、読んでいる最中の朧げな感覚がカタチを作って心の中に溶けていった気がした。

0
2026年01月07日

Posted by ブクログ

どの作品も書名の「愛」に満ち、何かしらの「寓話」が織り込まれているので、一作を読み終わるたびに気持ちが動き、考えさせられた。

作品としては「グレイ・レディ」が好きで、フレーズとしては「訪れ」で戦争体験の話は知るべき側の努力が足りないから、というのに、その視点がなかったせいかハッとさせられた。

0
2025年12月19日

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