村山由佳のレビュー一覧

  • 放蕩記

    Posted by ブクログ

    母と娘の激しい物語。
    幼い頃は母からの誉め言葉が嬉しくて仕方なかった夏帆。
    しかし、成長に合わせて母への憎しみが深くなっていく。
    何に関しても厳しい母。
    学生時代には、友人との付き合いにも支障をきたすほどのことも。
    そんな母がひたすら恐ろしいのに、歯向かうことが出来なかった。
    大人になってもその溝は埋まらない。
    そんな娘の気持ちがわかるような部分が、私には少なくともあった。
    最後は胸が苦しくなる場面も…
    母と娘の物語では、かなり深くまで描かれた作品だと思う。

    2018.12.18

    1
    2018年12月18日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

    Posted by ブクログ

    村山さんが いとおしく時間を過ごしているんだな
    愛情が伝わってくる本でした

    ここまで 何かに尽くされたり
    つくしたりできる何か
    (彼女にとっては すべてにおいて 
     そうなのかもと 感じる

    が 羨ましいな という気持ちがわいた

    暖かな温度の 本でした

    0
    2018年12月09日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

    Posted by ブクログ

    軽井沢に移り住み、愛猫5匹と、パートナー〈背の君〉さんとの日々を綴ったエッセイ。
    村山由佳さんと〈もみじ〉さんのことはWEBサイトやTwitterで読んではいた。
    しかし、書き加えられたエピソードを読み、改めてその結びつきの強さに驚かされた。

    NHK「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」の裏話も書かれている。
    多くの人に愛された〈もみじ〉さん。そして、今も村山由佳さんと、〈背の君〉さんのそばに寄り添っているんだね。
    銀次くん、サスケくん、楓ちゃん、青磁くん、みんな、元気で長生きしてね。

    0
    2018年12月06日
  • 天使の梯子

    Posted by ブクログ

    恋愛をテーマにしたお話が昔からとにかく苦手で、読み始めても途中で投げ出してしまうケース多々あったのですが、こんな感じで静かに一定の速度で流れていくお話は自分の日記を読み返しているようなそんな錯覚に陥り、深く深く読み入ってしまった。そして、静かに涙を流しながら読んだ。冬から春へと季節が流れるような、静かで温かいお話だった。

    0
    2018年11月19日
  • 天使の梯子

    Posted by ブクログ

    読んでよかった。前作の読後感の悪さを、すすいでくれる解毒剤のようだった。
    解説によると前作今作を、恋敵となった妹視点で書き直した作品があるとわかった。
    前作のような読後感だったらどうしようと心配しつつもどんな見え方がするのか読んでみたい自分がいる。

    0
    2018年11月18日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    粒揃いの作品集です。小池真理子さんの作品を目当てに買いましたが、各先生の作品それぞれ格調の高いエロスで楽しめました。このお値段でこの内容はお得です。

    1
    2020年05月05日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

    Posted by ブクログ

    単行本にまとまるのはものすごく久しぶりな、村山由佳さんのエッセイ。
    村山さんと苦楽を共にした愛猫・もみじとの最後の1年が綴られています。
    「晴れ、ときどき猫背」で生まれたときの様子が綴られているもみじ。もうこんなに年月が経っていたなんて。。。

    WEB連載時の、リアルタイムに近いもみじの様子にも胸が締め付けられましたが、半年経って単行本にまとてられたものを改めて読むと村山さんも整理をつけようとしているけれどそんな簡単に振り替えられるものでもないということが伝わってきて、また胸がきゅうっとなりました。
    でも、作家だから書いていくしら世にも出していく。ほんと凄いことだなと……

    0
    2018年11月04日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

    Posted by ブクログ

    誰一人として勝利を罰しようとしなかった。それが彼を余計に苦しめ、追い詰めることになった・・

    風見鶏のマスターは、ある決意をもとに花村家を訪問する。トレードマークのひげをそりおとし。。
    待ち受ける花村家の面々、そしてかれん、マスターはそこで、かれんと自分が本当の兄弟であるという事実を花村家の面々に伝える。
    そしてかれんも、鴨川のおばあちゃんと一緒に住みたいと父母に伝える。

    冒頭に書いた一行・・
    中沢氏から、マスターが言われた一言、マスター夫婦はこのように生を受けるべきものを
    失った。それは故意の事故ではなかった。
    しかし、事実として起きた。
    本気で怒り、罵倒したほうが勝利はまだよかったのかもしれない・・
    優しさとは何か、憎むとは何か、生とは何か・・・
    セカンドシーズンの第8弾は、非常に考えさせられる1冊だと思う。

    そんな折、秀人は実の兄が事故にあった事実で気が動転する。
    すぐに勝利とともにオーストラリアを後にし、日本に戻る。
    懐かしい仲間との再会、そして、だれにも帰国のことは教えていないはずなのに、
    かれんが目の前に・・

    言ってくれなかったじゃない・・・
    逢いたいって私はちゃんと言ったのに・・・

    0
    2018年10月28日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

    Posted by ブクログ

    夏がきたなとこの作品が出ると感じる。
    足かけ19年間、読み続けており、今も毎年文庫になるのを楽しみにしている。

    セカンドシーズンの第7弾

    今作は、日本を舞台に、丈の視点から物語が進行する。

    小さな命が失われ、勝利は、オーストラリアへ・・

    まだ、自分を責め、殻に閉じこもっている・・
    丈は根気よく、勝利との連絡をとり、それを、自分の姉であり、勝利の恋人でもある、かれんに少しづつ

    伝える。

    2人の距離はどうなるのか、花村家とマスターと由里子さんとの関係に一夫踏み込んで出来事が・・・

    0
    2018年10月28日
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

    Posted by ブクログ

    オーストラリアでの生活に慣れ勝利の前に現れたアレックス

    最初反目しあう2人徐々に心が通うようになり・・・

    0
    2018年10月28日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

    Posted by ブクログ

    この文庫が出ると夏が来たことを感じる。

    勝利は、オーストラリアへ・・
    そこで、現地に歩地との触れ合いの中で、かれんの手紙はまだ読めない
    丈からの手紙は・・・

    0
    2018年10月28日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

    Posted by ブクログ

    セカンドシーズンの第4弾
    勝利とかれんの間に大きな変化が生まれる。

    仕事を通して葛藤する2人を描く、最後のページ、次への展開が非常に気になる終わり方・・・

    また来年の夏を楽しみにしたいと思います。

    0
    2018年10月28日
  • 約束 村山由佳の絵のない絵本

    Posted by ブクログ

    3つの作品からなる1冊

    どの話もちょっと切ない感じを受けつつ、大人になるために階段を上る・・
    そんな作品です。

    かつての子供の皆さん、ぜひ一読を!

    0
    2018年10月28日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

    Posted by ブクログ

    やっぱりこうなってしまうのか、、
    咲季子が哀れで不憫でならない。
    堂本は悪い男だよ、おそらくご主人以上に(´゚д゚`)。ご主人はただ自分に自信がない弱い男。だいぶ腹立つけどね。
    くそな男連中だ!!

    0
    2018年10月18日
  • ダブル・ファンタジー(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    村山先生の著作で初めて読んだ本。奈津の最後の決断が意外だった。次に村山先生の著作を読むなら不倫の無い恋愛小説が読みたいと思った。

    0
    2018年09月24日
  • 女ともだち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    *村山由佳、坂井希久子、千早茜、大崎梢、額賀澪、阿川佐和子、嶋津輝、森絵都―当代きっての人気女性作家8人が「女ともだち」をテーマに豪華競作!「彼女」は敵か味方か…微妙であやうい女性同士の関係を、小説の名手たちが描きだす逸品ぞろいの短編小説集。コワくてせつなくて愛しい物語の世界をぜひご堪能ください*

    前半は女同士の執着や束縛が続くありがちな展開でしたが、後半は力量のある作家さんの本領発揮で、一味違う物語を堪能しました。
    特に気に入ったのは、森絵都さんの「獣の夜」。最初はハラハラしたものの、パプリカで大笑い出来る、いつでもあの頃に戻っていける、これこそが女の友情の真骨頂ですね。でも、これはひと歳取らないとわからないかも。型に嵌らず反旗を翻す二人がカッコよくて、痛快な物語。

    0
    2018年09月18日
  • ダブル・ファンタジー(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「すずらん本屋」で面白いと紹介されていたのと、著者の村山先生が「ネコメンタリー」で特集されていて著作を読んでみたくて読んだ本。奈津と志澤のメールのやり取りが面白かった。奈津の夫が怖いと思った。

    0
    2018年09月05日
  • ヘヴンリー・ブルー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『天使の卵』は読んでないけど、映画化を記念したアナザーストーリーとのこと。

    19才の夏姫は、かつて同級生で恋人の歩太が、自分を捨てて8才上の姉で精神科医の春妃の恋人になっていたことに衝撃を受けて、罵倒し、その日妊娠中の姉が命を落とした。(天使の卵)
    夏姫は高校で担任していた慎一から想いを寄せられるが、彼もも大切な肉親を失って傷ついていた。27才になった夏姫と大学生の慎一が再会した。(天使の梯子)
    29才になった夏姫が、この間のことを回想する。

    なんかすごい話で、ちょっとついて行けなかった。

    0
    2018年08月30日
  • アダルト・エデュケーション

    Posted by ブクログ

    あと少しの忍耐 PATIENCE
    女子高時代の同窓会に出席した美羽。そこで本当に会いたかった、そして会うのが怖かったオカザキの出会う。彼女との過去を振り返っていく。
    そしてオカザキからは過去の答え合わせが返ってくる。
    今現在、付き合っている彼氏の修司とはセックスレスで、少し寂しい想いをしていたのだが、オカザキと話が出来てよかった美羽だった。

    それでも前へ進め ADVANCE
    出来の悪い後輩にいつも苦しめられてた陽子は恋人の隆一に後輩の愚痴を言える仲だったのだが、隆一も陽子の後輩だ。陽子のしっかりしたところを好きになったはずだったのに最近は陽子のダメ出しに隆一はうんざりしていた。仕事も忙しくなかなか会えない間に、別れ話が進行する。そして隆一の家に陽子のものを取りに行った時、相手が誰だか判明する。隠してくれる優しさもない男か~…。

    あなたのための秘密 SECRET
    恋人とはいいセックスが出来ないアキは内緒で藤木と付き合っている。でも篤志の事は本当に好きなのだ。
    ある時、クリーニングの配達で篤志の秘密を知ってしまった。
    お互い様なのかも知れない。
    そしてアキはまた藤木に連絡を取るのだ。

    最後の一線 MORAL
    千沙ちゃんと弟の勇希とミズキ。微妙な関係だった。
    最初は弟の彼女が弟とどのように愛し合うのかがきになるだけだったのだが、女同士の気安さから千沙を落として、勇希に知られないように付き合うようになる。彼女は手に入れたのだが、弟は決して手に入らない…。

    これでおあいこ FORGIVENESS
    兄弟で暮らしている志保の元に従兄弟の博也が数日間泊りに来る。博也は昔、兄のエロ本を見て示威行為をしているところへ偶然で出くわし、ひどく責めて殴ったことがあった。
    それが博也が居候することになった時、志保のその行為を博也に見られてしまう。
    博也はそのことで少し性的不能になってしまった事を涙ながらに話し、志保は心から反省し、二人は最後までいたしてしまうのだった。

    言葉はいらない CONVERSATION
    姉と一緒に同居していたユーリ。姉の海外赴任のために、二人きりで暮らすことになってしまった。
    最初は反発しあっていたのだけれど、徐々にお互いを思うようになる。
    しかし、別れは訪れるのだが…。
    って、ユーリって?!?!?

    不死鳥の羽ばたき INDEPENDENCE
    滝田から、彼の庇護から羽ばたきたかった自分は、滝田がタヒチに行っている間に入れ墨を入れに行った。胸元と足首に不死鳥の模様を刻む。タトゥーアーティストに自分を開放してもらう。さぁ、滝田が帰ってきたらなんて言うだろう…。

    聖夜の指先 GIFT
    付き合っている男に騙されて、AVに出演した夜、行きつけの美容師さんのヘッドスパに救われる。こういう女の子にはもっと、賢く生きて行って欲しいな…。

    哀しい生きもの LIFE
    元出版社に勤めていた咲子は今は飲み屋のママをしている。そこで元同僚に売り出しの作家を紹介されて、のめり込んでいくのだが、その作家は実体験を小説にし、咲子のことでさえ利用していたことを知る咲子。そして、ついに泥沼までを再現しようとするその作家なのだが…。

    ひとりの時間 LONELINESS
    お互い自由業の俊晴と弘美。お互いの立場が分かるから上手く行っていたのだが、一緒に暮らしてから上手くいかなくなった。原因は弘美があまりにも自分を気にしすぎなくなったからだった。
    やせようと頑張っている弘美だったがある時、俊晴が出会い系サイトに登録している事を知ってしまい、ショックを受ける。

    罪の効用 MODESTY
    会社でのパワハラにひどく疲れ果てていた奈々子は、同棲していた恋人とも別れていた。そんな落ち込んでいるところへ年若い叔母の玲ちゃんがグアムへ行くというメールが届く。最愛の夫が居るのに夫一人では満足できない叔母の玲ちゃん。
    奈々子は玲ちゃんの自宅に行き、旦那さんの清志さんを落とそうと画策する。

    誰も知らない私 REBORN
    心療内科に努めている冴子のもとにEDの男の人が診察にきた。冴子は親身になってアドバイスをする。
    数年後、その彼が女性専用のマッサージ専門店を開店させていて、そこに海外赴任前になる冴子が訪れるのだが…。
    冴子の鈍感なところがとてもかわいかった。
    この本の中でこの話が一番好き。
    再読でした。

    あとがき AND THEN...

    0
    2018年06月10日
  • 放蕩記

    Posted by ブクログ

    作者が過去書いた作品と思われるものも、主人公を通して作中にちらほら出てきて、あの作品はそんな中から生まれてきたんだなあとかも思い出した。過去の作品ももう一回読み返したくなった。

    0
    2018年05月25日