すべての雲は銀の…(下)
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すべての雲は銀の…(下)

649円 (税込)

3pt

宿を整え、厨房を手伝い、動物の世話をする。訪れるのは不登校の少女や寂しい老人、夢を追う花屋の娘たち……。人々との出会い、自然と格闘する日々が、少しずつ祐介を変えていく。一方、瞳子は夫の消息を追ってエジプトへ。もう一度誰かを愛せる日は来るのだろうか――。壊れかけた心にやさしく降りつもる物語。(講談社文庫)

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すべての雲は銀の… のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • すべての雲は銀の…(上)
    649円 (税込)
    誰も愛せない。壊れた心に降り積もる物語。心変わりした恋人由美子が選んだのは、こともあろうに兄貴だった。大学生活を捨てた祐介は信州菅平の宿「かむなび」で、明るさの奥に傷みを抱えた人々と出会う。 (講談社文庫)
  • すべての雲は銀の…(下)
    649円 (税込)
    宿を整え、厨房を手伝い、動物の世話をする。訪れるのは不登校の少女や寂しい老人、夢を追う花屋の娘たち……。人々との出会い、自然と格闘する日々が、少しずつ祐介を変えていく。一方、瞳子は夫の消息を追ってエジプトへ。もう一度誰かを愛せる日は来るのだろうか――。壊れかけた心にやさしく降りつもる物語。(講談社文庫)

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すべての雲は銀の…(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    下巻は一気に読みきりました。上巻のエピソードを丁寧にふまえて進んでいくのがとてもよかった。

    上巻で悩んでいたこと(桜ちゃんは学校に行けないことや母との関係、花綾ちゃんは平凡な自分がお花を続けることに悩むし、瞳子さんはまだ秘密の話を抱えてるし、兄と由美子にとらわれすぎて男としての自信さえ失った祐介…

    0
    2020年05月05日

    Posted by ブクログ

    よい読後感。今更ながら、おいしいコーヒーシリーズ書きながら傍らで本作執筆はさすが。主人公が勝利に雰囲気が近く。雰囲気を感じられる小説ってよい。

    0
    2013年09月20日

    Posted by ブクログ

    不器用だけどやさしく真に強さを持った人たちの物語。

    人はいろんな葛藤があって生きている。
    誰かを傷つけながら、自分も傷つきながら生きている。
    どうやって相手を許すことができるかを考えなさいと言われた気がする。

    まだまだ未熟なので私には無理だけど(笑)

    たまにはこんな優しく、心が安らぐ小説もよい

    0
    2013年08月28日

    Posted by ブクログ

    登場人物がそれぞれ傷を抱えながらだからこそ傷の痛みを理解できる

    Every cloud has a silver lining.

    すべてのことには表と裏がある。いろいろと考えさせられながらも最後は心を暖かくさせてくれるそんな作品でした。

    0
    2012年12月10日

    Posted by ブクログ

    下巻。続きです。
    主人公の祐介や瞳子だけじゃなくて、茂市つぁんや桜ちゃん、母親などサブキャラのことも細かく描かれてて色々と考えさせられた。
    お兄さんと由美子さんは・・・って感じでした。
    最後の瞳子さんと祐介の関係がうふふって感じです。
    なんだか読んだあとに爽快感というか、心が温かくなる感じが

    0
    2011年02月27日

    Posted by ブクログ

    宿を整え、厨房を手伝い、動物の世話をする。訪れるのは不登校の少女や寂しい老人、夢を追う花屋の娘たち・・・人々との出会い、自然と格闘する日々が、少しずつ祐介を変えていく。一方、瞳子は夫の消息を追ってエジプトへ。もう一度、誰かを愛せる日は来るのだろうか──。

    下巻まで通して読んで、心の琴線に触れるシー

    0
    2011年01月14日

    Posted by ブクログ

    主人公に自分の姿を重ねた部分はあると思う。大切なものを失い、立ち直れず、そこから逃げる日々。
    それでも受け入れたりして、向き合わなくちゃいけない日がいつかはくると、そうできる日もいつかはくることを教えてくれる作品だと思う。

    傷つきながらも、沢山の人に触れていく中で次第に再生していくという過程をうま

    0
    2012年10月22日

    Posted by ブクログ

    上巻のゆったり展開していく感じと後半のスピード感は主人公の心の整理(安定感?)が出来てきたことで物事がスムーズに進んでいくからでしょうか?
    失恋から環境を変えたくなる、という気持ちはよく分かるし、逃げ込んだ先にはちょっと後ろめたいような思いを抱えている前半部と少しずつ自主的に動いていく後半部までの心

    0
    2021年12月23日

    Posted by ブクログ

    物語のテンポが悪いと感じたのですが、これがおそらく著者の狙いなのでしょう。よく気のまわるタカハシや元気な美里ちゃんに物語の展開を引っ張っていく役割を割り振っていたら、ずっと軽快な物語になっていたのでしょうが、じっさいにこの物語の展開をみちびいているのは瞳子さんです。ときにうっとうしいくらい祐介に弱み

    0
    2021年01月23日

    Posted by ブクログ

    とにかく瞳子に尽きる話だと思った。こういう再生の物語は嫌いじゃない。村山由佳は失った想いについてをよくモチーフにするんだな。ラストで瞳子とセックスするのは、最初から予感があったけど、どうもノルウェイの森のレイコと重なった。

    0
    2015年12月10日

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